不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
すかしっ屁が続いているだけに・・・
こんばんはです。

昨夜はトランプマンが新たな入国制限の大統領令に署名し、
真っ向から前回の司法判断を全否定するゴリゴリの内容となるのか・・・、
そして司法とのいたちごっこを繰り返すのか・・・と思っていたら、
やや柔軟な内容の新たな入国制限措置となり、
米国内も世界もザワつくことが無かったのですが・・・
こういった反応を見ていると、これまでに過激な言動や姿勢を出したからこそ、
少々のことでは驚かなくなったという感じであり、
すっかりトランプマンに調教されている感もあります(笑)
市場の言葉で言えば、悪材料出尽くしとなり、
もはやトランプマンが議場でチンコでも出さない限り、
今後は加点されていくだけなのか・・・と言えなくもないです(笑)
っつうか、マスコミの協定とやらのハネムーン期間ってどこにいった?
と言わんばかりのマスコミの反トランプ姿勢に対し、
市場だけがハネムーン期間のような動きというのはどうしたもんかと(笑)

ちなみに昨夜は欧州でも政治リスクやスットコドイツ銀行の増資騒ぎもあり、
欧州市場はそれなりにリスクを反映する動きとはなりましたが、
足元の市場の動きを見る限り、政治リスクにはどこ吹く風というレベルであり
むしろ南欧重債務国の財政リスクの方が、まだ緊張感はあると言えます。
あくまで現時点での状況ですけどね。

我が国についても、安倍ちゃんマンの奇妙な学園ドラマであったり、
北のヤクザな国の脅しといった政治に関わる騒ぎもありますが、
本日も日本株の値動きは乏しく、売買代金も2日連続の2兆円割と静かであり
終わって見れば日経平均は小幅安、TOPIXは横ばいとマチマチ・・・

先月末のトランプマン演説以降の上げに比べると、
先週末からの下げは薄商いなので、本気の売りは感じませんが、
我が国は週末にMSQという需給イベント、来週は黒銀会合を控えており、
海の向こうは来週の3月中旬がヤマ場ながら、
週末には雇用統計、その前日にはドラギナイトも控えているので、
いくら海の向こうに比べると需給面もバリュー面も過熱していなくとも、
いっそのことガス抜きでもすれば、これらを迎えるリスクも軽減され、
中旬のヤマ場以降を明るく見ることもできるのですが・・・

まぁ現在の市場の主役は米国を始め海の向こうであり、
特に米国は需給面、バリュー面では過熱しているので、
中旬のヤマ場までに主役の米株さえガス抜きしてくれればいいのですが、
いかんせん米株は昨夜も含め、すかしっ屁程度のガス抜きにしかなっておらず
米株と共に市場の空気を決める原油もすかしっ屁程度のガス抜きであり
まだ過熱水準ながら米株や原油よりもガス抜きの進んでいる米債券、
過熱とは言えないドル、これらも昨夜はやや戻しておりますので、
米株と原油のガス抜きが不十分という危うさだけでなく、
米債券とドルが今夜以降も戻すようだと(米債券安ドル高になると)、
さらに需給的には危うくなります・・・。

ただし米債券については、ガス抜きが不十分とは言え、
来週のヤマ場の一つであるFOMCにて利上げに踏み切ることは、
すでに債券市場でほぼ織り込まれており、
肝心なのは次回以降というか年内の利上げペースですから、
改めて今回を含む年内3回の利上げ姿勢を示せば、
少なくとも次回以降の2回分の利上げは織り込まれていないので、
米債券のガス抜きが起きるのはまだ先だと言えますし、
もし今回の利上げ分に対して織り込み済みとの反応でガス抜きが起きても
年内3回の利上げ姿勢さえ維持しているのであれば、
大したガス抜きにもならないと言えます。

そしてガス抜きが不十分な米株も同様に大したガス抜きにはならず、
下手をすればお得意の米債券高(米金利低下)ドル安のガス抜きは追い風だ!
という御都合解釈となる可能性もありますが、
米株のガス抜きが不十分(需給的に過熱)なことに変わりはないので、
御都合解釈になるにしても、過熱した需給環境になるまでの、
これまでの商いを上回るゴリ商いを伴わないことには、
過熱した足元の需給環境を呑み込むことはできませんので、
商いを伴わないようだとスリリングな米株高との付き合いとなります。

つまり今回のFOMCでは利上げを見送ることはさすがに無いと思いますが、
今回を含む年内3回の利上げ姿勢から鈍化するようであれば、
ガス抜きは大きく時間的にも要することになりますので、
前哨戦というか利上げ姿勢を占うことになる週末の雇用統計が低調なようだと、
週末からガス抜きが大きくなる可能性はあるということです。

もしかしたら雇用統計の前哨戦でもある明日のADP雇用から・・ないか・・
今は雇用者数よりも賃金等の雇用の質面が重要ですから、
ADP雇用があまりにもドイヒーな結果にならない限りは大丈夫でしょう。
一応、足元の他の米経済指標は堅調ですからね。

そして我が国目線としては、市場の動きだけでシンプルに言えば、
週末の雇用統計や来週のヤマ場をきっかけに米債券高ドル安となれば、
結果的に円高となり、日本株安というガス抜きになるということであり、
米国市場と同様、利上げスタンスによって、
ガス抜きの大きさや長さも変わるということですが、
来週にはFOMC直後に我らが黒銀会合も控えているので、
米国のガス抜き(米債券高ドル安)圧力に対抗する様な
後出しジャンケンの一撃を食らわせば・・・
我が国のガス抜きは限定的になる余地はありますけどね。

以上の通り、来週のヤマ場が焦点であることに変わりはないのですが、
(FOMC以外にも米予算教書や米経済指標、黒銀会合、蘭総選挙等もある)
現時点では国内外共に、すかしっ屁程度のガス抜きにしかなっておらず、
特に米国のガス抜きが不十分なので、
来週のヤマ場を迎えるリスクが高いのはもちろんのこと、
今週のドラギナイト→我が国のMSQ→米雇用統計
という流れを迎えるリスクも高いと言えます。

都合よくヤマ場までガス抜きになってくれるなり、
もしくはヤマ場まで突っ走ってからガス抜きという私が想定していた展開、
いずれかの明確な動きになればわかりやすいのですが、
現状はハッキリしないすかしっ屁のような静けさだからこそ、
リスクが高まっているということです

ちなみに以上のような週末や来週のヤマ場ではなく、
明後日の寄り前までという超目先のきっかけイベントとしては、
今夜はOECD経済見通し、米1月貿易収支、米3年債入札、
明日は我が国の10-12月期GDP二次速報、1月国際収支、
2月景気ウォッチャー調査、中国では2月貿易収支、
明晩は米2月ADP雇用、米週間原油在庫、米10年債入札、
明後日の寄り前というか9時に1月毎月勤労統計調査があり、
何気に国内の経済指標は市場を動かす力のあるものが多いですが、
週末や来週に比べると材料性は低いということです。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方は、繰り返しになりますがシンプルに判断すると、
中旬のヤマ場までの軸は需給面で加熱している米株ではありますので
米株(先物)が堅調ならば、ひとまず週末のヤマ場まで・・・
つまりECB理事会のある明後日までは勝負してもいいでしょう。
ただし理想は米債券安(米金利上昇)ドル高、原油高も加わることなので
理想で無ければ、その日限りの勝負に留めるのが無難であり、
当然ながら中途半端なすかしっ屁のようなガス抜きながら、
米株(先物)が軟調であれば、その日限りの勝負に留めましょう。

腰を据えて構えている方については、
中旬のヤマ場まで堅調モードとなれば、それ以降がガス抜きとなりますが、
中旬のヤマ場までガス抜き相場となれば、それ以降が明るいと言えますので、
いずれにせよ今週はそのまま王者の風格で構えておけばいいとは思いますが、
余程の商いを伴ったガス抜き(トランプラリーの巻き戻し&リスクオフ)
となった場合は、一旦撤退するのはアリです。

腰を据えて新たに参戦する方については、昨日書いた通りのままですが、
シンプルに中旬のヤマ場までガス抜きモードとなれば参戦チャンスとなり、
逆に中旬のヤマ場まで堅調モードとなれば、それ以降が参戦チャンスになる
というのが全体の基本シナリオなので、もちろん銘柄にもよりますけど、
そういった全体の流れを見ながら動きましょう。
そして参戦するならば決算を終えたもので、今期が少々悪かろうとも、
来期が増収増益見通しであり(できれば来期割安)、
取り組み妙味のある銘柄から参戦していけばいいでしょう。
割安中小型で腰を据える方も同様です。

新興市場については、本日は前場途中からマザーズの下げが大きくなり、
国内外の週末もしくは来週のヤマ場を警戒した動きなのか・・・
それらのヤマ場と共に迎えるIPOラッシュを前にした換金売りなのか・・・
とも言えるような不気味な蠢きではありましたが、
商いは減少しての下げだったので、上昇局面では商いが膨らみ、
下落局面では商いが減少するという上げゴリモードが続いていると言えますし
JQと2部は堅調ではあるので、シンプルに商いの伴った下げが続くまでは、
勝負姿勢を維持しておいていいとは思うのですが・・・
国内外のヤマ場も近付いておりますので、明日が商いの伴った続落となれば、
早めに警戒モードに切り替えるのが無難とも言えます。

そして明日ではなくヤマ場以降、海の向こうと主力大型株がガス抜きとならず
商いを伴うゴリゴリの堅調モードになれば
新興市場から一気に資金が抜ける可能性も無きにしも非ずであり、
新興市場にとっても来週はヤマ場になるとも言えるので、
米債券、ドル、米株(商いも)、原油の動きも横目で見ておきましょう。

ただし長い目での新興市場を取り巻く環境については、
今週を含め今後も政策やテーマに関わる官民イベントは多く、
国会も真っ只中ですから、政策・テーマ関連への追い風は続いており、
ヤマ場以降に主力大型株が商いも伴わない動きだけのガス抜きとなれば、
新興市場への資金流入が続く可能性は高いので、
現時点では季節性も含め中長期的に明るいと見ております(特にマザーズ)

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