不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
まずは明日と明後日が今週のヤマ場
おはようございます。

まず、今週のスケジュールは、一つ前の記事に貼っておりますので、
そちらをご参照ください。

さてさて、何やら任期も残すところ約一ヶ月のオバマンが、
大統領選への介入を狙ったサイバー攻撃はプーチンマンの仕業だと言っており
証拠もあるし、以前にも本人に止めろと言ったにも関わらずやりやがったので
報復をするんだと珍しく拳を振り上げております。

恐らく大統領選に不正があったとのアピールをすることで、
明日に行われる米大統領選の選挙人による形式上の投票において、
まさかまさかの大ドンデン返しを狙っているのでしょうか・・・

そもそも今さら大ドンデン返しとか選挙結果を無効にすることが出来るのか?
という疑問は大いにありますけど、万が一に大ドンデン返しが起きると、
当然ながらトランプラリーも大ドンデン返しとなりますが・・・

そして日本としてやや気掛かりなのは、
安倍ちゃんは26-27日にハワイの真珠湾攻撃を予定しており、
恒例の休暇でハワイに滞在しているオバママンと共に慰霊をするわけですが、
一昨日までプーチンとのラブラブっぷりを見せつけた安倍ちゃんに対して、
冷ややかな対応をする程度ならまだしも、ドタキャンしたり、
日本の対露政策に対して強硬な圧力を掛けたり批判を繰り広げるとようだと、
総選挙も視野に入れる安倍ちゃんには痛手となりそうですが・・・

そう考えると総選挙はトランプマンが大統領に就任してからなのか・・・
すると大統領就任と共にトランプラリ-が反転して株価が下がるという事態は
何としても避けたいという安倍ちゃんの思惑もあるでしょうから、
意外とトランプラリーはまだまだ続くのでしょうか(笑)

あ、でも明日の選挙人投票の結果が正式に承認されるのは1月6日なので
そこから19日のトランプ大統領就任まで調整入りというシナリオも・・・
あくまでオバマがプーチンへ過激な最後っ屁をかまし、
米露関係が深刻な険悪状態へ陥ると共に、
トランプマンがまさかまさかの大ドンデン返しを食らわないこと・・・
というのが前提ですが、さすがに大ドンデン返しは・・・

以上の通り、安倍ちゃんマン、プーチンマン、オバマン、トランプマンを巡り
まさかの大ドンデン返しや裏目を含む不気味な燻りに加え、
昨日は南シナ海での米中のイザコザも起きていたり、
シリアを巡る緊張や欧州のEU離脱ドミノリスクも燻っており、
世界的な政治リスクがジワジワと台頭しておりますが、
市場の方はと言えば、マネーの流れと水位と量を決めると言える米政策金利が
14日のFOMCにて決定され、市場の織り込み通りの利上げとなったものの
来年以降の利上げ見通しが、市場の織り込み度合を上回る利上げ姿勢となり、
それを反映するように米債券安(米金利上昇)ドル高が加速したことに対して
米株、原油、資源国・新興国が悲鳴を上げる展開となったので、
ついに大統領選からのトランプラリーと油ギッシュラリーが反転なのか・・・
と思ったものの、資源国・新興国以外はほんの一日だけの騒ぎで終了・・・
週末時点においても先に述べた政治リスクはあるものの、
ラリーが反転するほどの騒ぎは見受けられまへん。

とにかく、これまでにも繰り返し書いている通り、
米利上げ動向を反映する米債とドルの動きが最も重要ではありますが、
市場のリスクON・OFFスイッチの役を担っているのは米株と原油であり、
この両者が揃踏みで崩れない限りは、リスクOFFムードにはならないので
当然ながらトランプラリーと油ギッシュラリーの基調も崩れず、
我が国の円安・株高基調も崩れないことになります。

従って米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、原油高
というトランプラリー(米利上げラリー)と油ギッシュラリーが、
このまま継続するのか・・・止まるのか・・・それらのきっかけは何なのか
ということに尽きますので、今週もそれを探っていくしかないです。

まずは改めて週末時点の市場の状況ですが、
先に述べた政治リスクによって一時的なリスクの動きもありましたが、
終わって見れば、リスクオフという程の動きにはならずに終えております。

主役の米国市場についても、長期債安(長期金利上昇)は続いているものの
短中期債がやや買われ(短期金利低下)、ドルはやや売られ、
米株はハイテク株が売られ、商いを伴ってやや売られており、金も反発
となったので、リスクオフ&トランプラリーの反転の兆し・・・
を僅かに感じられなくもないですが、
VIXは低下、原油は反発しており、緊張感までは感じられないです。
(その他の商品はエネルギー、銅は堅調、プラチナ、銀、穀物が低迷のまま)

以上の通り週末の米国市場は商いの伴った株安とチグハグな動きですが、
米MSQだったので、トランプラリーに則したベタな動きとはならず、
こういった動きになったのも仕方ないと言えます。

欧州市場についてもMSQだったので、額面通りには受け取れませんが、
英欧債券安、英欧株は商いの伴った株高となっており、
その後の先物も概ね堅調であり、リスクオフのような動きは感じられないです
欧州の火種である金融株についても、足元では堅調な動きが続いており、
火薬庫の伊金融株も伊政府の支援がほぼ決まったことで、
まだ底値圏から脱したとは言えないものの、足元では盛り返しつつあります。
ただし足元ではLIBORが上昇しているのは、不気味ではあります・・・

トランプラリーのドル高が資金流出を招く資源国、新興国については、
ドル高基調の継続による通貨安が止まっておらず、
足元では債券も売られておりますが、意外と株価は堅調だったりもするので
素直に通貨安、債券安、株安というトリプル安に見舞われているメキシコ、
フィリピン、トルコ、マレーシアが危ういという状況に変わりないですが
新たに中国もチームトリプル安に加わりそうな動きが見られます。

御存知の通り、中国はドル高(米利上げ)が重石と言われながらも、
通貨安(人民元安)は当局の意図するところではありますので、
当局の意に反する株安と債券安と共に足元で軟調な中国株がさらに加速し
これまで無視されてきたSHIBORの上昇も改めて意識され、
閉幕した中央経済工作会議ではバブル封じに動くとも言っていることや
週末に起きた米国とのドローンをパクってドロン騒動が追い討ちとなると
そもそも中国はリスクのデパートではありますので、
一気に中国がリスクの主役に躍り出る可能性があります。

てな感じで、週末時点の海の向こうの状況としては、
政治的なリスクの燻りと中国でリスクが噴き出しそうな動きもあり、
米欧市場の動きもリスクオフの兆しを感じるチグハグな動きではありますが、
米欧市場はMSQだったこともあり、額面通りには受け取れない動きであり
米大統領選以降のトランプラリーと油高ラリーの基調自体も崩れておりまへん

そんな海の向こうの状況を受けての我が国の週末時点の状況としては
ややドル安円高となったこともあり、シカゴ日経平均先物は欧米株に比べると
やや軟調に帰って来ておりますが(19305円)、
先週の堅調ぶりから見れば、大した下げでもなく、
円安・株高基調自体も崩れたとは言えない状況であり、
この動きの裏付けとなる足元の需給環境、水準目線や節目、
過去との時間軸や値幅との比較目線、業績を含めたバリュー面、
足元のマクロ面でのファンダメンタルズ、心理面についても、
先週初の記事で書いたので詳細は割愛しますが、
シカゴ投機筋の円売りポジ以外はさほど変わりのない状況(好環境)ですから
中長期的には昨年8月水準の1ドル124円、日経20946円までは
十分に突っ走る余地があると言えます。

ただし目先としては、シカゴ投機筋の円売りポジが急速に積み上がっており
昨年12月8日時点に次ぐ水準まで達しているので、1ドル120円、
日経20000円くらいならば十分に突っ走る余地はあれど
何かきっかけさえあれば、いつ巻き戻しが起きてもおかしくない、
急速な足元の積み上がりではありますので、
そのきっかけが、先に述べた海の向こうのリスクが噴出することなのか
それとも今週を含めた今後のきっかけイベント等なのか・・・

とにかく円高への巻き戻しを含む我が国としてだけでなく世界的にも、
米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、原油高
というトランプラリー(米利上げラリー)と油ギッシュラリーが、
このまま継続するのか・・・止まるのか・・・次第なので、
それらのきっかけがどれになるのかが、今後の焦点に変わりはなく、
まずは目先(今週)のきっかけとなりそうイベントをピックアップすると
以下の通りでおます。

 ※今週のイベントの詳細は前の記事に貼っております。

(週を通して)
 米と露、中国の政治リスク、中国市場の動向

(19日)
 11月貿易統計、プーチン大統領と露石油会社会合
 イエレンFRB議長講演、選挙人による米大統領選投票

(20日)
 17年度成長率見通しの閣議決定、安倍首相講演、
 日銀金融政策決定会合&黒田日銀総裁会見
 フェデックス決算

(21日)
 11月訪日外客数、12月月例経済報告
 モンテパスキの債務の株式交換期限、米11月中古住宅販売件数
 米週間原油在庫統計

(22日)
 17年度予算案・今年度33次補正案の閣議決定
 伊政府がモンテパスキ等の国内銀行に対する支援策を承認見通し
 米7-9月期GDP改定値、米11月耐久財受注、米10月住宅価格
 米11月個人消費支出、米11月CB景気先行指数

(23日)
 日本休場、英休場、米国市場は3連休前の週末(米債券市場は短縮取引)
 独1月GFK消費者信頼感、米11月新築住宅販売件数、リグ稼働数

(24日)
 安倍首相が日本維新の会の松井代表と橋下氏と会談(総選挙への準備?)

てな感じなので、まずは週末のリスクオフ&ラリー反転の僅かな兆しが
週明けも継続するのか・・・中国市場がトリプル安へと陥るのか・・・
それらを後押しする米露中の政治リスクが高まるのか・・・
というのが週明けの市場の動きとしては注目ですが、
今週のイベントとしては、明晩のイエレンおばさん講演、
日本時間で明後日の朝?午前になりそうな選挙人による米大統領選投票
明後日の昼過ぎの安倍ちゃんマン講演、昼前後に発表される日銀会合結果
引け後の黒ちゃん会見まで・・・重要なイベントが続くので、
週明けの先週末からの市場の動きも含めると、
今週は明日から明後日までがヤマ場と言えます。

まさかの米大統領選が大ドンデン返しになったら笑うしかない・・・
というか竹中直人の笑いながら怒る人になるしかないですが、
それ以外ではイエレンおばさんがドル高を牽制したり、
かつてのように「市場は過熱している」とか余計なことを言ったり、
黒ちゃんが何も言わず、何もせずのナイナイ尽くしとなったりすれば、
トランプラリー、油ギッシュラリー、円安株高ラリーが
反転するきっかけにはなりそうですが・・・

ということで、個人的には懲りずにガス抜き(反転)しろとは思いますが
まだラリーが続いてもおかしくない環境であるのも事実なので、
明日のスタンスとしては、以下の通りです。

持ち越し短期勝負の方については、以上の様な小難しい背景もありますが
結局のところは米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、原油高
というトランプラリーと油ギッシュラリーが継続していれば、
我が国の円安株高ラリーも継続するので、
これらの基調さえ崩れていなければ、割り切って勝負すればいいです。
ただし先にも述べた通り、今週は明後日までが一つ目のヤマ場なので、
慎重に構えるならば、明日はその日限りの勝負に留めておきましょう。

そして繰り返し書いている通り、最も重要なのは米債券とドルの動きですが、
リスクON・OFFスイッチの役目と反転する兆しとしては、
米株と原油の動きを注意して見ておきましょう。

腰を据えて構えている方については、先週初の記事や上記にも書いた通り、
中長期的な明るい見通しに変わりは無いですし、
もはやここまで上昇すると余力も十分にあるでしょうから、
週明けから一服モード入りになろうとも、少々のリスクオフになろうとも、
起点となった大統領選直後の安値を割るまで・・・とは言いませんが、
せめて18000円を割るか、いやいや18500円を割るか、
シンプルに商いを伴う日米株安、米債券高(金利低下)ドル安(円高)原油安
という大統領選後のラリーが全て反転するリスクオフとなるか・・・
どれを撤退の目途にするのかは自由ですが、
これらの動きとならない限りは王者の風格で構えておきましょう。

新たに腰を据えて参戦する方については、
同じく中長期的な明るい目線に変わりはないので、
上記の水準を割るか、全て反転するリスクオフとなった場合は、
潔く撤退するという姿勢だけを忘れなければ、
一服モードになろうとも、個別のタイミングで自由に参戦すればいいです。

新興市場で勝負する方については、マザーズの現状としては残念ながら
週末時点では商いの伴った下落が継続しておりますので、
ウォッチして動きやパターンを把握出来ている銘柄以外は、
シンプルに商いの伴った上昇が継続するまで慎重に立ち回った方がいいです
JQと2部については、マザーズのような下げゴリモードではないので、
マザーズと同種のテーマ株やイナゴ銘柄はともかく、
商いの伴った下げが継続するまでは勝負すればいいでしょう。
それ以外の中小型、バリュー株は、
持ち越し短期勝負や腰を据えて勝負する方と同様に動けばいいです。

そして懲りずに繰り返し書いているので詳細は割愛しますが、
マザーズは5月と6月高値の裏も通過し、
今週は政策・テーマに絡む官民イベントは多く、年明け以降も多いので、
季節性からの資金循環も含めると、週明けから・・・とまでは言いませんが
中長期的には好環境が訪れると見ております。

お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。



スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2017 不沈艦日記. all rights reserved.