不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今夜からのリレーと15日を見据えて
こんばんはです。

今宵はドラギナイト、明日はMSQ、明晩は雇用統計と盛り沢山ですが、
何やら米予算教書の発表が15日に決まったそうで・・・

御存知の通り、15日は他にもイベントが目白押しであり、
米国ではFOMC、米小売売上高と米消費者物価、米債務上限引上げ期限
トランプマンの新たな入国制限措置に対するハワイ州の差止請求弁論、
欧州ではオランダ総選挙、英下院でのEU離脱法案審議最終日(予定)
中国では全人代閉幕(予定)、我が国では春闘集中回答日、
といった感じで15日は日米欧中が入り混じるテンコ盛り状態であり、
15日の前後には14日に東芝決算(遅れるとの噂も)、米独首脳会談、
16日は我が国の日銀金融政策決定会合、英中銀金融政策委員会
17日は我が国が三連休前となり、来期業績の見えて来る四季報発売、
仏大統領選候補者選定期限、米国ではMSQ、
17-18日はG20財務相・中央銀行総裁会議
といった感じで15日を挟むようにそれなりにイベントが重なっております。

従って方向感を決めることになるのはテンコ盛りな15日以降となり、
今宵からのドラギナイト→MSQ→米雇用統計というリレーは、
15日までの方向感を決めるイベントとなりそうです。

そして現状としては、繰り返し書いている通り、
足元では米国市場の需給環境は、ドル買いポジは過熱水準ではないものの、
米債券売りも過熱水準に近く、原油買いも積み上がっており、
特に米株は過熱水準ですから(割高感もある)、
15日のヤマ場までにこれらのガス抜きをして欲しいのですが、
昨夜はADP雇用が堅調すぎる結果を受けて利上げ観測が高まったことで
米債券とドルは再びガスを貯める動き(米金利上昇ドル高)となり、
米株はマチマチという僅かなガス抜き程度に終わることに・・・
原油だけは産油国の協調減産の順守姿勢が怪しいとか、
米国の我が道を行く増産と言うか過去最高の原油在庫の積み上がりもあって
大幅続落という真っ当なガス抜きの動きになったという感じです。
(19時30分現在も急落中です)

原油は金融市場全体のマネーの潤滑油でもあることから、
米株と共に市場のリスクオン・オフの空気を決める大きな要素なので、
このまま原油が崩れることでリスクオフムードが高まり、
すでに売られていた白金、銀、銅、ニッケル等も引き続き売られ、
ドル高で通貨安となっている新興国の資金流出も加速することで、
主役である米国市場もガス抜きの動き(米債券高・ドル安・米株安)となれば
我が国も需給的には過熱とまでは言えないもののガス抜きにはなるので、
国内外共に15日を迎えるリスクも軽減されるのですが・・・

昨夜のADP雇用発表後の動きを見ると、
FRBは雇用の質面(賃金等)を重視しているにも関わらず、
ADPの雇用者数が堅調過ぎる結果だったことをきっかけに、
利上げ観測が高まる動き(米債券安(米金利上昇)ドル高)となったので、
明日の雇用統計も悪い結果になる可能性は低く、
質面さえ悪化しなければ、さらに利上げ観測が加速することになり、
ガス抜きが不十分なまま15日を迎える可能性はあります・・・

現在の米短期債と2年債利回りは2008年以来の水準にまで上昇し
10年債利回りは節目の2.5%付近ですから、
かつての様に利上げ観測が高まる動き(米債券安(米金利上昇)ドル高)は
米株にとって重石になるという解釈(動き)になればいいのですが、
いかんせん米景気は堅調と言わざるを得ない米経済指標と米企業業績、
という利上げに対する耐久力の裏付けがありますので、
米株がいくら割高で需給面で過熱しているとは言え、
かつてのように利上げと米株安が直結しないのも現実です。

しかも15日に発表される予算教書によって、
トランプマン政策の具体案が見えて来る上に減税効果もあるとなれば、
さらなる米景気拡大と減税による企業業績拡大期待にも繋がり、
米株の割高感が和らぐことになります。
さらにこれらの期待によって米株の商いが膨らむことになれば、
これまでのイマイチな商いで築いた過熱と言われる需給環境も呑み込めるので
利上げ観測な動き(米債券安(米金利上昇)ドル高)が加速しても、
米株は屈することなく商いを伴った堅調な動きとなれば、
トランプラリーの第二幕が始まるというポジティブシナリオも・・・
逆に商いが膨らまないようだと需給に則した素直なガス抜き相場へ突入
というネガティブシナリオになる可能性は高いです。

だからこそ今からでも・・・というか、今夜からのリレーをきっかけに、
明確なガス抜きをしたほうがいいのではと思うばかりですが、
今夜からのリレーの大トリである雇用統計は堅調な展開となりそうなので、
ガス抜きが不十分なまま・・・むしろガスを貯め込む動きとなれば、
需給的には危ういと言わざるを得ないです。
15日のヤマ場以降にトランプマンの政策が好感されて商いが膨らめば、
危うさは呑み込めますけど・・・

とりあえず15日以降のことは置いといて、明日のスタンスとしては・・・

週跨ぎでの持ち越し短期勝負の方は、米債とドルの動きが要であり、
日本株としても為替の動きが重要ではありますが、以上にも書いた通り、
現状の主役は需給面での過熱が目立つ米株と原油ですから、
今夜からECB理事会→MSQ→米雇用統計のリレーに突入し、
MSQを通過した明日の段階で米株(先物)と原油が大きく崩れており
日本株も大きく崩れているのならば、
堅調な雇用統計になることに賭けてのリバ狙いの勝負もありですが・・・
米株(先物)と原油が中途半端に落ち着いていたり堅調であれば
15日までの目線で勝負するのならばまだしも、
週跨ぎだけの勝負ならば、ガス抜きが不十分という現実がありますので、
その日限りの勝負に留めておくのが無難です。

腰を据えて構えている方については、基本的に変わりはないですが、
中旬のヤマ場まで堅調モードとなれば、それ以降がガス抜きとなり、
中旬のヤマ場までガス抜き相場となれば、それ以降が明るいと言えますので、
いずれにせよ今週はそのまま王者の風格で構えておけばいいとは思いますが、
先に述べた今夜からのリレーをきっかけに、
明日が余程の商いを伴ったガス抜き(トランプラリー巻き戻し&原油安)
となった場合は、一旦撤退するのもアリですが、
15日のヤマ場は来週ですから、そこはお任せします。

腰を据えて新たに参戦する方についても、基本的に変わりはないですが、
シンプルに中旬のヤマ場までガス抜きモードとなれば参戦チャンスとなり、
逆に中旬のヤマ場まで堅調モードとなれば、それ以降が参戦チャンスになる
というのが全体の基本シナリオなので、もちろん銘柄にもよりますけど、
そういった全体の流れを見ながら動きましょう。
そして参戦するならば決算を終えたもので、今期が少々悪かろうとも、
来期が増収増益見通しであり(できれば来期割安)、
取り組み妙味のある銘柄から参戦していけばいいでしょう。
割安中小型で腰を据える方も同様です。

新興市場については、一昨日のマザは不気味な下げとなり、
昨日は薄商いでの反発、本日は昨日よりも商いを膨らませての横ばいですから
マザーズはやや下向きの圧力が強くなっているとも言えます。
そして先に述べた今夜からの国内外のリレーをきっかけに、
海の向こうと主力大型株が堅調な展開となれば、
ヤマ場の15日までは資金が新興から主力大型株へ移る可能性もあるので、
明日はシンプルに週初を上回る商いを伴った上昇とならない限り、
慎重モードで構えておいた方がいいでしょう。
JQについては(二部も)、逆に商いの伴った下落が続くまでは、
勝負姿勢のままでもいいですが、今夜からの国内外のリレーをきっかけに、
資金が抜ける可能性もあるので、商いを見ながら判断しましょう。

そして長い目での新興市場を取り巻く環境については、
今週を含め今後も政策やテーマに関わる官民イベントは多く、
国会も真っ只中ですから、政策・テーマ関連への追い風は続いており、
15日以降に主力大型株が商いも伴わない動きだけのガス抜きとなれば、
新興市場への資金流入が続く可能性は高いので、あくまで現時点ですが、
季節性も含め中長期的に明るいと見ております(特にマザーズ)

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