不沈艦日記
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謎多きポジティブ解釈な週末
こんばんはです。

いやはや、市場ではオバマ、オバマと地縛霊のようにオバマが浮遊しており
皮肉なことにオバマの地縛霊(オバマケア代替法案)が原因で、
トランプマンの議会運営を含む政策実行力への疑念が台頭しており、
ほんまにオバマに呪い殺されるような結果(否決)になるようだと、
トランプマン本人だけでなく市場も笑えないですからね(笑)

我が国でも安倍ちゃんマンが手籠めにされるのか・・・籠池だけに・・・
という笑えないコント・・・いや、笑ってはいけない国会が繰り広げられ、
昨日の証人喚問では高視聴率まで叩き出す始末・・・
TV的には籠池オヤジがすっかりブタ箱スターからドル箱スターとなっており
だからなのか新たに証人喚問をやるとも言っております・・・

私としてはさっさと笑えるコントで幕引きしてくれと言いたいですが、
まさかの安倍ちゃん退陣なんて笑えないサスペンスだけは勘弁願いたいです。

そんな日米の笑ってはいけない国会が繰り広げられており、
少々次元の低い我が国はともかくとして、
米国の方では昨夜予定されていたオバマケア代替法案の採決は、
身内である党内の保守派との折り合いが付かず、今夜に延期となりましたが、
今のところ可決するのかは不透明なままだそうで・・・

しかしながらオバマケア代替法案が通過しなくとも、
トランプマンが税制改革は進めまっせ!と言及したから大丈夫とか、
税制改革は当面通過しないことは織り込まれとるから大丈夫とか、
なんとも理解し難いポジティブな解釈が散見されます・・・

そもそもトランプマンの一発目の採決となるオバマケア代替法案が躓くと、
他の法案も議会を通過しないのでは・・・という懸念が台頭した訳ですから
いくら目玉の税制改革だけは別口で進めまっせーと言おうとも、
当面は税制改革が通過しないこと自体は織り込んでいると言おうとも、
昨夜のような議会でのドタバタ(議会運営)が続いている限り
いつになろうとも税制改革を含む全てのトランプマン政策に関わる法案が、
ことごとく議会での採決が難航し、政策そのものへの実現性に疑念が生じ、
政策期待そのものが剥げ落ちる・・・という解釈になると思うのですが・・

それともこのような何も期待していないことを全て織り込んでいるとか、
形骸化しようともハネムーン期間だから・・・と言うのであればまだしも、
どうも先に述べたポジティブ解釈が
イマイチ理解できないのは私だけでしょうか・・・(笑)

別に無理矢理ケチを付けているわけでもなく、
普通に考えるとそうじゃないの?と思うのですが・・・

ちなみに大統領制に近い形で選ばれる都道府県知事や市区町村長の
地方議会での議会運営を見る限り、議会で多数を占める政党の首長でなくとも
高い支持率さえあれば、議会の地方議員は首長を敵に回すと、
次回の議会選に響くとの計算が働き、結果的に議会運営も円滑になる
と言うのは、宮崎や大阪を見ているとまさにその通りですから(東京も?)、
トランプマンの支持率が就任以来最低となっている現状では、
議員も支持率(世間)を恐れなくなるということも、
今回のオバマケア代替法案の騒動に繋がっているでしょうから
せめてトランプマンの支持率が回復したのならばまだしも
現状では先に述べたポジティブ解釈がイマイチわからないということです。

さらに繰り返し書いている通り、議会での採決が必要な法案ではなく、
トランプマン一人の判断で強権発動が出来るとも言える大統領令についても、
今のところ司法から横槍(差止)が入っているのは
入国制限措置に対してだけですが、いざとなれば司法にさえ訴えれば、
差止が認められなかったとしても、争えば決着まで年単位で時間を要し
実質的に大統領令を無効化できるということになるので、
こういった風潮が高まると共に差止ドミノが起きることになると、
まさにトランプマンは法案も大統領令すらも実現できないドミノに陥り
ほんまに大風呂敷を広げているだけとなってしまいます・・・

だからこそ・・・先に述べたようなポジティブ解釈は理解できないので
今夜のオバマケア代替法案が否決されることになると、
トランプマンは法案も大統領令すらも実現できないドミノ観測が
一気に台頭しそうなのですが・・・

そしてトランプマン政策への期待が主役の材料であった市場についても
理解不能なポジティブ解釈で昨夜から反発しているのであれば、
今夜のオバマケア代替法案が否決されることになると、
トランプラリーの巻き戻しだけでなく、商いも伴ったリスクオフに陥る・・
という可能性も大いにあり得るという危うさ満点だと思うのですが・・・

もしオバマケア代替法案も税制改革もトランプマンの全ての政策も、
最初から期待しておらず、ハネムーン期間を口実とした大人の都合だけで
トランプラリーをやりまっせ!という市場の解釈や心理であるならば、
今夜のオバマケア代替法案の採決が否決されようが延期されようが、
昨夜からの反発モードが継続・加速することになり、
それこそトランプラリーが再開することも有り得ますけど、
現状は謎のポジティブ解釈が多いと思えるだけに危うさを感じます。

しかも足元の米国市場の需給環境を見ても、
トランプラリーと共に積み上がった米株買い、米債券売り、原油買いのポジは
米債券と原油は足元の米債券高、原油安の動きで過熱感は収まりましたが、
米株だけは過熱水準のままであり、一昨日の急落でやや和らいでいたとしても
まだ巻き戻す余地は十分にありますし、足元では割高感もありますので、
これらを無視した米株買いとなるには、堅調なマクロ環境と業績だけでなく
減税策を含むトランプマン政策への期待とそれを背景とする商いも必須だけに
果たして現状の謎のポジティブ解釈で大丈夫なのか・・・

需給的には過熱が和らいだ米債券と原油、そもそも過熱とは言えないドルが
再びトランプラリーの動きである米債券安、ドル高、原油高となっても、
トランプマンの政策期待が回復すると共に商いが膨らまないことには、
すんなりと米株高になるのかも怪しいと言えますからね・・・

あ、忘れておりましたが、本日の日本株はそれなりの大幅続伸でしたが
いかんせん薄商いですから、アテにならないと言わざるを得ないです。
(新興市場は商いも含め、多少期待できる動きではありました)

以上の通り、昨夜からの謎のポジティブ解釈での反発モードが、
私としては危ういとしか思えない・・・と長々と書いて参りましたが、
もはや週末ですから、それが正解なのかトンチンカンだったのかは、
今夜以降というかオバマケア代替法案の採決以降の市場が、
答えを出してくれるでしょう。

ということで本日はこれにて失礼します。

良い週末をお過ごしください。

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