不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
キナ臭さもある中で今週のヤマ場は通過・・・
こんばんはです。

昨夜はトルコでロシア大使が銃撃で殺害される事件が起こり、
どうやらロシアの対シリア政策に抗議しての事件だそうですが、
ロシアとトルコが一触即発となったり、シリア問題が国際的に拡大したり、
ロシアの対シリア政策への国際的な批判が大きくなってくると、
プーチンとの蜜月ぶりをアピールしている安倍ちゃんとしては、
米欧諸国からの板挟みになる可能性もありますし、
真珠湾訪問の際には安倍ちゃんの対露政策に対して、
オバマンから圧力が掛かる可能性もありそうですが・・・

安倍ちゃんはロシアとの北方領土交渉や平和条約の締結だけでなく、
真珠湾訪問も含め、憲法改正に向けた平和&安保面でのアピールでしょうから
よろしくない海の向こうの流れではあるでしょうね。

他にも昨夜はドイツとスイスでもテロと思われる事件が起きており、
何だかキナ臭い地政学リスクがジワジワと高まっていたり、
中国ではジワジワとトリプル安症状が進行していたり(SHIBOR上昇も)
海の向こうではザワ付きを感じるばかりですが・・・

そんな中、昨夜のイエレンおばさん講演、米大統領選の選挙人投票、
本日の黒光り銀行会合&黒ちゃん会見という今週のヤマ場を迎え、
イエレンおばさんはドル高を牽制したり余計なことも言わず、
自身と市場の利上げ姿勢(米金利上昇・ドル高)を正当化する講演となり
選挙人投票では無事にトランプが勝利する結果となり(正式承認は年明け)
大トリの黒光り銀行会合&黒ちゃん会見を迎えたわけですが・・・

昼に発表された金融政策自体に変更はなく現状維持だったものの、
政府の月例経済報告(正式には明日発表)と歩調を合わす?かのように、
黒光り銀行も景気判断を上方修正する結果となり、
発表後はちょっぴり商いも伴いながら円安株高がジワジワと進行し、
日経平均、2部、JQは年初来高値を更新して引けており、
TOPIXとコア30は更新しなかったものの、
なんだかなんだと相変わらず堅調な日本株だったと言えます。
(マザーズは昨日と同水準の商いを伴いながらの反発)

そして引け後には・・・

kurochan1.png

トナカイのソリに乗った黒ちゃんがサンタコスプレ・・・ではなく、
かと言ってハシゴを小脇に抱えて登場したわけでもなく、
御機嫌な顔で登場し、余計なことも言わずに無難な形で会見は終了・・・

つまり昨夜のイエレンおばさん会見から始まった今週のヤマ場をきっかけに
できればガス抜き&一服してもいいんじゃないかと思う(願う)私としては
少々残念な結果ではありますが、何事も起きずに通過したということです。

こうなってくると今週は、今夜以降のきっかけイベントを見る限り、
それなりに重要なものもありますが、本日までのヤマ場イベントに比べると
インパクトに欠けるだけでなくリスクも低いイベントが多いので、
多少の一服はあれど、トランプラリーが反転・リスクオフとなる可能性は低く
もしかしたらサンタラリーを越えて掉尾の一振すらも有り得そうですし、
さらにトランプマンが大統領に就任する1月20日まで続くかも・・・

ただし、昨夜の海の向こうは米国を始め素直なトランプラリーの動きではなく
チグハグ動きにはなっており、薄商いでもありますので、
冒頭で書いたトルコ、ロシア、欧州でのキナ臭い地政学リスク、
月末&年末に向けての資金繰りが重石となる中国や欧州金融機関のリスク、
そしてトランプマンがドル高牽制等の余計なことを言うリスク、
これらいつ起きるのか、いつ噴出するのかわからないリスクを覚悟の上で、
割り切って勝負するということです。
もちろん予定されているきっかけイベントも同様ですけどね。

ちなみに超目先の今夜から明後日の寄り前までの予定されたイベントとしては
今夜の新興国の景況感も反映するフェデックス決算、
冬至である明日の国内では11月訪日外客数、先に触れた12月月例経済報告
明晩はモンテパスキの債務の株式交換期限、米11月中古住宅販売件数、
米週間原油在庫統計、マイクロンテクノロジー等の米企業決算
明後日の寄り前は、17年度予算案&今年度3次補正予算案の閣議決定
といったところが、きっかけとなりそうなイベントとは言えます。

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の様な小難しい背景もありますが
結局のところは米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、原油高
というトランプラリーと油ギッシュラリーが継続していれば、
リスクオフモードにはならず、我が国の円安株高ラリーも継続するので、
これらの基調さえ崩れていなければ、先に述べたリスクは覚悟の上で、
割り切って勝負すればいいです。

そして繰り返し書いている通り、最も重要なのは米債券とドルの動きですが、
リスクオン・オフスイッチの役割を担っているのは米株と原油でおます。

腰を据えて構えている方については、先に述べた年明けまでの見通し、
先週初に書いた中長期的な明るい見通しにも変わりは無いですし、
もはやここまで上昇すると余力も十分にあるでしょうから、
一服モード入りになろうとも、少々のリスクオフになろうとも、
起点となった大統領選直後の安値を割るまで・・・とは言いませんが、
せめて18500円を割るか、いやいや19000円を割るか、
シンプルに商いを伴う日米株安、米債券高(金利低下)ドル安(円高)原油安
という大統領選後のラリーが全て反転するリスクオフとなるか・・・
どれを撤退の目途にするのかは自由ですが、
これらの動きとならない限りは王者の風格で構えておきましょう。

新たに腰を据えて参戦する方については、
同じく中長期的な明るい目線に変わりはないので、
上記の水準を割るか、全て反転するリスクオフとなった場合は、
潔く撤退するという姿勢だけを忘れなければ、
一服モードになろうとも、個別のタイミングで自由に参戦すればいいです。

新興市場で勝負する方については、
昨日までマザーズは商いの伴った下げゴリモードでしたが、
本日は昨日に匹敵する商いを伴った反発となり、
ボスキャラのそーせいも切り返しつつあるので、
明日も商いの伴った続伸となるか、下げたとしても薄商いであるならば、
勝負姿勢に切り替えてもいいでしょう。
残念ながら明日が商いの伴った反落となれば、
まだ下げゴリモードが継続していると判断し、
ウォッチして動きやパターンを把握出来ている銘柄以外は、
警戒モードのまま慎重に構えておきましょう。

JQと2部については、マザーズのような下げゴリモードではないので、
マザーズと同種のテーマ株やイナゴ銘柄はともかく、
商いの伴った下げが継続するまでは勝負すればいいでしょう。
それ以外の中小型、バリュー株は、
持ち越し短期勝負や腰を据えて勝負する方と同様に動けばいいです。

そして懲りずに繰り返し書いているので詳細は割愛しますが、
マザーズは5月と6月高値の裏も通過し、
今週も年明けも政策・テーマに絡む官民イベントは多く(来週は少ないけど)
季節性からの資金循環も含めると
新興市場は中長期的に好環境が訪れると見ております。

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