不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
国内外の三連休を前に
こんばんはです。

クリスマスラリーとも言えるトランプラリーの続いている市場ですが、
週初のイエレンおばさんの会見から笑ってはいけない黒光り銀行会合まで・・
という今週のヤマ場は、これといった騒ぎも起きずに通過・・・

昨夜の海の向こうは、キナ臭い地政学リスクが燻っていようとも、
伊金融機関の燻りや新興国の資金流出、中国のトリプル安な兆しがあろうとも
さらに市場の動き自体もややチグハグであろうと薄商いであろうとも
トランプラリー(米利上げラリー)&油高ラリーの基調は崩れておりまへん

以上の様な今週のヤマ場通過とか海の向こうの動きを受けて、
本日の日本株は前場にUFJのおかしな急落、
一日を通して主力大型株の不安定な動きがある中でも、
後場の途中までは堅調には推移しておりましたが、
13:30頃の唐突な先物の急落がきっかけとなったのかマイナスへと転じ、
追い討ちを掛けるように中華な香り(介入)もするドル安(円高)もあり
結果的には日経、トピ共に反落で引けております。

本日時点の裁定買い残やシカゴ投機筋の円売りポジの明確な状況は
わからないものの、恐らく裁定買い残は約2兆円に達し、
円売りポジも昨年12月初めの水準位までは積み上がっているでしょうから
決して過熱とは言えないものの、何かきっかけさえあれば、
巻き戻しが起きてもおかしくないのかな・・・という状況ではあります。

ただし本日は米株先物や原油等を始めとする海の向こうは、
ほとんど動いていない中での先物の急落だったので、
トランプラリー&油高ラリーの反転が始まったとは言えず、
国内独自の動きであり、結果的にも大して下げておらず、
商いも伴っておりまへんので、現時点では悲観するほどの動きではなく
巻き戻しが起きてもせいぜい一服する程度かな・・・という動きでおます。
(マザーズ、JQは商いの伴った下げでしたが・・・)
チャート的には商いを伴ったもう一段の上げがありそうですけど・・・

そして昨日も書いた通り、今週のイベント的なヤマ場は昨日までであり
週末まではヤマ場を上回るようなきっかけイベントは見当たらず、
今夜の米中古住宅販売、週間原油在庫、明晩の米消費支出、米CB指数、
米GDP改定値、米製造業関連指標、明後日の米新築住宅販売くらいなので
巻き戻しが起きるとすれば、決まったイベントではなく、
いつ炎上するのかもわからない燻ったリスクであったり、
クリスマスの連休(休場)を前にした大人の都合な動きとなります。
(米国と欧州市場は24-26日の三連休、我が国は23-25日の三連休)

燻ったリスクとしては地政学リスクと伊の金融機関リスクですが、
地政学リスクでは欧州で起きているテロ、シリア問題、
それを巡る露とトルコの対立といったところです。
伊の金融機関リスクについては、主役であるモンテパスキの増資計画が、
どうやらうまく行っておらず、結果的には伊政府頼みとなりそうなのですが
御存知の通り、現政権のレンツィ首相は国民投票での否決を受けて、
すでに退陣を表明している絞りカス状態ですから、
明晩に伊議会で予定されているモンテパスキ等の国内銀行に対する
約950億ユーロの支援策自体が承認されず、まさかの否決となると、
最後の砦(救いの手)が陥落することにはなります・・・

もしECBが手の平を返す?というか銀行監督権を握っているから当然?
とも言える支援の手を差し伸べたり、
民間からの支援の一つ目の期限である本日に急転直下で支援合意すれば、
まさかの政府支援策が承認されなくとも、騒ぎは起きませんけどね。

そもそも政府の支援策はほぼ承認されるとの観測が強いですけど、
トランプラリーによる世界的な債券安(金利上昇)のせいだけでなく、
恒例の月末&年末の資金需要もあり、足元ではLIBORが上昇しているので
念の為、まさかの展開もあるのかな・・・ということです。

ちなみに同じく中国ではトリプル安の兆しに加え(本日の上海株は反発)
SHIBORの急上昇が続いており、
恒例の翌日物だけでなく1週間物~1年物までが急上昇しておりますので、
果たして恒例の月末&年末要因だけなのだろうか・・・という疑問はあります

以上の通り、結局は欧州と中国が危ないのかな・・・という気はしますが、
燻ったリスクについては、
スケジュールの決まっている伊金融機関のリスク以外は、
いつリスクが噴出するのかもわからないですし、
決まったイベントリスクは、昨日までのヤマ場イベントに比べると小物なので
結局は大統領選から続く米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、原油高
というトランプラリー&油揚げラリー動きが反転するのかどうか次第であり
それ次第で連休前の大人の都合が火に油となると見ておくしかないので
明日のスタンスとしては、特に変わりませんが・・・

三連休跨ぎの持ち越し短期勝負の方については、
結局のところ米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、原油高
というトランプラリーと油ギッシュラリーが継続していれば、
リスクオフモードにはならず、我が国の円安株高ラリーも継続するので、
これらラリーの基調さえ崩れていなければ、
先に述べたいつ起きるのかもわからない燻ったリスクは覚悟の上で、
割り切って勝負するのも自由ですが・・・
一応は三連休なので、明日はその日限りの勝負に留めておくのが無難です。

そして繰り返し書いている通り、最も重要なのは米債券とドルの動きですが、
リスクオン・オフスイッチの役割を担っているのは米株と原油でおます。
今週は伊市場と伊金融機関の動きくらいは横睨みしておきましょう。

腰を据えて構えている方については、
昨日や先週初に書いた中長期的な明るい見通しにも変わりは無いですし、
もはやここまで上昇すると余力も十分にあるでしょうから、
一服モード入りになろうとも、少々のリスクオフになろうとも、
起点となった大統領選直後の安値を割るまで・・・とは言いませんが、
せめて18500円を割るか、いやいや19000円を割るか、
シンプルに商いを伴う日米株安、米債券高(金利低下)ドル安(円高)原油安
という大統領選後のラリーが全て反転するリスクオフとなるか・・・
どれを撤退の目途にするのかは自由ですが、
これらの動きとならない限りは王者の風格で構えておきましょう。

新たに腰を据えて参戦する方については、
同じく中長期的な明るい目線に変わりはないので、
上記の水準を割るか、全て反転するリスクオフとなった場合は、
潔く撤退するという姿勢だけを忘れなければ、
一服モードになろうとも、個別のタイミングで自由に参戦すればいいです。

新興市場で勝負する方については、
昨日のマザーズは商いの伴った反発となり、
一昨日までの下げゴリモードが終わる兆しもありましたが、
本日は再び商いを伴った反落となったので、
せめて明日が商いの伴った反発とならない限り、
動きやパターンを把握出来ているウォッチ銘柄以外は、
慎重に構えておくのが無難でおます。
理想は明日と三連休明けが連続して商いの伴った上昇となることです。
本日はJQも商いの伴った下げだったので、明日は同様に構えておきましょう

2部については、マザーズとJQのような下げゴリモードではないので、
新興市場と同種のイナゴ銘柄やテーマ株はともかく、
商いの伴った下げが継続するまでは勝負姿勢のままでいいでしょう。
それ以外の中小型、バリュー株等の地味銘柄はスタンスに合わせて、
持ち越し短期勝負や腰を据えて勝負する方と同様に動けばいいです。

そして懲りずに繰り返し書いているので詳細は割愛しますが、
マザーズは5月と6月高値の裏も通過し、
今週も年明けも政策・テーマに絡む官民イベントは多く(来週は少ないけど)
季節性からの資金循環も含めると
新興市場は中長期的に好環境が訪れると見ております。

お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。



スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2017 不沈艦日記. all rights reserved.