不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
流れは変わらないまま、明晩から目先のヤマ場ではあります。
こんばんはです。

明日でリーマンショックから8年でおます。

サブプライムローンという腐ったミカンを混ぜ込んだ金八先生・・・
ではなく金融商品がバラ撒かれ、その腐ったミカンの腐食が進み、
しかもどこにいくらあるのかすらもわからなかったことで、
疑心暗鬼が募って信用不安を招き、リーマン・ブラザーズが破綻し、
阿鼻叫喚の相場へと陥ったのは言うまでもありまへん。

随分とザックリとしたいきさつではありますが、
現在はマネーの水位と流れを決める金融市場の総本山であるFRBが、
利上げ路線へと舵を切っている中で(まだ1回ですが)
欧州金融機関の燻りは続いており、日米英欧中では不動産バブルとも言われ
中国ではそんな不動産バブルに絡む理財商品の燻りが続いているとも言われ
LIBORはジワジワと上昇、SHIBORは急上昇しており、
またしても歴史を繰り返すのかと言わんばかりの燻りは続いております。

他にも金融市場とは直接的には関係ないものの、
Brexitに端を発したEU離脱ドミノ懸念、
(それ次第では再燃するであろう南欧の財政リスク)、
今秋に大統領選を控える米国のトランプマンのジョーカーリスク、
といった金融市場とは関係なく動きかねない政治リスク、
さらに米国では自動車サブプライムローンや学生ローンの燻りもあったり、
リーマンショックの頃には模範?扱いされていたウェルズファーゴが、
足元では不正口座開設問題で急落していたり・・・
(中国と欧州の地方債リスクもあります)

てな感じで、リスクだけは盛り沢山ではあるだけに、
先週からの利上げ観測な動き(米債券安(米金利上昇)ドル高)の強まりで
利上げ重石軍団(米株、原油、商品、資源国、新興国)や欧州金融機関が
一斉に悲鳴を上げる様子を見ていると、
金融市場での利上げへの地均しが不十分と言わざるを得ず、
それでも米国がジャイアンぶりを発揮し、
自国の都合だけで利上げを強行すると、
これらが悲鳴を上げると共に冒頭のリスクが爆発してもおかしくないです。
景気のサイクル的にも・・・

しかしながらリーマンショック級の事態が起きるのかと言えば、
国内目線だけで見ると・・・
裁定買い残は09年3月(3362億円)以来の低水準(3385億円)
信用買い残は2.17兆円という低水準、
シカゴ投機筋の円買いポジはやや減ったとは言え過去最高水準近辺、
足元では高水準な空売り比率も継続、
長い目ではETFのマイケルジャクソン買いを行っている黒光り銀行を始め
GPIF等も含むクジラ達による需給の引き締め、
バリュー面においても世界的には割高感もなく・・・
以上のような国内の需給環境やバリュー面から見ても、
果たして現在の日本株の水準からリーマンショック級の暴落があるのか?
と言えば、どうも考えづらいとしか言いようがないのですが・・・

だけに・・・

利上げのサジ加減を決めるFOMC、追加緩和も囁かれている黒光り銀行会合
これら日米の2大金融政策イベントが同時開催される20-21日までは、
先週から始まった利上げイヤーンモードが、
海の向こう・・・いや米国主導で足元では継続したとしても、
FOMCが利上げを見送ることになれば、それをきっかけ(口実)に、
海の向こうの利上げイヤーンモードが収まり、
ついでに黒光り銀行が効果はともかく(笑)何らかの追加策を打ち出せば、
利上げ見送りによる米債券高(米金利低下)・ドル安・円高圧力も
多少は抑えることができますので、
国内も需給面での巻き戻しが主導する形で(9月の配当物色もあるので)、
大人の都合による株高の展開になると楽観的に見ておりますが・・・

当然ながら利上げを強行することになると、
利上げイヤーンモードが継続するとともに、
冒頭で書いた各リスクが爆発する可能性が高まることにはなります・・・
(いずれは爆発するのでしょうけどね)

ということなので、20-21日までは、
昨夜の商いの伴った米株安を始めとする海の向こうでの血生臭い動きからも、
利上げイヤーンモードが続きそうではありますが、
繰り返し書いている通り、超目先としては明日もヤマ場の一つですから、
(中国の中秋節入り、英中銀とスイス中銀の金融政策決定会合、
 利上げへの耐久力を占う米小売売上高を始めとする大盛りの米経済指標)
現在の血生臭い利上げイヤーンモードが、
さらに悪化するのか、和らぐのか、は明日次第とも言えます。
そして週末には米国がMSQを迎えますので、
明日のヤマ場の結果を良い意味でも悪い意味でも加速させることになり
(悪い意味だと円ゴリラ(最強高)、金買いも参戦しそうです)

ちなみに週末の海の向こうでは米CPI、EU首脳会議、新型iphone発売
国内では三連休前、四季報発売(ポケモンGOプラスも)です。

まぁ20-21日が大一番というのはベタ過ぎる気もしますが、
Brexit以降はベタ過ぎるイベントをきっかけに動いているだけに、
今回もベタな動きと見ておけばいいとは思いますけどね・・・
そしてベタな20-21日よりも前に、上への大きな動きならばいいのですが
くれぐれもリーマンショック級の・・・とは言わないまでも、
冒頭で書いたリスクが爆発するようなことが起きないことを願うばかりです
できれば利上げイヤーンモードが続くだけ・・・
というわかりやすい展開だといいのですがね。

以上の通りなので、明日のスタンスとしては、基本的に変更は無いのですが
明晩から目先のヤマ場でもあるので、改めて書きますと・・・

持ち越し短期勝負の方については、
今夜の海の向こうを経て、利上げイヤーンモードが収まっていようとも、
所詮は今夜だけのことであり、明日の夜からが目先のヤマ場でもあるので、
とにかく明日はその日限りの勝負に留めておきましょう。

腰を据えて新たに参戦する判断としても同様です。
既に腰を据えて参戦している方については、
シンプルに8月26日の安値を割らない限り、目先のヤマ場である明日、
最大のベタなヤマ場である20-21日を見極めてから動けばいいですが、
慎重を期すのであれば、商いを伴ったリスクオフモードとなった時点で、
一旦は撤退するのが無難ではあります(ちなみに本日も薄商いでした)。

新興市場については、利上げイヤーンモードが続くからこそ、
主力大型株からの資金流入期待もありますし、
主力大型株とは違って、先週までは商いの伴った株高が続いており、
今週は週後半のゲームショウを始め官民の政策イベントも多く(来週も)、
IPOラッシュもあり、期待できそうではあったのですが・・・
残念ながら昨日は反発したものの商いはイマイチであり、
一昨日と本日は逆にやや商いを伴いながらの大幅安となったので、
局地的な賑わいを見せるテーマ株物色での波乗り以外は、
再び慎重モードに切り替えた方がいいでしょう。
そしてシンプルに商いの伴った上昇が継続するまでは、
慎重モードを継続しておきましょう。


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