不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
明日の米大統領選に向けて
こんばんはです&お久しブリ大根です。

3日から昨日まで休んでいたので、すっかり浦島太郎状態ではありますが、
どうせ先々週末から明日の大統領選までは大一番期間でもありますから、
流れに変わりはないだろうと思っておりましたが、
何やら週明けからチョベリバ(超リバウンド)しているようで・・・

おかげで休んでいた間の相場の動きを必死のパッチで振り返りながら、
今日一日、尻から屁・・・ではなく、目からビームを出しながら、
カブリ付きで相場を見ていたら、何とか感覚が甦って来たので、
明日のトランプマンとヒラリーおばさんの決戦・・・
ババ抜き大統領選に立ち向かえそうです。

さて、明日はそんな大一番期間中の大トリとなる米大統領選挙ですから、
明後日以降の方向感としては、明日の結果次第と言えますので、
改めてこれまでの動きの振り返りや現状を見ておきます。

まず、前々回のFOMCと産油国会合のあった9月下旬以降(日銀会合も)、
年内の利上げ観測と共に減産合意を好感する原油高が、
先々週末の大一番期間入りまで継続したというのが、
ザックリとした言い方ですが、具体的な市場の動きとしては・・・

9月下旬以降、米債券安(米金利上昇)ドル高という利上げ観測な動きと共に
先進国(日英欧)でも債券安(金利上昇)株買いを招き、
利上げの当事国である米国はマクロ・ミクロ両面において、
利上げに対する耐久力確認が不十分ということもあり、
米株だけが揉み合いのままという動きでおましたが、
原油高がリスクを和らげることになり、その他商品も概ね堅調だったことで、
資源国・新興国も堅調に推移する展開となり、
世界的には米株を除いてリスクオンのような動きだったと言えます。
我が国も足元の良好な需給環境通りの円安(ドル高)・株高でおました。

その後は原油が、恒例の減産合意への懐疑的な見方が拡がったことで、
10月19日を高値に先んじて一服する展開となったものの
大きく崩れることが無かったこともあり、
我が国を含むその他の9月下旬以降からの動きは継続しておりましたが、
先々週末の大一番入りという悪意を感じるタイミングで、
ヒラリーおばさんのメール問題に対してFBIが捜査に乗り出し、
9月下旬以降から続いていた動きが一斉に反転することに・・・

動きとしては米債券高(米金利低下)ドル安へと反転し、
先進国(日英欧)では債券買い(金利低下)、株売りへと反転、
揉み合いの続いていた米株は下放れる動きとなり(VIXも上昇)、
先んじて一服しながらも踏ん張っていた原油は、
9月下旬の水準まで下げることになり(金、銅以外の商品も)
資源国・新興国も軟調な展開へと転じることとなり、
我が国ではドル安によって円高・株安へと転じることに・・・

反転のきっかけはヒラリーのメール問題へのFBIの捜査開始だったので
明日(8日)の大統領選までは、反転の動きが続くと見ていたこともあり、
私事の休暇期間(3-7日)も結果的にはちょうどいいなと思っていたら、
何やら一昨日にFBIが訴追を見送ることを表明したことをきっかけに、
週明けは我が国を含め再び反転の動き(9月下旬以降の動き)となっており、
米株は下放れ分を一気に取り戻しております。

しかしながら日米英欧共に週明けからの株価のチョベリバでの商いは、
先々週末からの下落局面での商いに比べると薄商いなので、
本気とは言い難いチョベリバでおます。

ということで、市場の動くきっかけ(口実)が米大統領選動向なので、
明日以降の動きについては、投開票の結果次第と言わざるを得ないです。

今のところは支持率だけでなく選挙人数からもヒラリーおばさんが優位であり
市場にとってはネガティブなトランプマンリスクが軽減しておりますが、
そもそもヒラリーおばさんが勝つことが市場にとってポジティブなのか?
という疑問は払拭されておらず、同時に行われる議会選において、
またしても上下両院ともに共和党が過半数の議席を奪うことになると、
ヒラリーおばさんが勝っても、ネジレによって議会運営が困難になる・・・
との口実で市場がネガティブに反応する可能性も否定できないですからね。

つまりトランプマンが勝利すると市場にとってはネガティブという以外は、
どうにでも市場が動く可能性があるだけに、もはや明日を待つのみでおます。

ちなみに投票終了時刻は、日本時間の8時から13時までなので、
投票終了と共に出口調査の結果が報じられることになります。

そして当然ながら日出る国の我が国としては、
そんな米大統領選の情勢を世界で最初に受け止めることになるので、
夜明けと共に太平洋の向こうからビッグウェーブが押し寄せることになり、
情勢次第で右往左往・・・いや、阿鼻叫喚な動きともなりかねないですから、
波乗り達人の方にとっては絶好の波乗り日和です(笑)
達人でなければ、明日は大人しく丘サーファーでいるのが無難です。

果敢にパドリングをして沖まで出て波待ちをした結果、
ビッグウェーブに飲み込まれて海パンだけが浜に打ち上げられる・・・
という寂しい結果にならないようお気を付けください。

いやはや、米大統領選は・・・というか結果を受けてどうなるのやら・・

トランプマンが勝利すると、それなりの覚悟は必要ですが、
それ以外ならば、下げたとしても・・・、
日本株としては足元の需給環境から見ても、
ひとまず9月下旬の水準まで巻き戻すことが一つ目のメドと言えます。

下げなければ・・・市場の焦点は米利上げ動向へ移ることになり、
米国は足元で続いていた米企業決算と米経済指標において、
マクロ・ミクロ両面において利上げに対する耐久力は示されたと言えますので
利上げ観測な米債券安(米金利上昇)ドル高になろうとも、
米株はこれまでのような揉み合いではなく堅調に推移することになれば
原油に代わってリスクを和らげる役割を担うことになりますから、
少々原油が軟調であろうとも世界的なリスクオンムードが徐々に高まり、
欧州の金融機関や政治のリスクも和らげられ、
利上げ行われるであろう次回のFOMC(12月14日)まで継続しそうです
 (一応、11月30日にOPEC総会(25日に専門家会合も)、
  12月4日にはイタリアの国民投票もありますけどね。)

我が国としては、そんな利上げ観測な米債券安(米金利上昇)ドル高によって
足元の需給環境からの円売り・先物買いという巻き戻しが加速し、
円安によって足元で発表されていた業績も更に上振れるとの期待にも繋がり、
腰の入った株高を期待できると言えます。

御存知の通り、あくまで理想的な展開ですけど、
足元での利上げに対する耐久力と国内外のファンダメンタルズから見ると、
米大統領選を通過しても崩れなければ、十分に可能性はあります。

何気にというか地味に気掛かりなのは、米大統領選が無事に通過したとしても
米新政権はドル安路線だということが強調されてしまうと、
利上げ観測も関係なくドル安が進むことになり、
これまで長きに渡って揉み合っていた米株が、
ここぞとばかりにドル安バンザーイでの米株高となり、
同じく原油・商品、資源国・新興国もドル安バンザーイとなる一方で、
金融緩和真っ只中の日欧は、ドル安通貨高が重石になるという展開です・・

国内企業決算での想定為替レートを見る限り、
1ドル100円くらいまでの円高への耐久力は示されたとも言えますので、
(本日決算を発表したトヨタは1ドル103円ですが・・・)
100円を割らない限り、米株に追随するとは思いますが、
需給環境から見ても円売り・先物買いのスイッチが入ることも必須なだけに
米国がドル安バンザーイモードとなるのは、ちと気掛かりではあります。

ブレグジットの際には、当事国の英国だけが独歩高の様相となっただけに、
今度は同じく世界のサジ加減を握る米国が独歩高というのも有り得ますからね

以上の通り、理想的な展開になることを願うばかりですが、
とにかく明日の大統領選の結果次第でおますので、
明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、米大統領選の結果が明確になるまでは、
その日限りの波乗りに留めることが無難ですが、
先にも述べた通り、明確な結果が判明しても崩れず、
利上げ観測な米債券安・ドル高(円安)に対して、
米株高(先物高)という理想的な動きとなっているならば、
原油はあまり気にせずに勝負すればいいでしょう。
ただし米株だけのドル安バンザーイモードとなっていれば、
明日はその日限りの勝負に留め、明後日の動きを見てからにしましょう。

腰を据えて構えている方については、
明日の米大統領選がまさかのトランプショックにでも見舞われれば、
有無を言わさず一旦は逃げるべきですが、
シンプルに構えるならば、これまでの余力も十分にあるでしょうから、
2兆円を超える商いを伴った下落が継続するか、
直近安値(10月14日)もしくは起点となった9月下旬の水準を割るまで、
どれを目途にするのかは自由ですが、以上のような事態にでもならない限り
決算跨ぎに注意しつつも、ひとまず王者の風格で構えておけばいいでしょう。

新たに腰を据えて参戦する方については、
すでに腰を据えている方と同様の撤退基準を徹底するのであれば
決算を終えたものや、変則決算を中心に好きなタイミングで動けばいいですが
明日の米大統領選後の動きを見極めてから参戦しても遅くはないです。

新興市場で勝負する方については、
マザーズは商いを伴った下落ではないものの、
直近安値も割ってしまい、資金流出の動きが顕著ではあるので、
シンプルに商いを伴った反発が継続しない限り、
少なくとも5月高値の裏(11月11日)を通過するまでは、
警戒モードで構えておいた方が無難でしょう。
JQと2部はまだまだ堅調モードは継続していると見ておりますが、
シンプルに商いを伴った反発が継続するまでは、
新たに腰を据えて参戦するのは控えておくのが無難でおます。
新興企業の決算はこれから佳境を迎えるというのもありますのでね。

しつこいようですが新興市場を取り巻く環境については、
明日の米大統領選を通過して、主力大型株がリスクオンとなったしても、
いずれは資金流入となり、悲観シナリオになったとしても、
だからこその資金流入期待という両面があります。
(まさかのトランプショックとなれば、さすがに無視はできませんけど)
今後も政策・テーマに絡む官民イベントは多く
先に述べた通り、マザーズは2つ目の高値の裏(11月11日)も近く、
季節性も含めると懲りずに好環境を迎えると見ております。
そういえばZMPは年内上場だと・・・

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コメント

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わたしも!!
A | URL | 2016-11-08-Tue 20:19 [編集]
マザは復活すると見てます!!!
実はもう仕込んでおりまして、ヘッジ入れながらですが、睨めっこ状態が続いていますw

番長リターンで状況ツイをしてくださるおかげで、気が引き締まります(*´ー`*)感謝

Aさんへ
マーケット番長 | URL | 2016-11-08-Tue 23:31 [編集]
> マザは復活すると見てます!!!
> 実はもう仕込んでおりまして、ヘッジ入れながらですが、睨めっこ状態が続いていますw

この時期は新興に盛り上がってもらわないとねぇ・・・と期待しておりますw

> 番長リターンで状況ツイをしてくださるおかげで、気が引き締まります(*´ー`*)感謝

いえいえ、大したことは呟いてないので恐縮します。

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