不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
大一番を前に
こんばんはです。

本日は敬老の日でおます。
先日は母ゴリラから「敬老の日やけど何もいらんでぇ」と
ダチョウ倶楽部の熱湯風呂での「押すなよ」のような前フリをされたので、
期待に応えるべく、母ゴリラの元へ餌付けしに行って来ました。

年寄とは思えないほどのパワフルな食欲に満ち溢れているので、
ロールケーキとブドウとデパ地下食材、大好物の王将のギョーザを買い込み
母ゴリラの巣へカチ込むと、鼻をパンパンに膨らませながら
「こんなん要らんのにぃ」とわざとらしく言いながらペロリと平らげ、
放っておいたら100歳までは軽く生きそうな勢いです。
そして止まらないマシンガントークを数時間に渡って聞き流し・・・
いや、耳を傾け、赤べこの様に相槌を打ち続け、ムチ打ちになりそうでした

とは言いながらも、母ゴリラは近くに生息しているので、
頻繁に顔は出しており、電話もしょっちゅう掛かってきては、
耳が潰れそうになるくらい話を聞かされるので、
敬老の日もクソもないのですがね(笑)

さて本日は敬老の日でもありますが、彼岸入りでもあり、
相場では「節分天井、彼岸底」なんて格言もありますが、
そもそも春の彼岸を指す格言であり、現在は秋の彼岸ですけどね(笑)

他にも海の向こうでは「Sell in May(セルインメイ)」
という格言もあり、正確に言えば、
「Sell in May, and go away; don’t come back until St Leger day.」
と言うので、9月第2土曜日に開催される(今年は9月10日)、
セント・レジャー・ステークス(デー)という競馬のレースまで
屁こいて寝とけ(相場から離れていろ)ということですから、
米株式市場が9月9日以降、商いが膨らんでいるところからも、
確かに相場に帰ってきたような動きではありますが、
今年はセルインメイと言うよりは、ややバイ(Buy)インメイでしたので
帰ってきた人達が売っているとも言える足元の動きであり、
下げの大商い、上げの薄商いという下げゴリモードも続いております。

一方、我が国は9日以降どころか夏以降、残暑が続いている気候と同様
未だ夏枯れ状態であり、上げも下げもウンともスンとも商いは膨らまないまま
さらに連日に渡って黒光り銀行が、東京ドーム2個分の建設費に相当する
ETFの大人買い・・・いや、ナンピン買いを続けているものの、
足元の日本株は効果なしとばかりにジリ下げ中・・・

格言だけで見れば、9月第2土曜日から帰ってきた海の向こうの野蛮人からも
すっかり無視されたような日本株の春を通り越した秋の彼岸底なんかよりも
海の向こうの主役である米利上げのサジ加減を決める当事国の米国株が
9月9日以降、商いを伴いながら格言とは逆のように崩れていることの方が、
どう考えても深刻だと言わざるを得ない状況ではあります(笑)

他にも9月はリーマンショック、911テロ等、
良からぬことが起こりがちであり(10月はブラックマンデー)
週末には何回目やねん!と突っ込みたくもなるドイツ銀行の騒ぎが再燃し、
他の欧州金融機関の燻りも大きくなっており
(特に伊の銀行、モンテパスキは安値更新中です)、
国連総会の開幕と共に、これから各国首脳が集結するNYでは、
幸いにも小規模だったものの、テロの疑いもある爆弾事件が連続で起こり、
新たな爆弾が見つかったりもしているようなので、
なんとも良からぬ9月を彷彿とさせられなくもない騒ぎでおます。

さらに足元では週末の金曜日に米国がMSQを通過し(欧州も)、
土曜日には満月を迎えていたり・・・

以上の通り、格言やら節目やら騒ぎ等があり、
市場はザワついておりますが、ザワつきの元凶・・・とまでは言いませんが、
原因は世界のマネーの流れと水位を決める米利上げのさじ加減であり、
すでに小さじ一杯の利上げに動いておりますが、
間近に迫る20-21日にイエレンおばさんの会見もあるFOMCを控え
現在は2杯目の利上げがいつになるのかが焦点となっております。

足元の米経済指標の低調ぶりから見れば、
20-21日の利上げは見送りになるという見方が妥当だとは思うのですが、
8月上旬頃から相次いだFOMCメンバーの利上げに前のめりな発言のせいで
もしかしたら20-21日に利上げを強行するのではという懸念もあり、
市場では20-21日の利上げ観測な動きとなれば悲鳴を上げ、
利上げ見送り観測な動きとなれば落ち着く・・・
というパブロフの犬状態な動きを繰り返しております。

先週末の状況としても、一昨日の記事でも書いたので詳細は割愛しますが、
利上げ観測な動き(米債安(特に短期債)、ドル高)となったことで、
米株、原油・商品、資源国・新興国といった利上げ(ドル高)重石軍団が
一斉にパブロフの犬のように悲鳴を上げており、
さらに利上げによって銀行間金利が上昇し負荷になってしまう欧州金融機関は
ドイツ銀行の騒動も相まって悲鳴が再燃しており
我が国も対ドルでは利上げ観測な動きもあって円安となりましたが、
その他通貨では円高傾向となり、リスク回避な円ゴリラさんもチラ付いており
シカゴ日経平均先物も軟調に引けて帰ってきております

そして我が国が敬老の日で休場でもある週明けの本日は、
先に述べた良からぬ9月を彷彿させるような騒ぎ等を嫌気することなく、
先週末の利上げ観測な動きに対する悲鳴もやや落ち着いており、
日米の先物も欧州株も反発しております(円高は継続中ですが・・・)。

不気味な中国についても、お得意の休み中の投げっ放し金融政策には動かず、
中秋節明けとなった本日も落ち着いた動きとなっておりますが、
本日も相変わらずSHIBORのロケットな角度での上昇は続いており、
中秋節前の資金需要による上昇だったのでは・・・
という淡い期待は見事に裏切られており、
結局は中国の金融機関の悲鳴なのか、とにかく謎の上昇が継続しております。

先にも述べた通り、欧州ではドイツ銀行をはじめとする金融機関の悲鳴と共に
LIBORもジワジワと上昇し高止まりしているだけに(足元ではやや低下)
欧州と中国の金融機関からの香ばしいオイニーが気がかりでおます。

米国でも不正口座問題で揺れるウェルズファーゴの株価が急落しており、
20日にCEOが米議会で痛ぶられる予定であり、
日本の金融機関もマイナス金利の深堀観測と共に収益悪化懸念が台頭したりと
世界中の金融機関が香ばしくなっているだけに、
米国が追加利上げに踏み切るなり、追加利上げ観測が高まることで、
銀行間金利の上昇を招き、金融機関に負荷が掛かり、
トドメを刺すことにならないのかが気がかりであり
かといって日欧のマイナス金利の深堀によって、
収益面での負荷がかかることにもなるだけに、
日米欧の中央銀行は、ええ塩梅の金融政策はどれくらいなのか・・・
と難しい舵取りを迫られていると思うばかりです。

まぁとにかく、今週としては米利上げのさじ加減を決めるFOMC、
我が国としてはFOMCが重要なことはもちろんのこと、
マイナス金利の深堀観測と総括的検証のある黒光り銀行会合も控えており、
両会合ともに20-21日と重なっておりますので、
今週はこれに尽きる・・・というか今年最大の大一番でおます。
一応、来週には産油国会合とか米大統領選討論会があったりもしますけど、
まずは20-21日の大一番でおます。

ただし結果が出るのは、黒光り銀行の金融政策が21日の昼前後、
黒ダヌキ会見は引け後、FOMCの金融政策は21日の27時、
イエレンおばさん会見は27時半からという流れですから、
大一番は21日の昼前後から27時半からのイエレン会見までということです

従って、冒頭で書いたような足元のザワつきであったり、
米利上げ観測を巡るパブロフの犬たちの動きは、
良からぬ兆しや重要な要素を含む動きではありますが、
すべては大一番次第ですから、それまでは足元の動きにあまり惑わされず
大一番を見極めるつもりで構えておくのが無難でしょう。

そして黒光り銀行会合とFOMCの結果がどうなるのかを考えるのは、
もはや考えたところで・・・という気もしますけど、
少なくとも米国が利上げを強行すると、さすがにマズイとは思いますし、
我らが黒光り銀行がマイナス金利の深堀等に動いたにも関わらず、
市場が何も反応しないようだと、ただでさえ手詰まり感が漂っているのに、
いよいよ手詰まりだとの見方が定着してしまい、
米利上げによって良からぬことが起きた際には、
もはや黒銀は何も出来ないということになってしまいます・・・
(安倍ちゃんが介入等に動くという手段もありますが、
 そうなるともはや日本人民共和国と化してしまいますからねw)

だけに今回はマイナス金利の深堀等の追加金タマ策には動かず、
これまでにない総括検証という目新しいものを活用することで、
市場に思惑を生んで動かした方がいいとは思うのですが・・・
(米国が利上げを強行しないことが前提ですけどね。)

まぁ以上のような黒銀の追加策なしと総括検証のみ&米利上げ見送りは、
あくまで私の勝手な観測と希望でもありますから、
どうなるのかは蓋を開けてみないことにはわかりませんが、
個人的には20-21日の大一番がそのような結果となれば、
米利上げ先送り観測による円高圧力は高まる可能性はありますが、
米利上げに対する悲鳴が収まることで海の向こうがリスクオンとなり、
黒銀の総括検証効果によって円高圧力は軽減されることにはなりますので、
20-21日以降の見通しは明るいと見ております。
(個人的には無いと見ている黒銀の追加策があったとしても、
 市場が手詰まりとならず好感すれば、同様の結果(動き)にはなります)

一応、足元の需給環境としても裁定買い残は09年以来の低水準であり
信用買い残も低水準、シカゴ投機筋の円買いポジの巻き戻し余地の大きさ
足元の高水準な空売り比率の買戻し余地、クジラ買いなどなど、
需給面から見た大人の都合としては明るい方に動く余地が大きいと言えます
(裁定買い残が意味ないというのは、以前にも触れたことがありますが、
 承知しておりますのであしからず。民主党時代を知っていれば特にねw
 とは言え、市場では本質よりも意識される数字なので書いているだけです)

米国については冒頭でも書いた通り、
普通に考えれば、下に動かす余地が大きいと言わざるを得ないのですが、
その原因が米利上げのサジ加減・・・というか追加利上げへの懸念なだけに、
20-21日に利上げが見送られると懸念が払拭されることになるので、
あくまで利上げの見送りが大前提ながら、明るく見ております。

つまり良からぬことが起きるのは、追加利上げに踏み切って以降、
もしくは追加利上げが確実視されて以降と見ておりますので、
(米利上げに対し日英欧スイスが金融緩和に動く可能性も高いですけど)
それまでは利上げ見送りバンザイモードになると見ております。

利上げ先送りを決めた場合の唯一の気掛かりとしては、
利上げ見送りバンザーイとはならず、利上げも出来ないほどにドイヒー・・
との解釈になれば、薄商いのまま鈍ーい下げが長引く展開になりそうなので
いっそのこと利上げ強行でパニック的な悲鳴を上げて欲しい・・・
とも個人的には思いますけどね(笑)

以上の通り、今週はベタ過ぎるとは思いますが、
Brexit以降はベタすぎるイベントを転機に動いているのも事実なので
とにかく20-21日の大一番次第でおます。

ちなみにそれまでにある冒頭で書いたザワ付き以外のイベントとしては、
彼岸入りの本日は、米9月NAHB住宅価格指数、メルシュECB理事講演、
黒銀会合とFOMCの一日目となる明日(20日)は、
安倍ちゃんの総裁任期延長に向けた議論の開始、フィンテックサミット
安倍ちゃんとヒラリーの会談、米8月住宅着工、フェデックス決算、
ウェルズファーゴCEOの公聴会呼び出し、
黒銀会合とFOMCの結果が出る明後日(21日)は、
国連総会とシリア会合で演説する安倍ちゃんの誕生日・・・はともかく、
寄り前に8月貿易統計、引け後に8月訪日外客数、
ECBの政策理事会(金融政策発表なし)、週間原油在庫といったところです

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、
勝負するにしても明後日の昼前後に結果の出る黒銀会合前にして、
明日はどう動こうともその日限りの勝負に留めておくのが無難でおます。

腰を据えて新たに参戦する方については、
私と同様、大一番以降を明るく見ているとしても、
短期勝負の方と同様、参戦するのは明後日にした方がいいでしょう。
すでに腰を据えて構えている方については、
もはやジタバタしても大して変わらないでしょうから、
大一番を見極めてから判断してもいいとは思いますが、
私の見方とは異なり、大一番以降が不安に思っている方は、
どうせならば明日の内に動いたほうがいいでしょう。

新興市場で勝負している方については、
足元では下げで商いが膨らみ、上げでは商いが乏しい下げゴリモードなので
シンプルに商いの伴った上昇が「継続」するまでは、
監視して動きを把握している銘柄や局地的に賑わっているテーマ株等以外は
リスキーな勝負は控えておくのが無難でおます。
しつこいようですが、政策に絡む官民イベントは多く、IPOラッシュも続き
もし大一番以降に主力大型株がリスクオフになっても、
だからこその資金流入期待はあり、大一番以降にリスクオンとなれば、
新興市場も含めて賑わうと見ているのですが・・・
まぁとにかく今はシンプルに判断して動くのが無難です。


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