不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
チグハグな動きが一致しつつある週末
こんばんはです。

本日はメガバンコを始めとするコア30の強さが気になったものの、
やっとこさ一服らしい動きでもあった日本株・・・
商いは昨日より減ったものの売買代金3兆円を伴った一服なので、
大統領選以降からアホみたいに一服だと言い続けて外してきた私としては、
来週くらいは一服してくれるのではないかと期待しているのですが(笑)

肝心の海の向こうについても、昨夜の米国市場では、
米債券安(米金利上昇)となったもののドル安というチグハグな動きとなり、
米株はダウが続伸したもののSP500とナスは続落というチグハグ・・・
しかも大統領選直後のようにハイテク株が売られたことで、
ナスダックは大幅続落となり、商いについても昨日に続き大商いとなった上に
続伸したダウよりも続落となったナスとSP500の商いが膨らんでいるので
米株全体としては、売りパワーの強さを感じます(VIXも上昇)。

そして米債券安(米金利上昇)ドル安という昨夜のチグハグな動きが、
一夜明けた本日の我が国での取引時間中には、
米債券高(金利低下)ドル安とチグハグな動きが解消され、
米債券がドルに合わせる動きとなっており、
(引け後は再びややチグハグとなってますが・・・)、
昨夜の米株も続落したナスとSP500の商いが膨らんでいることからも、
米大統領選以降から続いていた米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高が
米債券高(米金利低下)ドル安、米株安という反転となるのか・・・
今夜以降の動きが注目でおます。

以上の米債券、ドル、米株の目線で見ると、
ダウが崩れるのかどうかがカギとも言えますが、
忘れてはならないのは、繰り返し書いている通り、
米株と共に市場のリスクON・OFFスイッチを担っているのは原油であり
昨夜はOPEC総会での減産合意をきっかけとした原油高が続いており、
一夜明けた我が国の取引時間中も崩れずに50ドル台で踏ん張っているので、
リスクOFFムードはイマイチ高まっておらず、
定番のリスク回避な円高圧力も限定的であり、
本日の日本株も大きく崩れなかったという状況だと言えます。

ということなので、今夜は13-14日のFOMCに向けて、
最大・最後の米マクロ面での利上げへの耐久力確認となる雇用統計であり
昨夜のISM製造業や一昨日のADP雇用を始め、
これまでに利上げへの耐久力を示す堅調な結果となった他の米経済指標と同様
雇用統計も堅調な結果となるのか・・・それとも低調な結果となるのか・・

と言う結果云々よりも、雇用統計の発表をきっかけに、
米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高というトランプラリーへと戻るのか
それとも本日の日本時間中の米債券高(米金利低下)ドル安、米株先物安
というトランプラリーが全て反転する動きとなるのか・・が焦点であり、
さらに原油が崩れるのか、崩れないのか・・・によって、
市場のリスクON・OFFの空気も決まることになります。

そして今夜の雇用統計を受けての動きだけでなく、
4日の日曜日にはイタリアの国民投票を控えており、
可決されて何事もなく通過するのか・・・それとも否決されることで、
日出る国として世界の中で週明けに先頭で迎え撃つ我が国の市場が、
ブレグジットや米大統領選のように、たとえ1日だけであろうとも
大荒れとなるのか・・・それとも、EU離脱ドミノ懸念、ユーロ崩壊懸念、
イタリアの金融機関へのトドメ懸念という良からぬ連想ゲームが拡大し
リスクオフモードが長引くことになるのか・・・

現在の市場の動き(空気)を見ていると、
いざとなったらドラギECBが伊国債を買い支えるとの報道もあったせいか、
どうせブレグジットや米大統領選と同じ程度やろ?と言わんばかりに
イタリアの国民投票への警戒感が薄いだけに、ちと不気味ではあります。
モンテパスキを始めイタリアの金融機関株は低迷したままだけに、
先に述べた良からぬ連想ゲームの拡大を口実に騒ぎを大きくするつもり?
という気がしなくもないです。
連想ゲームを拡大させる具体的な材料が多いだけにね・・・
無事に可決されるか、連想ゲームが拡大しないことを願うばかりです。

以上はすでに決まっている雇用統計とイタリアの国民投票についてですが、
なにやらトランプマンが大統領選の勝利への感謝を表明するために、
昨日から全米各州を回って集会を開く「トランプサンキューツアー」
なるものを開始しております・・・

最近はツイッターでもトランプ節が再燃していただけに、
ドル高牽制や米金融政策への牽制を始め、
過剰な保護貿易姿勢や地政学リスクを高めるような発言をすると、
トランプラリーに水を差すことになります(反転することになります)。

言っても現在の市場は、トランプが勝利した米大統領選が起点となっただけに
最も影響がある・・・口実となる・・・のはトランプと言えますので、
すでに予定として決まっている雇用統計やイタリアの国民投票よりも、
予期せぬリスクが満載とも言える「トランプサンキューツアー」でおます。

ただ・・・これだけはトランプマンのお口次第であり、
しかもいつまで・・・何州を回るのか・・・
現時点ではわからないので、警戒していてもキリがないことではありますが、
余計なことを言わないことを願うしかないですし、
もし余計なことを言ってトランプラリーが全て反転する動きとなり、
それが加速するリスクオフに巻き込まれたとしても
仕方ないと割り切るしかないのも事実ですけどね・・・(笑)

ということなので、基本的には雇用統計とイタリア国民投票を受けて、
市場がどう反応する(動く)のかを見極めてから、
来週の立ち回り方を判断するしかないです・・・

本日は週末であり、もはや待つばかりなので、これにて失礼します。

良い週末をお過ごしください。

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