不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
ヤマ場通過と共に上げゴリラとなるか
こんばんはです。

今日は石原さとみショックに襲われることもなく、
久しぶりに日本株の強さを感じるような動きとなりましたが、
私としては腰を据えている分はともかく、気の短い短期勝負の分は、
ちと警戒感が強かったこともあり、全くと言っていいほど恩恵を受けず、
少々歯痒い思いもありましたが、限界主落の様な薄商いが続いていただけに
市場の活気が戻ることは良いことではあります。

まず最初に本日は最後の米大統領選TV討論会が行われましたが、
もはや崖っぷちとも言えるトランプマンが、
なぜ開き直ってキャンタマでも見せる・・・まさに玉砕覚悟で挑まず、
大人しくしていたのかという疑問は残ったままです・・・
単に諦めただけなのか、太刀打ち出来なかっただけなのか、
それとも今後、ヒラリーの爆弾が出ることを知ってるからなのか?

とりあえず今日の討論会を観ても、その後の世論調査を見ても、
ヒラリー優勢ではありますから、爆弾がさく裂しない限り、
市場でもヒラリーモードが続きそうではありますが・・・
単純な疑問としては、このままトランプマンが負けたとしても
議会選の方で共和党が上下両院ともに過半数を握ってしまうと、
究極のネジレ状態となり、何も決められない政治となってしまうので、
トランプリスクが和らいだとしても、議会選リスクがあるとも言えます。

しかも嫌われ者同士の大統領選とも言われているだけに、
消去法でヒラリーが大統領になったところで、
議会選まで民主党が勝つとは言えないですからね・・・

まさか・・・不謹慎ながら大統領選までにトランプが謎の死を遂げ、
討論会で評判の高かった副大統領候補のペンスに・・・そうでもなく、
結果的に人気のあるライアン下院議長が繰り上げで大統領候補に・・・
失礼しました(笑)

そんな陰謀めいた不謹慎な妄想はともかく、
米議会選は大丈夫なの?というリスクがあることは頭に置いておきましょう。


さて改めて市場の動きですが・・・
米大統領選討論会も含め、一昨日の夜から目先のヤマ場へと突入し、
何ごとも起きずに無風状態が続いておりましたが、
本日の日本株はついに9月高値も抜ける上振れとなり、
売買代金も決して多いとは言えませんが2兆円を超えており、
10月は一度も2兆円を上回ることがなかった透かしっ屁相場だっただけに、
本日は商いを伴って上振れたとも言えます。
TOPIXに続き、日経平均も本日で三役好転となっております。

このまま明日以降も商いを伴っての上昇となれば、
現状の需給環境やテクニカルは、これまでの薄商いで織りなされたものなので
「技は力の中にあり」とばかりにテクニカル的な過熱感もへったくれもなく
力まかせで巻き戻しを誘発することにはなります。

一方、明日が一服となったとしても、
本日を上回る商いを伴った一服ではなく、本日よりも薄商いでの一服ならば
本日からの日本株の上げゴリモードが継続していると判断できるので、
明日以降の商いが注目でおます。

そして前回の米大統領選討論会であり、2兆円超えとなった9月27日の様に
商いが膨らむのも一時的に終わったとしても、
足元の国内環境は材料が無くとも需給環境だけは良好なので、
海の向こうさえ落ち着いていれば、薄商いであろうと巻き戻しにはなります。

出来ればヤマ場をきっかけに上げゴリモードになることを願うばかりですが
忘れてはならないのは、目先のヤマ場としてはまだ残っており、
今夜も欧州ではドラギナイト(ECB理事会)とEU首脳会議、
米国ではフィリー指数とCB景気先行指数、中古住宅販売、NY連銀総裁講演
マイクロソフトを始めとするテンコ盛りの米企業決算が控えているので、
目先のヤマ場が上振れ(上げゴリモード)のきっかけになったのかどうかは、
まだわかりまへんのでね・・・と懲りずに言っておきます(笑)。

御存知の通りドラギナイト(ECB理事会)は、
注目度が低いからこそという厄介な習性がある上に
他の注目度の大きい材料やリスクがあろうとも、
さらにドラギナイトで何もなかろうとも、
なぜか結果的に相場の転機になったということが多々あるイベントですから、
現在の市場での注目度の低さ通り、果たして無風で通過するのかどうか・・
まさかテーパリングを示唆することは無いと思いますが、
長い目での金融機関への支援のためにも有り得なくもないか・・・
まぁ今夜ですから、もはやつべこべ言っても仕方ないのでこの辺で・・・。

そして海の向こうの主役は米利上げのサジ加減であることに変わりは無く、
利上げに対して米国を始め耐えられるのかが焦点ですから
米国のミクロ面での利上げに対する耐久力確認となる米企業決算は注目であり
特に焦点でもある大型の外需企業は、昨日までの発表分を見る限り、
耐久力を示せたとは言えないだけに、今夜のマイクロソフトは注目です。
当然ながら明晩(GE等)と来週(アップル等)のテンコ盛りな米企業決算は
同様に注目でおます。

マクロ面においても肝心の・・・
というかFRBが大好物(重視する)の物価と雇用については、
比較的堅調だとは言えますが、その他のマクロ指標は、
足元では好悪入り混じっているのが事実なので、
今夜の景気の先行指標でもあるフィリー指数とCB指数
FRBの大好物の一つであり、米住宅市場のメイン市場である中古住宅販売も
マクロ面での利上げへの耐久力確認としては重要でおます。

以上の通り、目先のヤマ場である今夜のイベントを無事に通過し、
理想的なのは米国が利上げに対する耐久力を示して世界を牽引することですが
それはさすがに米企業決算が一巡しないことには無理でしょうから、
ひとまず今夜以降の米企業決算が利上げに悲鳴を上げるような結果とならず、
リスクを薄める役割を担っている原油も崩れなければ、
海の向こうは米企業決算の一巡と重なる米大統領選(11月8日)まで・・
もしくは11月1-2日のFOMC、11月4日の雇用統計までは、
ベターなリスクオンモードが継続しそうではあります・・・
(28-29日にOPECのハイレベル委員会もありますけどね)
恒例のオイルマネー観測も流れているということは、
真偽はともかく上への意志があるとも言えますのでね。

そして昨日までは、先進国の中で唯一とも言える薄商いだった我が国も、
国内材料が全く見当たらなかったので仕方なかったとも言えますが、
本日引け後に発表された安川電機を皮切りに企業決算が本格化し、
国内環境としても需給環境だけでなく、徐々に材料も伴う相場にはなります。

ちなみに安川電機の決算は、2Qの着地は市場予想を上回ったものの、
通期予想は市場予想通りながら売上のみが下方修正されており、
想定為替レートは1ドル105円、1ユーロ115円と甘めではあります。
株価自体も年初来高値なので、嫌気されるのか、出尽くしとなるのか
さらに好感されることになるのか、来週から本格化する国内企業決算を控え、
明日の反応が注目でおます。(もはや来期の方が重要なんですけどね)

ということで、海の向こうのヤマ場は今夜まで継続中ではあり、
国内としても明日の安川電機の動きが注目ではありますが、
ヤマ場を経た明日以降は、先に述べた通りのシンプルな見方で挑みましょう。

その為にも市場の動きとして国内で鍵を握るのは、円安と言いたい所ですが、
本格化する企業決算の想定為替レート次第でもありますから、
さすがに過度な円高はよろしくないものの、現状は商いの方が鍵と言えます。

海の向こうは、利上げのサジ加減を反映する米債券とドルの動きが、
我が国の円安という意味でも重要ではありますが、
足元の動きを見ているとリスクを和らげる役割を担っている原油が堅調ならば
どうにでも御都合解釈が働いているという傾向が強いので、
米債券とドルと同様に原油が鍵と言えます。

ちなみにリスクとしては、米利上げに対しての米国を始めとする耐久力確認、
大統領選でのヒラリーへの爆弾と議会選リスク
利上げが重石にもなる欧州金融機関のリスクと得体の知れん中国リスク、
国内では企業決算動向といったところです。

まぁどこまで注意を払うのかは自由ですから、超シンプルに動くならば、
原油と為替を見ながら冒頭で書いた商いも含む市場の動きが
上げゴリモードなのかを確認しながら立ち回ればいいでしょう。

従って明日のスタンスとしては、基本的に変わりは無いのですが・・・

週跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については、
米利上げ観測後退な動き(米債券高(米金利低下)ドル安)であろうと、
米利上げ観測な動き(米債券安(米金利上昇)ドル高)であろうとも、
原油高(円安)が維持されているならば、国内の需給環境だけは良好なので
冒頭で書いた商いも含む市場の動きで上げゴリモードなのかを判断しながら、
シンプルに勝負すればいいでしょう。

慎重に構えるならば、米国自身が利上げへの耐久力を示すことで
世界を牽引する理想的な展開となるまで・・・とまでは言わなくとも、
今晩までのヤマ場を終えて、冒頭で書いた上げゴリモードとなっていなければ
週跨ぎの短期勝負は控えるのが無難でおます。

腰を据えて王者の風格で構えている方については、
ひとまず9月安値か直近安値を割らない限り(どちらにするかは御自由に)、
もしくはシンプルに、ヤマ場を経て商いを伴った下げにでも転じない限り
そのまま王者の風格で構えておけばいいでしょう。
くれぐれも国内は需給環境のみが良好であり、今後の企業決算次第ですから
現状としては海の向こう次第というのが現実なので
ダメならばシビアに撤退する姿勢だけは忘れずに構えておきましょう。

腰を据えて新たに参戦する方については、
同様にシビアな撤退姿勢を忘れずに参戦するならばいつでも自由ですが、
参戦判断としては、短期勝負の方と同様でいいでしょう。
(しつこいようですが来週から国内企業決算が始まることは忘れずに。)
中小型割安銘柄で腰を据えている方は、
かつてのリーマンショックやブラックマンデーの様な騒ぎにでもならない限り
個別の判断で御自由に動いてください。

新興市場で勝負する方については、先週のマザーズは5日続落となりましたが
商いを伴った下落ではなく、今週は商いを膨らませながら3日続伸し、
本日はマザが反落したものの商いは減少しており、
上昇局面では商いが膨らみ、下落局面では商いが低下する、
という上への意志は感じる上げゴリモードが未だ崩れておらず
2部とJQも堅調を維持しており、主力大型株へ資金が流れたとは言えません
従ってシンプルに商いの伴った下げが連続するまでは勝負姿勢でいいでしょう

新興市場を取り巻く環境についても、臨時国会は11月末まで続き、
今週も含め今後も政策・テーマに絡む官民イベントは豊富であり、
季節性も含めると懲りずに好環境を迎えると見ております。
ただし海の向こうでかつてのリーマンショックのような騒ぎが起き、
世界的なリスクオフとなると新興市場は関係ないとも言えないので、
引き続き、国内外の小難しい背景の動きもチラ見くらいはしておきましょう
一応、今夜までは今週のヤマ場ですからね。


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