不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
油加減を見ながら
こんばんはです。

我が国が休場だった昨日は、先週末の雇用統計後の状況から一転し、
動きだけ見ればリスクオンとなっております・・・

ただし米国市場は利上げ動向を反映する肝心の債券市場が休場であり、
株式市場の商いも低調だったので、アテにならないと思うばかりですが・・

何やらババと化しているトランプとヒラリーババアが、
昨日行われた討論会で泥仕合を繰り広げ、まさにババ抜き状態でおますが、
トランプの自滅?とのことで、大統領選リスクが後退とのことですが、
そんなことよりも、これまで市場のリスクを和らる役割を担ってきた原油が、
プーチン組長の減産歩み寄りでアブラタカブラ(油高)となったことが、
リスクオンの動きになった要因として最も大きいかと・・・

そんな原油高と共に昨夜から休場だった米債はともかくドル高となり、
米株は薄商いながらもドル高に対して悲鳴を上げずに反発し
新興国もドル高通貨安に悲鳴を上げずに落ち着いた動きとなり、
金は小幅反発に留まり、VIXも低下し、昨夜は欧州金融株も堅調だったので
いわゆる利上げ観測な動きに対して、米株を始め利上げが重石となる面々は
悲鳴を上げなかったという随分と都合の良い形のリスクオンでおました。

そして英欧は金融政策に沿わない債券安ながら、
ドル高通貨安が金融政策通りの追い風となることもあり
株価は商いもそれなりに伴っての堅調だったので、
英欧市場も含めた昨夜の海の向こうの動きとしては、
債券売り・株買いという単純なリスクオンという見方も出来ますが・・・

リスクオンの形(動き)がいずれだったにせよ、
背景としては利上げ観測な動きに対して悲鳴が上がらなかったことが大きく
しかも悲鳴を抑えたのは当事国の米国が利上げへの耐久力を示したのではなく
かといって資源国・新興国、商品が耐久力を示したとも言えず、
はたまた欧州金融機関が落ち着いていたからとも言えず、
原油がリスクを和らげたことが最も大きな要因だったと言えます。

つまり米国は百歩譲って、先週の雇用統計によって、
マクロ面での利上げへの耐久力が示されたとしても、
明朝のアルコアから米企業決算というミクロ面での耐久力確認が行われ、
マクロ面でも今夜はFRB自らが発表する雇用の質面の指標であるLMCI、
週末には前回が低調だった米小売売上高も控えているだけに、
明後日まで続くと言われている産油国会合、
今週はテンコ盛りの原油関連指標控えており、
これらをきっかけに原油が崩れてしまうことになると、
利上げへの耐久力への疑念が蒸し返される可能性は十分にあります。
当然ながら資源国・新興国、商品、欧州金融機関への疑念も同様です。

果たして以上のような原油高と共に利上げ観測な動きにも悲鳴を上げず、
という都合の良いリスクオン状態が今後も続くとは思えないですけど
米企業決算(欧州も)が一巡するまで(結果的にFOMC、大統領選まで)
とは言わないまでも、週末の米小売売上高、もしくは来週の米SQまで、
原油高と共に都合の良いリスクオン状態が続くようであれば・・・
材料面ではこれといったものが無く、むしろ悪いものが多いせいもあり、
別世界の様な薄商いが続く我が国としては(本日も1.87兆円)、
良好なのは需給面だけなので、
結果的に債券が黒ちゃんの思惑通りに動きながらも
海の向こうのおかげで都合よく円安という追い風にはなりますので、
目先としては今週末のSQLO(13日のユニクロ決算、14日SQ)、
来週20日の安川電機から始まる国内企業決算までは、
大人の都合で需給面からの株高基調が続く可能性はあります・・・

まぁあくまで昨夜からの原油高によるリスクの封じ込めによって、
今夜以降も都合の良いリスクオンが海の向こうで続くことが大前提ですから、
超シンプルに見るならば、原油が踏ん張っていれば良いとも言えます。
シンプルに見るならば、原油が踏ん張ると共に、
米債券安(米金利上昇)ドル高という利上げ観測な動きが維持されることです
国内目線で超シンプルに見るならば、円安が維持されていれば良いです。

いやはや・・・米利上げに対する耐久力への疑念はもちろんのこと
欧州金融機関、米欧の政治リスク等のリスクは収まったと言えないだけに、
利上げに対する耐久力を示すことが最も好ましいことではありますが、
せめて良いか悪いかはともかく金融緩和等の市場に対するソフト路線が、
リスクを軽減することになってのリスクオンでないとね・・・
現状は原油でリスクが軽減されながらのリスクオンですから、
長続きするのだろうか・・・という危うさは感じるばかりなので、
以上の様に割り切って立ち回るしかないという感じです。

ということで、明日のスタンスとしては、基本的には変わりませんが・・・

持ち越し短期勝負の方については、先にも述べた通りの動きであれば、
国内の需給環境は良好なので、小難しいことは抜きに、
SQLOまでの割り切り目線で勝負するのはありです
さらに商いを伴っているようならばゴリゴリと勝負すればいいです。
当然ながら先に述べた動きが崩れるならば、
燻っているリスクが再燃することになるでしょうから、
その日限りの勝負に留めておきましょう。

腰を据えて王者の風格で構えている方については、
ひとまず黒銀会合前の水準を商いを伴って明確に割らない限り、
もしくはシンプルに商いを伴った下げにでもならない限り
そのまま王者の風格で構えておけばいいでしょう。
くれぐれも海の向こう次第という状況は続きますし、
海の向こうで燻っているリスクの質は悪く、不透明な政治リスクも多いだけに
商いを伴った下げに転じた場合は、シビアに撤退する姿勢は忘れずに。

腰を据えて新たに参戦する方については、同様にシビアな撤退姿勢は忘れず、
参戦判断としては、短期勝負の方と同様でいいでしょう。
中小型割安銘柄で腰を据えている方は、週末の不穏な動きが続き、
かつてのリーマンショックのような騒ぎにでもならない限り
個別の判断で御自由に動いてください。

新興市場で勝負する方については、薄商いの続く主力大型株とは違い、
上昇局面では商いが膨らみ、下落局面では商い低下する上げゴリモードは、
未だ崩れておらず(本日はマザが下げたもののの商いは減少)、
小難しい背景には惑わされず、主力大型株の動きを見ながら、
シンプルに商いの伴った下げが継続するまでは勝負姿勢で挑めばいいでしょう

新興市場を取り巻く環境としても、臨時国会は11月末まで続き、
今週も政策に絡む官民イベントは先週よりも豊富であり、
季節性も含めると懲りずに好環境を迎えるとは思ってます。
ただし海の向こうでかつてのようなショックが起き、
世界的なリスクオフとなると新興市場は関係ないとも言えないので、
引き続き、国内外の小難しい背景の動きもチラ見くらいはしておきましょう


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