不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
懲りずに一服と見ているものの、シンプルに動きを見ながら
こんばんはです。

先週末にSQ、メガバンコと新興を除く国内企業企業決算が概ね一巡となり、
米国も週末がベテランズデーによる債券市場が休場だったので、
大統領選後の急速な米債券安(米金利上昇)が一服するきっかけとなり、
週明けはトランポリンラリーが一服するのかと思いきや・・・

本日は終わってみれば日経平均株価が297円高で引けており、
売買代金は先週から減ったものの、2.64兆円と高水準を維持しており、
週明けもへったくれもなく、賑わいを見せている日本株・・・

週明けの海の向こうについても、米債券安(米金利上昇)は続いており、
それによるドル高(円安)も含めた米利上げ観測な動きも続いており、
米株先物も堅調に推移・・・つまり米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高
というトランプマンラリーが続いているということです。

trump.png

恐るべしトランプマン・・・(個人的には好きですけどねw)

繰り返し書いている通り、米大統領選以降は原油に代わって米株が、
市場のリスクを和らげる(ごまかす)役割を担っておりますので、
米株さえ崩れなければリスクオフの空気にはならず、
恒例のリスク回避な円高にもならないということであり、
トランプマンラリーの米債券安・ドル高も継続していれば円安も継続するので
国内の需給環境に則した円売り先物買いモードが続くことになります。

ちなみに足元の裁定買い残の推移を見ると、
トランプバンジーとなった8日には大きく減少したものの、
トランポリンとなった9日は大幅に増加しているところからも、
SQだった10日と週明けの本日も含め、
ベタな円売り先物買いが続いていると言えます。

そしてファンダメンタルズという面においても、
現在の円安水準だと企業決算で発表された想定為替レートどころか、
9月調査の日銀短観の想定為替レートすらも超えているので、
一部で低調だった企業決算への懸念すらも薄らいでおり、
本日発表された7-9月期GDPも珍しく堅調と言える結果も含めると
国内のマクロ・ミクロ両面での懸念は和らいでいる(容認している)
と言えます。

米国も大統領選前に発表された米企業決算と米経済指標は堅調な結果となり、
マクロ・ミクロ両面において利上げへの耐久力は確認できたと言えます。

従って日米のファンダメンタルズ面においては堅調と言えるので、
好意的に解釈されているトランプマンの政策、
それと共に動いている市場のトランプマンラリーに対して、
トランプマン自らが冷や水を浴びせる様な失言や迷走ぶりを見せたり、
まさか米国内の反トランプマンデモがアラブの春並みに拡大するようだと、
米債券高(米金利低下)ドル安、米株安と一気にひっくり返る可能性もあり、
そうなると我が国はドル安円高がやって来ることになり、
円売り先物買いモードがひっくり返ると共に企業業績への懸念も再燃し、
更に米株高で和らげられて(ごまかされて)いた海の向こうのリスクも噴出し
リスク回避な円買い圧力も加わることになります。
(日本にもTPP白紙という政治的な悪材料もありますからね)

ちなみに海の向こうのリスクは、
トランプマンへの見方が「手の平返し」返しとなることはもちろんのこと、
急速なトランプマンラリー(米債安(米金利上昇)ドル高)による、
原油・商品への重石圧力、資源国・新興国からの資金流出、
米株のFANGを始めとするハイテク株等の顕著な株安(資金移動)、
未だ低迷中の欧州金融機関リスク、EU離脱ドミノリスク、
といったところです(韓国のパクパクリスクもかな)

以上のようなトランプマンラリーの動きが反転すると共に
リスクが噴出するというのは、あくまで最悪のシナリオであり、
トランプマン次第というか、市場のトランプマンに対する見方次第ですから、
いつ起きるのかわからない部分はありますけど、
足元の水準やきっかけイベントと言う目線で見れば、
最悪のシナリオにまではならなくとも、一服してもおかしくない状況でおます

水準という目線では、ダウは史上最高値を付けているのはもちろんのこと
注目の集まっている急速な米債券安による米金利上昇は、
本日はついに2年ー30年債利回りが、
一度目の利上げ直後でもある年初の水準にほぼ達しており、
米株の配当利回りも上回ってきておりますので、
水準だけでなく旨味という点でも薄れております。
資源国・新興国についてもメキシコを始め一部ではトリプル安が加速しており
他の国も概ね年初の水準に近づきつつあるので、
そろそろリスクとしての存在感が大きくなり(広がり)そうではあります。
米株よりも役割は軽くなったものの、リスクを和らげる役割を担う原油も、
減産合意が反故になるとの観測が日に日に強まっており、
月末のOPEC総会までは軟調モードが続きそうであり、
40ドル割れも視野に入っていると言えます。

そしてきっかけとなるイベントや節目という目線でも、
明日の15日は大人の都合が働く、いわゆる45日前ルールの該当日であり、
本日はスーパームーンの満月であり(最接近20:21、満月22:52)
国内では本日でメガバンクの決算も終わり、完全に企業決算が一巡するので
トランプがやらかして最悪のシナリオに転じなくとも、
何かしら口実を付けて一服となりそうですが・・・

きっかけ(口実)となるイベントとしては、
昨日も書いた通りなので、詳細は割愛しますが、
イエレンおばさんの議会証言、米債動向からも重要な米消費者物価、
クリスマス商戦と来週のブラックフライデーを控えてのウォルマート決算
安倍ちゃんとトランプマンのタイマン会談等がある17日が
今週の最も大きなヤマ場ではありますが、
ウォルマートと同じ意味での注目度が数段高い米小売売上高、
フィッシャーFRB副議長を始め投票権を有するFOMCメンバー3人の講演
ユーロ圏各国のGDPが重なる明晩もヤマ場の一つではあります。

先に述べた足元の水準や節目もあるので、
今夜もしくは明日のザラバから一服モードとなれば、
明晩のヤマ場でよほどの堅調な結果にでもならない限り、
少なくとも今週最大のヤマ場である17日まで一服モードが続きそうですが
そもそも私の見当違いで今夜も明日のザラバも堅調であれば、
明晩のヤマ場が一服の口実となる可能性が高くなると言えます。

以上、長々と小難しく書いてきましたが、
シンプルに市場の動きだけで判断するならば、米大統領選から始まった
トランプマンラリー&米国は利上げへの耐久力があるんだぞラリー
と言える米債券安(米金利上昇)ドル高にも屈しない米株高が続いている限り
原油安、資源国・新興国の資金流出等の海の向こうのリスクを無視する・・
というか少々のリスクにも割り切って、ラリーの波に乗ればいいでしょう。
国内目線で超シンプルに市場の動きから判断するならば、
商いが2兆円以上を維持していることも重要ですが、
円安さえ維持されていれば、結果的に海の向こうが落ち着いているので、
割り切って国内の円売り・先物買いモードに乗ればいいでしょう。

そして懲りずにくどいようですが「トランプへの手平返し」返しと共に
米債券高(米金利低下)ドル安、米株安、原油安
という最悪のシナリオにはならなくとも、目先は一服入りと見ております。
(今日も堅調だっただけに、説得力には欠けますけどね)

ということなので明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、繰り返しになりますが、
国内目線での円安さえ続いていれば、結果的には・・・
トランプマンラリー&米国は利上げへの耐久力があるんだぞラリー
(米債券安(米金利上昇)ドル高、米株高)
も続いていることになるので、割り切って波に乗ればいいですが、
以上にも書いた通り、一服モード入りと見ているので、
明日はその日限りの波乗りに留めるのが無難でおます。
(明晩の海の向こうのイベントに期待している方は御自由にどうぞ)

腰を据えて構えている方については、
一服モードになろうとも、これまでの余力も十分にあるでしょうから、
シンプルにトランプバンジーとなった9日安値か9月下旬の水準を割るか
それとも米株安、米債券高(米金利低下)ドル安(円高)、原油安、
という最悪の動き・シナリオに転じるまでは(商いも伴った)、
王者の風格で構えておけばいいでしょう

新たに腰を据えて参戦する方については、同じく上記の水準を割るか、
最悪の動きへと転じた場合は、潔く撤退するという姿勢だけを忘れなければ、
一服モードになろうとも自由に参戦すればいいです。

新興市場で勝負する方については、先週は商いを伴った下落ではなく
本日も反発となりましたが、全く商いを伴わない反発であり、
残念ながら未だ資金流入の動きは見られないと言わざるを得ないので、
小難しいことは抜きに、シンプルに商いを伴ったリバウンドが継続するまでは
慎重に動いた方が無難でおます。

しかしながら中長期的な新興市場を取り巻く環境については、
マザーズの5月高値の裏も通過し、本日はそーせいを始め新興主力決算一巡
(良からぬ決算銘柄も一部では見受けられましたが・・・)
9日のトランプバンジーによる追証売り圧力も本日でほぼ通過するので
主力大型株が一服すればこその資金流入期待もありますし、
私の見当違いでこのまま主力大型株の堅調ぶりが続いたとしても
それはそれで遅かれ早かれ新興市場への資金流入も見込めます。
そして今後も政策・テーマに絡む官民イベントは多く、
季節性も含めると・・・懲りずに新興市場は好環境を迎えると見ております。

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