不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
まずは28日のヤマ場を経て、どの動きが正しいとなるのか・・・
おはようございます。

昨日から開幕したJリーグは25年目を迎えたそうです。
定義上のバブル景気は1986年12月から1991年2月までなので、
Jリーグか開幕した1993年はバブルが終わっていたことになりますが
当時はカズやラモス、武田といったスター選手が、
昼も夜もシュートを決める華やかな話題を振りまき、
91年にオープンしたジュリアナ東京等のディスコも賑わっており
実感?雰囲気?としてはバブル真っ盛りでおましたので、
政府見解のバブルである92年2月までというのも違う気もしますが、
現実としては就職氷河期は始まっており、
日経平均に至っては89年12月29日の史上最高値をピークに
90年代に入ってから下落局面が始まっているので、
改めて「市場」「定義」「実感」には時間差があるということですね。

ただし現在は昔よりも情報が溢れ、情報伝達も早い時代ですから、
かつてほどではないのかもしれませんが、
アベノミクスの「実感」の部分が遅れてやってくることを願うばかりです。
(かつてよりも遅いと言う意見もありますけどw)

さて遅れ気味であろう「実感」や「定義」はともかく、
常に先走っている「市場」においては、昨年11月の米大統領選以降、
トランプラリーと言われる米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、
さらに原油高も加わり、我が国では円安株高ラリーとなり、
バブルを予感させる先走った動きが続いておりましたが、
昨年末から米債券(米金利)は足踏み状態となり、
ドルは巻き戻しと言っていいほどの調整となり、
それと共に我が国の円安株高ラリーも足踏み状態となっておりますが、
米株だけは米債券高(米金利低下)ドル安は米景気・米企業には追い風だ!
という御都合解釈もあるので(商品、資源国・新興国にも追い風ではある)
米株は未だ止まることなくラリーが続いており、
原油も産油国の減産順守を追い風に米株を追随する強さを見せております

いかんせん米株と原油が市場のリスクオン・オフ・スイッチの役を担うので
いくら重要な米債券が足踏み、基軸通貨のドルが巻き戻し、
という警告を発いているような動きとなろうとも、
米株と原油が崩れないことにはリスクオフムードにならないのも現実です。
実際にこれまで市場が一時的にリスクオフな動きとなった際も、
商いを伴った明確な動きとはならず、世界的にもイマイチ商いが継続中です。

果たして現在も続く米株高が正しいのか(原油高も)・・・
それとも昨年末からの米債券高(米金利低下)とドル安が正しいのか・・・
足元ではドルも戻しつつあるだけに、米債だけが異端な感じもしますが、
米株は需給面では過熱していると言えますし(原油も)、
割高感もあるので、米債よりも米株の動きの方が異端と見ております。

ただし現状のイマイチな商いではなく大商いを伴った米株高となれば、
イマイチな商いで織りなされた足元の需給面での過熱は呑み込めますし、
トランプ減税の内容次第では割高感も修正されますし、
足元では米企業業績は堅調であり、米マクロ環境(経済指標)に至っては
堅調すぎる状況が続いており、減税等で更なる米景気拡大期待となれば、
米株に対する見方は良い方向に修正される余地はあります。

そして我が国目線というか日本株目線も交えて見れば、
需給面では良好であり、今期業績では割高感もなく(肝心なのは来期)、
政治も安定しており、マクロ環境も悪いわけでもなく、
黒い金融政策も真っ只中であるにもかかわらず、
日本株の際立つ弱さは正しいのか?
(世界から見れば東芝の扱いは不可解極まりないというのもありますけど)
米株の際立つ強さが正しいのか?
と言いたくもなりますが、市場の主役は我が国の親分でもあり、
トランプマン率いる米国ですから、
今週は議会演説等のトランプマンに関するビッグイベントが控えているので
そのイベントを経て、米債券(米金利)と米株のどちらが正しいの?
というのが、市場の動きとしての焦点ということになり(原油も)
日本株もそれの結果次第であり、結果的に際立つ弱さの原因も判明しそうです

さらに横目で見ておかなければならないその他のリスクとしても、
欧州の政治と財政のリスク、中国のリスクもありますが、
とにかく今週はまず28日のトランプマンイベントがヤマ場であり、
その中身とそれを受けた米国を始めとする市場の動きが焦点でおます。

ちなみに一昨日の週末時点の動きとしては、ザックリと言えば、
世界的な債券買い・株売り、リスク回避な円最強高(ドル高)、金は上昇
てな感じで警戒モードな動きにも関わらず(日・英・欧・新興国株は軟調)、
米株は小幅ながらも上昇、VIXも低下、ドルも円以外では堅調、原油も上昇
というように主役の米国はお気楽な動きでおます(原油も)。

詳しく紐解いて動き説明・・・というか理由を付けると、
主役の米国だけでなく英・欧・日・新興国共に債券高(金利低下)となり、
債券市場の警戒モードがさらに強くなっております。

為替市場では足元のドルの戻りが続いているドル高で終えたとも言えますが、
債券市場の警戒モードが反映されつつあるのか、
リスク回避モードでの定番の動きでもある円最強高となっており、
ユーロとポンドは欧州の政治と財政リスクを意識したように軟調ですから、
為替市場もやや警戒モードになりつつあると言えます。

株式市場については、我が国のシカゴ日経平均先物は、
円最強高という重石もあり、残念ながら19160円と軟調に帰って来ており
英欧株、新興国株も株安となっており、債券市場も含めると、
世界的な株売り・債券買いというリスク回避(警戒モード)な動きなのですが
主役の米株は終わって見れば商いはイマイチながら3指数共にプラス・・・
ダウはバブル期でもありブラックマンデーもあった1987年以来となる
30年ぶりの11連騰・・・これは何かを暗示しているのか・・・
それとも先に述べた米株だけが異端な動きとなっているのか・・・
とにかく週末時点でも米株の堅調ぶりは継続中です。

米株と共に市場のリスクオン・オフ・スイッチを担う原油は上昇しており、
これまた緊張感のない堅調ぶりは継続しており、他の商品も概ね堅調ですが
安全資産の金は続伸と警戒モードが続いているとも言える動きです。

新興国については以上の通り、週末は株売り債券買いとなっておりますが、
トランプラリーが起きていた際のような通貨安を始めとする資金流出症状は
昨年末からの米債とドルのトランプラリーの足踏みと共に落ち着いており、
現在もこれといった不穏な動きは見当たらず、トリプル安だったメキシコ、
トルコ、フィリピン等の香ばしい国も落ち着いております。
(フィリピンの通貨安だけは継続中ですが・・・)

中国については人民元とSHIBORの危うい動きは継続中であり、
燻っているリスクも満載ではありますが、3日から政商会議が始まり
5日から全人代も開幕するので、それまではメンツもあるでしょうから
独裁ならではの人民の人権も生命も財産も無視した強権発動、
情報隠蔽を駆使して何としてもリスクは封じ込めるでしょう。

以上の通り、週末時点の動きとしては、
我が国を含め世界的には警戒モードが強くなっており、
トランプの政策に対する言動が物議を醸し、マスコミのトランプ叩きも強く
ムニューチンのドル高牽制や利上げ観測の低下といったものもありますが、
主役の米国と言うか米株と原油だけはお気楽モードが継続中でおます。

ということなので、週末時点の動きを加味しても、
今週の焦点としては、先にも述べた繰り返しにはなりますが、
欧州の政治と財政のリスク、中国のリスクもありますが、
今週はまず28日のトランプマンイベントがヤマ場であり、
その中身とそれを受けた米国を始めとする市場の動きが焦点であり、
足元の米債券(米金利)と米株(米株)のどちらの動きが正しいのかが
判明することになり、それと共に日本株の弱さの原因もわかるでしょう。

ちなみに今週の注目イベントは前回の記事に貼っている通り、
3月に入れば月初恒例の米経済指標特盛ウィークとなり(雇用統計は来週末)
それなりに重要な国内外の経済指標等も発表されるのですが、
足元の市場の動きを見ればわかる通り、とにかく目先としては、
トランプマンの議会での施政方針演説に焦点が向いており、
28日が目先のヤマ場だと言わざるを得ないです。
(日本時間では3月1日の11時開始予定)

そんなトランプマンの演説が、
どこまで具体的な政策内容に言及するのか・・・
全貌発表は8月とも言われている自称サプライズ減税策について、
どこまで具体的な内容について言及するのか・・・
さらに減税策よりも前に発表する言っているオバマケアの代替案とか、
今週にも署名する予定の新たな入国制限措置が、
28日の演説に合わせて発表されるのかも注目です。

もし28日のヤマ場をきっかけに動かなければ、
予算教書が発表される3月13日頃、FOMCが14-15日、
米債務上限引き上げ期限が15日、オランダの総選挙は15日、
黒光り銀行会合と英中銀会合が15-16日、米欧MSQが17日、
G20財務相・中央銀行総裁会議が17-18日、
ついでに全人代の閉幕が3月中旬(5日開幕の10日閉幕とも)、
ということからも、3月中旬が次の最も大きなヤマ場となり、
焦点も移ることになります。

ということで明日のスタンスについては・・・

持ち越し短期勝負の方については、
まずは28日(日本時間1日11時)のトランプマンの施政方針演説が、
目先(今週)のヤマ場ですから、それまでの動きは短期的なものと捉え
リスク覚悟で勝負するのもアリですが、
28日まではその日限りの勝負に留めるのが無難ではあります。
先にも述べた通り、週末の動きに米株と原油の崩れまでが加わることなると、
一気にリスクオフムードが高まることになり、
結果的にトランプラリーが全て反転する動きでもありますので、
場中は米株先物と原油の動きには特に注意しておきましょう(商いも)。

腰を据えて構えている方についてもヤマ場は同様ではありますが、
シンプルに先に述べた週末の動きに米株と原油の崩れまでが加わり、
商いも伴った動きとなるようであれば、ヤマ場を前に撤退するのもアリですが
銘柄にもよるとは言え、そもそもここまで上げると余裕もありますし
現時点では年内等の長期的な明るい見通しに変わりはないので、
ヤマ場通過後の市場の動きを見極めてから判断しても遅くはないでしょう。

腰を据えて新たに参戦する方については、
現時点では年内等の長期的な明るい見通しにも変わりは無いので、
決算を終えたもので、今期が少々悪かろうとも、
来期が増収増益見通しであり(できれば来期割安)、
取り組み妙味のある銘柄は物色していけばいいのですが、
今週は28日がヤマ場ではありますので、あえて明日に参戦するのではなく
ヤマ場通過後の市場の動きを見極めてから参戦するのが無難です。
もしヤマ場をきっかけにリスクオフとなれば、
当然ながらチャンス到来ではありますからね。
中小型割安銘柄についても同様です。

新興市場については、週末時点においても上昇局面では商いが膨らみ、
下落局面では商いが減少するという上げゴリモードが継続しているので、
シンプルに商いの伴った下落が連続するまでは、勝負姿勢でいいのですが
先に述べた28日のヤマ場を経て世界的に商いを伴ったリスクオフとなれば
新興市場も無視は出来ず、急変する可能性も十分にありますので、
一応、28日のヤマ場前後の海の向こうの動きと共に
特に米株、米債、ドル、原油の動きと商いくらいは横目で見ておきましょう。

とは言え、長い目での新興市場を取り巻く環境については、
今週も政策やテーマに関わる官民イベントは多く、国会も真っ只中ですから、
政策関連への追い風は続いており、海の向こうと共に主力大型株が、
ヤマ場をきっかけに商いを伴うゴリゴリのリスクオフではなく、
商いも伴わない動きだけのガス抜きのような巻き戻しであるならば、
足元の様に新興市場への資金流入が続く可能性は高いので、
今のところ季節性も含め新興市場は中長期的に明るいと見ております
(特にマザーズ)

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