不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
バイクラ?バイアグラ?
こんばんはです。

昨夜のオッペケペー総会(OPEC総会)は、
非加盟国の会合が来週の12月9日に開催されるものの
加盟国については珍しく日量約120万バレルの減産で合意となり、
それを受けてアブラタカブラ(油高)・・・

昨夜の米株はダウが横ばいで踏ん張ったものの、
SP500とナスダックが売られたので(ハイテク株安)、
原油も崩れるようだと、下手をすればリスクオフの動きとなり、
そうでなくとも一服入りになると思いきや、減産合意での油高・・・

そんな市場のリスクオン・オフスイッチの役割を担う米株と原油に対して、
市場のマネーの流れと水位を決める米利上げ動向を反映する米債券とドルは、
米11月ADP雇用、米11月シカゴ購買部協会景気指数、米10月消費支出
次回FOMCの叩き台となるベージュブックといった米マクロ指標が、
利上げへの耐久力を示す堅調な結果となったことで、
昨夜は米債券安(米金利上昇)ドル高という利上げ観測な動きに・・・

以上のような海の向こうの米株安でのリスクオフ圧力を和らげる原油高、
トランプラリー&利上げラリーの継続と言える米債券安・ドル高を受けて、
本日の我が国は円安・株高となり、商いも月末で賑わった昨日と同水準となり
引けに掛けて失速したとは言え、日経平均は204円高(1.12%高)
TOPIXは0.94%高で引けております・・・

ただし昨夜の海の向こうは月末でもあったので、
12月入りとなる今夜以降、昨夜に続いて米株が崩れることで、
リスクオフモードが強くなって株売り・債券買いとなり、ドルも売られる、
というトランプラリー&利上げラリーが全て反転する動きとなれば、
我が国は円買い・株売りとなりますので、
見方によっては、本日がバイイングクライマックスじゃなかったのか?
と言いたくもなりますが・・・

本日の場中には原油が50ドルに乗せていたりと堅調なので、
原油が崩れないと、米株、米債券、ドルがチグハグな動きになったとしても
円買い・日本株売りは大して加速せず、
下手をすれば我が国の債券(金利)は黒ちゃん効果もあるので、
ドル安円最弱すらも有り得るだけに、本日がバイクラだったは言い切れず
むしろ年末に向けた商いの伴った「バイアグラ」じゃないのかとも・・・

そして海の向こうというか利上げのサジ加減を握る米国は、
先にも述べた通り、米経済指標は利上げを裏付ける堅調ぶりが続いており
今夜の米11月ISM製造業、米11月新車販売、明日の米11月雇用統計も
低調な結果になるとは思えないだけに、織り込み済みという形で、
米債券高(米金利低下)ドル安になるくらいしか考えられないです。

ただしこれまでの個人消費に関わるマインド系の米経済指標は、
大統領選以降を含む11月分はトランプ不安を感じさせない堅調ぶりであり、
クリスマス商戦を含む実際の消費動向についても堅調ではありますが、
今夜のISM製造業については、消費ではなく製造業のマインド系指標であり
昨夜のベージュブックには、企業が大統領選の余波に対する不確実性が継続
とも書いてありましたので、もしかすると今夜のISM製造業は、
意外と低調な結果になる可能性も無きにしもあらずです。

見方によっては昨日の米株安についても、
これ以上のドル高(米債券安・米金利上昇)に耐えられまへん
という意思表示の動きだったとも言えなくもないのでね。

明晩には大トリの11月雇用統計も控えており(明日はユニクロ売上高も)、
4日にはイタリアの国民投票も控えているので、
これが無事に通過すると、今夜のISM製造業が悪かろうとも帳消しされ、
来週のドラQ(ECB理事会と我が国のMSQ)も通過点となり、
少なくとも次回のFOMCまで・・・もしくは年末まで・・・
いやいや米大統領選が起点となっただけにトランプの大統領就任まで・・・
国内目線では裁定買い残が3兆円、信用買い残が3兆円まで積み上がり、
シカゴ投機筋の円買いポジが円売り越し状態へ転じて積み上がるまで・・・
トランプラリー&利上げラリー&アブラタカブララリーが組み合わさった
あわてんぼうのサンタクロースラリーとなるかも知れないですが・・・

以上の通り、昨日のヤマ場を経ても、またしても一服とはならなかったので
とにかく米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、原油高
というあわてんぼうのサンタクロースラリーな動きが続いている限り、
我が国の円安・株高モードも続くことになるので、
ダメならば即時撤退という姿勢だけは徹底しながら、
アホになって波に乗るしかないです。

一方、今夜から12月入りとなる海の向こうが、
今夜のISM製造業等をきっかけに
先に述べた一服モードかリスクオフモードとなれば、
明晩の雇用統計は余程の堅調な結果にでもならない限り、
織り込み済みとこじ付けられかねないですし(明日のユニクロ売上高も)、
イタリアの国民投票がブレグジットと米大統領選とは異なり、
三度目の正直とばかりに、EU離脱ドミノ懸念だけでなく、
ユーロ圏崩壊や低調が続く伊金融機関へのトドメ懸念へと連想ゲームが拡大し
ここぞとばかりに逆回転が加速する可能性もあります。
もし二度あることは三度あるとして、一日だけの騒ぎで終わったとしても、
日出る国として最初に迎え撃つことになる我が国は、
例の如く一日だけでも大騒ぎとなることにもなります。

ということで、結局のところ動きに合わせて立ち回るしかないので、
明日のスタンスとしては、基本的に変わりまへんけど・・・

週跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については、今夜のISM等を経て、
米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、油高(日本は円安・株高)
というトランプラリー&米利上げラリー&油ギッシュラリー、
我が国としては円安と商いの伴った株高が続いているのであれば、
割り切って勝負するのも自由ではありますが・・・
週末は雇用統計と伊国民投票も控えているので、
週跨ぎだけの短期勝負をする価値までは無いと思うばかりです。

そしていつも書いていることですが、
ベースとしては米債券(米金利)ドルが最も重要ですが、
現状のリスクON・OFFスイッチとなっているのは米株と原油なので
リスク許容度を測る意味では米株と原油が重要だと言えます。
国内目線でシンプルにみれば、円安にさえなっていれば、
結果的に海の向こうもリスクオフではないということです

腰を据えて構えている方については、今夜をきっかけに一服になろうと、
リスクオフになろうとも、これまでの余力も十分にあるでしょうから、
シンプルに起点となった大統領選直後の安値、
水準を切り上げて17500円を割るか、なんなら18000円を割るか
それとも商いを伴う日米株安、米債券高(金利低下)ドル安(円高)、原油安
という最悪の反転とならない限り、王者の風格で構えておけばいいでしょう
どれを目途にするのかはご自由にどうぞ。

新たに腰を据えて参戦する方については、同じく上記の水準を割るか、
最悪の反転となった場合は、潔く撤退するという姿勢だけを忘れなければ、
一服モードになろうとも、個別のタイミングで自由に参戦すればいいです。
現時点での年末目線では、イタリアの国民投票で連想ゲームが長引いたり
トランプが余計なことを言わない限り(ドル高牽制等)
ポジティブ目線に変わりはないのでね。

新興市場で勝負する方については、本日はJQが堅調であり、
マザーズは小幅安に過ぎないながらも、商いの伴った小幅反落だったので
明日も商いの伴った続落となるようであれば、
昨日までの上昇局面で商いが膨らみ、下落局面では商いが減少
という上げゴリモードが終わったと判断し、慎重に構えた方が良いでしょう
従って明日は商いの伴った反発となれば、
引き続き、新興への資金流入による上げゴリモードが継続していると判断し
勝負すればいいです。
ただし万が一、イタリアの国民投票をきっかけに世界的なリスクオフとなれば
新興市場も巻き込まれる可能性は十分にありますので、
過熱したイナゴ銘柄での週跨ぎの持ち越しだけはお気を付けください。

中長期的な新興市場を取り巻く環境については、
いつも書いている通り、好環境が続くという見方に変わりは無いですけどね。

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