不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
バイクラ?バイアグラ?な週末
こんばんはです。

本日はすっかり忘れていたTOPIXのリバランスもあり、
引けに掛けてはそれを含む約9400億円の商いがあり、
売買代金は7/29以来の3兆円超え(3.13兆円)と嵩増しされましたが
実質的にも2兆円を超える商いでの上昇になったのは事実なので、
これは果たしてバイクラ(バイイングクライマックス)なのか・・・
それともバイアグラな上げゴリラモードなのか・・・

空売り比率についても、TOPIXのリバランスという特殊な日とは言え、
42.7%と10/17以来の40%超えとなり、
規制有も商いから見れば当然とは言えますが1.28兆円と1兆円超えとなり
好意的に見れば買戻しの燃料に過ぎないですが、
単純に売り圧力が増したとも言えます。

何よりもクリビツなのは1ドル105円をぶち抜く3カ月ぶりの円安・・・
同時に裁定買い残についても、まだまだ低水準ではありますが、
積み上がりのピッチは上がっているので(26日時点で約1兆円弱)、
足元の国内の動きとしては巻き戻しの円売り先物買いが顕著ではありますが、
繰り返し書いている通り、今夜から8日の米大統領選まで、
重要イベントラッシュとなる大一番期間入りとなるだけに、
果たしてそこそこの商いを伴ったバイアグラな巻き戻しの動きは、
今夜以降の大一番期間中も反動が起きずに続くのでしょうか・・・(笑)

と言うのも、企業決算が始まるまでの国内環境としては国内材料が無く、
良好な需給環境だけであり(安倍ちゃんマンの任期延長という声もあるけど)
巻き戻しも海の向こう次第だったために商いも膨らまなかったのですが
昨日から企業決算が本格化し、本日も一発目のピークを迎えたので、
決算が国内材料になった・・・と言えますし、
なによりここまで円安が進んでしまうと、
想定為替レート1ドル100円、1ユーロ110円に設定した外需企業が、
通期予想を下方修正したところで、どうでもよくなってきますからね(笑)

ちなみに本日発表されたテンコ盛りの企業決算をざっと見渡しても、
通期予想の上方修正が約60社、下方修正も約60社、据置が約200社
という感じで、意外にも相変わらず上方修正が多く、
1Q決算時に比べても明らかに好転しているので、
今の為替水準から見ても、国内材料と受け止められる可能性はあります。

が、しかし・・・

あくまで週明け以降も、円売り・先物買いの巻き戻しが続き
2兆円を超える商いを伴った状況が続くならば、
こういった決算を材料視した後付けな見方にもなるでしょうけど、
しつこいようですが今夜からは海の向こうも大一番期間入りとなり、
海の向こうの主役は利上げのサジ加減であることに変わりなく、
それが我が国の円安にも大きく関わることですから、
昨日も書いた通り、9月のFOMC&産油国会合以降(黒銀会合も)、
利上げ観測な米債券安(米金利上昇)・ドル高が続いており、
足元では世界的な債券売り(金利上昇)も加速しているだけに、
この状態のまま今夜からの大一番期間へ突入することになると、
期間中のイベント次第では一気に反転する可能性は大いにあり得ます。

しかも昨夜の動きを見ていると、
利上げ観測な米債券安(米金利上昇)ドル高がさらに進み、
年内の利上げ確率が78%となる水準にまで達しているにも関わらず、
米株は下げたものの踏ん張っている範疇に留まっており
原油も反発(商品も)、資源国・新興国・中国も落ち着いており、
欧州金融機関株はドイツ銀行の決算通過もあって上昇しており
(今夜はモンテパスキの決算も)
米利上げ観測な動きに対して、悲鳴を上げているほどの動きではないです。

そんな米利上げ観測な米債券安(米金利上昇)と共に、
昨夜は英欧債券も売られておりますが(金利上昇)、
英株は商いを伴った上昇、欧州株は商いはボチボチながら横ばいと、
大きな混乱までは見当たらないです。
(今夜は英欧株共に下げてスタートしておりますが)

ただし原油は反発したものの50ドルを割れており、
VIXは上昇、LIBORの地味な上昇も続いており
中国の迷惑も顧みない人民元安とSHIBORの上昇も継続しているので、
繰り返し書いてきた通り、リスクを和らげる役割を担う原油が崩れてしまうと
タガが外れたようにこれらのリスクが再燃し
先に述べた国内外の楽観モードのような都合の良い動きが、
一気に反転してしまいそうなオイニーはプンプンするだけに、
市場の動きだけを見れば、目先は原油が鍵を握っていると言える動きです。

市場の動きだけでなく、利上げのサジ加減等の背景も含めて見れば
今夜からの大一番期間中の米利上げのサジ加減を決めるFOMC、
利上げに対する耐久力確認となる今夜から来週末までの米経済指標ラッシュ、
米企業決算、大トリの米大統領選によって、
米債券とドルが巻き戻されるのかどうかも根本的な鍵となりますが、
(国内としては引き続きテンコ盛りの企業決算と来週の黒銀会合)
目先としては、リスクを和らげている役目を担っている原油の方が、
市場の動きにおける鍵としてはわかりやすいということです。

今夜と明日には、11月末のOPEC総会を前にして、
事前協議となるOPECのハイレベル会合を控えており、
今夜は米石油掘削リグのサジ加減稼働数も発表されますのでね。
(米7-9月期GDPも発表されます)

以上の通り、もみ合いが続く米株以外は一方向な動きが続いており、
特に9月下旬以降は顕著な動きですから、
今夜からの大一番期間中に、先行してやや崩れている原油はもちろんのこと
一斉に国内外共に反転とならないことを願うばかりです。

そうならないためには、米国がマクロ・ミクロ両面において、
利上げに対する耐久力を示すことで方向感のハッキリしない米株が上昇となり
米債券安・ドル高と共に市場を牽引することが理想であり、
リスクの誤魔化しを原油に頼らなくてもよくなると言えます。
そうなれば我が国も円安という追い風は続きますが、
理想としてはこれから発表される国内企業決算が悪材料視されず、
商いの伴った株高となることです。

あくまで理想とする背景と動きですから、
まずは現実と言うか・・・シンプルに原油が崩れないこと
大一番期間中に9月下旬から続く一方向な動きが(米債券安・ドル高等)、
大反転とならないことを願うばかりです。

本日は週末なので、これにて失礼します。

良い週末をお過ごし下さい。

お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。





スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2017 不沈艦日記. all rights reserved.