不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
メイイベントとメインイベントを控え
こんばんはです。

本日は20時45分から始まるメイイベント(メイ英首相演説)を前に、
日経平均は281円安(1.48%安)、TOPIXは1.41%安となり、
両指数共に直近安値である大納会安値を割ってしまい(遅行線も下抜け間近)
ほんまにセルインメイ(首相)のような「動き」にはなりましたが、
14時までの商いは昨日と同水準程度で推移し、
最後の1時間で膨らんだものの、2.09兆円と薄商いで引けているので、
動きの割には本気の売りゴリラとも思えない薄商いでおました。

今夜の注目イベントであるメイ英首相の演説については、
ハードブレグジット色の強い演説になると言われておりますが、
すでに内容が伝わっている上に、市場も警戒感の強い動きとなっているだけに
意外と織り込み済みとなり、結局はメイイベント(メイ英首相演説)ではなく
トランプマンの大統領就任式を含む週末のメインイベントへと焦点が移るのか
という気がしなくもないです。

しかしながら英株は昨夜が15日ぶりの小反落となったものの、
昨年12月5日から24勝4敗というムテキングぶりであり、
足元ではズルズルとポンド安も進行しているので、
(英債券安は12月半ばから足踏み)
今夜の演説をきっかけに英中銀の金融政策に反するポンド高と共に、
英株安となってもおかしくはないです。

そして週初の記事にも書いた通り、
海の向こうの主役であるトランプラリー&油高ラリーをはじめ、
世界的には昨年12月から為替と債券は反転・一服しているものの(油も)、
株価は債券や為替よりも踏ん張りを見せているだけに、
その中でも堅調ぶりが際立った英国株が崩れるのをきっかけに、
世界的にも株価が崩れることになると、
動きとしてはラリーが全て反転することになるので
まさに季節外れのセルインメイとなってもおかしくはないですが・・・

一応、事前に演説内容が知れているとは言え、
昨年6月のブレグジット前に比べると、市場の警戒感自体は薄いですし、
そもそも英国のEU離脱は良いことだったとしても、
今週末には仏野党の大統領予備選を控えており
今年はEU各国で極右が台頭しそうな選挙も控えているので、
今夜を機に改めてEU離脱ドミノやユーロ崩壊懸念といった、
政治リスクを意識(口実に)する連想ゲームが拡大すると、
キリのないリスクが台頭することにはなりますのでね・・・

そして昨日ザワ付いていた中国についても、
本日はダボス会議でのガキデカ(習近平)の基調演説を控え、
メンツの為に上海株がプラスで引けたとも言えますが(推測ですw)
人民元がまたしても介入?のような動きを見せつつあり、
年明けから落ち着いていたSHIBORの翌日物も切り返しているので、
台湾を含む対中強硬姿勢のトランプマンへの報復?嫌がらせ?のために、
20日の就任式に合わせて良からぬことを仕掛けててくる可能性も・・・
何やら20日に発表されるGDPの目標値を引き下げるなんて報道もあり、
来週後半からは旧正月入りでもありますので、
お得意の休み前に無責任な悪材料や政策を投げっ放してくるかも・・・
中国のことなので、あくまで個人的な推測に過ぎないですけどね(笑)

とりあえず今夜がメイイベント(メイ首相演説)なので、
もはやつべこべ言っても仕方ないのですが、
セルインメイ(首相)とはならず、何事も無く織り込み済みとなり、
結局は週末のヤマ場へと焦点が移ったとするならば、メイではなくメインの
トランプ大統領就任式&演説(20日25時過ぎ頃)を挟むように、
19日の夜にはドラギナイト(ECB理事会)、原油在庫、
20日の朝には臨時国会召集、イエレンFRB議長講演、
中国GDP&12月経済統計、夜にはジブリナイト、GE決算、米SQ、
21-22日は産油国の減産順守監視委員会、
22日は仏社会党の大統領予備選といったものが重なりますので、
19日(木)の夜から22日(日)までが最大のヤマ場となります。

トランプマンの大統領就任式での演説は、
事前に漏れているメイ首相のように原稿があったとしても、
感情次第で何を言い出すのかもわからないですし、
今回は本当の意味で大統領として(公式)の発言となりますので、
これまでのような感情任せや思い付きの様な呟きとは違い、
言葉への責任が重くなるだけに、未知数な怖さはあります・・・

足元ではドル安が進んでいることや製造業への国内回帰姿勢もあって、
警戒されていたドル高への牽制懸念が和らいでおりますが、
中国への為替操作国認定ついでにポロリと日本の為替政策にケチを付けると
我が国の円安株高ラリーの巻き戻しが加速してもおかしくないです
(足元の需給面から見れば、さすがに11月安値割れはなさそうですが・・)

ちなみに、そんな週末のヤマ場以外でのきっかけとなりそうなイベントは、
いつのなのかわからない英最高裁判決(1月中旬とも)
今夜はトランプマンとGSに抗議する米市民団体のデモ
18日の米12月消費者物価、ベージュブック、IBM決算
今週一回目のイエレンFRB議長講演、最後のオバマ大統領記者会見
17-19日のトランプ政権の次期閣僚候補の上院承認公聴会
といったところなので、何かと盛り沢山ではおますが、
今夜のメイイベント(メイ首相演説)を無事に乗り越えれば、
週末のメインイベントに焦点が移ると構えておけばいいでしょう。

いやはや・・・どうなるのやらと言う感じではありますが、
来週からはグーグル、インテル等の米企業決算が本格化し、
国内でも安川電機、日本電産を皮切りに企業決算ラッシュも開幕するので
健全に業績での選別物色をするためにも、
今夜のメイイベントでも週末のメインイベントでもいいので
いっそのことガス抜きした方がいいのではと思うばかりです

言っても週末のメインイベントは、日米欧の政治イベント、
米株と原油の需給イベント、米欧の金融政策イベント、キナ臭い中国イベント
トランプがケチとドル高の影響確認となる米製造業決算(GE)
といったものが重なるわけですから、ちょうどいい節目とは思うのですが・・
もちろん都合の良すぎる願望ですけどね(笑)

私の願望はともかく、以上の通りなので、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、今夜のメイ首相演説を経て、
シンプルに米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、油高
というトランプラリー&油高ラリーが再開していれば、
我が国の円安・株高ラリーも再開すると割り切って勝負すればいいですが、
各ラリーの動きがどれか一つでも欠けているならば、
先にも述べた通り、最大のヤマ場は今週末となるので、
その日限りの勝負に留めるのが無難でおます。

腰を据えて勝負する方については、基本的に変更はなく、
ここまで上昇すると余裕もあるので、自分で決めた下値の目途を割るまでは
各ラリーの反転・巻き戻しの一服になろうとも、
少々のリスクオフになろうとも、王者の風格で構えておけばいいですが、
シンプルにトランプラリー&油高ラリー&円安・株高ラリーが、
商いを伴って全て反転するようであれば、撤退も視野に入れましょう。
(昨日も本日も薄商いでおました)
そして先にも述べた通り、今夜のメイ首相演説が無事に通過しても、
今週末が最大のヤマ場ではありますので、
備えると言うか、念のために心構えくらいはしておきましょう。

新たに腰を据えて参戦する方についても、基本的に変更はないのですが、
以上の様な事態となれば即座に撤退する姿勢さえ徹底するのであれば
目先のヤマ場はともかく、中長期的な明るい見通しに変わりは無いので、
個別の動きに合わせて好きなタイミングで参戦するのは自由ですが・・・
今夜だけでなく今週末が最大のヤマ場ではありますので、
いっそのこと来週からの決算ラッシュを見てからでもいいとは思います。
中小型・割安銘柄で腰を据えて勝負する方も同様です。

新興市場で勝負する方については、昨日は薄商いでの反落だったものの
本日は商いを伴った続落となりましたので(JQと2部もやや崩れている)、
先週までの上昇局面で商いが膨らみ、下落局面では薄商い、
という上げゴリモードが一旦は終了と判断した方が無難ではあります。
従ってシンプルに商いの伴った上昇が継続するまでは、
慎重姿勢で構えておいた方がいいでしょう。
そして最大のヤマ場である今週末もしくは今夜のメイ首相演説を経て、
もし世界的なリスクオフへと陥れば、新興市場も無視はできないのでね。

一応、今週は政策やテーマに関わる官民イベントは多く、
今週末から通常国会も始まるので、
新興市場の中長期的な明るい見通しに変わりは無いのですが(特にマザ) 
今週末のヤマ場までは、慎重に構えておくに越したことはないです。

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