不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
不穏な動きや空気は漂っているものの・・・
こんばんはです。

LIBORのジワジワ上昇もさることながら、
ギュンギュンと上がり続けているSHIBOR(翌日物)を見ていると、
市場ではLIBORの上昇がやっとこさチビっと話題にはなっているものの
SHIBORの話題は全く見掛けないだけに、
視覚から中国の爆弾が破裂するのではないのかと心配になるのですが・・・

来週末は中秋節というのもあるからなのかも知れませんが、
月末を超えても上がり続けているのはなんとも・・・

米国の利上げをきっかけとして、ドル高が重石となる米株をはじめ、
原油・商品、資源国、新興国が悲鳴を上げるのかどうか・・・
LIBORの上昇によって欧州金融機関が死亡するのかどうか・・・
というのも重要なことではありますが
SHIBORの上昇による中国からの爆弾は大丈夫なのか・・・(笑)

現在の中国市場は債券安、人民元安であり、株価も足踏み中ですから、
やや強引な見方をするとトリプル安と言えなくもないですけど・・・

しかも昨日まで中国で開催されていたG20が閉幕しただけに、
まさか心置きなく爆弾を破裂させるなんて・・(笑)
とは言え、G20後に重大な経済会議を開催するなんて話もあるようなので
それが10月に開催される予定の6中全会のことなのか、
それとは別に開催するものなのか、ハッキリとしたことはわかりませんけど、
今のところはそういった会議への政策期待もあるからなのか、
大きな騒ぎにもなっておらず、市場自体も大きな動きはありませんが、
とにかく中国の不穏な空気は頭の片隅にでも置いといた方がいいかも・・

さて、現在の市場の主役である米利上げのサジ加減については、
サジ加減が協議される20-21日のFOMCが最大の焦点ですが、
今夜はISM非製造業景況指数とFRB自らが発表するLMCI、
明日はFOMCの叩き台となるベージュブックが発表されます。

先週に発表されたISM製造業は節目の50割れというドイヒーな結果となり
雇用統計もチョイ悪な結果となり、
利上げに前向きなFRBの姿勢は大丈夫?という疑問の声が上がったものの、
市場の動きとしては、米短期債よりも中長期債が売られ、ドル高が進み、
リアルな利上げ姿勢な動きとなっていたので、
今夜のISM非製造業が、製造業に続き50割れとか低調な結果となり、
FRB自らが発表するLMCIとベージュブックまでが低調な結果となると
FRBの利上げ姿勢は大丈夫なのか?という疑問の声がさらに大きくなり、
市場も米債券高・ドル安という利上げ観測な動きが後退することになり、
我が国には円高という重石が乗っかることになります。

しかしながら昨日も書いた通り、
ここ2週間ほどの間にイエレンおばさん(FRB議長)を始め、
他のFOMCメンバーも相次いで利上げ姿勢を示していたのですから、
よほど足元の米景気に自信を持っているということでしょうし、
少なくともFRB自ら発表するLMCIとベージュブックは、
利上げ姿勢を裏付ける堅調な結果にならないと、
何を根拠に利上げに前向きな姿勢を示してるんや?
ってことになりますからね・・・

そして結局のところ、もし今夜のISM非製造業が悪かろうとも、
FRB自体が利上げ姿勢を緩めなければ、
現状の利上げ姿勢な米債券安・ドル高の基調に変わりもないでしょうけどね。

以上の通り、目先の大きなヤマ場としては、
黒光り銀行会合とFOMCが重なる20-21日であり、
その前のヤマ場としては、
8日のECB理事会→9日のMSQというリレーに変わりはないのですが、
海の向こうの主役である米利上げに絡むヤマ場としては、
今夜のISM非製造業とLMCI、明日のベージュブックということです。

私としては、先にも述べた通りなので、
今夜と明日では発表直後の騒ぎはあれど、利上げ姿勢な基調は変わらず、
冒頭で書いたような中国の爆弾破裂やドル高重石軍団の悲鳴も上がらないまま
8-9日へと突入すると見ておりますけどね。

ちなみに国内についても、利上げ姿勢な動きによる円安と共に、
良好な国内の需給環境からの週末のMSQを見据えた大人の都合による
巻き戻しの動きが継続しておりますが、
本日も相変わらずの激薄商いであり(売買代金は1.62兆円)
心許ないヒョロ上がりが続いております。
本日の空売り比率は4月22日以来の低水準ではありましたので、
4月と同様、空売り比率の底打ちと共に株価も天井となるのか注目です。

ただし薄商い自体は、日本だけではなく欧米市場も同じであり、
日本だけが見離されているというわけでもないので、
利上げ姿勢な基調が継続すると共にドル高重石軍団や欧州金融機関が、
悲鳴を上げない限り、薄商いであろうともひとまず上記のヤマ場までは
割り切って波に乗ればいいでしょう。

ちなみに割り切ってと言うのは、マクロ面・ミクロ面ともに、
国内景気は良好とは言い難い状況だからということです。

そういえば本日発表されたマクドナルドの8月月次売上高(前年比)ですが、
既存店売上高は115.9% 客数107.5%、客単価107.9%、
全店売上高は112.1%となり、伸び率では7月よりも失速しております。

ポケモンGOが7月22日に配信されると共に一大ブームとなったものの
7月の月次には22-31日分しか寄与しなかっただけに、
8月はさぞかし効果が表れているのだろうと思っていたのですが、
個人的には物足りないと思うばかり・・・

マクドとしては前年比でプラスであることは事実なので良いとも言えますし、
さらに任天堂を始めポケモンGOの利益や収益は良かったとしても、
ポケモノミクスと言われていたような国内消費への波及(経済)効果は、
思ったほどでは無いのかな・・・とも思うばかりです。

小売企業の8月月次が低調と言わざるを得ない状況が続いており、
訪日客の消費額も頭打ちとなり、国内消費の弱さが継続しているだけに、
ポケモノミクス効果を期待していたのですが、
真っ黒クロスケの金融政策を含む安倍マリオのアベノミクスに
期待するしかないのでしょうかね・・・

以上の通り、国内外共にリスクは山ほどありますけど、
日米欧の金融政策動向と足元の需給環境からも、
現状としては上記のヤマ場までは、
リスクを横睨みしながら割り切って動くべきでしょう。

ということで、明日のスタンスとしては、基本的に変わりはないですが・・

持ち越し短期勝負の方は、今夜のISM非製造業とLMCIを経ても、
利上げ観測な動き(基調)が変わらずに継続されているのであれば、
ひとまず8-9日のヤマ場までは、割り切って勝負すればいいです。

ただし利上げ観測な基調(米債券安・ドル高)が継続することで
ドル高重石軍団(米株、原油・商品、資源国・新興国)、欧州金融機関が、
悲鳴を上げていないのかどうかも横睨みくらいはしておきましょう。
(不気味に上昇が続いているLIBORとSHIBORも含めて)

腰を据えて新たに参戦する方については、
参戦判断としては持ち越し短期勝負の方と同様でいいです。
すでに腰を据えている方については、今夜と明日や8-9日のヤマ場よりも、
20-21日までは王者の風格で構えておけばいいとは思いますが、
もし米株、原油、新興国等のドル高重石軍団が悲鳴を上げたり、
そもそもの利上げ姿勢が後退してしまってリスクオフ(円買い)へ転じれば、
燻っているリスクは国内外共に多いのも事実なので、
数年単位で勝負している方以外は、一旦は撤退するくらいの方がいいでしょう
商いの伴ったリスクオフとならない限り、過度な警戒は不要ですけどね。
中小型割安狙いの方も同様のスタンスでいいです。

新興市場については、本日は昨日よりも商いの伴う続伸となり、
やや商いが物足りない面もありますが、本格的な資金流入が始まったと捉え、
勝負姿勢に切り替えればいいでしょう。
政策絡みの官民イベントやIPOを始めとするネタは多いので、
新興市場にとって期待できそうな環境は続いてますのでね。
ただしくれぐれも、昨日と本日を上回るような商いを伴っての下落となれば、
潔く勝負姿勢を引っ込めることだけは忘れずに。


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