不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
止まらんプラリーのままで週末・・・
こんばんはです。

本日の日本株は寄り天唐竹割りの安値引けとなったものの、
日経平均は104円高(0.59%高)、TOPIXは0.38%高となり
為替に至っては1ドル110円突破が通過点かの如く円安が進行し、
先日の企業決算での想定為替レートどころか(約1ドル100-103円)
9月調査の日銀短観でのお気楽な想定為替レート(1ドル107円)すらも
大きく超える水準ですから、国内企業の上方修正期待はもちろんのこと
低調だった一部の外需への業績不安すらも吹っ飛んでおり、
安倍ちゃんマンが経団連にしつこく賃上げを要求したことも、
異例でも無茶でもない要求なのかとすら感じてしまいます(笑)

何だかんだ言っても株価の根幹は業績ですから、ここまで円安が進むと、
国内で見られる低調なマクロ環境も無視されそうです
(足元の7-9月期GDPは堅調でした)

しかも昨日は黒ダヌキ先生(黒田日銀総裁)が、
イールドカーブいじりオペに踏み切り、脳味噌きんにくんな私の解釈なので、
(一応、経済学部卒業・・・作文一枚のスポーツ推薦ですけどね)
もしかしたら間違っているかも知れませんが、
我が国は低金利を維持したままでイールドカーブを立たせようとしており
しかも米国のトランプマンラリー(米債券安(米金利上昇)ドル高)が続けば
結果的に米国債に引っ張られてイールドカーブが立つことになり、
サヤ抜きや屋(銀行)の追い風になるのはもちろんのこと円安も進むので、
我が国の鉄板フォーメーションである円安株高モードとなり、
足元の良好な国内の需給環境に則した動きにもなります。

さらに外国人の大好物なネタでもある政治においても、
かつては総理がコロコロと変わるのが定番だった我が国の政治ですが、
海の向こうでは反トランプデモやEU離脱ドミノ、韓国の混乱等、
政治が不安定になる中で、我が国ではポンコツ民進党のおかげもあって、
安倍政権の支持率が足元で上昇しており
安倍ちゃんマンの任期延長までも決まりつつあり、
先進国の中では最も政治が安定しているとも言えますので、
円安を始め市場環境さえ落ち着いているならば、
我が国だけが商いも膨らむ・・・という資金流入が起きるのも頷けます。

しかも昨日は安倍ちゃんマンが一番乗りでトランプマン詣(会談)を行い
会談内容がどうなったのかはともかくとしても、
日本の政治に対する世界へのアピールとしては成功だったと言えます。

実際にアベトラ会談に対する見方としても
会談後の記者会見での安倍ちゃんマンの表情がやや気にはなったものの
それを打ち消すように御覧の通りな写真もアップされており

abetora.png

市場の反応としてもネガティブな反応は見られまへん。

残念なのは振り切れたプレスリー小泉のように、
安倍ピコ太郎コスプレにならなかったことだけです。

以上の通り、国内環境としては、足元で低調なマクロ環境はあるものの、
円安によってミクロ面(企業業績)での懸念はほぼ薄れており、
政治面での安定ぶりも先進国の中では際立ちつつあり、
需給環境としても、足元で裁定買い残が急速に積み上がているものの
まだまだ低水準(約1.2兆円、6月の水準レベル)であり、
円買いポジも含めると円売り・先物買いの余地が大きい状況です。

そこに黒ちゃんの一手による低金利維持とイールドカーブピンコ立ちが
さらなる追い風になっていると言えますので、これだけを見ていると・・・
トランプマンラリーの中でアベノミクスシーズン2までが始まったのか?
とすら思わされる動きであるのも事実です。

同時に米英だけでなく、我が国と同様のドーピング真っ只中の欧州までが
足元ではトランプラリーに引っ張られての債券売り株買い
という健全な動きも見せているだけに、黒ちゃんの新たな一手によって
我が国はこれからも債券買い・株買いという薬漬けが続くことが、
果たして良いのであろうか・・・という疑問は消えず、
米国ですら薬抜きには禁断症状を伴いながら時間が掛かったわけですから、
長年に渡る薬漬けの我が国は、薬抜きでの禁断症状を感じる以前に、
薬漬けの副作用に蝕まれてしまい、廃人と化さないのだろうか・・・
という心配は常にありますけどね(笑)。

このままだと東京五輪までドーピングを続けそうな勢いもあるだけに
薬抜きが終わると共にトランプマンの現れた親分米国に引っ張って貰い、
結果的に我が国の薬の量が減り、あわよくば薬抜きが出来るまでの環境に
なることを切に願うばかりです。
そういう意味でも、今回の安倍ちゃんのトランプ詣一番乗りは、
有意義なことだったと言えるでしょう。

そんな薬漬けに対する長い目での懸念は置いとくとして、
足元と目先としては、世界の景気敏感株とも言われる日本株ではあるので、
以上の様な国内環境を維持・後押ししているのは、
海の向こうの金融市場における止まらない・・・
まさに止まらんプラリー(米債券安(米金利上昇)米株高)であり、
リスクを和らげる役割を担っている原油の踏ん張り次第でもあります。

昨夜の動きを見る限り、原油が続落していたり、
米株は上昇しながらも商いは減少しているので(英欧も同様)
やや上値の重さも感じるところですが
米株は大統領選以降の循環物色が継続しているからこその動きとも言えますし
原油も直近安値を割る様な崩れにはなっておらず、
昨夜は堅調な米CPIと米経済指標が発表され、
それを裏付けるようにイエレンおばさんは議会証言で利上げ姿勢を示し、
米債券安(米金利上昇)ドル高モードは依然として継続しているので、
トランプマンラリーの基調自体は維持されております。

今夜と週末には産油国の非公式協議があり、それによって原油が大崩れしたり
今夜講演を行う投票権を有するFOMCメンバー4人全員が、
昨夜の利上げ姿勢なイエレンおばさんに反するような姿勢を見せたり、
トランプマン自らもしくは周辺がドル高を牽制したりしなければ、
週末となる今夜の海の向こうが冴えない動きだったとしても、
一気にトランプマンラリーの動きが反転し、
商いの伴ったリスクオフとまではならず、一服程度で済みそうですけどね。
(一応、明日と明後日にはAPEC首脳会議もあります)

そして懲りないですが、今夜も含め来週は一服すると見ております(笑)
もはや説得力ゼロですし、一服したほうがいいんじゃないのか?
という個人的な都合やろ!と言われてしまいそうです・・・(笑)

とりあえず本日は週末であり、つべこべ言っても仕方ないので、
今夜の海の向こうの動きを見極めた上での国内外の現状、
さらに来週のスケジュール等も加味しながら、
改めて週末に来週の見通しを書きます。

良い週末をお過ごし下さい。

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