不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
明日の引け後からの大一番入りを前に、足元の動き等を見ながら・・・
こんばんはです。

ついにというか日本株は4営業日ぶりに反落・・・
今週末から米大統領選まで続く大一番期間を控えているだけに、
商いも伴わないヒョロ上がりのまま大一番へと突入されるよりは、
少しでも一服した方が健全ではおます。

っつうか、私としては一昨日が目先の天井となり、
週末までは一服と見ていただけに、何の説得力もありまへんけどね(笑)

とりあえず国内環境としては、これまで大した材料も無いまま、
良好な需給環境だけを手掛かりにした商いの伴わない上昇が続き、
やっとこさ国内独自の材料になり得る企業決算の発表ラッシュが開幕し、
安川電や日本電産の先陣組を始め昨日は任天堂等の決算も発表され、
意外と上方修正企業が多く、下方修正を発表した企業についても、
想定為替レートが1ドル100円、1ユーロ110円
と厳しい設定をする企業が多いこともあり、悪材料出尽くし様な反応を含め、
国内企業決算に対しては日本株全体としてネガティブな反応は見られないので
今後の決算発表ラッシュと共に国内企業決算が、
国内独自の材料として受け取られ、海の向こうからイナゴが飛来し、
商いも膨らんでくるといいのですが・・・

ただし本日発表された国内企業決算を見ると、
発表社数が増えたせいもあり、昨日とは違いさすがに下方修正も増えており
明日の市場の反応が、これまでのようなポジティブな解釈となるか・・・
そして商いも伴う動きとなるのか・・・が注目でおます。

ということで、国内独自の材料(決算)を手がかりに商いが膨らまないと、
良好な需給環境からの巻き戻しだけしか手がかりはなく、
しかも巻き戻しが起きるのは海の向こう次第という状況が続くことになるので
おのずと週末から突入する海の向こうの大一番次第となります。

企業の想定為替レートと現在の為替水準を見れば、
更なる業績の悪化懸念という見方にはならないと思うのですが、
いかんせん商いが膨らまず(本日も2兆円割れ)
いくら足元で外国人の買い越しが続いていようとも、
腰の入った力強い買いとは言えないだけに、
明日以降から一気に社数が膨らむ企業決算において、
為替だけでは救いようのない低調な決算や下方修正が続くと見ているのか。
それとも週末以降の大一番で何か起きることを警戒しているのか・・・
と言わんばかりの薄商いです。
あるとするならば後者と考えるのが妥当でしょうけどね。

そんな大一番の中心である海の向こうでは、
米利上げのサジ加減が主役であることに変わりは無いのですが、
足元というか前回のFOMCと産油国会合のあった9月下旬以降、
利上げ観測な米債券安(米金利上昇)ドル高が続いていると同時に、
原油(資源高)はドル高を嫌気することなく都合よく上昇してきたことで、
リスクをごまかす・・・失礼、和らげることになり、
資源国・新興国もドル高に屈することなく堅調に推移し、
同じく米株は上昇ではなくもみ合いで推移してきたものの、
崩れずに踏ん張り続けてきたと言えます。
(欧州金融機関のリスクは誤魔化せたと言えるほどではないですが)

つまり利上げ観測な動き(米債券安・ドル高)によって起きる悲鳴を、
原油高で抑えてきた(誤魔化してきた)とも言える市場の動きだけに、
週末以降の大一番をきっかけに原油(資源)が崩れてしまうと、
一気に悲鳴が上がる可能性があるということです。

それを避けるためには、そもそもの混乱の原因である利上げのサジ加減が、
11月1-2日のFOMCの結果がどうなろうともこれをきっかに市場が、
利上げ観測後退の動き(米債券高(金利低下)ドル安)へと反転すると共に
28-29日に開催されるOPECハイレベル会合にて、
減産合意が確信的なものとなり、原油高が維持されることです。

もしくは健全に、現在発表中の米企業決算と今週末の米7-9月期GDP、
来週の雇用統計を始めとする月初恒例のテンコ盛りな米経済指標、
という米国のマクロ・ミクロ両面にて、
利上げに対して耐久力示す堅調な結果となれば、
米債券安(米金利上昇)ドル高が続くことになって原油が崩れたとしても
もみあいが続いていた米株が上放れることで、
原油に代わってリスクを和らげる役割を担う可能性はあります。

そうなれば我が国には円安という恩恵がもたらされることになりますが、
もし利上げ観測後退の動き(米債券高(金利低下)ドル安)へと反転しても
今後の国内企業決算で想定為替レートが上記のように厳しく設定されれば
1ドル100円(1ユーロ110円)までの耐性はあるということになるので
まさか100円割れの円高にでもならない限りは、
米株に追随する可能性は高いと言えます。

従って大一番入りと共にシンプルに見るならば、
利上げのサジ加減がどうなろうとも、
手っ取り早いのは原油が崩れないことですが、
代わりに都合よく米株が上放れることになれば、
世界的なリスクオフは避けられそうですが・・・。

最悪の展開としては、
利上げ観測後退の米債券高(米金利低下)ドル安にもかかわらず、
原油が崩れてしまうという単純に9月以降の動きの反転となり、
それをリスクオフと捉え、踏ん張って来た米株も崩れるというシナリオです。

リスクオフとは読んで字の如くですから、
原油の減産合意なんか無かったことになったり・・・
先に述べた米企業決算なり米経済指標がドイヒーな結果となったり・・・、
週末以降の大一番の大トリとも言える最後の8日に控える米大統領選が、
まさかのトランプマンの勝利・・・とはならずとも、
米議会選がネジれることとなったり・・・
もしくは欧州で欧州銀行のリスクやEU離脱ドミノのリスクが再燃したり
六中全会を終えた中国のリスクが再燃したりすると
市場の動きだけのリスクオフではなく材料もトッピングされることになります
国内としても明日からテンコ盛りとなる企業決算だけでなく、
31日ー1日に開催される黒光り銀行会合を控えており、
黒ちゃんが余計なことを言ったりやったりすると・・・というのもあります。

ちなみに本日発表されたドイツ銀行の決算は、
ドイツ銀行自身の株価は大して動いて無いのですが、
市場全体としてはあく抜けとポジティブに解釈されているのか、
大きな騒ぎにはなっておりませんが、明日はモンテパスキの決算も控えてます

ということなので、明日は一発目のピークとなる国内企業決算、
欧州ではモンテパスキ決算、米国では米GDPと米企業決算、
原油絡みでは明日と明後日にOPECハイレベル会合が開催されるので、
明日から・・・というか明日の引け後から大一番入りと言えます。

本日までの日本株は、大してガス抜きもしてないだけに、
都合の良いシナリオになることを願うばかりですが、
以上のようなリスクシナリオの可能性は十分にありますので、
明日のスタンスとしては、基本的に変わらないものの改めて書くと・・・

持ち越し短期勝負の方については、シンプルに円安と共に原油も崩れず、
商いの伴った上昇となっていれば、割り切って勝負するのもアリですが、
先にも述べた通り、明日の引け以降から大一番入りとなり、
米債券高・ドル安(円高)・原油安へと反転し、米株が崩れるリスクは
十分にあり得るので、明日はその日限りの勝負に留めておくのが無難です。

腰を据えて勝負している方については、明日の引け後からの大一番入りにて
最悪のリスクオフの可能性も十分に有り得ますが、
これまでの余力も十分にあるでしょうから、
シンプルに先週後半(2兆円)を上回るような商いを伴っての下落となるか、
もしくは直近安値(14日)か9月安値を割るまで、
どれを目途にするのかは自由ですが、以上のような事態にでもならない限り
決算跨ぎに注意しつつも、ひとまず王者の風格で構えておけばいいでしょう。

腰を据えて新たに参戦する方については、
明日の引け後から大一番入りなので、あえて明日に参戦しなくとも、
週明けの動きを見てから判断しても遅くはないと思いますが、
参戦するにしても、最悪のシナリオになった場合は、
即座に撤退する姿勢だけは忘れずに参戦してください。
出来れば決算を終えたものか、変則決算銘柄が好ましいですけどね。
中小型割安銘柄で腰を据えて勝負する方についても同様でいいですが、
最悪のシナリオによってリーマンショックの様な騒ぎにでもならない限りは、
個別の判断で御自由に動いてください。

新興市場で勝負する方については、
本日も商いを伴った下落ではなかったことが救いではありますが、
主力大型株等への資金トンズラの動きが見られ、
週初はそれなりに商いを伴った続落となっておりましたので、
シンプルにせめて週初を上回るような商いを伴った反発とならない限り、
警戒モードで構えておいた方が無難でしょう。

しつこいようですが新興市場を取り巻く環境については、
決算シーズンだからこそ変則決算の多い新興企業こそという面もあり、
明日の引け以降からの大一番入りを迎えるからこそという資金流入期待もあり
今後も政策・テーマに絡む国会や官民イベントは豊富であり、
季節性も含めると懲りずに好環境を迎えると見ておりますが・・・
ただし大一番入りと共にかつてのリーマンショックのような騒ぎが起れば
新興市場は関係ないとも言えないので、
引き続き、国内外の小難しい背景の動きもチラ見くらいはしておきましょう

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