不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
動きを見ながら、きっかけを探しながら・・・
こんばんです。

本日は朝から円ゴリラ(円高)な展開となり、
原油も軟調だったので、ついに一服か・・・と思わせる前場でおましたが
終わって見れば、日経はチビッと下げたもののTOPIXは12連騰・・・
もし日経が下げていたとしても、本日の商いは2.3兆円程度ですから、
本気の売りとは程遠い薄商いでおます。

とにかく米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高のトランプラリー、
OPEC総会での減産合意を期待した原油の踏ん張り、
これらが全て崩れる反転になると、単なるリスクオフとなりますが、
せめて一服しないことには、我が国も止まりまへん・・・
引け後には米株先物と原油がザラバよりも下げているので、
一服のオイニーも強くなっておりますが・・・

繰り返し書いている通り、最も重要なのは米債券(米金利)とドルながらも
リスクON・OFFのスイッチとなっているのは米株と原油なので、
本日は米債券高(米金利低下)ドル安と一服することで円高になろうとも、
原油が大きく崩れることなく踏ん張りを見せ、
米株先物もほんの小幅安程度の踏ん張りを見せていたことで、
緊張感が高まらないせいか、そもそも円高とは言え111円であり、
企業想定為替レート(1ドル100-105円)から乖離した水準ですから
日本株がゴリゴリと売られることもないという感じです・・・

従って米債券高(米金利上昇)ドル安(円高)になるのはもちろんですが、
それなりの原油安と米株安によってそれなりに緊張感が高まらないことには、
なかなか大きな押し目・・・一服にはなりそうにない状況なので、
昨日も書いた今週の盛りだくさんなイベントがきっかけとなれば、
それなりの押し目&一服にはなりそうですが・・・

とは言え、ISM製造業や週末の雇用統計を始めとする特盛の米経済指標は
悪い結果が出るとは思えないですし、先週末のブラックフライデーついても、
出足は前年比を下回っているとの観測があるものの、
時代はネットだという見方がさらに強まっており、
今夜のサイバーマンデーの方が重要だとの見方が強くなっており、
しかもこれまた悪いとも思えないだけに、
これら米国のマクロ面が低調というネガティブな形での一服の可能性は低く
せいぜい出尽くしによる一服があるかないか程度でしょう。

そうなると30日のOPEC総会に向けた原油が鍵とも言えますが、
(今夜は非加盟国も交えた事前会合が開催)
足元ではすでに軟調モードなので、減産合意となれば素直にポジティブですし
物別れに終わったとしても、意外とショックは薄いと言えなくもない・・・
下手をすれば出尽くしで上昇なんてことも有り得なくもないです。

じゃあ何をきっかけに一服するのかということになってしまいます(笑)

単純に利上げが行われるであろうFOMCまで突っ走るのか・・・
かといって観測通りに利上げに踏み切るとなると、
織り込み済みという形での一服となるのが好ましいですが、
そうではなくベタに米債券安(米金利上昇)ドル高が、
さらに加速する可能性も十分にありますので、
それに対して米株と原油、資源国・新興国が悲鳴を上げなければ、
日本株は素直に円安加速を好感する展開となります・・・

結局は押し目待ちに大した押し目もなく、
もうはまだなり・・・ならぬ、モウは牛なり基調が続き、
年末まで・・・あるいはトランプ大統領就任(1月20日)までは、
止マランプラリー?と思えてしまいますが、
最も効果的な一服のきっかけとなる事象としては、
米経指標やサイバーマンデーが利上げどころでは無い低調な結果になるとか
OPEC総会後に原油が大崩れする可能性も無くはないですが、
チームトランプマンもしくは現オバマ政権からのドル高牽制、
といういつ飛び出すのかもわからないものくらいしかないです・・・

あ、イタリアの国民投票が4日には控えてますね。
ブレグジット、米大統領選に続き、二度あることは三度あるとばかりに、
ほんの一日だけで騒ぎが終わる可能性もありますが、
英国と違ってイタリアで騒ぎが起きると、EU離脱ドミノ懸念だけでなく、
ユーロ(通貨ユーロ)崩壊というネガティブな見方にもなるのでは?
という気がしなくもないのですが・・・
イタリアは金融機関が未だ悲鳴を上げている状況ですから(株価も低迷中)
国民投票が否決されてのユーロ崩壊懸念はともかくとしても、
EU離脱機運が高まると共にイタリアの金融機関にトドメが刺されると、
ブレグジットのような騒ぎでは収まらない可能性は十分にあり得ます。

一応、8日にはECB理事会も控えておりますし、
いざとなれば緊急でEU及びユーロ圏の首脳が集まるでしょうけど、
イタリアの国民投票は、EUだけでなくユーロ圏崩壊懸念もあり、
燻ったままの金融機関という爆弾も抱えており、
しかもどうせブレグジットと同じやろ!くらいに市場が見ていそうなだけに、
素直に可決されて何事も無く通過することを願いますが
ホンマに否決されるようだと、大穴で危うくなりそうではあります・・・。

まぁとにかく海の向こうの米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高
というトランプラリー&米国は利上げ出来まっせラリーと原油の踏ん張り
これらが止まる・一服する・崩れる・・・いずれかにならない限り、
我が国の円安・株高基調も止まる・一服する・崩れる・・とならないので、
先に述べたイベントや事象がきっかけになるのかどうか・・・
という状況に変わりはないです。

ちなみに今後のきっかけとなりそうなイベントの詳細については、
昨日書いた通りなので詳細は割愛しますが、
超目先である明後日の寄り前までのイベントについては以下の通りです。

今夜は・・・OPEC総会事前会合、OECD経済見通し
ドラギECB総裁議会証言、伊下院議会での予算案採決
サイバーマンデー、先週末のブラックフライデーに対する結果の追加報道

明日は・・・新月、29年度予算編成の基本方針案が閣議決定、
10月消費支出。2年債入札、独11月CPI、イタリア5年&10年債入札
米7-9月期GDP改定値、米レッドブック週間小売売上高、
米11月消費者信頼感、米9月ケースシラー住宅価格、ティファニー決算
NY連銀ダドリー総裁とパウエルFRB理事の講演

明後日の寄り前は・・・10月鉱工業生産

ということで、明日のスタンスとしては、特に変わりないですが・・・

持ち越し短期勝負の方については、
米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高
というトランプラリー(別名:米国は利上げ出来る程に強いんやでラリー)
そして米株と共にリスクを和らげる役割となっている原油の踏ん張り、
これらが継続している限り、夜に状況が一変するのも覚悟の上でならば、
勝負するのはありです。
国内目線でシンプルに判断するならば、円安さえ続いているならば
結果的にトランプラリー等のこれらの動きが続いているか、
リスクオフモードにはなっていないと判断すればいいでしょう。

当然ながら以上のような動きが全て反転とは言わないまでも、
米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高、原油のいずれかが
一服もしくは崩れているならば、慎重に構えておくのが無難です。

そしてしつこいようですが、
ベースとしては米債券安(米金利上昇)ドル高が最も重要ですが、
リスクON・OFFスイッチとなっているのは米株と原油ではあるので、
リスク許容度を測る意味では米株と原油が重要だと言えます。

腰を据えて構えている方については、
一服モードになろうとも、これまでの余力も十分にあるでしょうから、
シンプルに起点となった大統領選直後の安値、
水準を切り上げて17500円を割るか、
それとも商いを伴う日米株安、米債券高(金利低下)ドル安(円高)、原油安
という最悪の反転とならない限り、王者の風格で構えておけばいいでしょう
どれを目途にするのかはご自由にどうぞ。

新たに腰を据えて参戦する方については、同じく上記の水準を割るか、
最悪の反転となった場合は、潔く撤退するという姿勢だけを忘れなければ、
一服モードになろうとも、個別のタイミングで自由に参戦すればいいです。
年末という目線では、現時点でもポジティブ目線に変わりはないのでね。

新興市場で勝負する方については、週末は続落となったものの商いは減少し、
本日は週末よりも僅かながら商いの伴った反発だったので、
上昇局面で商いが膨らみ、下落局面では商いが減少
という上げゴリモードが続いていると言えます。
従って商いの伴った下落が継続しない限り、
新興市場への資金流入が続いていると判断して勝負すればいいです。

そして中長期的な新興市場を取り巻く環境についても、
マザーズは5月高値の裏も通過し(6月高値の裏(12月9日もありますが)
そーせいを始め新興主力の決算も一巡したので、
主力大型株が一服すればこそ、更なる資金流入も期待できますし、
このままトランプラリーの継続と共に主力大型株の堅調ぶりが続いたとしても
それはそれでいずれは新興市場への資金流入にも波及するでしょう。
そして今後も政策・テーマに絡む官民イベントは多く、
季節性も含めると、新興市場は好環境が続くと見ております。

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