不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
何ラリーなのかはともかく、おったまげ~
こんばんはです。

トランプが色んな意味で壁を築く中、米株は壁を突破する史上最高値更新・・
安倍ちゃんが「訂正でんでん」とギャグを言う中、日本株もどんどん上昇・・
イマイチ相場観がズレている私は「悶々(もんもん)」ですけど・・・

しかしまぁ本日は、平野ノラやないですけど「おったまげ~!」
と言わんばかりのノラノラならぬノリノリのトランプバブルの様相でした。

昨夜の米国市場は、米債券安(米金利上昇)ドル安、米株高となり、
ドル安というのがトランプラリーとは異なる動きでしたが、
ドル安は米グローバル企業と共に米株にとって追い風にはなりますし、
実際に決算ラッシュの始まっている米企業決算は、
現時点で7割の企業が市場予想を上回る堅調ぶりなので、
昨夜の米株が商いを伴いながらダウが20000ドル突破の史上最高値更新!
すでに史上最高値を更新していたSP500とナスも続伸!
となったのも頷けますので、トランプラリーの再開と言うよりも、
米株が牽引するシンプルな株買い・債券売りのリスクオンかのようでおます。

かと言って昨年の大統領選から始まったトランプラリー目線で見たとしても、
昨日の記事でも書いた通り、ドルの弱さは依然として継続しておりますが、
ラリーの軸である米債券(米金利)は米株に引っ張られるように戻しており
先週末の就任式前水準を超えてきたので、
この時点でトランプラリーが再開という見方も出来ますが、
このまま米債券安(米金利上昇)が継続するならば
ドルも米株と米債に引っ張られて戻しそうではありますので、
いずれはトランプラリーの再開となりますが・・・

ただしトランプマンがドル高への牽制姿勢を見せているので、
このままドルが戻さないようだと、
足元の需給面からも米株と米債は息切れしそうではありますが
来週まで発表ラッシュの続く米企業決算が、
ドル高の悪影響を吹き飛ばす堅調な決算と見通しのオンパレードとなり、
今後発表される米マクロ指標も堅調な結果のオンパレードとなれば、
もはやドル高が懸念されることもなくなり、
トランプマンのドル高牽制も必要がなくなるので、
米国にとっては理想的なトランプラリー再開となる可能性もあります

現状は少なくとも業績と商いの伴った株が牽引する形での、
株買い・債券売りのリスクオンモードにはなっております。

トランプラリーと共に市場を牽引してきた原油高ラリーについては、
ドルと同様、原油は足踏み状態が続いておりますが、崩れたわけではないので
これまたいずれは米株と米債に引っ張られそうではありますが・・・

つまりトランプラリーと油高ラリー目線での現状としては、
米株と米債券はラリー再開モードになっている一方、
ドルは再開と言うには程遠く、反転・一服モードからは脱しきれておらず、
原油も再開とまでは言えない足踏み状態なので、
現状としてはラリーの再開というよりも、
業績と商いの伴った米株が主導する株買い・債券売りのリスクオンモード
というのが妥当と言えます。

欧州市場についても以上の様な株買い・債券売りモードの流れが波及しており
金融政策に反する通貨高をシカトしていると言えます。

そして新興国・資源国については、
米国と欧州の株買い・債券売りのリスクオンモードと共に、
トランプマンの牽制によるドル安が継続ているということは、
ドル高による新興国通貨安での資金流出症状にはならないので、
新興国・資源国にとっても都合の良い動きではあります。
実際に現在の新興国は落ち着いており、メキシコですら落ち着いております。
原油が崩れることも無く、その他商品が堅調なのも追い風ではあります。

以上のように海の向こうは、先進国だけが喜ぶトランプラリーではなく、
世界が喜ぶとも言える株が牽引する株買い・債券売りのリスクオンであり、
我が国においても株買い・債券売りのような動きとなっております。

ただし米株と同様、為替(円高)が収まらないと息切れしそうではありますが
商い(2.74兆円:今年最高)を伴った株が牽引していることで、
継続しているドル安傾向での円高もシカト状態であり
これまた米国と同様、決算を発表したほとんどの企業の想定為替レートが、
現状の為替水準よりも円高設定にしているだけでなく、
概ね堅調な決算が続いているので、
株価の根幹である業績への懸念自体が和らいでいることが、
為替をシカトして株が牽引する動きの裏付けにはなっております。

だからこそ、ついでと言ってはなんですが、先週末の大統領就任式以降、
米債と共に足元で売られている我が国の債券は、
黒魔術師が薬抜きを始めたという思惑もトッピングされているものの
それでも日本株は崩れずに堅調を維持しているのですから、
長い目での健全化のためにも、現在の動きのドサクサ・・いや動きに乗じて
ほんまに薬抜きすれば、禁断症状に陥らずに済むのではと思うのですが・・
現在の株買い・債券売りモードではなく、
トランプラリーが再開となっても米債券安は続くのですからね・・・
そういう意味では、トランプマンが頑張ってくれれば、
我が国は薬漬けの廃人にはならず、薬抜きが出来るとも言えますので、
改めてトランプマンが躓かないことを願うばかりです。

そんな将来の薬抜きへの期待はともかくとして、
現状のトランプラリーではない株買い・債券売りのリスクオンモードならば
米国はドル安が追い風と言う御都合解釈にもなりますし、
資源国・新興国にとっても資金流出に陥らず、
金融緩和真っ只中の日英欧は、足元で発表の続く企業決算が堅調であれば、
ドル安による通貨高をシカトできるとも言えます。

そして今後、米株と米債に引っ張られてドルが戻すトランプラリーとなっても
新興国・資源国にとっては資金流出症状が再燃するリスクはありますが、
米国は足元で発表の続く企業決算とマクロ指標が堅調であれば、
ドル高懸念は和らぐことになり、日英欧にとっては通貨安が追い風となるので
少なくとも日米英欧の先進国にとっては都合が良いと言えます。

ただし足元の需給環境を見ると、国内は過熱とは言えませんが、
海の向こうは米株買い・債券売りのポジは過熱と言える水準ですから、
現状のドルを置き去りにした株買い・債券売りモードが続くと、
遅かれ早かれガス抜きには見舞われるでしょうから、
昨日も書いた通り、テンコ盛りの重要イベントが重なる節分でもある来週末が
ベタな節分天井のようにガス抜きのきっかけになる可能性は高いです。
一応、来週は節分の週末以外にもイベントは盛り沢山です。
(2月15日は大人の都合な45日前ルールの該当日でもあります)

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、
以上の通り、国内外共に業績の裏付けさえあれば、
株買い・債券売りのリスクオンモードでもトランプラリーでも、
どちらでも良いとは言えますが、現状は前者なので、
シンプルに米債券安(米金利上昇)、商いの伴った米株高と共に、
我が国も商いの伴った株高が継続し、ドルと原油がこれ以上崩れなければ、
ひとまず来週末の節分までという目線で勝負すればいいですが、
商いが減少したり、米債(米金利)が就任式前の水準に戻る様であれば、
警戒モードで構えた方が無難ではあります。
当然ながら米債券高(米金利低下)ドル安、米株安、油安
というトランプラリー&油高が全て反転する動きとなっていれば、
その日限りの勝負に留めておきましょう。

腰を据えて勝負する方については、特に変更はないですが、
そもそも余裕もありますので、少々のリスクオフになろうとも
自分で決めた下値の目途を割るまでは王者の風格で構えておけばいいですし、
もしくはシンプルに米債券高(米金利低下)ドル安、米株安、油安
というトランプラリー&油高ラリー、そして円安・株高ラリーが、
商いを伴って全て反転するようであれば、潔く一旦は撤退するのもアリです。

新たに腰を据えて参戦する方についても、
以上の様な事態となれば即座に撤退する姿勢さえ徹底するのであれば
中長期的な明るい見通しに変わりは無いので、目先のリスクは覚悟して、
個別の動きに合わせて好きなタイミングで参戦するのは自由ですが・・・
節分前後にはガス抜きもありそうですし、これから企業決算も続くので、
決算を終えたものか、変則決算の銘柄に参戦するのが好ましいです。
中小型・割安銘柄で腰を据えて勝負する方も同様です。

新興市場で勝負する方については、本日も更なる商いを伴った続伸となり、
上昇局面で商いが膨らみ、下落局面では薄商い、
という上げゴリモードが継続していると言えますので、、
先に述べたような小難しい国内外の背景は置いといて、
シンプルに商いを伴った下げが継続するまでは勝負すればいいでしょう。

ただし海の向こうが世界的なリスクオフへと陥れば、
さすがに新興市場も無視はできないので、リスクオフかどうかの判断として
米株と原油の動きが重要ではありますが、先にも述べた通り、
危険予知としては米債の動きを横睨みしおいてもいいかと。

そして来週も政策やテーマに関わる官民イベントは多く
通常国会も本格化するので、政策・テーマ関連を始め、
懲りずに新興市場の中長期的な見通しは明るいと見ております(特にマザ) 
海の向こうと共に主力大型株のガス抜き局面となるようだと
新興市場へ資金が流入する可能性は高くなりますのでね。

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コメント

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みずほ | URL | 2017-01-28-Sat 10:55 [編集]
こんにちは。
例によって?株式市場の勢い、トレンドを裏付ける?gold安が続いております。
次の見極めはやっぱり教書演説ですね。

今朝になっての話題ですと、ドンタコスの国ともテレフォン人生相談で納得!?相談できたとか..。
流石に世間体を…なアドバイスが側近か誰かからあったのでしょうか。

またメイ首相とも穏便な?会談だったようで。ロシアへの制裁以外。
正反対の性格の2人、とイギリスでは言っていました。お父さんが牧師さんで。

さらにブレア首相を引き合いに出して、時によりアメリカと親密になって後悔する結果に注意しないと..な警鐘も。イラクの事で。

ところでイギリスEU離脱は議会承認が必要との最高裁(でしたか)の判決を、新たな危機!みたいに日本では言っていましたが、本国では「じゃあ議会にかけるか普通に」な反応で、当の議員の多くは自分とこの有権者が離脱賛成なので、承認するでしょ普通に、な見方です。
有権者の意思first。
混乱すると言っている人は裁判所が全てをひっくり返すという意識があるのでしょうか。どこかと一緒みたいですよ。

あと、気になるトランプ語録はABCのインタビューで「あまり自分を変えたくない。」と言った事。
本音が出た?こうなったら早くVS.プーチンみたい…。

NAFTAの国の首長はイケメン度ではwinner!ですね。
みずほさんへ
マーケット番長 | URL | 2017-01-28-Sat 14:11 [編集]
> こんにちは。

こんにちは。

> 例によって?株式市場の勢い、トレンドを裏付ける?gold安が続いております。
> 次の見極めはやっぱり教書演説ですね。

大きなトレンド変換はそうかもしれないですね。

> 今朝になっての話題ですと、ドンタコスの国ともテレフォン人生相談で納得!?相談できたとか..。
> 流石に世間体を…なアドバイスが側近か誰かからあったのでしょうか。
>
> またメイ首相とも穏便な?会談だったようで。ロシアへの制裁以外。
> 正反対の性格の2人、とイギリスでは言っていました。お父さんが牧師さんで。
>
> さらにブレア首相を引き合いに出して、時によりアメリカと親密になって後悔する結果に注意しないと..な警鐘も。イラクの事で。
>

トランプマンはなんだかんだ言っても
世間の声や側近には耳を傾けている?敏感にはなっているかもしれないですね。

> ところでイギリスEU離脱は議会承認が必要との最高裁(でしたか)の判決を、新たな危機!みたいに日本では言っていましたが、本国では「じゃあ議会にかけるか普通に」な反応で、当の議員の多くは自分とこの有権者が離脱賛成なので、承認するでしょ普通に、な見方です。
> 有権者の意思first。
> 混乱すると言っている人は裁判所が全てをひっくり返すという意識があるのでしょうか。どこかと一緒みたいですよ。

えげれすはトランプマンとがっちり組むのであれば、
ハードでもソフトでも問題なさそうですが、
えげれす以外の国でEU離脱ドミノ機運が高まり、
ユーロ崩壊にまでつながるようだとさすがにマズイとは思います。

> あと、気になるトランプ語録はABCのインタビューで「あまり自分を変えたくない。」と言った事。
> 本音が出た?こうなったら早くVS.プーチンみたい…。

なかなかの大一番にはなりそうですが、
日本のためにも仲良くしていただきたいとは思いますw

> NAFTAの国の首長はイケメン度ではwinner!ですね。

トランプマンのじいさんぶりが際立ちますが、
嫁さんとイヴァンカはきれいですからねw

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