不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
踏ん張る週末
こんばんはです。

鳥取の地震で久し振りに大きな揺れを感じ、思わず身構えてしまいましたが
どうも地震だけは気分が滅入ってしまいます・・・

鳥取では熊本地震のように余震が頻発しているので、
被害が大きくならないことを願うばかりです。

そして地震も火山の噴火も西から徐々に東へ移動しているとも言えるので
最終的に東北なのかプレートの重なる富士山近辺を目指しているのか・・・
詳しいことはわかりませんが、備えておかなければと思うばかりです。

さて、マーケットにおいては、地震に備えていたらキリがないので、
頭の中で想定しておくくらいで、実際には起きた時に対応するしかないですが
本日も中国がちとザワついていたからなのか、
それとも週末の手仕舞いのような動きが入っていた所に地震が起きたので、
結果的に日本株は円高進行と共にマイナスで引けてしまいましたが、
上振れのきっかけとなった昨日の上昇分を帳消ししたわけでもなく、
小幅反落であり、マイナス圏に沈むまでは商いも昨日に匹敵していたので、
昨日から始まったかもしれない上げゴリモードが崩れたとは言えず、
よく踏ん張って引けたと言えます。

何より来週から本格化する決算ラッシュの先陣を切った安川電機が、
年初来高値圏だったにもかかわらず、出尽くしになることもなく、
一時は年初来高値を更新するほどの商いを伴う上昇を見せ、
最終的にも2.13%高で引ける踏ん張りを見せたことは心強いと言えます
まぁ先陣組の安川電機と日本電産(週明け決算発表)は、
決算の優等生組ではありますから、まだ油断はできないのですが、
現時点では決算ラッシュの幕開けとしては好スタートを切ったと言えます。

いかんせん我が国はこれまで良好な需給環境だけで国内材料は無かったので、
決算発表ラッシュが国内材料になると共に商いも膨らむといいのですが・・
個人的には盛り上げ役となりそうな任天堂とガンホーには
このまま失速せずに頑張って頂きたいと思うばかりです・・・

そんな国内状況ではありますが、材料はまだ安川電機だけなので、
海の向こう次第であることから脱却出来ていないのも現実です。

そして海の向こうは昨夜で今週のヤマ場を通過となったわけですが・・・

昨夜は材料が無くとも相場の転機となりがちなドラギナイトが開催され、
金融政策自体に変更はなかったもののドラギえもんの会見で、
まさかのテーパリングか・・・と解釈されるような発言を行い、
直後は市場が大荒れとなりかけましたが、
ドラギえもんはこっそりと机の下で市場の動きを見ていたからなのか、
その後は必死のパッチでしつこいくらいにテーパリングの否定を繰り返し
最終的には12月の追加緩和観測さえ強まるまでねじ伏せることに・・・
12月のECB理事会では、黒光り銀行と同様かどうかはわかりませんが、
現在のユルフン全開金融政策の検証も行うようなので、
本音の部分では金融政策に限界を感じており、
あわよくばテーパリングへと舵を切る機会を窺っている様にも見えますが・・

しかも悲鳴を上げていた欧州の金融機関についても、
何やらドイツ銀行には石油王からの支援等の手が差し伸べられるとか、
(いつか見た光景なので、嫌な予感もしなくはないですけどw)
ドイツ銀行の陰で最も喘いでいたモンテパスキへの警戒感も和らいでおり
それらを含む欧州金融機関の株価についても、
まだまだ低水準ながらも足元では回復しているだけに、
金融機関にとって重石となるマイナス金利を含めた金融緩和から、
テーパリングへと舵を切ろうと考えてもおかしくはないのですが・・・
(ちなみにドイツ銀行の決算は27日、モンテパスキは28日)

まぁでも世界の金融市場の総本山であるFRBが
未だに追加利上げには踏み切っていないので、もし年内に踏み切った場合、
欧州金融機関にとって重石となる銀行間金利の上昇にも繋がりますし、
12月にはEU離脱ドミノを誘発しそうなイタリア国民投票もあるので
現状ではさすがにテーパリングを匂わせるわけにもいかないのか・・・

てな感じで色々と勘繰ってみたところで、
昨夜のドラギナイト(ECB理事会)後の動きとしては、
SEKAI NO OWARIになることもなく、
ユーロ圏債券高、ユーロ安(ドル>ポンド>円>ユーロ)
というテーパリング観測な動きではなく追加金融緩和観測な動きとなり、
欧州株も商いを伴った反発となっているので、
昨日書いたような良からぬ転機にもならなかったということです。
英国についても商いの伴った株高でおました。

一方、利上げのサジ加減を決める金融市場の総本山FRBを抱える米国は
利上げ観測な米債券安(米金利上昇)ドル高となりましたが、
米株は英欧株とは違い、商いも膨らまないまま小幅反落となり、
今週のヤマ場を通過してもこれといった動きはありまへんでしたので、
今後も続く米企業決算の利上げへの耐久力確認待ちという感じでしょうか。

マクロ面での利上げへの耐久力確認や大統領選リスクもあるのでしょうけど、
一応、ダウは我れらが日経、TOPIXとは逆に三役逆転寸前ではあるので
今夜のGEや来週のアップル等、米製造業の決算が鍵でおます。
(ちなみ昨夜の引け後に決算を発表した注目のマイクロソフトは、
 時間外で上昇していることは追い風でおます。)

そして米国だけでなく金融市場全体としても、
リスクを和らげる役割を担っているのは原油という状況ですから、
昨夜は下げたものの原油が踏ん張りを見せることも鍵でおます。
ひとまず50ドルは割らずに踏ん張れば、心理面での悪化は避けられそうです
なにやら足元ではオイルマネー観測も高まっているだけにね。

おっと、あまりにも別世界なので忘れるところでしたが、
中国については既存リスクの理財商品、地方債、不動産バブルだけでなく
誤魔化しきれない足元の貿易統計の悪化だけでなく
それを裏付けるようなサジ加減な人民元安が6年ぶりの水準に達したり、
世界の景気の鏡だけでなく中国の鏡でもある銅が足元で大きく下落していたり
本日はB株が再びザワ付いていたり、SHIBORの上昇も再燃していたり、
胡散臭さと得体の知れなさは満点なのですが・・・
来週には六中全会も控えているので、
何か起きるにしても六中全会が終わってからでしょうから、
それまでは過度に警戒するだけアホらしいのかもしれません(笑)

以上の通り、海の向こうでの今週のヤマ場を通過し、
既存のリスク自体は払拭されたとは言えないものの、
色んな意味で踏ん張りを見せたことで、
国内外共にヤマ場が良からぬきっかけとはならずに通過したと言えます。

何より我が国が商いを伴って上振れたことは喜ばしい限りであり
それを加速させてくれそうな企業決算においても、
先陣を切った安川電機が踏ん張りを見せてくれたので、
今夜の海の向こうも無事に終えれば、
週明けも昨日からの上げゴリモードは続きそうですが・・・

まぁ本日は週末なので、これにて失礼します
今夜の海の向こうの動きを踏まえた上で、
改めて来週の見通しを週末に書きます。

良い週末をお過ごしください。

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コメント

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みずほ | URL | 2016-10-22-Sat 12:38 [編集]
こんにちは。
中国地方が震源だとやっぱり大阪辺りは揺れますね。
10数年くらい前?も鳥取で地震がありましたが、余震は続かなかったのですぐ平穏に。
仙台の場合、三陸沖地震の周期がほぼ正確に来ると過去の経験から予測され、みんなの意識は高かったです。
それでもあれほどの津波はまさか来ない…と思った方も多かったのかも。
ラジオで6メートルの津波予想と言っていて心底びっくりしましたが。

仕事に戻らないといけないとか、自分だけ避難すれば良いという状況じゃない方々も多かったようで、全員早く避難しよう!と言っても難しいのかもしれません。

短い間の在住でも地震は時々ありましたので、 小さい地震がよく起こると危ないのかも。
関東に住むと地震多いなと感じますが、大きなのはないですね。このまま来ないよう祈ります!!
みずほさんへ
マーケット番長 | URL | 2016-10-22-Sat 21:25 [編集]
> こんにちは。

こんばんは。

> 中国地方が震源だとやっぱり大阪辺りは揺れますね。
> 10数年くらい前?も鳥取で地震がありましたが、余震は続かなかったのですぐ平穏に。

関西も広範囲で揺れていたようなので、
さすがに今回はびっくりしました。

> 仙台の場合、三陸沖地震の周期がほぼ正確に来ると過去の経験から予測され、みんなの意識は高かったです。
> それでもあれほどの津波はまさか来ない…と思った方も多かったのかも。
> ラジオで6メートルの津波予想と言っていて心底びっくりしましたが。
>
> 仕事に戻らないといけないとか、自分だけ避難すれば良いという状況じゃない方々も多かったようで、全員早く避難しよう!と言っても難しいのかもしれません。
>

自然災害については、結局は祈るくらいしかないのでw
私としては精一杯備えはするものの、
ダメならば受け入れるしかないのかとは思ってます。

> 短い間の在住でも地震は時々ありましたので、 小さい地震がよく起こると危ないのかも。
> 関東に住むと地震多いなと感じますが、大きなのはないですね。このまま来ないよう祈ります!!

不気味に東へ進んでいるようなので、収束することを願うばかりですが、
人間の整体と同じで、東日本大震災でショックを受けた歪みを、
ポキポキと鳴らしながら元に戻しているのでしょうから、
精一杯の備えと覚悟だけはしておきます。

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