不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
危うさの再燃と火消しへの期待が入り混じる週明け
こんばんはです。

かつて格闘技ブームを牽引したPRIDEの流れを継ぐRIZINが
昨年末に続き、昨日は地上波のゴールデンタイムで放映され、
イッテQと真田丸という強力な裏番組がある中で、
平均視聴率は先日のBリーグを超える結果となったので、
総合格闘技等の新興格闘技の盛衰を景気の先行指標と見ている私としては
多少は先行きの明るを感じらなくもないのかなと・・・
年末にもまた地上波で放映されるようですし・・・

それにしても米国のUFCが完全に競技化された長期的な本格派路線に対し、
RIZINの試合内容やサーカスのようなマッチメイク、
昔の名前で出てますというような選手たちを見ていると、
長期的な競技化路線は1mmも感じられず、一過性のお祭り感は否めないので
我が国の先行きの景気は、一時的な小さなバブルがある程度なのか・・・
という気がしなくもないです。

とは言え、最近はK-1が本格派路線で息を吹き返しつつあり、
成熟した歴史ある格闘技のボクシングは、人気はともかくとしても、
選手の強さや日本人世界王者の数は全盛期とも言えるので、
RIZINだけでなく日本の格闘技界全体として見れば、
歴史が証明している「豊かになれば血を欲する」時代を迎えるのか・・・
そういえばアマとは言え、五輪では柔道とレスリングも好成績を収め、
東京五輪では空手も正式種目に採用されましたのでね

ついでにJリーグのようにBリーグも盛り上がってくれると・・・
あ、でもJリーグが発足したのは1993年・・・バブルが崩壊後・・・
見方によってはドーピング注入によるさざ波景気の入口だった年でもあり、
その後はITバブルに繋がったという見方も出来ますけど(笑)

以上の通り、個人的な景気の先行指標である格闘技を持ち出して、
都合のよいポジティブ目線を交えながらウダウダと書いているクセに、
米追加利上げ以降には良からぬことが起きると散々書いている自己矛盾・・

さらに本日は追加利上げ以降どころか、
以前やないか!と突っ込まれるだけでなく、
先週の黒銀会合とFOMCのあった大一番以降のお気楽な私の見方、
そして大一番以降の上げも全否定される水準までの下げに見舞われており
引け後には円ゴリラと共に先物がさらに掘り進んでおります。

ただし本日はペラペラの薄商いであり(1.69兆円)であり、
大一番以降、主役になったとも言えるTOPIXは全否定水準ではないので
意外と深刻な動きとも思えないのですが、
一応、日経平均は黒銀会合前の水準を割ってしまったので、
大一番をきっかけにしたベタなポジティブ展開になるという私の見方は、
再検討すると共に、残念ながら潔く撤退することも検討せざるを得ないです。

本日は国内においても講演を行った黒ちゃんマンが、
先週の黒銀会合で決まったせっかくの健全化要素も交じえた程良い一手に対し
自ら水を差すような余計なことを言ったり、
所信表明演説を行った安倍ちゃんマンは、
生中継中に地震速報が入るという運の悪さもあってなのか、
もはや誰も材料視してないだけなのか、とにかく好材料視されず・・・
本日の空売り比率も43.3%と心理状態がギッコンバッタンしております。

中国では上海株が引けにかけて大幅安となっており(ホングコングも)、
SHIBORの翌日物は、FOMC以降の低下は続いているものの、
1週間物が今週末から来週一杯までの国慶節に向けた資金需要なのか、
それとも中国国内での異変なのか、本日はスパークしております・・・
(HIBORも上昇)

同じく銀行間金利の上昇が負担となる欧州金融機関を抱える欧州市場は、
LIBORはFOMC以降、落ち着いているものの、
本日は火薬庫の一角であるスットコドイツ銀行がついに安値を割っており、
他の欧州金融株も下げており、欧州株全体も下げての週明けとなっております

今夜はドラギえもん(ECB総裁)が欧州議会で証言・質疑に立つので、
ドイツ銀行を始めとする欧州金融機関に対して再びドSな姿勢を示すと、
騒ぎが大きくなってしまいますが、わざわざ火に油を注ぐとも思えないだけに
いざとなれば火消しを行うとは思いますが・・・
(今夜は他にもECBメンバーの講演があります)

そして先週末から崩れている原油については、
本日から28日まで国際エネルギー・フォーラムが開催され、
期間中には増産凍結を協議する産油国会合も開かれる予定ですが、
協議が難航するとか、物別れに終わるとの観測が多くなっており、
本日も原油は先週末の水準近辺で推移しており、
米利上げのサジ加減(米債券とドル)動向も重要ではありますが、
目先としては産油国会合の結果次第という状況です。

原油と共に世界のリスクオン・オフのサジ加減を担うドルは、
先週の大一番であり主役でもある米利上げのサジ加減を決めたFOMCでは
年内の利上げを示唆したものの先週の利上げは見送りとなったこともあり、
FOMC以降は米債券高(米金利低下)と共にドル安となっており、
本日もドル安が続いているのですが・・・

以上の通り、原油、中国を始めとする新興国、資源国、欧州金融機関、
そして米株先物も利上げ見送りを好感することなくザワついており、
見方によっては利上げも出来ないほどにドイヒーなのか?
と言えなくもない悲観的解釈な動きとなっております。
日欧についてはドル安通貨高が重石という要素もトッピングされております

何よりもまずは米国が、利上げ見送りを好感する動きにならなければ、
ただの典型的なリスクオフな動きとなってしまうので、
28日に議会証言と30日に講演するイエレンおばさんを始め、
今週は講演が相次ぐフィッシャーFRB議長(27日)らFOMCメンバーが
大統領選という政治的な配慮も考えて?
いざとなればリスクオフの火消しに当たるとは思いますけど・・・
今のところは残念ながらリスクオフの動きとなっており、
FOMC以降の動きも帳消しになりかねない動きとなっております。

今夜というか日本時間の明日の午前10時からは、
世界が注目するトランプとヒラリーのタイマンが控えており、
トランプがなりふり構わずトラッシュトークを仕掛けると、
さすがにヒラリーおばさんも劣勢に立たされるかも知れないので、
そうなるといくら票田として固いのはヒラリーという現実があろうとも、
トランプの支持率上昇によってトランプ勝利という思惑が拡がる可能性があり
それを口実に現実を無視して市場が動いてもおかしくはないですからね・・

何やらウィキリークスがヒラリーの致命的な爆弾を披露するという話もあり
健康問題についても良からぬ噂が多いだけに、
明日のタイマン勝負でヒラリーが下手をこくと、
思惑が走ると共に現在のリスクオフな動きが加速する可能性はあるので、
いくらイエレン、ドラギ等の火消し役の講演が後ろに控えていようとも、
それまでは危うい空気が充満しつつあります。
個人的にはやたらとトランプの巻き返し観測ばかりが目立ち、
ヒラリーが鳴りを潜めているのを見ると、
ヒラリーこそ切り札を隠しているのかと穿った見方もしたくなります(笑)

まぁとにかく現状としては、私のお気楽な見方とは異なり、
動きとしても典型的なリスクオフの動きとなっているのが事実であり
目先としてもイエレンおばさん等の火消し役が控えているとは言え、
それまでには結果次第では火に油となる米大統領選のタイマン勝負、
産油国会合等のリスクイベントを控えており、
欧州金融機関と中国の不気味な燻りも続いているので、
ショボイ商いで緊張感に欠けていようとも、
水準自体は先週の大一番以降の動きが全否定される水準になりつつあるだけに
緊張感を持って身構えざるを得なくなっております。

ということで、明日のスタンスについては・・・

持ち越し短期勝負の方については、
本日の持越し勝負が火傷になる可能性が高くなってしまいましたが、
明日のトランプとヒラリーの老人の殴り合いが10時からであろうとも、
本日の分は潔く切った上で、次の勝負は改めて市場を見てから判断しましょう
判断基準としては結果的に昨日と変わらないのですが、
米債券高(米金利低下)ドル安・円高が加速していなければ、
勝負するという判断でいいでしょう。

但し、明日は産油国会合が始まるとも言われていたり、
米国では今夜の2年債に続き5年債入札も控えており、
明後日の我が国は9月期の権利落ち日でもありますので、
イエレンおばさんの議会証言(明後日の23時)までは、
(ドラギえもんがいじめられるとも言われている独議会証言もあります)
慎重にその日限りの勝負に留めるのが無難ではあります。

腰を据えて新たに参戦する方については、以上の通り、
現状はリスクオフが加速するかどうかの危うい状況にはなっておりますが、
懲りずに深刻なリスクが爆発するのは米利上げに踏み切るか、
利上げ観測な動きが加速するか、いずれかの展開になってからと見ており、
それまでは先週の大一番をきっかけとした動きが継続すると見ているので、
明確に大一番前の水準を割るか、商いを伴った下げにならない限り、
引き続き、好きなタイミングで参戦すればいいでしょう。
くれぐれも明確に大一番前の水準を割ったり、商いを伴った下げとなれば、
潔く撤退するという姿勢だけは徹底しておきましょう。
現状は後者になりそうなオイニーがプンプンしておりますが・・・

すでに腰を据えて王者の風格で構えている方については、
撤退するか王者の風格で構えておくのかの判断は同様でおます。
中小型割安銘柄で腰を据えている方は、
かつてのリーマンショックのような騒ぎにならない限り御自由にどうぞ。

新興市場で勝負する方については、特に変更はないですが、
以上のような小難しい背景よりも、足元では上げで商いが膨らみ、
下げは商いが減少という上げゴリモードにまではなっていないので、
シンプルに商いの伴った上げが継続するまでは、
リスキーな勝負を避けるのが無難ではあります。
ただし今週から臨時国会も始まり、引き続き政策に絡む官民イベントは多く
今週はチェンジをはじめとするIPOラッシュ、
今後は学会&ノーベル賞シーズンも迎え、新興市場の環境としては
懲りずに季節性も含めて好環境を迎えると思ってますけど・・・。

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