不沈艦日記
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雇用統計を経て
こんにちは。

トランプラリーの巻き戻しが起きそうなオイニーが漂う中、
今週は月初恒例の米経済指標特盛ウィークを迎え、
昨夜は大トリとなる米12月雇用統計が発表されました。

非農業部門雇用者数と失業率はイマイチだったものの、
10-11月分は大幅に上方修正されており、
イエレンおばさん率いるFRBが、
利上げに向けて最も重視する雇用の質面である賃金は7年半ぶりの伸びとなり
雇用環境としては、昨年末の利上げを正当化するだけでなく、
今年の追加利上げも後押しする結果だったといえます。

昨夜は以上のような雇用統計を受けて、FOMCでの投票権は無いものの
タカ派であるリッチモンド連銀総裁とクリーブランド連銀総裁だけでなく、
投票権を有するハト派のシカゴ連銀総裁すらも追加利上げを匂わせており、
改めて米国は完全雇用に近く、利上げできる程に堅調でっせ・・・
という見方が拡がったといえます。

じゃあなんでトランプはアメリカンファーストを掲げ、
雇用創出にこだわっているの?という多少の疑問があったり、
足元の米住宅市場や米消費への懸念もやや残っていたり、
来週から始まる米企業決算を確認したい(恐らく堅調でしょうけど)
といった疑問や懸念等はありますが、
ひとまず昨夜の雇用統計を経た時点の状況としては、
追加利上げも裏付けられたと言えますので、
市場の動きとしてもトランプラリーが巻き戻しそうなオイニーは、
払拭されたような動きとなっております。

改めて昨夜の雇用統計を受けた市場の動きを確認すると・・・

昨年末から始まっていた米債券高(米金利低下)、
年明けから介入と思われる急速な人民元高と共に加速したドル安、
昨年末から崩れてはいないものの足踏みしていた米株と原油、
というトランプラリーが巻き戻しそうなオイニーが(油高ラリーも)、
昨夜の雇用統計を受けて米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、原油高
という巻き戻しのオイニーを払拭する動きとなっており、
米株の商いはボチボチながらもSP500とナスは史上最高値を更新し、
ダウも終値では史上最高値を更新できなかったもののザラバ中には更新し、
心理的な節目の20000ドル間近まで迫っております。
安全資産の金も昨夜は反落しており、VIXも低下しており、
巻き戻しのオイニーが払拭されただけでなく、心理的にも和らいでおります

以上の通り、昨夜の雇用統計を受けての米国市場の動きは、
トランプラリー&油高ラリーが再開したような動きで終えたと言えます。

これを受けて、我が国はドル高と払拭されたリスク回避な円高圧力によって
円安・株高ラリーが再開する動きとなり、
シカゴ日経平均先物は19585円と堅調に帰って来ております。

そして欧州を含め世界的にはベタな債券売り・株買いとなっておりますが
このまま継続すると欧州金融機関のリスクが再燃するのでは・・・
ドル高も伴うだけに新興国の資金流出リスクが再燃するのでは・・・
新興国の親玉でもある中国が来週から再び介入を加速させるのでは・・・
というジャイアン米国以外の負の側面も抱えながら、
雇用統計後の動きが来週以降も続くのか注目でおます。

ということで来週以降の見通しについては、改めて書きますので、
本日はあくまで雇用統計を受けての米国を中心とする状況確認ということです

引き続き、良い三連休をお過ごしください。

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