不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
FOMCを経て・・・
こんばんはです。

昨夜はFOMCまで起きていようかとも思ったのですが、
睡魔に負けてしまい、屁をこいて寝ようかと思っていたら、
昨日が会期末だった国会で不信任決議案の投票が行われており、
どうやらカジノ法案等に反対する野党が騒いでいたようで・・・

つくづく思うのですが、ギャンブル依存症を理由に反対したところで、
国内にはすでに公営ギャンブルが溢れているのですから、
もう少し説得力のある理由を探して反対出来ないものでしょうかね?
いくら野党側の肩を持つように見ようとしたとしても、これじゃあねぇ・・

まぁもう少し野党には安倍ちゃんマンに緊張感を持たせるくらい、
しっかりして頂きたいとも思いますが、
市場目線においては、安定した政治こそが材料ですから、
野党が墓穴を掘り続けるのは大いに結構ではありますけどね。

そしていよいよ本日からプーチン大魔王を招いての日露首脳会談ですから、
やたらとネガティブキャンペーンのようにマスコミが報じているように、
プーチン大魔王に食い逃げされず、成果が上がることを期待したいものです。

さて、昨夜はトンチンカンな野党の国会引き延ばし劇場もありましたが、
市場では大一番のイエレンおばさん率いるFOMCが開催され、
予定通りにというか、市場で織り込まれている通りの利上げを決定したものの
FOMCメンバーによる来年の利上げ見通しが、
市場で織り込まれていた2回ではなく3回というゴリゴリな利上げ姿勢となり
会見を行ったイエレンおばさんも否定せず・・・

しかも同時に発表された景気見通しは前回から変わらなかったにも関わらず
さらに昨日発表された足元の米11月小売売上高と米11月鉱工業生産が、
イマイチだったにも関わらず、利上げ姿勢だけがゴリゴリ・・・

あくまで単月だけのイマイチな経済指標だったとも言えますし、
FRBの本業である物価が堅調であったり(今夜は米11月CPIの発表)
金融政策を決める上でFRBが重視する雇用と住宅市場が堅調であれば、
(これまでの米クリスマス商戦も好調のようです)
トータルとして利上げ姿勢がゴリゴリになることも頷けますが、
昨夜の市場の動き(反応)を見る限りでは、
ゴリゴリな利上げ姿勢だったFOMCの結果を受けて、
米債券安(米金利上昇)ドル高が一段と加速したことに対して、
米株はやや商いの伴った株安となり、原油(商品)も下落し、
資源国・新興国も通貨安・株安と資金流出の動きとなったので、
単純に市場はドル高(米債券安・米金利上昇)に対し、
一斉に悲鳴を上げたと言える動きとなっておりましたが・・・

かといって、リスクオフなのかと言えばそうではなく、
一夜明けた日本時間では、米債券安(米金利上昇)ドル高のままながらも
米株先物が盛り返しているので(原油とアジア新興国は軟調なまま)
いつも書いている通り、米株と原油が共に崩れさえしなければ、
リスクオフムードが高まることにはならないので、
結果としてリスク回避な世界的な債券買い・株売りはもちろんのこと、
定番のリスク回避な円買いにもならないので、本日の我が国としては、
素直にドル高加速による円安を下支えに小幅ながらも株高で終えております。
おまけに我が国の債券までが売られており(金利上昇)、
イールドカーブを立たせたい黒ちゃんもニンマリな動きでもあります

ただし、そんな笑ってはいけない黒光り銀行の都合はともかくとして、
円安が加速した割には日本株の上昇が限定的だったことからも、
市場は昨夜のFOMCの結果を消化しきれてなかったり、
未だ疑心暗鬼が残っているとも言える動きではあります。

疑心暗鬼の原因は、まさに昨夜の海の向こうの動きですから、
これだけのゴリゴリな利上げ姿勢(ドル高、米債券安)に対して、
ほんまに米株(米経済)、原油(商品)、資源国・新興国は、
悲鳴を上げずに耐えられるのか?という疑念が払拭されないことには、
消化難&疑心暗鬼な動きは続くことになりますので、
今夜以降、市場が利上げ姿勢な動き(米債券安(米金利上昇)ドル高)に対し
米株、原油(商品)、資源国・新興国が悲鳴を上げず盛り返し、
結果として大統領選以降のトランプラリー&油ギッシュラリーが続けば、
FOMCの結果に対する消化難や疑心暗鬼は解消されます。

もしくは今夜発表されるFRBの本業である物価指標の米11月消費者物価、
FRBが大好物の住宅指標である米12月NAHB住宅市場指数も重要ですが、
ドル高・米債券安(米金利上昇)へのマクロ面での耐久力確認となる、
NY連銀とフィラデルフィア連銀の12月製造業景気指数も含めて堅調ならば
(米12月マークイット製造業PMI速報値、半導体BBレシオも)
昨夜の米11月小売売上高や米11月鉱工業生産のイマイチな結果が、
単月の悪化に過ぎないとか、もしくは都合よく相殺され
ゴリゴリな利上げ姿勢が裏付けられることになって米株が盛り返すと・・・
原油や商品、資源国・新興国はともかくとしても、
先進国においてはFOMCの結果に対する消化難や疑心暗鬼は解消されます。
理想は先に述べた通り、トランプラリーと油ギッシュラリーの再開なので
米株が盛り返すだけでなく、原油も盛り返すことですけどね。

そして当然ながら、今夜の米経済指標が昨夜に続いて軒並みイマイチならば
ゴリゴリな利上げ姿勢による米債券安(米金利上昇)ドル高に対して、
まだまだ耐久力は無いんだという見方で昨夜の悲鳴が再燃・加速し、
疑心暗鬼が現実のものとなってリスクオフモードが高まることで、
世界的な債券買い・株売りとなり、
結果としてトランプラリーと油ギッシュラリーが反転することになり、
ドル安による円高圧力だけでなく、定番のリスク回避な円高圧力も加わり、
日本株安という展開になります。

一応、週末の明晩には米MSQが控えているものの、
予定されていた明朝のトランプマンの会見は年明けに変更となったので、
FOMC後の消化難や疑心暗鬼のような市場の動きが明確になり、
上記のいずれかの展開になるのは、今夜の動き次第と言えそうです。

ちなみに新しい四季報の225銘柄の来期業績見通しを見た限り、
概ね増収増益見通しなので、日銀短観と乖離しすぎた現状の円安も含めると
日本株の数字的な割高感はかなり解消されていると言えます。

以上の通りなので、個人的にはそろそろガス抜きしてもええやろ・・・
と願望を込めて思うばかりですが、週初の記事にも書いた通り、
足元の需給環境、節目や水準、ファンダメンタルズ、先に述べたバリュー面
政治面等の国内環境は、良好であるのは事実なので、
海の向こう次第という状況ですから、今夜以降の海の向こうの動きが、
FOMCの結果を受けての消化難や疑心暗鬼が現実のものとなるか、
それとも解消されるか・・・でおます。

ということで、明日のスタンスとしては、特に変わりまへんけど・・・

週跨ぎの持ち越し短期勝負の方については、以上の小難しい背景もありますが
シンプルに今夜以降の海の向こうの動きが、
FOMC後のゴリゴリな利上げ姿勢(米債券安(米金利上昇)ドル高)に対し
資源国・新興国の悲鳴も気がかりではありますが、
ますは先進国目線で見て、米株、原油が揃って悲鳴を上げていなければ、
リスクオフモードにはならず、結果的に円安も継続するので、
明日は米MSQではあるものの割り切って勝負すればいいでしょう。
理想としては米株と原油が揃って上昇することで、
結果的にトランプラリー&油ギッシュラリーが続くことです
当然ながら以上のような展開とならず、消化難&疑心暗鬼相場が続く、
もしくは最悪のリスクオフモードとなって、
結果的にトランプラリー&油ギッシュラリーが全て反転となれば
週跨ぎはせずにその日限りの勝負に留めておきましょう。

腰を据えて構えている方については、週初の記事等でも書いた通り、
中長期的な明るい見通しには変わりは無いですし、
もはやここまで上昇すると余力も十分にあるでしょうから、
今夜以降に一服モード入りになろうとも、少々のリスクオフになろうとも、
起点となった大統領選直後の安値を割るまで・・・とは言いませんが、
せめて18000円を割るか、いやいや18500円を割るか、
シンプルに商いを伴う日米株安、米債券高(金利低下)ドル安(円高)原油安
という大統領選後のラリーが全て反転するリスクオフとならない限り、
王者の風格で構えておけばいいでしょう。
どれを撤退の目途にするのかはご自由にどうぞ。

新たに腰を据えて参戦する方については、
同じく中長期的な明るい目線に変わりはないので、
上記の水準を割るか、全て反転するリスクオフとなった場合は、
潔く撤退するという姿勢だけを忘れなければ、
一服モードになろうとも、個別のタイミングで自由に参戦すればいいです。

新興市場で勝負する方は、FOMC後の海の向こうの動きもありますが
本日もマザーズは小幅ながらも商いの伴った続落となりましたので
反発したJQと2部はともかく、マザーズについては、
シンプルに商いの伴った上昇が継続するまでは慎重に立ち回った方がいいです
そーせいは商いの伴わない続落ですし、他の主役銘柄も元気なので、
本日でマザーズはダメというのも抵抗はありますが、念のためということで。
JQと2部のテーマ株やイナゴ銘柄も同様ですが、
それ以外や中小型、バリュー株は、
持ち越し短期勝負や腰を据えて勝負する方と同様に動けばいいです。
そしていつも繰り返し書いているので詳細は割愛しますが、
マザーズは5月と6月高値の裏も通過し、国会会期末の14日まで、
そして年明け以降も政策・テーマに絡む官民イベントは多く、
季節性からの資金循環も含め、中長期的には好環境が訪れると見ております。

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コメント

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プリズンブレイク | URL | 2016-12-15-Thu 21:54 [編集]
こんばんは。

新興・中小型市場についてですが、夏から秋に掛けて一相場作った結果今は安値で推移しているような銘柄についてはどのような見解をお持ちですか?(例:極楽湯・ジースリーホールディングス、エナリス、など)

もう一旦終わった銘柄として暫くは明るい動意は無い見通しなのか、それとも事業内容や業績が本物なら長期で見れば徐々にでも更に高値を追っていくような見通しなのか。

ごく一般的な解釈で結構ですので、ご意見伺いたいです。
プリズンブレイクさんへ
マーケット番長 | URL | 2016-12-15-Thu 22:44 [編集]
> こんばんは。

こんばんは。

> 新興・中小型市場についてですが、夏から秋に掛けて一相場作った結果今は安値で推移しているような銘柄についてはどのような見解をお持ちですか?(例:極楽湯・ジースリーホールディングス、エナリス、など)
>
> もう一旦終わった銘柄として暫くは明るい動意は無い見通しなのか、それとも事業内容や業績が本物なら長期で見れば徐々にでも更に高値を追っていくような見通しなのか。
>
> ごく一般的な解釈で結構ですので、ご意見伺いたいです。

その辺の銘柄はウォッチしているわけではないので、
詳しいことはわかりませんが、
業績が伴っているならば(この時期は特に来期)
長い目では十分に見直されるとは思いますけどね。

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