不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
紅茶の国の鍋コーヒーと謎のハムカルパッチョ
おはようございます。

昨日はWBCの試合も無かったので、当ブログではお馴染みのバングラ食堂へ
今週初めてとなる週末ディナーを食らいに行くと、
店の前でオーナー兼レジ係のバアさんがポツンと立っており、
ついに徘徊でも始めたのか・・・それともお迎えを待っているのか・・・

何とも言えぬ黄昏た表情で西の空を見つめているのですが、
暖かくなると出て来る頭上に集まるコバエのような虫を
自らの頭上に大集合させており、まさか死臭でハエが・・・ではなく、
天使の輪のようになっているので、そろそろお迎えが来るのだろうか・・・
ばあさんが居なくなったらこのヘンテコ食堂はどうなるのやら・・・
なんてことも考えながら、天使ババアには声を掛けず店へ入ろうとすると・・

入口横のホワイトボードには「コーヒーサービスでー」
と平仮名混じりで書いており、店内にカチ込んでみると、
いつもならばお惣菜のニオイが入り混じっているのですが、
昨日はスタバとまでは言えないもののコーヒーのほのかな香りが・・・

これまでにも天使ばあさんの気まぐれなのか、
何度かコーヒーを振舞う日があったので、別に驚きはしないのですが、
意外とウマいコーヒーなので嬉しくもあります。

そんな天使ばあさんの気まぐれなコーヒーを楽しみにしながら、
何を食おうかとおかずの陳列棚で物色しているとその中に、
「ハムカツ」はええとして、「ハムのカルパッチョ」なるものが・・・

このカルパッチョシリーズも定期的に登場する品ではありますが、
「ハムのカルパッチョ」って・・・
私の知識不足なのかもしれませんがハムをカルパッチョにするって・・・
しかも生ハムならまだしも、普通のボンレスハムのような奴・・・

そもそもバングラ野郎はカルパッチョなるものを
理解しているのかすら怪しいので、何でもアリとも言えますが、
さすがに何かの間違いじゃないのか・・・

っつうか、日本人の天使ばあさんがオーナーで、
調理係がバングラディシュ人とスリランカ人とネパール人、
接客がバングラ嫁とスリランカハニーとポーランド人空手家
という多国籍軍でありながら和食の一膳めし屋ですから、
そこに気まぐれコーヒーや得体の知れんカルパッチョが出て来たところで
私も王者の風格で動じることはありませんけど、普通のハムって・・・

当然ながらそんな得体の知れん貧乏カルパッチョはスルーして、
ハムカツをチョイスしようとすると、いつもの如く甲高い声で
「イラサイマセースゥー」という謎の語尾と共にバングラ野郎が登場し、
これまたいつもの如く、間合いもへったくれもなく距離を詰められ、

「オニイサン、今日ノオススメハ、ハムカルパッチョ デスッス」

「わかってるけど、ハムをカルパッチョにするのはええとしても、
 普通のハムやろこれは・・・」

「普通ジャナイデスヨー、大谷ノ日本ハムデスッスー」

と野球のポーズをしながら得意気な顔で反論するので、
もはやハムが普通がどうとか、カルパッチョにハムを使うのがどうとか
議論する次元の話ではないと感じたので、

「そうやな、普通じゃないわな」

と試合放棄をして、ハムカルパッチョは取らずに、
「ハムカツ」と「ハム」の乗ったサラダ、きんぴらごぼう、冷奴、
玉子焼きをチョイスし、小ごはんと味噌汁を注文して席へ向かおうとすると、
てっきりカルパッチョをしつこくゴリ押ししてくるのかと思いきや、

「サービスコーヒーハ食後デスカ?ソレトモ一緒デスカ?」

と小生意気なことを聞いて来るので、

「じゃあ食後で」

とファミレス風に答えると嬉しそうに厨房に戻るバングラ野郎・・・

そして厨房を横目に見ながら奥にあるいつもの席へ向かおうとしたのですが、
前にも見掛けた光景とは言え、お湯が沸騰したドデカイ鍋に向かって、
直接コーヒー豆をぶち込み、かき混ぜる紅茶の国から来たスリランカ君・・

確かに挽いた豆にお湯を注ぐというやり方ではなく、
サイフォンのようなスタイルもあるので、
バスクリンのようにお湯にコーヒー豆をぶち込んでかき混ぜ、
それを目の細かいザルで濾すというのも間違ってないとは言えるのですが、
「手順が逆じゃないのか!」「紅茶はどうやって入れるねん」
とどうしてもツッコミたくなる衝動を抑えながら奥の席へ・・・

すると、この店の常連客でもあるボニーテールとはかけ離れた、
侍のようにオールバックで髪を後ろで束ねている自称キャリアウーマンが、
相変わらずコーヒーに浸かっているかのように、
ソースをドバドバかけたハムカツで瓶ビールを飲みながら晩酌しており
会釈だけをして、我が恩師の早寝、早起、早グソ、早飯の教えを守るように
さっさと飯を食い終えると、紅茶の国のスリランカくんが、
自慢の鍋コーヒーを持って登場・・・

今さらなんで鍋のお湯にコーヒーをぶち込むねんとは聞かず、
いつものように近所のウマいスイーツがどこにあるとか、
女子力全開で情報交換をするゴリラ男と紅茶の国のコーヒー男・・・
(サンマをミディアムレアに焼き上げる危険な男でもありますが・・・)

そんな光景を鼻で笑いながら晩酌する自称キャリアウーマンの女侍・・・
同じく過剰に日本男児に憧れている美しすぎるポーランド人空手家ねえさんに
冷たい視線を浴びながらも王者の風格でコーヒーを味わい、
鍋コーヒーも程良く鉄の味・・・ではなく酸味があり、
なかなかなのもんやなと自称コーヒー通でもある
違いのわかるゴリラ男を満足させてくれました。

そしてこれからも出来るだけコーヒーを出すそうなのですが、
どうやら天使ばあさんが喫茶店を出すのを視野に入れているからだと
バングラ野郎から聞かされ、店の前で虫を頭上に集めて天使の輪を作り、
お迎えを待っているのかと思っていたバアさんは、
生きる気マンマンどころか、事業欲まで持っており、
お迎えのカウントダウンと見ていた小刻みなマナーモードのような震えは、
止まることなくまだまだ続きそうやなと・・・武者震いなのかも・・・
なんて思いながら、レジに向かうと、
バアさんが小刻みに震える着信状態で座っていたので、
もしもし・・・じゃなくて、支払いをしながら

「聞きましたけど、喫茶店を出すんですね」

と問いかけると

「ハア?そんなもん出すかいな兄ちゃん」

「え?いや・・・さっきあのアホ(バングラ野郎)が出すって・・・」

「喫茶店やない、カヘやカヘ、カヘやがな」

「え?カヘ?ああ、カフェ出すんですか??」

「そうやカヘ(カフェ)や」

「そらまたオシャレですなぁ・・・いつ出すんですか?」

「いやいや決まってないから、まだまだ先の話や」

「ああ、そうなんですね。でもコーヒーはそれで出してるんですよね」

「アホか、あんなしょうもないコーヒーはカヘで出すかいな」

当然ながら心の中では・・・

「まだまだ先って、ババア生きてんのか?」
「しょうもないコーヒーをタダとは言え出すなよ」

と突っ込んでみたものの穏やかに、

「そうでっか・・・ごちそうさま」

と言って店を後にして、店の横にあるバングラジムで筋トレをして帰りました

確かに鍋でかき混ぜるようなコーヒーをカフェで出すのは、
いかがなもんかとは思いますが、
とりあえず天使ばあさんの寿命とカヘ(カフェ)オープンのデッドヒートが
楽しみではあります。

そしてまだまだ生きる気マンマンの天使ばあさんにも関心しつつ、
私はカッコよく中身の濃い短い人生を生きたい・・・
なんて言いたい所ですが、何気に私も長生きが目標だったりします。
というどうでもいいゴリラ男の夢を明かす週末・・・

良い三連休をお過ごしください。

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コメント

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レイミステリ夫 | URL | 2017-03-19-Sun 02:45 [編集]
カヘ… きっと彼女にかかるとフェラーリもヘラーリになってしまうのでしょうね。新事業に成功して買って頂きたいです。

今日も面白かったです。
レイミステリ夫さんへ
マーケット番長 | URL | 2017-03-19-Sun 09:13 [編集]
> カヘ… きっと彼女にかかるとフェラーリもヘラーリになってしまうのでしょうね。
> 新事業に成功して買って頂きたいです。

恐らく事業と言う程ではないんだとは思いますが
長生きは思想ですw

> 今日も面白かったです。

ありがとうございます。

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