不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
改めて現状を見つめながら三連休入り
こんばんはです。

本日閣議決定された17年度予算案でのスポーツ予算は過去最高となるようで
成果の上がっているナショナルトレーニングセンターの費用も増額され、
体育会系脳みそ筋肉ゴリラとしては素直に嬉しくもあり、
ますます東京五輪での活躍が楽しみではありますが、
改めて思うのは、日銀の1日にぶち込むETF買いの金額が、
国立競技場の建設費の約3分の1に相当するのですから、
東京五輪の予算を巡る騒動がアホらしくもなりますけどね(笑)
同時に我が国の市場は大丈夫なのか・・・と改めて思うばかりです。

さて、そんな笑ってはいけない・・・
いや、笑えない黒光り銀行の薬漬け効果に加え、
親分米国ではイエレンおばさんが薬抜きという健全化を行っただけでなく、
利上げという負荷を掛けて鍛錬する健康路線を歩んでいるところに、
マインドまでを上向きにさせたトランプマンが登場したことで
結果的に黒ちゃんが行った薬漬けの中での鍛錬となるイールドカーブイジリが
功を奏す形となり、ただの薬漬けの廃人と化さずに済んでおります。
だからこそ親分米国・・・いや、トランプおじさんとイエレンおばさんに、
なんとしても頑張って貰わないと、再び我が国は廃人と化してしまいます。

つまり市場の動きとしては、米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、
というトランプラリー(米利上げラリー)が継続しないことには、
黒ちゃんのイールドカーブいじくりマンボーはもちろんのこと、
我が国の円安・株高ラリーも続かないということです。

そして米株と共に市場のリスクON・OFFスイッチを担う原油が、
崩れることでリスクOFFモードを強めないことも重要でおます。

以上がいつも書いていることではありますが、市場の柱となる動きであり、
この動きが継続することでのドル高によって起きる副作用として、
過度なドル高は米輸出企業・製造業への重石になることはもちろんのこと、
ドルで決済される原油を始めとする商品への重石にもなりますし、
中国を始めとする新興国・資源国では通貨安等の資金流出を招くことになり、
正常な金融機関ではなく、財政リスクを抱える欧州金融機関にとっては
世界的な金利上昇によって銀行間金利までが上昇することは負担となります。

これら市場の動きとは別?独自?のリスクとしては、
欧州でのテロ、露とトルコの対立を含むシリア問題、米中の南シナ海での緊張
欧州でのEU離脱ドミノといった政治リスクもあり、
同じく政治リスクの一つとも言えますが、
トランプマンが現状のドル高(米金利上昇)に対して牽制を入れるようだと、
市場の柱の動きであるトランプラリーが反転するリスクもあります。

以上が現状の市場の動きと動くきっかけ(口実)となりそうな事象ですが、
これに加えて足元の需給環境、バリュー面といったところが、
動く裏付けになるということです。

とりあえず足元の需給環境としては、過熱している程の水準ではないものの
米大統領選以降は一方向に急速に積み上がっており、
バリュー面においても円安や来期への期待等による潜在的な割安感はあれど、
数字という面だけでは割安と言えなくなってきており、
動くきっかけ(口実)となる先に述べたリスクについても、
ほとんどが鎮静化せずにむしろ悪い方へと進行しており、
特に伊金融機関のリスクは大きくなっておりますので、
いい加減にリスクオフになるとは言わないまでも、
一服してもいいとは思うばかりなのですが・・・

昨夜から本日までの市場の動きとしては、
以上のような状況を警戒する一服の兆しがやや感じられるものの、
(特に米債券(米金利)の動き)
トランプラリー&油ギッシュラリーの基調自体は崩れたとまでは言えず、
本日の我が国も株価は続落となり、牽引してきた銘柄が弱かったものの、
商いも伴わない小幅安程度なので、
円安・株高ラリーの基調が崩れたとまでは言えない状況です。

ただし昨夜は伊のメガバンクであるモンテパスキの株価は急落し、
ついに上場来安値を更新しております・・・
どうやら自力での増資計画が頓挫したようなので、
伊政府の支援に頼ることになりますが、支援策は議会で承認されたようであり
いざとなればドラギえもん率いるECBも後ろに控えておりますので、
恐らく大丈夫だとは思うのですが、年末という特殊な時期でもあるだけに、
一部で報じられている取り付け騒ぎが急速に拡大したりすることで、
支援が入る前にまさかの急速な心停止なんてことも・・・ないか(笑)
本日は欧州時間に入ってからモンテパスキの株価は反発しており、
意外とCDSの上昇も加速しておらず、伊の株価指数も上昇しているので、
ひとまず・・・いや、三連休は無事に乗り越えそうですが・・・

同じく騒がれつつある中国についても、
相変わらず債券安・人民元安、SHIBORの上昇は続いており、
トリプル安状態に陥りそうではありますが、上海株は踏みとどまっております

ということで、やや一方向に傾いている需給環境であったり、
燻っている海の向こうのリスクがザワ付いていたり、
動きとしても一服する兆しを感じられるチグハグさもありますが、
現時点では何とか落ち着いていると言えます。

いやはや、我が国が休場となる週末(明日)の海の向こうは大丈夫なのか?
一足早くにサンタさんが引き上げるのか?という心配もありますが、
もはやジタバタしても仕方ないので、本日はこれにて失礼します。

改めて明日の海の向こうを見極めた上で、来週の見通しは連休中に書きます。

良い三連休をお過ごし下さい。

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