不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
ザワつきもへったくれも無く上げたものの・・・
こんばんはです。

昨夜は米国のミクロ面での利上げへの耐久力確認となる米企業決算では、
引け後に発表した図体もデカく注目のアップルは時間外で売られ、
キャタピラーも低調な決算となりましたので、
全体としては市場予想を上回るものが多かったものの、
株価の指数的には耐久力を示したとまでは言えず・・・

市場の動きとしても、米株はそこそこの商いを伴って売られ、
利上げ観測後退のように昨夜からドル安も進行しているのですが
米債券は長期債高、短期債安とリアルな利上げ観測な動きとなっており、
利上げのサジ加減と耐久力確認という視点では、
どうも方向感のハッキリしないチグハグな動きとなっておりますので、
昨夜はリスクを和らげる役割を担っている原油が、
50ドル割れとなったことの方が重石になったとも言えますが・・・

一応、リスクとしては主役級でもある欧州金融機関についても、
昨夜は大幅安となっているので、原油が下げると共にリスクが噴出する・・
というロジックが機能している動きとなっており、
(LIBOR、CDSも高止まったままです)
さらにECBの金融政策に反する債券安、ユーロ高も続いていることもあり
昨夜の欧州株もそれなりに商いを伴って下げております。

以上の通り、海の向こうは金融政策と合致しないチグハグな動きに加え、
原油安となっており、現在もドル安が進行しているにも関わらず、
新興国株は軟調に推移しており、米株の先物もドル安バンザーイとはならず
軟調に推移しているので、やはり原油が大きなカギを握っていると言えますし
今夜もこの動きが続くとなると、海の向こうのザワ付きも大きくなります。

そんな海の向こうに加え、本日の我が国は相変わらずの薄商いだったので
4月高値の裏を含む需給の節目や傾向が重なった昨日をきっかけに、
大一番入りとなる週末までは、一服モードになるのかと思いきや、
結局は嘲笑うかのように小幅ながらも続伸で引けた日本株・・・

確かに海の向こうはリスクオフというまでには至っておらず、
やっとこさ我が国の材料となる可能性を秘めた国内企業決算についても、
意外と上方修正が多かったり、下方修正するにしても想定為替レートは、
1ドル100円、1ユーロ110円と厳しく設定している企業も多いので、
足元でやや円高が進んでいようとも、水準的には業績への影響は軽微であり
改めて業績を口実に日本売りを浴びせるような状況ではないですから
黒い巨砲やクジラを含む足元の良好な需給環境によって、
世界的には出遅れの日本株が薄商いながらも上昇していると言えますが・・
何やら安倍ちゃんの人気・・・ならぬ任期も延長となるようなので、
世界的には政治が安定しているという口実もありますが・・・

ちなみに本日発表された企業決算は、またしても意外と上方修正が多く、
注目の任天堂、キヤノンは市場予想を下回る下方修正を発表したものの
想定為替レートは厳しく設定していたりもするので、
決算発表の流れ自体は、昨日までよりも悪化したとは言えないです。

まぁとにかく企業決算を材料として商いが膨らみさえすれば、
我が国の需給環境は良好なので、少々海の向こうがザワ付こうとも、
さほど心配する必要もないのですが、
このまま商いも膨らまずに週末以降の大一番へ突入するとなると
さすがに心配が募りますので、少しでもガス抜き(一服)した方が・・・
と思うばかりです(個人的な願望に近いですけどw)

てな感じで、私の戯言のような心配は御無用とばかりの動きではありますが
原油安・ドル安(円高)が続いている限り、
懲りずに慎重に構えておいた方がいいと思います。
割り切って波に乗るにしてもせめて商いが膨らまないとね。

ということで、明日のスタンスとしては、
懲りずに特に変わりませんが、改めて書きますと・・・

持ち越し短期勝負の方については、商いの伴った上昇となっていれば、
海の向こうが少々ザワ付こうとも勝負目線でいいですが、
商いも盛り上がらないまま、原油安・ドル安(円高)も続いている限りは、
その日限りの勝負に留めておくのが無難です。
もし原油高・ドル高(円安)となっていれば、
薄商いであろうとも大一番までという割り切り姿勢で勝負するのはアリです。

ちなみに持ち越し期間となる明後日の寄り前までの注目イベントとしては、
今夜はアップル、キャタピラーの動き、特盛の米企業決算
米9月新築住宅販売、原油が反発するのか注目の米週間原油在庫、
昨日低調だった米2年債入札と同様な結果になるのか注目の米5年債入札、
10月期権利落ち日となる明日の我が国は、2年債入札、約130社の決算
中国では9月工業利益と六中全会の閉幕、
欧州ではドイツ銀行決算、ドラギECB講演、英7-9月期GDP
米国では米9月耐久財受注、米7年債入札、アップル新製品発表イベント、
アルファベット、アマゾン、フォード等の特盛の米企業決算、
明後日の寄り前は9月消費支出と消費者物価、閣議といったところです。

腰を据えて勝負している方については、
以上のような背景やリスク、週末以降からの大一番も控えておりますが
シンプルに先週後半(2兆円)を上回るような商いを伴っての下落となるか、
もしくは直近安値(14日)か9月安値を割るまで、
どれを目途にするのかは自由ですが、以上のような事態にでもならない限り
決算跨ぎと大一番入りとなる週末以降に注意しつつも、
王者の風格で構えておけばいいでしょう。
(現在は決算シーズンで企業が想定為替レートを修正する時期なので、
 100円が視野に入らない限り、商いを重視すべきとは思いますけどね)

腰を据えて新たに参戦する方についても、
先週後半(2兆円)を上回る様な商いを伴っての下落となれば、
現状は得体の知れないリスクが多いので、即座に撤退する姿勢だけは忘れず
参戦判断としては短期勝負の方と同様でいいでしょう。
出来れば決算を終えたものか、変則決算銘柄が好ましいです。

中小型割安銘柄で腰を据えて勝負する方についても同様でいいですが、
かつてのリーマンショックの様な騒ぎにでもならない限りは、
個別の判断で御自由に動いてください。

新興市場で勝負する方については、昨日も書いた通り、
主力大型株とJR九州への資金九州のような資金トンズラが見られたものの
商いを伴った下落ではなかったことが救いではありますが、
一昨日はそれなりに商いを伴った続落となっており、
本日は小幅に反発したものの薄商いなので、
せめて一昨日を上回るような商いを伴った反発とならない限り、
月末までは資金トンズラによる薄商いのままズリ下がる可能性もあるので、
警戒モードで構えておいた方が無難でしょう。

そして新興市場を取り巻く環境についても、
決算シーズンだからこそ変則決算の多い新興企業こそという面もあり、
週末以降から世界的な大一番を迎えるからこそという資金流入期待もあり
今後も政策・テーマに絡む国会や官民イベントは豊富であり、
季節性も含めると懲りずに好環境を迎えると見ております。
ただし大一番入りと共にかつてのリーマンショックのような騒ぎが起き、
世界的なリスクオフとなると新興市場は関係ないとも言えないので、
引き続き、国内外の小難しい背景の動きもチラ見くらいはしておきましょう

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