不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
週末以降が大一番ながらも本日は・・・
こんばんはです。

本日は官民総出でメンツの掛かった?JR九州が上場したこともあり、
東証1部の売買代金は2.11兆円と先週後半に続く2兆円超えでおましたが
約13%を占めたJR九州の売買代金(2736億円)を除くと、
約1.84兆円なので、JR九州も含めて2兆円超えならばええやないか!
という見方もありますが、先週後半に比べると物足りない商いであり、
上げゴリラモードとは言えないヒョロゴリラな上げでおました。

好調な決算発表を終えた安川電機と日本電産が堅調な動きであり、
その他の決算も意外と上方修正が多かったり、
想定為替レートを厳しく修正していたりもするので、
決算発表社数として本格化してくる明日以降もこの流れが続くようだと、
これまで良好な需給環境だけしかなかった日本株が、
企業決算という材料を得ることになり、商いも伴ってくるでしょうけど、
本日については残念ながらそういった動きとは言えず、
海の向こうが落ち着いていたことで、
薄商いだろうとも需給面での巻き戻しが続いただけと言えます。

一方、新興市場はJR九州に資金がまさに九州(吸収)されたのか
JQと2部は小幅安だったもののマザは大幅安となり、
好意的に見れば商いを伴った下げでは無かっただけ良かったとも言えますが
明日以降も資金九州・・・いや、資金トンズラが続くのかどうか注目です。

そんなJR九州を巡る動きと主力大型株のイマイチな商いながらも、
海の向こうの落ち着きによって良好な需給環境によるヒョロ上がりが続く中
本日は4月高値の裏(期日)という需給の節目を迎えております。

足元の需給環境もテクニカルもへったくれもないパワー(商い)があれば
気にする必要も無いのでしょうけど、
今夜の海の向こうでは世界の主役材料である米利上げのさじ加減について、
ミクロ面での利上げに対する耐久力確認となる米企業決算がテンコ盛りであり
特に米輸出企業の耐久力確認が重要であり、
今夜はアップル、キャタピラー、GM、Uテクノロジーズ、P&Gなどなど
象徴的な図体のデカイ輸出企業の決算が控えているので、
予想通りに堅調な結果であれば米利上げ観測な米債券安・ドル高が強まり、
わが国には円安という恩恵がもたらされますが、
もし予想に反して低調な結果になると、アップルショック等に見舞われ、
利上げ観測が後退する米債券高・ドル安となり、
ヒョロ上がっていた日本株は円高と4月高値の裏という節目とともに
脆くも崩れることになりますからね・・・

しかも本日は空売り比率が35.7%と9月6-7日以来の低水準となり
見方によってはポジティブマインドによる売り圧力の低下とも言えますが、
傾向として過去に株価が高値を付ける共に低下していた空売り比率の水準は
天井として意識されやすい・・・というか天井を付ける傾向が多いので
本日の空売り比率が9月高値以来の低水準だったというのは、
天井として意識されやすいとも言えます。

ちなみに9月の空売り比率は、
ザラバでの9月高値となった5日は37.3%だったものの、
終値で高値となった6日は34.9%、小幅安となった7日は35.5%
と低水準となり、8日以降は高水準な空売り比率と共に株安局面入りとなり、
黒光り銀行会合とFOMCの重なった9月20-21日、
産油国会合のあった26-27日まではこの流れが続き、
その後は30%台の空売り比率と株高局面入りとなり、
本日は9月高値以来の低水準な空売り比率と高値を付けた・・・
という流れなので・・・
足元のヒョロこい薄商いと4月高値の裏やJR九州の上場という需給の節目、
今夜の海の向こうのイベントを考えると、ちと気がかりということです。

さらに4月高値の際については、
ザラバ高値となった4月25日は36.4%程度でしたが、
終値で高値となった4月22日は34.3%となり、
その前日の4月21日は32.9%と空売り比率でのボトムを付けており
おおむね高値と空売り比率のボトムが一致していると言えます。

そして4月高値の頃は、ちょうど決算が本格化する直前であり、
まさに今(本日)の状況と似ているとは言えます。
(4月20日に安川電機決算、25日に日本電産決算でした)

以上の通り、あくまで本日も薄商いでのヒョロ上がりな上に、
需給の節目や傾向、アップル等の米企業決算が重なったからこそ、
目先の天井(一服)になるのでは・・・という気掛かりですから、
国内企業決算を材料視(期待)されると共に、
明日は権利付け最終売買日や任天堂等の大盛決算、月末に向けたお化粧、
官民のメンツを掛けたJR九州上場という大人の事情も絡み
商いさえ膨らめば何事も無く通過するかもしれませんけどね。

さらに27日には中国で六中全会が閉幕し、欧州ではドイツ銀行の決算もあり、
米国ではアルファベットやアマゾンの決算、28日には米GDP、
28-29日にはOPECのハイレベル会合を控えており、
何より来週は・・・国内企業決算の真っ只中に黒銀会合が控えており
米国ではミクロ面での利上げへの耐久力確認となる米企業決算が終盤を迎え、
ISMや雇用統計を始め月初恒例の経済指標てんこ盛りウィークも迎え
マクロ面での米利上げに対する耐久力確認となる中で、1-2日にはFOMC
といったマクロ・ミクロ両面での利上げへの耐久力確認、
FRBの利上げへのさじ加減が見えてくることになり、
再来週の8日には米大統領選を迎えるので(45日前ルール該当日も近い)、
今週末~来週~米大統領選までが大一番ですからね。

従って先に述べた通りのように本日が天井にはならず、
大一番の期間入り(来週)まで突っ走る可能性も大いにありますし、
本日が天井になったとしても、まさかのアップルショックにでもならない限り
国内の良好な需給環境からも、ひとまず大一番入りとなる週末まで、
一服する程度なのかなと見ているというだけです。

ということで、明日のスタンスとしては、
基本的には変わりませんけど、改めて書きますと・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので、
海の向こうで何事もなく落ち着いて明日を迎え、
商いの伴った上昇となっていれば、素直に勝負すればいいですが、
シンプルに円安・原油高さえ崩れていなければ
国内の需給環境だけは良好なので、薄商いであろうとも、
週末以降の大一番までという割り切り目線で勝負すればいいです。
残念ながら今夜の海の向こうがざわ付くと共に先に述べた通りの動きとなれば
その日限りの勝負に留めておきましょう。

腰を据えて勝負している方については、
先に述べたような本日以降のリスクや週末以降からの大一番もありますが
シンプルに先週後半(2兆円)を上回るような商いを伴っての下落となるか、
もしくは直近安値(14日)か9月安値を割るまで、
どれを目途にするのかは自由ですが、以上のような事態にならない限り
決算跨ぎと大一番入りとなる週末以降に注意しつつも、
王者の風格で構えておけばいいでしょう。
現在は決算シーズンで企業が想定為替レートを修正する時期なので、
商いを重視しておくのがいいとは思いますけどね。

腰を据えて新たに参戦する方についても、
先週後半(2兆円)を上回る様な商いを伴っての下落となれば、
即座に撤退する姿勢だけは忘れず
参戦判断としては短期勝負の方と同様でいいでしょう。
出来れば決算を終えたものか、変則決算銘柄が好ましいです。

中小型割安銘柄で腰を据えて勝負する方についても同様でいいですが、
かつてのリーマンショックの様な騒ぎにでもならない限りは、
個別の判断で御自由に動いてください。

新興市場で勝負する方については、冒頭でも書いた通り、
主力大型株とJR九州への資金九州のような資金トンズラが見られたものの
商いを伴った下落ではなかったことが救いではありますが、
昨日はそれなりに商いを伴った続落となっていたのも事実なので、
せめて昨日を上回るような商いを伴った反発とならない限り、
月末までは資金九州によって薄商いのままズリ下がる可能性もあるので、
警戒モードで構えておいた方が無難でしょう。
ちなみにマザーズの4月高値の裏は先週末ですが、
2部は本日、JQは6月高値の裏が12月ではあります。
(現状は商いの方が重要だとは思いますけどね)

そして新興市場を取り巻く環境についても、
決算シーズンだからこそ変則決算の多い新興企業こそという面もあり、
週末以降から世界的な大一番を迎えるからこそという資金流入期待もあり
今後も政策・テーマに絡む国会や官民イベントは豊富であり、
季節性も含めると懲りずに好環境を迎えると見ております。
ただし大一番入りと共にかつてのリーマンショックのような騒ぎが起き、
世界的なリスクオフとなると新興市場は関係ないとも言えないので、
引き続き、国内外の小難しい背景の動きもチラ見くらいはしておきましょう

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