不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
ついに崩れた米株・・・
WBCはおもろかったですなぁ。
世界的にもっと盛り上げれば競技人口も増えるでしょうから、
技術的にもフィジカル的にもとんでもない化け物が出てくる可能性があり
野球界にとっては良い事だと思うのですが・・・
現状でも選手の稼ぎを含め商業的には十分だからなのか、
どうも積極的に世界規模へ拡大しようという動きは感じられませんが、
まだまだとんでもない化け物が出て来る余地があると思うだけに
ぜひともサッカーのようになって頂きたいとは思いますけどね。

だけに非協力的なMLBの選手がほとんど居なかった侍ジャパンには、
意地でも勝って欲しかったですけど、前評判で散々だったことを考えると
監督も選手もよく頑張ったなとは思います。

さて明日はWBCの決勝が無くなってしまったので、
野球→籠球→蹴球ならぬ野球→籠池→蹴球というイベントリレーが、
高校野球→籠池→蹴球となってしまい・・・え?違う?

確かに市場としては野球も蹴球も関係なく、籠池オヤジの証人喚問にて、
まさかまさかの安倍ちゃんマン退陣というドンデン返しでも起きない限り、
証人喚問は野党の体たらくを露呈することになり、
むしろ好材料となりそうな気がしなくもないですが・・・

一応、国内環境だけを見れば・・・、
マクロ面では悪いわけでもなく、ミクロ面である企業業績についても、
四季報等では来期見通しが増収増益なので、バリュー面での割高感はなく、
足元の需給環境についても、円売りポジ以外は過熱しておらず、
本日に至っては空売り比率が40%を超えており、
昨年11月の大統領選以降で40%を超えた局面を振り返ると、
昨年12月29日、1月16-18日、2月2-3日、2月27日
といった40%を超えた局面では、いずれも押し目にはなっているので、
大した問題では無かろうと、騒ぎになってしまってる森友学園問題が収まると
世界の中でも政治の安定ぶりは日本が秀でているだけに、
明日のくだらない証人喚問が国内目線でのヤマ場と言えます。

従ってドンデン返しもなく無事に証人喚問が終わると・・・

日本は政治を含め国内環境は良好やで!
今日が押し目やったんやで!
今日は商いも膨らんだからセリクラやったんやで!
明日が彼岸明けやから、彼岸底で一気に日本株が反発やで!

なんてことも言いたいところですが・・・

以上はあくまで国内環境と国内目線ということですから、
日本株が世界の景気敏感株であり、外国人が蹂躙している現実を考えると
国内環境が下支えにはなれど、海の向こう次第ということです。

そして肝心の海の向こうですが、ついに昨夜は巻き戻しモードに・・・

そんな海の向こうの主役である米国市場は、昨年11月の大統領選以降
米債券売り(米金利上昇)ドル買い、米株買い、原油買い
というトランプラリー&油ギッシュラリーが始まり、
ドル買い以外のポジは過熱水準まで積み上がることになったわけですが、
足元では米株だけが、割高感も指摘されながら崩れずに踏ん張ると共に、
当然ながら需給面での過熱状態もガス抜きしないままだったので
ついに米株が崩れてガス抜きに入ったかのようであり、
昨夜の米国市場の動きとしても、
米債券買い(米金利低下)ドル売り、米株売り、原油売り
というトランプラリー&油ギッシュラリーが全て巻き戻すガス抜きの動きです

しかも昨夜の米株は久し振りに下げ幅が大きくなったのはもちろんのこと
商いも膨らんでいるので、普通に考えると下げゴリモードに転じておりますが
もしかしたらセリクラ(たった一日でセリクラもないですけどw)
いや、単に押し目だったという可能性も無きしもあらずですが、
いつも書いている通り、米株の需給面での過熱を呑み込むには、
過熱状態に至ったここまでの商いを大きく上回る商いで呑み込むしかなく、
割高感については、現状を上回る新たな堅調な企業業績が発表されるか、
もしくはトランプマンの法人減税による業績の嵩増し期待であったり
他の減税策や政策そのものへの期待による米景気拡大期待によって、
割高感を打ち消すことが必須となります。

従って昨夜から?台頭している?
トランプマン政策の実行力や実現性に対する懐疑的な見方がさらに拡がると、
バリュー面で割高感が指摘され、需給面で過熱している米株にとって、
下支え要素が無くなることになり、バリュー面での水準訂正と共に、
需給面でのガス抜きが起きるのは仕方ないと言えます。

先週末には米株の需給イベントでもある米MSQもを通過したので、
大人の都合でのタイミング的にも合致している動きではあります。
(ロックフェラーショックもきっかけになったとも?)

とりあえず日本株の最大の材料が安倍ちゃんマンの政治であるのと同様、
米株の最大の材料はトランプマンの政治というか政策への期待ですから、
昨夜からの政策期待の剥落が今夜以降も拡大するようだと、
主役である米国市場は、トランプラリーの巻き戻しモードが続き、
特にガス抜きが最も不十分だった米株の巻き戻しが大きくなります。

ということなので、需給面、バリュー面を含む市場の動きだけで判断し、
米株が商いを伴った反転上昇が続くまで、
もしくは米株の反発を含むトランプラリー&油高ラリーが再開するまでは、
慎重に構えるというのもいいのですが、最大の材料はトランプマン政策なので
政策期待が剥落する要因となったのは、
個人的には入国制限措置に対する司法からの横槍が始まりだとは思いますが、
(支持率の低下もあります)
市場が動くきっかけとなったのは、昨夜にオバマケア改廃法案すらも、
議会での可決が難しいとの観測が拡がったことですから、
明日に予定されている議会での採決がヤマ場と言えます。

もし否決されると、減税策を含むトランプマン政策への期待が、
更に剥落することになり、昨夜からの米株安を始め、
トランプラリー&油高ラリーの巻き戻しも加速することになります。

逆に可決されるようだと、トランプマン政策への期待が一夜で回復し、
ただの一時的な騒ぎと押し目だったということになりますが、
司法の横やりモードが拡大する動きは依然として続いており、
米最高裁判事に指名されたゴーサッチのおっさん自体が
「大統領も法を超越せず」と指名承認公聴会で述べているので、
トランプマンの法案ではなく大統領令に対しては
気に入らなければことごとく司法に訴える可能性があります。
法案についても世論を背にしたトランプマンの支持率が低下している現状では
議会も従わない動きが強くなる可能性は高いですからね。

いやはや・・・ついに市場での主役であるトランプマンの政策期待が
剥げ剥げモードに陥るのかどうかという意味では、
まず明日の米議会でのオバマケア改廃法案採決が注目でおます

一方、我が国では明日の籠池オヤジの証人喚問が注目と言っているのが、
恥ずかしくなるばかりですが、明日は日米共に国会がヤマ場と言えます。

他にも米国では本日から対IS有志国閣僚級会合が開催され、
以上の様な焦りからトランプマンが起死回生とばかりに、
独断専行の強硬手段をぶち上げると(対北朝鮮も含め)
地政学リスクまで台頭することにはなります。

さらに欧州の政治リスクであったり、ギリシャの財政騒動も台頭しつつあり、
中国では誰も話題にしていなかった足元のSHIBOR急騰を裏付けるように
パンドラの箱の蓋がやや開きつつもあり、
何だかタイミングを見計らったかのように各リスクの燻りが・・・

そして忘れてはいけないのは、
明晩には米金融政策のサジ加減を握るイエレンおばさんの講演もありますので
明日はWBCでの侍ジャパンの決勝は無くなったものの
市場のヤマ場としては変わらずに控えております。

私としては、証人喚問が無事に通過しても、
海の向こうの巻き戻しモードが続くと見ておりますけどね。

ということなので、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通り、変わらず米株が鍵なので、
場中に米株先物が堅調であろうと、為替が一時的に円安になろうとも
シンプルに夜の米株が商いを伴っての反転上昇が継続するまでは、
その日限りの勝負に留めておくのが無難でおます。
明日のヤマ場をきっかけに反転すると見ている方は、勝負するのも自由ですが
米株先物高だけでなく、米債券安、ドル高円安、原油高
というトランプラリー&油高ラリーの再開も伴わないと、
危ういというリスクは覚悟の上で勝負してください。

腰を据えて構えている方については、
市場の判断基準は持ち越し短期勝負の方と同様でいいですが、
明日のヤマ場以降の動きがどうなろうとも、
その動きが次のヤマ場である4月中旬から5月まで続く可能性はあるので
本日の様な商いを伴った巻き戻しモードが明日も続くようであれば、
セリクラとか明晩の米国でのヤマ場には期待せず、
割り切って一旦撤退するのが無難でおます。
商いの伴わない日米株安を含むトランプラリーの巻き戻し(ガス抜き)ならば
そもそも余裕もあるでしょうから、撤退するのかどうかは御自由にどうぞ。

腰を据えて新たに参戦する方についても、明日のヤマ場以降の動きが、
次のヤマ場である4月中旬から5月まで続く可能性はあるので、
明日はひとまずわざわざ新たなに参戦する必要はないでしょう。
ただし銘柄によっては海の向こうや指数とは関係なく動くものもあるので、
それらに参戦するのは自由ですが、3月前後決算企業は今期が少々悪かろうと
四季報等で来期増収増益見通しとなっているものから参戦しましょう
理想を言えば、来期割安で取り組み妙味のある出遅れ銘柄ですけどね。
割安中小型で腰を据える方も同様です。

新興市場については、先週からの資金流出状態から脱したとは言えないので
シンプルに商いを伴った上昇が連続するまでは、
いわゆる下落局面で商いが膨らみ、上昇局面では商いが減少する
という下げゴリモードから脱していないと判断し、
値動きを把握している銘柄以外では慎重に動きましょう。

ただし新興市場を取り巻く環境としては、
海の向こうと主力大型株がトランプラリーの再開とか
商いの伴った巻き戻しのリスクオフとか、
明確な動きとならずにガス抜き程度の巻き戻しならば、
代わりに新興市場へ資金が流入することにもなりますし
国会は野党とバカらしい籠池騒動のせいで停滞中ではありますが、
政策やテーマに絡む官民イベントは今週も盛り沢山ではあります。
とにかくこういう環境も続いているというだけなので、
現状は先に述べた通り、シンプルに動きましょう。

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