不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
巻き戻しのオイニーも漂う中、来週以降も見据えつつ・・・
こんばんはです

昨夜発表された利上げに踏み切った昨年12月開催分のFOMC議事要旨では
トランプマンの財政政策によって米経済成長と共に金利が上昇すると・・・
本日挨拶を行った安倍ちゃんマンは、日本経済は回復の兆しが見えたと・・
日米共に要人からの明るい景気見通しが述べられており、
私としても中長期的には特に異論はありませんが、
とりあえず実体経済はともかく、市場における目先としては、
米大統領選から続くトランプラリー&油高ラリー、
それらラリー次第でもある我が国の円安株高ラリパッパラリーが
いつ巻き戻しの反転となるのかが焦点であることに変わりはないです。

昨日も書いた通り、現在の需給環境等から見ても、
今のうちに巻き戻し・反転となれば、ちょうどいいガス抜き程度になりますが
いかんせん現状の国内の需給環境は過熱しているほどの水準ではないので、
まだ突っ走る余地があると言わざるを得ないのですが、
日本株は海の向こうのラリー次第というのが現実であり
米株(SP500)の需給環境は過去最高水準まで過熱していることからも、
海の向こうはいつ巻き戻し・反転が起きてもおかしくない状況とは言えます。

そんな中、いつ呟くのかもわからないトランプマンの呟きリスクもありますが
今週は月初恒例の米経済指標テンコ盛りウィークを迎え、
週末の明日には大トリの雇用統計を控えており、
今夜は前哨戦となるADP雇用、ISM非製造業、原油在庫の発表があり、
どこで反転するきっかけとなってもおかしくないラインナップではあるので
本日は身構えている人も多くなりつつあったのですが・・・

これらのラインナップに中国らしく割り込みするかのように、
当局による人民元の介入観測が拡がっており、
実際に昨日から人民元がゴリゴリに買われております(オフショア)・・・

それと共に当局が米債券を売っ払って米金利が上昇してドル買い・・・
ではなく、現状は結果的としてドル売リが加速しております。

そもそも人民元の介入観測が拡がる前の年末から、
米債券は買われているので(米金利低下)
どちらがドル売りの真の理由なのかはわかりませんが、
本日の人民元買い観測によってドル売りが加速したのは事実ですから、
トランプラリー(米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高)についても、
巻き戻し・反転が加速しそうな動きではあります。

それによって足元で円売りポジが積み上がっていた円の買い戻しも加速し
いわゆる円買い・先物売りも加速しそうな動きではありますので、
我が国の円安・株高ラリーも巻き戻し・反転が加速しそうではあります。

しかも本日引け後には、指数寄与度の最も高いユニクロが月次を発表しており
既存店が前年比で95%というイマイチな結果となりましたので、
来週12日の引け後に発表されるユニクロ決算と13日のSQまで、
ユニクロ売りという圧力も加わる可能性も無きにしも非ずです。

とりあえず海の向こうでのドル売りの真の理由はともかくとしても、
いくら今夜の米経済指標や明日のキングオブ経済指標である雇用統計が
ゴリゴリの堅調な結果になったからトランプラリーの再開やボケナス!
というような市場原理的なことを言ったところで、
そんなことは通じない中国の容赦のない人民元買い介入が止まらないことには
ドル売りも止まらないというのが現状の市場の動きではあるので、
結果的にトランプラリーも再開することが出来ず、
我が国の円安株高ラリーも再開することも出来ず、
巻き戻し・反転が続くことになります・・・
(週末には中国の外貨準備高が発表されるのも不気味でおます)

当然ながらそもそも雇用統計を始めとする米経済指標が堅調な結果とはならず
低調な結果となれば火に油となります・・・

いやはや、中国の空気を読まない動きが明日以降も続くのか・・・
それは当局のサジ加減であり、誰にもわからないことではありますので、
もし本日で終わるようであれば、目先としては米経済指標の結果を受けて、
年末から続く米債券高(米金利低下)、足元で加速したドル安、
これらの動きが加速して巻き戻し・反転が続くことになるのか・・・
それとも動きが止まってトランプラリーが再開するのか・・・
というのが市場の動きとしての焦点となります。

もし中国であれ米経済指標であれ、
いずれかをきっかけに本日の良からぬ動きが加速することになったとしても、
これまでにも繰り返し書いている通り、
米株と原油が崩れなければ、リスクオフモードにはならないです。
米株は米債券高(米金利低下)ドル安を好感する御都合解釈も有り得ますし、
原油は減産順守を監視する徹底ぶりもアピールしているのでね。
当然ながら逆の見方をすると、米株と原油まで崩れると最悪ということです。

そして現在の動きが加速せずに一時的な騒ぎだけで終われば
来週以降のきっかけとなりそうなイベントとしては、
11日のトランプマン会見、産油国会合(減産順守監視会合の事前協議とも)
満月の12日にはユニクロ決算(セブン&アイ等の小売企業決算もテンコ盛)
13日の金曜日にはSQ、中国貿易収支、夜は米金融機関決算、米小売売上高
産油国のちゃんと減産やっとるか会合(21-22日に延期とも?)、
20日は米MSQとトランプマンの大統領就任、
21-22日は産油国のちゃんと減産やっとるか会合(13日が延期ならば)
といったところです。

あっ、忘れておりましたが、なんと!金曜ロードショーが、
13日に「風の谷のナウシカ」、20日に「千と千尋の神隠し」、
という悪意さえ感じるジブリラインナップをねじ込んで来ております(笑)

以上の通り、まずは本日の波乱の要因(口実)とされた中国のサジ加減介入が
終わるのかどうかが最注目ではありますが(週末の中国外貨準備高も)、
それを含む騒ぎが終わっていれば、明日の週末を含む今週としては、
米経済指標の結果とそれを受けた海の向こうの動き次第となり、
トランプラリー&油高ラリーが再開することになれば、
先に述べた来週以降のきっかけイベントに焦点が移りますが、
明日も現在の騒ぎが続くようであれば、我が国は三連休前の週末ではあるので
明日は慎重に構えておくに越したことはないでしょう。

改めて明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、いつも通りシンプルに、
海の向こうの米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、油高
というトランプラリー&油高ラリーの基調が崩れていなければ、
我が国の円安・株高ラリーの基調も崩れないと判断して、
割り切って勝負すればいいのですが・・・
明日は三連休前の週末、雇用統計、週末は中国外貨準備高も控えているので
話題の人民元買いとドル売りの動き、
そして先に動いていた米債券高(米金利低下)が止まっていなければ、
持ち越しは勝負せずに慎重に構えておいた方がいいでしょう。

そしていつも書いていることですが、
トランプラリーとして最も重要なのは米債券(米金利)とドルではあるものの
市場のリスクオン・オフスイッチの役目を担うのは米株と原油なので、
短期勝負の方は米株と原油の動きは特に重視しておきましょう。
ただし明日に関しては人民元をよく見ておきましょう。

腰を据えて勝負する方については、ここまで上昇すると余裕もあるので、
自分なりに決めた下値の目途を割るまでは、
今日現在の動き(騒ぎ)が続くことで巻き戻しの一服になろうとも、
少々のリスクオフになろうとも、王者の風格で構えておけばいいですが、
シンプルにトランプラリー&油高ラリー&円安・株高ラリーが、
商いを伴って全て反転するようであれば、撤退も視野に備えましょう。
ちなみに本日の日本株は、昨日よりも商いは減少しての反落でおました。

新たに腰を据えて参戦する方については、
以上の様な事態となれば即座に撤退する姿勢さえ徹底するのであれば
目先はともかく中長期的な明るい見通しに変わりは無いので、
個別の動きに合わせて好きなタイミングで参戦するのは自由です。
中小型・割安銘柄で腰を据えて勝負する方も同様です。

新興市場で勝負する方については、本日の記事でも書いた通り、
海の向こうや主力大型株が巻き戻し・反転の動きも見られますが
本日を含む新興市場の現状としては、上昇局面で商い買い膨らみ、
下落局面では薄商いという上げゴリモードが継続しておりますので、
シンプルに商いの伴った下落が継続する下げゴリモードに転じるまでは、
引き続き勝負姿勢で挑めばいいです。
懲りずに繰り返し書いているので詳細は割愛しますが、
新興市場の中長期的な明るい見通しに変わりは無く(特にマザーズ)、
来週以降も政策やテーマに関わる官民イベントは多いです。
海の向こうや主力大型株がゴリゴリのリスクオフとなれば無視出来ないですが
巻き戻しの一服程度であればこそ、新興市場への資金流入も期待できます。

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