不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
変わらぬ温度差を考えつつ雇用統計へ
こんばんはです。

今日は前場の商いがやや膨らんでいたので、
いよいよ我が国も欧米に負けじと商いが膨らむのかと思いきや、
中折れしたのか終わってみれば、商いは昨日を下回る1.86兆円・・・
(新興市場の商いは右肩上がり状態ですけどね)

本日発表された投資主体別売買動向を見ると、
南蛮人は1-9月に過去最大となる6兆円超の売り越しだったようなので、
足元の空売り比率の低下や裁定買い残の増加、為替の巻き戻しの動きからも
断続的な日本株売りは止まっていたとしても、
再び腰を据えて南蛮人が日本株を買っているとも思えず、
単なる需給面での巻き戻しと黒銀を含むクジラ買いくらいにしか見えず・・

米国だけでなくリスク満載の欧州市場ですら活況なのに(英国も)、
我が国だけの薄商いは一体なんなのでしょうか・・・

ありきたりのことを言えば、安倍ちゃんの政策には期待しておらず、
黒魔術師の過剰な薬漬けに嫌気を差していることに加え、
アベクロによる債券、為替、株への過剰な神の手(お上の手)に対し、
当局のサジ加減な中国と同様に見られているのか・・・
にも関わらず、足元の物価を含む国内景気は足踏み状態であり、
ミクロ面(企業業績)でも足元では失速しており、
先行き懸念も払拭されておらず、日本株のバリュー面での旨みはないので
唯一の好環境である需給面での巻き戻しとクジラ買いだけで、
商いを伴った日本株買いなんて望めないと言うことになりますが・・・

果たしてこんなベタな理由が、日本だけの薄商いを招いているのか・・・

もしかして・・・ここからは個人的な妄想ですが、
最近になって安倍ちゃんが年末か年明けには、
北方領土を争点にした解散総選挙を仕掛けるとの噂が囁かれており、
その前には安倍ちゃんの地元である山口でプーチンゴリラを接待予定・・
そもそもここ1-2年の安倍ちゃんのプーチンゴリラへの執心ぶりは、
米国からの自制要請も振り切るくらいの熱を上げようですから、
米国の怒りと共に呆れた欧米諸国が、市場においても日本を見放している?
なんてことも考えてしまいます(笑)
(そういう意味では来週発表?の米財務省半期為替報告書がちと怖いです)

まさかプーチンゴリラと仲良くするとも言っているトランプマンが、
米大統領選に勝利すると見込んでの安倍ちゃんの動きならば
それはそれで大したもんだとは思いますけどね(笑)

先日の副大統領候補の討論会では、トランプ側のペンス候補が、
どうやら判定勝ちを納めたようですから、女性初の米大統領という肩書以外は
ベタな政治家にしか見えないヒラリーおばさんよりは、
良いか悪いかはともかく強硬なトランプマンとペンスの方が、
未知数という期待だけは出来そうには見えるだけに、
票田の劣勢はあれど、意外とトランプが勝ちそうにも思えるのですが・・・

しかもトランプマンvsヒラリーはあと2回残しており、
初回はなりを潜めていたトランプを小馬鹿にしながら狡猾だったヒラリーが、
優勢ではあったものの、あと2回をトランプマンがなりふり構わず、
本音爆発の痛快な討論を仕掛けると・・・
一回こっきりの副大統領討論会ではインテリ面で勝ち逃げしているだけにね

そういう意味では、トランプマンが身内(共和党)から暗殺されないかと、
心配になったりもしますけどね。

とりあえずトランプ勝利を見込んだ安倍ちゃんのロシア政策はともかく
日本だけが見放されたような不気味な薄商いが続いているのは事実です。

ただし海の向こうが都合の良すぎる動きになっていることもあり、
薄商いながらも需給面での巻き戻しによる株高は続いているので、
上記の様なネガティブな空気は漂っていないのもこれまた事実です。

ちなみに海の向こうの都合の良すぎる動きというのは、
米利上げ観測な動き(米債券安(米金利上昇)ドル高)にも関わらず、
米株、資源国・新興国、原油・商品といった利上げが重石となる面々が、
悲鳴を上げずに堅調に推移しており、
英国も30年ぶりのポンド安という異常とも言える動きながら、
金融政策通りの動きでもあるので、
結局は米英にとってだけ都合が良すぎる動きだなと感じるばかりです・・・

さらにマネーの潤滑油でもある原油が崩れずに堅調を維持していれば、
米利上げ観測な動き(米債券安(米金利上昇)ドル高)に対するリスクは
軽減されるのも事実であり、
しかも週末からトルコで行われる世界エネルギ-会議(9-13日)に合わせ
産油国会合も開催され、先日決まった減産についての細かな協議が行われ、
週末にはタイミング良く?ハリケーンがフロリダに接近するようであり
定番であるメキシコ湾の石油施設の操業が止まるネタも出て来そうなので、
産油国会合がちゃぶ台返しにさえならなければ、
原油は需給面からも崩れずに堅調を維持しそうですが・・・。

以上の通り、市場の動きから見ると、
週末の雇用統計が堅調な結果となって米利上げ観測が強まったとしても、
原油高を維持していればリスクが薄まり、
債券売り・株買いだとの都合の良い解釈にも繋がり、
かといって逆に利上げ先送り観測へと転じたとしても、
ドル安は追い風だとの口実で原油の堅調ぶりが続き、
いずれにせよ都合の良すぎる動きが続くのか?
という気がしなくもないですけど・・・

とりあえず現状は米利上げ観測が強まることで、
米国、資源国・新興国、原油・商品が悲鳴を上げないか・・・
そしてLIBORの上昇と共に欧州金融機関にトドメを刺さないのか・・・
というのが焦点ですから、明晩に発表される雇用統計を経て、
利上げのサジ加減がどうなるのかが注目であり
需給環境だけしか手掛かりの無い海の向こう次第の我が国にとっても注目です

ちなみに昨夜は米9月ISM非製造業が発表され、
週初に発表された製造業景況指数と同様、堅調な結果となり、
その前に発表されたADP雇用と貿易収支の低調な結果は無視され、
先週までの好悪入り混じる結果だった米経済指標も無視され、
ISMで上書きされたかのように利上げ観測が強まる動きとなったものの
先にも述べた通り、原油が踏ん張ったことで悲鳴がかき消されたのか、
米株は悲鳴を上げずに反発しております。

欧州はリスクを抱えるドイツ銀行を始めとする欧州金融株が反発し、
欧州株は続伸しており、英国株も先に述べた通り反発しております。

ただしモンテパスキは不気味に大幅安となり、上場来安値を更新しており
ドイツ銀行から主役の座を奪いそうな動きが続いており、
LIBORの上昇も継続しているので(3カ月物は7年4ヶ月ぶり水準)
まだまだ燻りは続いていると言えます。
何やらドイツ銀行への制裁金は減額されないとか、
粉飾疑惑までが蒸し返されております・・・。
(不正口座問題の米ウェルズファーゴも軟調なままです)

そして昨夜は都合の良すぎる動きだったとは言え、
米株は下げ局面の方が商いが膨らむ動きが未だに続いており
欧州はどちらの局面も商いが膨らむどっちつかずであり、
英国だけが上げゴリモードではありますので(我が国は単に薄商い)、
明日の雇用統計後に利上げのサジ加減と欧州金融機関と原油が、
都合の良すぎるコラボを見せるのかどうかは、
現時点では確証があるほどの堅調ぶりとも言い切れないので、
結果的に海の向こう次第の我が国も言い切れないです。

雇用統計前後のイベントとしても、今夜はG20財務相・中銀総裁会議
米国で新規失業保険とチャレンジャー人員削減数という雇用関連指標、
明日の我が国で三連休前の週末と毎月勤労統計、小売企業決算
米国は週明けがコロンブスデーで債券と為替市場が休場となる週末であり
大トリの雇用統計と投票権を有するFOMCメンバー4人の講演もあり
IMF・世界銀行年次総会も9日まで開催され、8日にはドラギの講演、
9日(日本時間10日)には米大統領選の第二回討論会もあり、
週明けの10日は中国が国慶節明けを迎え、ユーロ圏財務相会合、
コロンブスデーの米国は商品と株式市場だけは通常通りです。

ということで、雇用統計&週跨ぎ&三連休前となる明日のスタンスについては

持ち越し短期勝負の方については、米利上げ姿勢に対して悲鳴が上がらず、
欧州金融機関の燻りも落ち着いているならば、
国内の薄商いも気にせず、雇用統計を含む三連休跨ぎを覚悟の上で
良好な需給面だけを手掛かりにした割り切り勝負をするのは自由ですが、
明日はわざわざ持ち越し勝負をする価値があるとは個人的に思えないので、
その日限りの勝負に留めておくのが無難だとは思います。

腰を据えて王者の風格で構えている方については、
ひとまずシンプルに黒銀会合前の水準を商いを伴って明確に割らない限り、
そのまま王者の風格で構えておけばいいですが、
もし雇用統計後の三連休明けに黒銀会合前の水準を明確に割っていれば、
いくら余裕があったとしても、海の向こう次第という状況は続きますし、
海の向こうで燻っているリスクの質は悪く、不透明な政治リスクも多いだけに
シビアに撤退してリセットするのが無難です。

腰を据えて新たに参戦する方については、
同様にシビアな撤退姿勢だけは忘れず、
参戦判断としては、短期勝負の方と同様でいいのですが、
明日は敢えて新たに参戦する必要もないとは思います。

中小型割安銘柄で腰を据えている方は、深刻なリスクが爆発し、
かつてのリーマンショックのような騒ぎにでもならない限り
個別の判断で御自由に動いてください。

新興市場で勝負する方については、薄商いの続く主力大型株とは違い、
上昇局面では商いが膨らみ、下落局面では商い低下する上げゴリモードが、
本日も継続しているので、シンプルに商いの伴った下げが継続するまでは、
勝負姿勢で挑めばいいでしょう。

新興市場を取り巻く環境としても、臨時国会は11月末まで続き、
来週も政策に絡む官民イベントが多く、
季節性も含めると懲りずに好環境を迎えるとは思ってます。
ただし海の向こうでかつてのようなショックが起き、
世界的なリスクオフとなると新興市場は関係ないとも言えないので、
国内外の小難しい背景の動きもチラ見くらいはしておきましょう

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