不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
心許ない動きと商い
こんばんはです。

ジャイアンのちゃぶ台返しのような大統領令が乱発される中、
先週末の大統領就任式後から始まったトランプラリーの反転モードは、
昨日で終わりなのでしょうか・・・
そしてこのまま節分でもある来週末まで突っ走るのでしょうか・・・(笑)

来週末にはトランプマンの具体的な政策が見えるであろう一般教書演説、
トランプマンが大好物の雇用指標であり、米マクロ環境の確認となる雇用統計
米企業決算が一巡、EU首脳会議、胡散臭さ満載の中国の春節明け
安倍ちゃんの訪米(2月上旬とのことなので来週末?)
といったものが重なり、来週末だけでなく来週末までとしても、
今週と来週が国内企業決算の一発目のピークを迎えるだけでなく、国会本格化
黒光り銀行の金融政策決定会合が来週30-31日、
FOMCが31日ー1日、英中銀会合が1-2日、
トランプの外交ラッシュも来週末までギッシリ・・・

いやはや・・・節分天井でっか?まさかのセルインメイまで?

セルインメイはともかくとして、
昨夜の海の向こうから始まった市場の動きを見ると・・・

まず主役であるトランプラリーとしては、
米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高とラリーが再開する動きで終えており
米債券(米金利)は昨年末の水準までは戻してないものの、
大統領就任式直前の水準近くまでは戻しております。
ドルは昨年末どころか就任式直前の水準にも遠く及ばない程度の戻しです。
ダウは就任式直前の水準を超え、史上最高値更新間近まで迫っており、
SP500とナスダックについては史上最高値を更新しております。
(昨夜の商いはちょっぴり増加したものの、まだまだ物足りないです)

トランプラリーと共に市場を牽引してきた原油高ラリーとしては、
就任式直前の水準は超えていないものの、その近辺で踏ん張っております。
ちなみに景気の鏡でもある銅は就任式前どころか昨年末の水準を超えており、
昨年末から上昇が継いでいる安全資産でもある金は、
昨夜は反落となったものの就任式直前の水準を割っておりません。
(VIX指数は11割れの低水準ですw)

以上の通り、先週末の大統領就任式を経た動き(ラリー)としては、
ドルが最も反転色が強く、その次が原油という感じであり、
米債とダウは就任式直前水準の間近まで戻しており、
SP500とナス至っては、就任式もへったくれもない堅調ぶりでおます。

最も重要なのは米債(米金利)とドルに変わりは無いのですが、
ドル安は米株にとっては追い風という御都合解釈があるとしても、
せめて米債が就任式直前水準を超えないことには、
トランプラリーが再開したとも言い難いのですが、繰り返し書いている通り、
市場のリスクオン・オフ・スイッチを担うのは米株と原油ですから、
原油が踏ん張りを見せつつ、米株の堅調な動きが続いていると、
リスクオフにならないのはもちろんのこと、
各ラリーの反転モードが加速することもないですからね・・・

ということからも、市場の「動き」から見ると、
トランプラリーが再開するのか反転モードが続くのかは
米債が就任式直前の水準を明確に超えるのかどうか次第と言えます。
当然ながら商いがどちらの動きに伴って膨らむのかも重要でおます。

そんな海の向こうのラリー次第である我が国の円安株高ラリーについても、
昨夜の動きを受けて、本日は円安株高の動きとなり、
日経平均は270円高(1.4%高)、トピは1%高と堅調でしたが、
海の向こうと同様、相変わらずの薄商いであり、パワーは感じられず・・・
(新興市場は商いを伴った堅調な動きでおます)
そして日経平均は・・・というか日経先物は、
昨年末の水準はもちろんのこと就任式前後の水準までは戻しておらず、
ドル円はドルインデと同様、就任式前の水準には遠く及ばない水準です。
(JQは年初の高値をぶち抜き、2部とマザは就任式前の水準を突破)

以上の通りなので、最も重要である米債がせめて就任式直前の水準を超え、
トランプラリーが明確に再開したと言えないことには、
現状は海の向こう次第である我が国の円安株高ラリーも再開やで!
とまでは言い切れない動きと薄商いではあります。

とは言え、今週から国内企業決算が本格化しているので、
海の向こう次第から脱する様なゴリゴリに堅調な決算でも続出すれば、
国内政治の安定ぶりに加え、需給環境は過熱気味の海の向こうとは違い、
国内は過熱とまでは言えない需給環境・・まさに鬼は外、福は内ですから
いつ起きてもおかしくない海の向こうからの反転リスクは覚悟の上で、
米株の動きに追随する割り切りモードで波に乗るのはアリですけど・・・

ちなみに我が国と同様に今週から本格化している米企業決算は、
昨夜発表分も含めて概ね堅調ですから、
債券、為替、原油の動きがまだ不透明であろうとも、
米株だけは堅調という理屈も通るとは言えます・・・

あ、そういえば、昨夜はトランプマン詣を行った米自動車企業が、
トランプの意向である国内回帰に従う条件として、
排ガス規制の緩和と共に足元のドル高是正もお願いしたそうで・・・
(日本の自動車業界叩きをお願いしたのかまではわかりませんw)

一昨日にも米グローバル企業のトランプマン詣があり、
そんな健気な米企業に対する思し召しのように、
チームトランプマンの面々からドル高牽制発言が出ているので、
それに安心した米企業が堅調な見通しを発表するかもしれませんが、
一方で、先にも述べた低調なドルの動きとも一致するドル高牽制なだけに、
我が国としては円高懸念が拭い切れないと同時に、
国内企業決算での見通しが控えめになる・・・
鬼は内、福は外に逆転するのでは・・・という気掛かりもあります。

今のところ一昨日に決算を発表し、昨日大幅安となった安川電機は、
本日ですっかり取り戻しており、昨日決算を発表した日本電産も、
本日は大きく売られたものの、引けに掛けてかなり戻しているので、
これ以上の円高さえ進行しなければ、
決算通過後のポジティブな動きも期待は出来ますけどね。
(明日はファナックを始め約55社、明後日は約110社が発表です)

以上の通りなので、大統領就任式後からのラリーが反転していた動きは、
米株が牽引する形で終わった可能性もありますが、
未だ終わったとも言えない米債、ドル、原油の動きからも、
このまま節分天井を目指すとまで言い切れないだけに、
明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通り米株が牽引する形で、
シンプルに米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、油高
というトランプラリー&油高ラリーの動きが商いを伴って再開していれば、
大いに勝負すればいいのですが、相変わらずの薄商いだとしても、
来週末の節分天井までは米株が牽引するんだ!
と割り切りながらリスク覚悟で勝負するのは自由でおます。

ただし米債(米金利)が就任式前の水準まで戻っていなければ、
その日限りの勝負に留めておくのが無難ではあります。
そして当然ながら米債券高(米金利低下)ドル安、米株安、油安
というトランプラリー&油高が全て反転する動きとなっていれば、
その日限りの勝負に留めておきましょう。

腰を据えて勝負する方については、まだ余裕もありますので、、
各ラリーの反転・巻き戻しの一服になろうと、少々のリスクオフになろうとも
自分で決めた下値の目途を割るまでは王者の風格で構えておけばいいですし、
もしくはシンプルにトランプラリー&油高ラリー&円安・株高ラリーが、
商いを伴って全て反転するようであれば、潔く一旦は撤退するのもアリです。

新たに腰を据えて参戦する方についても、
以上の様な事態となれば即座に撤退する姿勢さえ徹底するのであれば
中長期的な明るい見通しに変わりは無いので、目先のリスクは覚悟して、
個別の動きに合わせて好きなタイミングで参戦するのは自由ですが・・・
これから企業決算が本格化するので、決算を見極めてからでもいいですし、
海の向こうが商いを伴う明確なラリー再開となってからでもいいとは思います
中小型・割安銘柄で腰を据えて勝負する方も同様です。

新興市場で勝負する方については、本日は更なる商いを伴った続伸となり、
上昇局面で商いが膨らみ、下落局面では薄商い、
という上げゴリモードが継続していると言えますので、、
先に述べたような小難しい国内外の背景は置いといて、
シンプルに商いを伴った下げが継続するまでは勝負すればいいでしょう。

ただし海の向こうが世界的なリスクオフへと陥れば、
さすがに新興市場も無視はできないので、リスクオフかどうかの判断として
せめて米株と原油の動きくらいは横睨みしておきましょう。

そして今後も政策やテーマに関わる官民イベントは多く
通常国会も本格化するので、政策・テーマ関連を始め、
懲りずに新興市場の中長期的な見通しは明るいと見ております(特にマザ) 
海の向こうと共に主力大型株の薄商いも続くようだと
新興市場へ資金が流入する可能性は高くなりますのでね。

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