不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
言葉責めと薄ゴリラが継続中
こんばんはです。

トランプマンの言葉責めにヒィヒィ言わされる日々が続いており、
昨日はTPP離脱の大統領令署名の際には、
またしても日本の自動車業界に対してケチを付けております・・・

そういえば先日、米国までわざわざカチ込み、
対米投資の大盤振る舞いを披露したトヨタの章男ちゃんの立場は・・・
ハゲ社長のようにトランプ組長へ直接挨拶に出向かないと、
盃は貰えない・・・いや、言葉責めは止まらないのでしょうか・・・
ほんまにヤクザですな(笑)

なにやらトランプ組長は昨日に続き今夜も、
挨拶に出向いて来る米企業と盃を交わす(会談をする)そうで、
しかも今夜は米自動車業界ですから、会談を前にして良きに計らうとばかり、日
日本の自動車業界へ言葉責めをするのも止む無しなのか・・・

しかも昨夜はトランプ組(政権)の金庫番(財務長官)であるムニューチンが
歴代米財務長官の定番ギャグである「ドル高は米国の利益」ではなく、
「ドル高は短期的にマイナス」と言っております・・・

まさに米グローバル企業が組長の意に従うかのように国内回帰へ向けて、
準備が整うまで・・・いや、国内回帰が完了するまでは・・・
確かにドル高はマイナス影響ですから、現状はドル安が好ましいとも・・
今に始まったことではないですが、ほんまに都合が良すぎるやろ(笑)

さらに穿った見方をすれば、今夜に会談を行う米自動車業界だけでなく
昨夜に会談をした企業からも、今週から本格化する米企業決算が
足元のドル高のせいでイマイチなんだと泣きつかれたことで、
それに配慮するべく、ムニューチンに牽制させたのかも・・・

そうだとすると、今週から本格化する米グローバル企業の決算は、
もしかしたら着地はイマイチなのかもしれませんが、
トランプ組の金庫番からの短期的にはドル高がマイナスという牽制?
いや、短期的なドル安誘導へのお墨付きをもらったことで、
米グルーバル企業決算の見通しは堅調なものが発表されるのかも・・・
という気がしなくもないです(笑)

当然ながら我が国にとっては円高という重石が降りかかることになり、
しかも今週から国内企業決算ラッシュの幕開けとなるだけに、
せめて国内の企業決算ラッシュが一巡するまでは、
ドル高牽制の言葉責めだけは控えて頂きたいものです。

本日決算を発表したナガモッコリ率いる日本電産は、上方修正を発表しており
昨日発表した安川電機の想定為替レートと比べると現実的ではありますが、
(電産1ドル110円、1ユーロ117円、安川115円、120円)
そもそもの現状の円安状況を考えると、やや物足りないとも言えますので
これから本格化する国内企業決算を前にして、
トランプ組長の自己都合なドル高牽制による円高に見舞われると、
日本電産よりも物足りない見通しが発表される可能性が高くなります・・

いつも好決算の優等生である日本電産と安川電ですらこれですから、
たださえ保守的な決算を出しがち他の国内企業は、
発表時に円高かゴリゴリ進んでいるようだと、
上方修正どころか・・・ということになりかねないですからね。

以上の様なドル高牽制を含むトランプ組長の言葉責め懸念であったり、
それによる円高での国内企業業績への懸念といった背景はともかくとしても、
市場の動きとしては、昨夜から米債券高(米金利上昇)ドル安、米株安
というトランプラリーが全て反転する動きにはなっており、
トランプラリーと共に市場を牽引してきた油高ラリーも反落しているので、
(金は反発、英欧市場も債券買い・株売り)
動きとしては各ラリーが全て反転する良からぬ動きではあります。

ただし市場のリスクオン・オフ・スイッチを担う米株と原油については、
崩れるほどの大きな下げにはならず、しかも商いを伴っておりませんので、
リスクオフムード自体は高まっていないというのが現状です。
従って動きと共に商いも伴ってくると、一気に緊張感が増すことにはなります

そして海の向こうの各ラリーの需給環境としても、
昨年末からの足踏みでかなり改善されたのかと思いきや、
未だ米債券売り、米株買い、原油買いのポジは高水準なままなので、
需給的にもラリーが反転する余地が大きいと言える状況です。

一方、国内の足元の需給環境は海の向こうと違って、
円売りポジ以外は高水準とは程遠い状況ではあるものの、
今週から本格化する国内企業の決算が、
海の向こうを吹き飛ばすようなゴリゴリの好決算にでもならない限り、
主役は海の向こうのトランプラリーと油高ラリーであり
我が国の円安株高ラリーが継続するのも海の向こう次第というのが現実です

ちなみに本日の我が国についても、後場から為替がやや切り返したものの
昨夜からの動きも含めた昨年末からの各ラリー反転の動きは続いております。
ただしこれまた海の向こうと同様、本気売りとも思えない薄商いなので、
動きとしてだけ・・・円安株高ラリーが反転しているという感じです。

なにやら引け後の海の向こうでは、
トランプラリー&油高ラリーが再開する動きとなっており、
我が国も円安・株高ラリーが再開する動きとなっておりますが、
先に述べた海の向こうの需給環境だけでなく、
昨日の記事で書いた今後のイベントスケジュールや国内外の決算等からも、
このままラリーが再開する動きが続くとも思えないのですが・・・

もし商いを伴って再開することになれば、
トランプ組長の一般教書演説や雇用統計などなどが重なる来週末まで、
突っ走る可能性もありますが、まさに節分天井だったかの如く、
来週末以降のリスクが大きくはなりますので、
できれば来週末までは、ガス抜きを兼ねたラリーの反転モードが続く方が、
息の長いトランプ相場を続けるためにも健全だとは思うばかりです・・・

いかんせん商いの伴わない動きが続いているだけに、
分かり辛い相場だと言わざるを得ないですが、
今のところは来週末までガス抜きの反転モードが続くとは見ております。

あ、忘れておりましたが、来週末ではなく超目先としては一応、
今夜は英最高裁でEU離脱の議会承認要否の判決、
(イタリアでも憲法裁判所による選挙法見直しをめぐる審理があるそうで)
11月の米大統領選以降のトランプラリーでの米債券安(金利上昇)を受けて
米住宅市場への影響確認となる12月の米中古住宅販売件数、
先にも述べた通り、債券売りのポジが積み上がっている状況での米2年債入札
同じくトランプラリーによるドル高の影響確認となる米経済指標だけでなく
特盛の米グローバル企業決算、明日も同じく特盛の米グローバル企業決算、
米11月住宅価格、米5年債入札、週間原油在庫といったものが発表されます

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、
シンプルに米債券高(米金利低下)ドル安、米株安、油安
というトランプラリー&油高が全て反転する動きが継続していれば、
その日限りの勝負に留めておきましょう。
以上にも書いた通り、私としてはこうなると見ておりますが・・・
もしトランプラリー&油高ラリーが再開する動きとなっていれば、
大いに勝負すればいいですが、今日までのように商いも膨らないまま
明確にどちらの動きともならず、来週末までの見極めモードが続いていても
市場のリスクオン・オフ・スイッチを担う米株と原油が、
足並みを揃えて崩れていなければ、リスクオフムードの歯止めにはなるので
反発する可能性に懸けて、リスク覚悟で勝負するのは自由でおます。

腰を据えて勝負する方については、まだ余裕もありますので、、
各ラリーの反転・巻き戻しの一服になろうと、少々のリスクオフになろうとも
自分で決めた下値の目途を割るまでは王者の風格で構えておけばいいですし、
もしくはシンプルにトランプラリー&油高ラリー&円安・株高ラリーが、
商いを伴って全て反転するようであれば、潔く一旦は撤退するのもアリです。

新たに腰を据えて参戦する方についても、
以上の様な事態となれば即座に撤退する姿勢さえ徹底するのであれば
中長期的な明るい見通しに変わりは無いので、目先のリスクは覚悟して、
個別の動きに合わせて好きなタイミングで参戦するのは自由ですが・・・
今週から企業決算が本格化するので、決算を見極めてからでもいいですし、
海の向こうが商いを伴う明確な動きになってからでもいいとは思います。
中小型・割安銘柄で腰を据えて勝負する方も同様です。

新興市場で勝負する方については、昨日までの薄商いでの続伸ではなく
本日は商いを伴う続伸となったので、上昇局面で商いが膨らみ、
下落局面では薄商いという上げゴリモードに転換したと判断し、
先に述べたような小難しい国内外の背景は置いといて勝負すればいいですが
明日が商いを伴った反落となれば、慎重姿勢で構えておいた方がいいです。

国内外の背景は置いといて・・・と言いながらも、
もし海の向こうが世界的なリスクオフへと陥れば、
さすがに新興市場も無視はできないので、リスクオフかどうかの判断として
せめて米株と原油の動きくらいは横睨みしておきましょう。

そして今後も政策やテーマに関わる官民イベントは多く
通常国会も本格化するので、政策・テーマ関連を始め、
懲りずに新興市場の中長期的な見通しは明るいと見ております(特にマザ) 
海の向こうがリスクオフまでとはならず、
来週末までハッキリしない見極めモードへと突入するならば、
新興市場へ資金が流入する可能性は高くなりますのでね。

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