不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今夜からザワつく目先のヤマ場入り
こんばんはです。

今日も相変わらずの限界集落の様な薄商いだった日本株・・・
国内には海の向こうからイナゴが飛来するような材料は無くとも、
需給環境だけは良好なので、海の向こうさえ落ち着いていれば、
(チャート的にも黒ちゃん渾身のTOPIXはイチモツ均衡表で三役好転)、
薄商いであろうとも巻き戻しは起きますので、
グダグダ言わずに割り切って波に乗ればいいのですが・・・

昨夜から利上げ観測後退(米債券高(米金利上昇)ドル安)の動きながら
リスクを和らげる原油が踏ん張っていることに加え、
本日の中国はザワつかなかったこともあり、
円最弱という都合の良い割り切りモードな動きでしたから、
割り切ればいいのでしょうけど・・・

が、しかし・・・

現在の海の向こうの主役は米利上げのサジ加減であり、
米利上げに対して米株、原油・商品、新興国、資源国、欧州金融機関が
悲鳴を上げるのか、それとも耐久力を示すことができるのか
というのがリスクとしての主役であり、
他にもリスクとしては米大統領選、ハードブレグジットを含むEU離脱ドミノ
といった政治リスクといったところですから、
我が国は需給面以外これといって材料が無いので、
安川電機から始まる企業決算次第という状況ではあります。

そんな中、ブラックマンデーから29年目となる明日を挟むように、
皮肉にもザワつく可能性のあるイベントが今夜から続くことになります。

今夜は米9月消費者物価とインテルを始めとするテンコ盛りの米企業決算開幕
明日はGDPを始めとする中国の9月経済統計(それを控えての人民元動向)
我が国では9月訪日外客数、明晩の米国では住宅着工とベージュブック、
テンコ盛りの米企業決算、原油絡みでは米サジ加減週間原油在庫、
日本時間で明後日の10時からは最後の米大統領選討論会
明後日の我が国では企業決算ラッシュの先陣を切っての安川電機決算、
明後日の欧州ではドラギナイト(ECB理事会)とEU首脳会議、
米国ではフィリー指数とCB景気先行指数、中古住宅販売、NY連銀総裁講演
マイクロソフトを始めとするテンコ盛りの米企業決算
といった感じで、ブラックマンデー記念日の19日を挟む様に目白押しです

つまり今夜から始まる上記のイベントが、
先に述べた国内外の主役材料やリスクに関わるイベントなので、
ブラックマンデーとまでは言わないまでも、
今週としては今夜からがザワつく可能性のあるヤマ場だということであり
当然ながらリスクONのきっかけとなる可能性もあるヤマ場でおます。

まず昨日も書いた通り、急速にリスクとして台頭してきた感のある中国ですが
リスクとしての得体の知れなさでは右に出るものは居ないので、
ほんまに中国リスクが爆発するとなると、密接な欧州はもちろんのこと、
世界中を巻き込むことになり、それこそブラックマンデーが起きかねないので
明日の中国イベントは大注目と言えます。

ちなみに本日は昨日の心配もよそにYUO、上げチャイナよ・・・
と上海総合指数、昨日暴落したB株も反発しており、
人民元基準値も元高に設定され、オフショアの方も元高となりましたが、
昨日の下げ分を帳消しするような反発ではなく、B株に至っては遠く及ばず、
オフショア人民元も僅かな反発であり、
ついでに誰も見ていないSHIBORも小幅ながら上昇しておりますので、
明日の10時15分に発表される人民元基準値も注目ですが、
11時に発表される中国7-9月期GDPとその他の9月分の経済統計、
これらを受けて中国市場がどう動くのかが注目です。
(一応、定例の国家統計局の会見とAIIBの国際諮問委員会もあります)

先週発表された隠し切れない低調な貿易収支、
一方で粉飾も可能?な堅調だった生産者物価と消費者物価
というチグハグな結果に対する疑問は未だに払拭されていないだけに、
明日の7-9月期GDPを含む中国の経済統計にて、
どっちが真実なのかも見えて来るでしょうし、
来週には政策も期待される六中全会も控えているので、
それに向けての当局の意図も見えて来るでしょう。

くれぐれも六中全会を前に、迷惑も顧みず正直すぎる経済統計を発表し、
膿出しをしようなんて暴挙には出ることなく、
いつも通りのお手盛りな堅調な結果を願うばかりです。

普通に考えるならば後者だとは思いますけど、
まさか世界の警察を放棄しようとしているトランプに追い風を吹かそうと、
あえて市場にショックを与える・・・さすがにこれはないか(笑)
ヒラリーは親中とも言われてるようですしね。

そんな大統領選の最後の討論会も明日に控えており(日本時間20日10時)
悪材料ばかりのトランプマンが、もはや失うものはないとばかりに、
開き直ってチンコでも出したら、まさに出尽くしに・・・失礼、
これ以上の悪評が出たところで驚かないとも言えるだけに、
最後に振り子現象でも起きるとサプライズではあります。

実際にトランプの可能性ってどうなんでしょうね・・・。
当ブログでもお馴染みのバングラ食堂には、
最近は米国の黒人が働いているので、大統領選について聞いてみると、
意外にも黒人なのにトランプの方がいいとは言ってましたけど・・・

いやはやどうなるのやら・・・日本時間の明後日の討論会は、
トランプマンがチンコを出すのかも含めて注目です。

その前となる今夜には米国で消費者物価も発表されます。
トランプにクビにすると言われているイエレンおばさん率いるFRBは、
本業は物価のコントロールでもありますから、米消費者物価の結果によっては
現在の主役材料である米利上げのサジ加減に大きく影響することになり、
堅調な結果になると米利上げ観測が高まり、
低調な結果になると利上げ観測が後退することになります。

そして米利上げに対するミクロ面での耐久力確認となる米企業決算が、
今夜からテンコ盛りラッシュとなり、特に米製造業の耐久力確認が焦点なので
明朝に発表されるインテルの決算が注目でおます。
半導体は好調との観測もありますが、一応、かつてはインテルショックとして
たびたび市場を賑わしていた上に、現在は利上げのサジ加減が焦点なので
昨夜のIBM程度ならばまだしも、あまりにも低調な結果になると
久し振りのインテルショックも有り得ます。(現在のインテルは高値圏)

以上の通り、今夜からのヤマ場での特に注目すべきイベントに触れましたが
他にもリスクを誤魔化・・・和らげる役割を担っている原油動向であったり、
いざとなればドラギナイトという期待イベントがある一方で
EU首脳会議でのハードブレグジット再燃というリスクイベント等もあります
(欧州金融機関のリスクも落ち着いたというには程遠い状態です)


ということで、現時点では国内外共に落ち着いた動きではありますが、
我が国だけでなく米国も薄商いであり、アテにならない動きですから、
ブラックマンデーはともかく、目先としては今夜からのヤマ場次第なので、
できればヤマ場がリスクオンのきっかけになることを願うばかりですが・・・

明日のスタンスとしては、基本的に変更はないですけど・・・

持ち越し短期勝負の方については、今夜の米CPIと米企業決算、
明朝のインテル決算、場中の中国GDP等の経済統計を経て、
米利上げ観測後退(米債券高(米金利低下)・ドル安)であろうと円安、
米利上げ観測な米債券安(米金利上昇)ドル高であろうとも、
米株高、原油高、円安、といういずれかの動きになっているならば、
国内の需給環境は良好なので、明晩の米&原油イベントリスクは覚悟の上で
割り切り姿勢で勝負するのはありです。

慎重に構えるならば、米国自身が利上げへの耐久力を示すことで
世界を牽引する理想的な展開となるまで・・・とまでは言わなくとも、
目先としては今夜から明後日までのヤマ場を終えるまでは、
その日限りの勝負に留めるのが無難でおます。

腰を据えて王者の風格で構えている方については、
ひとまず黒銀会合前の水準か9月安値を商いを伴って明確に割らない限り、
もしくはシンプルに商いを伴った下げにでも転じない限り
そのまま王者の風格で構えておけばいいでしょう。
くれぐれも国内は需給環境のみが良好なだけであり、
それが効くのも海の向こう次第という状況は続きますので
ダメならばシビアに撤退する姿勢だけは忘れずに構えておきましょう。

腰を据えて新たに参戦する方については、
同様にシビアな撤退姿勢を忘れずに参戦するならばいつでも自由ですが、
参戦判断としては、短期勝負の方と同様でいいでしょう。
今週の安川電機から国内の企業決算も始まることは頭に置いておきましょう。
中小型割安銘柄で腰を据えている方は、
かつてのリーマンショックやブラックマンデーの様な騒ぎにでもならない限り
個別の判断で御自由に動いてください。

新興市場で勝負する方については、先週のマザーズは5日続落となりましたが
商いを伴った下落ではなく、本日は昨日に続き、商いもやや伴った続伸であり
ハッキリしない薄商いの大型株とも違い、
上昇局面では商いが膨らみ、下落局面では商いが低下する、
という上への意志は感じる上げゴリモードが未だ崩れたとは言えないので、
小難しい背景には惑わされず、主力大型株の動きを見ながらも、
シンプルに商いの伴った下げが連続するまでは勝負姿勢で挑めばいいでしょう

新興市場を取り巻く環境についても、臨時国会は11月末まで続き、
今週も含め今後も政策・テーマに絡む官民イベントは豊富であり、
季節性も含めると懲りずに好環境を迎えるとは思っております。
ただし海の向こうでかつてのリーマンショックのような騒ぎが起き、
世界的なリスクオフとなると新興市場は関係ないとも言えないので、
引き続き、国内外の小難しい背景の動きもチラ見くらいはしておきましょう
一応、今夜から今週のヤマ場ですからね。


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