不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
トランプマン談を経て
こんばんはです。

市場だけでなく世界中が?注目していた米議会でのトランプマン談ですが、
マン談の内容については、具体的な数値等の言及はインフラ投資くらいで、
市場が注目していた驚天動地な減税策についてはスローガンのみでしたが、
恐れていた破天荒な発言もなく、かといって目新しい政策への言及もなく
サプライズなUFO&宇宙人情報の暴露もなく(冗談ですw)
内容的には無難なマン談だったという印象です。

その割にトランプマン自身はスタンディングオベーションを欲しがるように、
ドヤ顔で議場を見渡しながら間を取る姿が目に付きましたけどね(笑)


trump228.png

しかしまぁトランプマン談で特別リングサイドに陣取っていた御両人ですが、
左側のペンスおじさん(副大統領)が良からぬ棚ボタによって、
1年後くらいにまさかの大統領に就任していたり、
右側のやりちんライアン(下院議長)がいずれは大統領になるのであれば
何とも意味深なスリーショットではありますけど・・・

ということで、マン談の内容や解釈については、
私の様な脳みそ筋肉ゴリラではなく、賢い人達に任せるとして、
市場参加者として重要なマン談を受けた市場の反応(動き)としては・・・

ト、ト、トランプラリー(米債券安、ドル高、米株先物高)となり、
日出る国として場中に迎え撃った日本株は、
リ、リ、リスクオンでの円安も追い風に株高で引けており、
トランプラリーと共に市場の空気を良くしてきた原油も上昇しているので、
今のところ市場の「動き」に限っては、
冷静に好感している(堅調ぶり)という感じです。

とりあえずブレグジットや米大統領選挙のように、
二度あることは三度あるとばかりに
一時的な大騒ぎ(リスクオフ)にすらもならなかったのですが、
本日の東証一部の商いは2.38兆円程度ですから、
動きとしては冷静な堅調ぶりとは言え、何とも心許ない堅調ぶりであり
最も可能性が低いと見ていた無風通過に近いとも言いたくはなります。

繰り返し書いている通り、需給面、バリュー面等の国内環境は良好な一方、
海の向こうの主役である米国はマクロ・ミクロ両面共に堅調ながら、
市場の需給面、バリュー面においては過熱水準と言えます。

割高感については本日のトランプマン談にて、
大幅な法人減税への具体的な言及がなかろうと期待が持続するのであれば、
ミクロ面である米企業業績拡大期待によって割高感も和らぎますし、
トランプマンの政策全体そのものへの期待も持続するのであれば、
マクロ面での米景気拡大期待も加わることで更に割高感も和らぎますが、
需給面については、トランプラリーの動きが続くにしても、
これまでのイマイチな商いによって織りなされた需給面での過熱は、
これまで以上の商いを伴うことで呑み込まないといけないので、
今夜の米国市場での米債券とドルのトランプラリーの動きも重要ながら、
米株の商いが増加するのかどうかは特に注目と言えます(油の動きも)。

もし商いの伴う米株高と共にトランプラリーとなるのであれば、
予算教書やFOMC等が重なる次のヤマ場の3月中旬までは、
安心してトランプラリー(国内は円安株高ラリー)に乗れると言えますが、
商いが膨らまないようだと、昨日までのいつ崩れてもおかしくない状況のまま
動きに合わせながらの割り切モードでラリーに乗ることになります。

いずれにせよ次のヤマ場は3月中旬ということになるのですが、
トランプマンの政策が具体的に見えるであろう予算教書の発表(13日頃)が
最も重要なイベントなので、本日のマン談をきっかけに、
予算教書への期待と共に商いを伴うトランプラリーとなれば、
トランプマンの呟きを含む言動には左右される可能性はありますが、
それ以外の3月中旬のイベントはさほど気にする必要もないと言えます。

ただし今夜以降も後者の商いの伴わないラリーとなるようであれば、
市場のマネーの流れと水位のサジ加減を決めることになる、
FOMC(14-15日)の米金融政策(利上げ)動向の注目度が上がり、
利上げが出来るのか・・・それとも利上げを見送るのか・・・、
どちらになるのかを判断する為の裏付け材料として、
足元の米経済指標の結果やFOMCメンバーの発言等も注目度が上がります。

ちなみに注目度の上がる米経済指標を含む利上げ動向に関わるイベントは、
今夜のISM製造業景況指数、個人消費支出、新車販売台数、
FOMCでの投票権を有するダラス連銀総裁とブレイナードFRB理事の講演
FOMCの叩き台となるベージュブック、ベストバイ等の米小売決算
明日の雇用関連指標、明後日のISM非製造業景況指数、
FOMCでの投票権を有するシカゴ連銀総裁とパウエルFRB理事の講演
イエレンFRB議長とフィッシャーFRB副議長の講演
といったところが今週の利上げ動向に関わるイベントです。
来週は7日の米貿易収支と米3年債入札、8日のADP雇用と10年債入札
10日の雇用統計となります。

以上の通り、主役はトランプマン率いる米国であることに変わりは無く、
現状の我が国の市場は海の向こう次第という状況ですから、
トランプマンの政策動向とFRBの金融政策(利上げ)のサジ加減、
これら米国の動向だけを見ておけばいいとは思いますが・・・
(今のところ15日の米債務上限引き上げ期限は延長になりそうです)

継続しているリスクとして欧州の政治&財政リスク、
中国の不動産バブル崩壊懸念や理財商品等の得体の知れんリスク、
といった海の向こうのリスクがありますので、
米国中心のヤマ場である3月中旬までのこれらに関わるイベントとしては、

中国で5日から10日頃まで全人代が開催され、
英議会では7日頃に離脱法案が可決され(無理だとも言ってますが)、
正式に離脱手続きに入ることになりそうなEU首脳会議は9-10日
ドラギナイト(ECB理事会)は9日、オランダ総選挙は15日、
英中銀会合15-16日、米MSQは17日、G20は17-18日
といったものなります。

我が国としては政治スキャンダルが海外でも報じられて燻っておりますが、
3月中旬までの注目イベントとしては、

明日の10年債入札とユニクロ月次
3日の消費者物価と消費支出、GPIF四半期報告、
5日の安倍ちゃんに任期延長が決まる自民党党大会、
8日のGDP改定値と景気ウォッチャー調査、
10日のMSQと法人企業景気予測調査、14日の東芝決算、
15日は春闘集中回答日、15-16日は黒光り銀行会合
といったものになります。

以上が米国以外の注目イベントでおますので、本日のトランプマン談を経て、
今夜以降の米国市場が商いの伴ったトランプラリーとならなければ
予算教書と共に米金融政策(利上げ)動向の重要度も増すことになり、
米国以外のリスクに関わる国内外のイベントにも目が向けられそうです。

ということなので、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、
今夜の米国市場が商いの伴ったトランプラリーの再開となれば、
(米債券安・ドル高・米株先物高、出来れば油高も)
結果的に我が国は円安株高となるので、
3月中旬の予算教書発表とFOMCまでは勝負モードでいいですが、
商いを伴わないトランプラリーや昨日までのチグハグな動きであれば、
先に述べたイベントリスクは覚悟の上で、
市場の動きに合わせた割り切りモードで勝負するのはありです。
もし今夜の米国がトランプラリーの巻き戻しとなるリスクオフで帰ってくれば
3月中旬までは慎重にその日限りの勝負に留めるのが無難です。

腰を据えて構えている方については、本日でトランプマン談を通過したので、
シンプルに米国がトランプラリーの巻き戻しとなるリスクオフとなり
我が国も商いの伴った円高株安とならない限りは、
先に述べた市場の動きや背景を横目に見ながらではありますが、
次のヤマ場である3月中旬まで王者の風格で構えておけばいいでしょう

腰を据えて新たに参戦する方についても本日でトランプマン談を通過したので
シンプルに米国がトランプラリーの巻き戻しとなるリスクオフとなり
我が国も商いの伴った円高株安となれば即座に撤退する
という姿勢だけは維持しながらも(特に次のヤマ場の3月中旬以降は注意)
決算を終えたもので、今期が少々悪かろうとも、
来期が増収増益見通しであり(できれば来期割安)、
取り組み妙味のある銘柄から参戦していけばよいでしょう。
中小型割安銘柄についても同様です。

新興市場については、本日のマザーズは後場から商いが細ったものの
まだまだ高水準な商いでの上昇であり、上昇局面では商いが増加、
下落局面では商いが減少という上げゴリモードが継続していると言えます。
JQは2012年以来の連騰と共に1991年以来の高値を付けており
新興市場には未だ追い風が吹いていると言えます。
従ってシンプルに商いの伴った下落が連続するまでは勝負姿勢でいいです。
もし今夜以降、世界的に商いを伴ったリスクオフとなれば
新興市場も無視は出来ず、急変する可能性も十分にありますので、
先に述べた通り、商いを含む米株、米債、ドル、原油
これらの動きくらいは横目で見ておきましょう。

そして長い目での新興市場を取り巻く環境については、
今週も来週も政策やテーマに関わる官民イベントは多く、
国会も真っ只中ですから、政策関連への追い風も続いており、
海の向こうと共に主力大型株が商いを伴うゴリゴリのリスクオフではなく、
商いも伴わない動きだけのガス抜きのような巻き戻しであるならば、
新興市場への資金流入が続く可能性は高いので、
今のところ季節性も含め新興市場は中長期的に明るいと見ております
(特にマザーズ)

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