不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
結局は米国次第、トランプマン次第が継続中
こんばんはです。

本日は我が国だけが大幅安となり、日本の政治が原因だそうですか・・・
アジア新興国にとってはドル安バンザーイであるのに対し、
日本にとってはドル安円高カンベンしてですから、
アジア時間においては、日本だけが大幅安というのは妥当だと思いますし
そもそも日本株は世界の景気敏感株ですから、見慣れた光景でもあり、
ほんまに日本の政治が原因なのかは疑問ではあります。

もし森友学園問題で安倍ちゃんマンが退陣なんてことになれば、
世界が堅調であろうと、世界の景気敏感株であろうと、
日本株は総員撤退状態へと陥りますが、世論調査を見る限り、
森友学園問題に対する説明が不十分だとの解答が多かろうとも、
世界的にも「スクールスキャンダル」と報じられていようとも、
安倍ちゃんマンの支持率自体は落ちていないので、
違法性が認められて支持率も関係なく辞めざるを得ない状況に陥らない限り、
本日の日本株の弱さは、日本の政治が原因とも思えないのですが・・・

そもそも単純に市場の動きから判断すると・・・

米株がドル安(米債券高)を御都合解釈せずに売られることになれば、
結果的に先進国は債券買い株売り(日本も円高で債券買い、株売り)
新興国株はドル安通貨高の恩恵もあって底堅い展開となり、
さらに原油を始め商品までが、ドル安にも関わらず売られることになれば
先進国も新興国もへったくれも無く、世界的なリスクオフとなり、
いわゆるトランプラリー&油高ラリー(米債券安・ドル高・米株高、油高)が
全て巻き戻す動きになるということになります。
(日本はリスクオフで円高が更に加速し、株安、債券高もさらに加速)

一方、米株がドル安(米債券高)を御都合解釈して買われることになれば、
新興国は素直にドル安通貨高の恩恵で堅調な展開となり、
金融緩和真っ只中の日欧は堅調ながらも通貨高が重石でやや劣ることになり、
(日本は円高ながら崩れずに踏ん張るというやつです)
さらに原油を含む商品がドル安を好感して堅調な展開となれば、
米・新興国はさらに強くなり、日欧も引っ張られることにはなり、
現状での御都合解釈リスクオンということになります。
(日本は円高ながらも米株に引っ張られてそれなりに上昇)

もしくはトランプラリー&油高ラリー(米債券安・ドル高・米株高、油高)が
全て再開する動きとなれば、新興国株はドル高通貨安が重石になるものの
少なくとも日米欧の先進国はリスクオン状態となります。
(日本は円安株高ラリー再開)

以上の通りなので、日本だけが弱いというのは政治と言うよりも
現状の市場(マネー)の動き通りというだけと言えます。

そしてそれを引き起こしているのが(起点となっているのは)、
トランプマンの政策を含む米国の政治動向なのか、
利上げ姿勢のイエレンおばさん率いるFRBなのか、それとも両方なのか、
いずれが原因にせよ市場の動きから見る限り、米国が原因と言えます。

しかも米国市場の需給環境を見る限り、
積み上がっていた米債券(売り)、ドル(買い)、原油(買い)の各ポジは
足元でガス抜きが進んだものの、米株(買い)だけは、
ガス抜きが不十分・・・というか、ほとんど進んでおらず、
割高感も払拭されていない状況です。

そんな米株の需給面、バリュー面での過熱状態を無視(呑み込む)するには
現時点でも堅調な米景気と米企業業績が、さらに拡大することであり、
それの期待を形成するのが、ほぼトランプマンの政策への期待なので、、
(現状のFRBはブレーキ役の要素が大きいので)
そんな期待を背景として米株の商いが膨らまないと呑み込めないですし、
先週末に起きたトランプマンの看板政策の一つであるオバマケア代替法案が
米議会を通過せず、しかも身内(共和党)の反対で撤回されたことは、
他のトランプマン政策への実現性に対する疑念が高まることになります。

市場では他の看板政策でもある税制改革等を前倒しで着手できるとか、
他の政策は議会で紛糾せずに通過するとのポジティブ解釈もありますが、
連日のように繰り返し書いている通り、トランプマンの政策期待というのは
いくらマスコミがハネムーンを無視して反トランプキャンペーンやろうとも
それなりに支持率があったからこそ、強権や力技も通用したので、
現状の議会運営において必須とも言える支持率の低下は、
どっかの国の野党の様な反トランプ勢力の利害を超えた感情やアレルギー
議会を通さない大統領令すらも司法から横槍が入る・・・といった、
トランプマンには何も実現できない・実現させないキャンペーンの拡大を
招く恐れがあるということです。

だけに、未だ根強い市場でのポジティブ解釈が理解できないです・・・
ポジティブ解釈ではなく、市場での大人の都合だったとしても、
少なくとも米株は先週末の騒動をきっかけに、
巻き戻しのガス抜きしてもおかしくない状況ですからね・・・

とにかくウダウダ言ったところで、
答えや解釈は市場が出してくれるでしょうから、
少なくとも今夜の米国市場の動きを見ないことにはわかりませんけど、
現時点ではポジティブではなく、ネガティブなガス抜き(巻き戻し)となり
次の大きなヤマ場である4月中旬から5月までは、
多少の反発はあれど、ガス抜きモードが続くと見ております。

とは言いながらも、本日の日本株は朝だけの大幅安であり、
しかも薄商い(約2兆円)と本気の売りパワーも乏しく、
さらに明日は新月であり、3月期の権利取り最終日でもあり、
その後は配当再投資とか月末に向けた期末&年度末のお化粧もあるので、
多少の反発ではなく、本格反発となる可能性も無きにしも非ずですが(笑)

とにかく今夜以降の米国市場の動き、特に米株の動きが重要であり、
トランプマン政策の期待が回復しないまま、大して商いも膨らまないままで
明日から月末まで株高となるようだと、
単純に4月(来週)以降が危うくなるだけと言えます。

ちなみに明日の新月、権利取り最終日を含め、
今夜から明後日の寄り前までという超目先の注目イベントとしては
トランプマン政策への懸念動向が最も重要であることに変わりはないですが
今夜は米2月ダラス連銀製造業活動指数、米2年債入札、
投票権を有するシカゴ連銀総裁とダラス連銀総裁の講演、
トルコではエルドアンの独裁強化の是非を問う国民投票の在外投票開始、
明日はニトリ決算、中国農業銀行決算、ロシア・イラン首脳会談
米1月ケース・シラー住宅価格、米3月CB消費者信頼感指数
米3月リッチモンド連銀製造業指、数米5年債入札、
イエレンFRB議長と投票権を有するダラス連銀総裁とパウエル理事の講演
明後日の寄り前は特にないですが、権利落ち日と東芝の半導体事業入札
といったところです。

ということで、明日のスタンスについては、基本的に変わりませんけど・・

持ち越し短期勝負の方については、先週末のオバマケア代替法案撤回を受けて
トランプ政策への懸念を反映する様な米株安、米債券高、ドル安(油安も)、
いわゆるトランプラリー反転(巻き戻し)の動きが継続しているならば、
この時期特有の配当狙いや月末といった動きを狙う方はともかくとして
トランプ政策への期待が何かをきっかけに回復するか、
シンプルに商いの伴った米株高、米債券安(米金利上昇)ドル高、油高
というトランプラリー&油高ラリー(日本は株高円安)の再開となるまでは
その日限りの勝負に留めておくのが無難です。
しつこいようですが現状は特に米株の動きと商いが重要でおます。

腰を据えて構えている方については、今夜以降の米国市場が、
明確な動きになるのかどうかを見極めてから動いてもいいのですが、
明日の場中から米株先物安を含むトランプラリーの巻き戻しモードとなり
さらに原油安、我が国では円高と商いの伴った株安
という明らかなゴリゴリリスクオフモードとなれば、
次のヤマ場である4月中旬から5月まで続く可能性は高いので
用心のために明日で一旦撤退するのもありです。

腰を据えて新たに参戦する方についても、腰を据えるのであればこそ、
今夜以降の米国市場の動き見極めてから判断した方がいいですし
この時期特有の配当狙いや月末といった動きもあるので、
明日が余程の商いを伴ったトランプラリー&油高ラリー(日本は株高円安)
とならない限り、新たな参戦は控えておきましょう。
割安中小型で腰を据える方も同様です。

新興市場については、先週末は続伸で終えたものの、
先々週からの下落局面に比べると、物足りない商いでの続伸であり
かといって本日も大幅安ながら商いが減少していたりもしますが、
シンプルに商いを伴った上昇が連続するまでは、
いわゆる下落局面で商いが膨らみ、上昇局面では商いが減少する
という下げゴリ(資金流出)モードから脱していないと判断し、
値動きを把握している個別銘柄以外では、慎重に動きましょう。
一応、海の向こうと主力大型株が商いの伴わないガス抜きモードであれば、
むしろ新興市場には追い風となりますが、
もしゴリゴリのリスクオフモードになると、新興市場も避けられないので
明日は・・・というか今夜以降の国内外の動きを見極めるまでは、
慎重に構えておいた方がいいでしょう。

ちなみに新興市場を取り巻く環境としては、
国会は野党とスクールウォーズのせいで停滞中ではありますが、
政策やテーマに絡む官民イベントは今後も盛り沢山なので、
まだ好環境が続いていると、懲りずに見ているのですが・・・
とにかく現状は新興市場であろうとも今夜以降の米国次第ではあります

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