不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
明日の雇用統計を前に・・・
こんばんはです。

ついに足元でジワジワと上昇していたLIBORに対して、
懸念する声が一部に出ております。
昨日は欧州株が軟調だったのに対して、欧州銀行株は概ね上昇となりましたが
水準そのものはリーマンショック以来の低水準近辺からは脱しておらず、
スットコドイツ銀行とコメルツ銀行が合併を検討なんて話もあったりするので
LIBOR上昇の話題が大きくなると共に、
欧州金融機関の騒ぎが再燃しないことを願うばかりです。

まぁでもLIBORの上昇は月末要因もあるでしょうから、
9月入りとなった本日以降、低下すれば沈静化するかもしれませんが、
同じく上昇が目立つSHIBORの翌日物と1週間物は、
9月入りとなった本日も上昇しているので、ちと気掛かりではあります・・

そしてLIBORの上昇については、
ご存知の通り、米利上げ観測が高まったことも大きな要因ですから
明日の雇用統計が堅調な結果となり、更に米利上げ観測が高まるようだと、
更なるLIBORの上昇へと繋がり、欧州金融機関が悲鳴どころか、
まさかの突然死を迎えないことを祈るばかりです。
CDSも上昇しているだけに、まさかリーマン・・あかん、あかん(笑)
ついでにスペインの再選挙がEU離脱ドミノの再燃・・あかん、あかん(笑)

とにかく米利上げ観測の動向が最も重要ではありますが、
副作用として欧州金融機関の株価とLIBORの動きは見ておきましょう。
もちろん米利上げ観測な動き(米債券安・ドル高)によって、
ドル高が重石という副作用を抱える米株、原油、商品、資源国、新興国も、
症状が現れるのかどうかを見ておく必要はあります。

もし雇用統計が堅調な結果となって利上げ観測が更に強くなることで、
これらの副作用が噴き出すことになると、世界的なリスクオフへと陥り、
定番のリスク回避な円高になるでしょうから、日本株にとっては、
利上げ観測が強まることでの米債券安・ドル高による円安バンザーイ!
とはならないでしょうからね・・・

逆に雇用統計がまさかの低調な結果となり、利上げ観測が遠のくことで、
米債券高・ドル安となれば、これらの副作用にとっては症状が和らぎますが、
日本株にとっては円高が重石になってしまいますので、
そういう意味では、米利上げ観測の動向と共に、
欧州金融機関株、LIBOR、米株、原油・商品、資源国・新興国等、
すべてに目を配るのが面倒であれば、為替だけを見ておく・・・
というシンプルな見方でもいいっちゃあいいのですが、
気付きを(心構えを)早くするためにも見ておいた方がいいとは思います。

さてさて明日の雇用統計の結果は堅調なのか・・・低調なのか・・・
それを受けて米利上げ観測は強くなるのか・・・弱まるのか・・・

私としては繰り返し書いている通り、雇用統計は堅調な結果となることで、
米利上げ観測が強くなり、副作用も限定的だと見ているので、
日本株としても、利上げ観測な米債券安・ドル高が進むことで円安も進み、
堅調な展開が続くと見ております。

昨日も書いた通り、日本株の動きとしては、Brexit騒動以降、
足元では薄商いと共に、あまりにもベタ過ぎる動きが続いているだけに、
こんなにベタでいいのか?という穿った見方もしたくなりますが、
ひとまず黒光り銀行会合とFOMCが重なる20-21日までは
堅調な展開が続くというスーパーベタベタシナリオとなりそうです。

とは言え、さすがにそこまでノンストップで走り続けるというのは、
いくらなんでも無理があるので、一服のきっかけになるものとしては、
明日の米雇用統計、来週末のドラギナイト(ECB理事会)→MSQ、
といういずれかが、これまたベタながら一服のきっかけとなりそうです。
もしどちらも大した一服にもならず、無難な結果となるのであれば、
どちらも小さな一服のきっかになるというパターンもあり得ますが・・・。

とにかく目先としては明日の雇用統計が注目でおます。
Brexit以降のベタ過ぎる動きの中で日本株(日経平均)は、
ECB理事会のあった7月21日、
需給面、マクロ面、ミクロ面の節目が重なった8月12日、
これらが直近の高値を形成しており、
7月21日から15営業日が8月12日であり、
8月12日から15営業日が明日となりますので、
お日柄的には雇用統計をきっかけに一服となってもおかしくはないです。

さらに明日は引け後に指数寄与度の高いファストリが、
8月のユニクロ売上高を発表します。
今日まで発表された小売の8月月次売上を見る限り、決して好調とは言えず、
本日発表の百貨店各社の8月月次は低調です。
ユニクロは百貨店とは違いデフレの象徴であり、
猛暑が追い風とも言えますから、低調とは言い切れない部分はありますけどね
結果はともかく、指数寄与度の高い銘柄なので、
きっかけとして悪用・・・利用される可能性はあるということです。

ちなみに雇用統計と共に、利上げのさじ加減が見えてくる当事国の米国は
週明けの月曜日がレーバーデーの休日という三連休でもありますので、
これも一服のきっかけ要因にはなりそうですが・・・

ただし米株(ダウ)は、8月15日の高値以来、足踏みが続いているので、
もしかすると雇用統計をきっかけに、米株が上に跳ねる可能性はあります。
そうなると日本株も雇用統計で一服というシナリオにはならず、
しかも週明けの月曜は鬼の居ぬ間(米休場)ということで跳ね上がり、
来週末のECB理事会→MSQという次のヤマ場まで突っ走るとも・・・

以上の通り、黒銀会合とFOMCの重なる20-21日が、
目先の最も大きなヤマ場という見方に変わりはないですが
それまでに一服するきっかけとなるのは、明日の雇用統計、
もしくは来週末のECB理事会→MSQと見ております。
どちらもほんの小さな一服であれば、どちらも一服のきっかけになる・・・
というシナリオもありますけど、
それはそれで、あくまで目先の小さなリスクという程度です。

そして年末に向けて都合のよい堅調な展開を望むのであれば、
今週ではなく、需給面も絡む来週末からやや大きめの一服入りとなり、
20-21日をきっかけに年末高を目指すのが好ましいとは言えますけど、
大きな一服もなく20-21日まで堅調すぎる展開になると、
副作用の噴出も含め、それ以降がちと気掛かりではあります。

まぁ今日のところは、20-21日以降のシナリオはともかくとして、
目先としては明日と来週末がヤマ場であり、
超目先としては明日の雇用統計がヤマ場でおます。

明日の判断としては、先に述べたことや昨日迄の記事等を参考にして頂くなり
各自の判断にお任せしますが、私としては雇用統計が堅調な結果で通過し
来週末からの一服というシナリオを想定しております。
(今夜のISMから一服になったりしてね・・・(笑))

ということで、明日のスタンスとしては、基本的に変更はないですが
明日は週末なので改めて書きますと・・・

雇用統計&週跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については、
以上に書いた通りの判断で決めて頂ければいいのですが、
雇用統計は置いといて、シンプルに市場の動きで判断するのであれば、
利上げ観測な基調(米債券安・ドル高)が継続し、
欧州金融機関、ドル高重石軍団(米株、原油・商品、資源国・新興国)が、
悲鳴を上げずに堅調な展開となっていれば、ゴリゴリと勝負すればいいです。

そしてドル高重石軍団が悲鳴という程ではなく軟調という程度に留まり
円安さえ継続しているのであれば、夏枯れの薄商いであろうとも、
割り切って勝負すればいいでしょう

残念ながらドル高重石軍団が悲鳴を上げてリスクオフとなったり、
そもそも米債券高・ドル安という利上げ姿勢後退の動きによって円高となれば
明日は慎重に構えておくのが無難です。

腰を据えて新たに参戦する方については、
動く判断としては持ち越し短期勝負の方と同様でいいでしょう。
もし嵐が吹き荒れてリスクオフとなれば、
本日を含め繰り返し書いている通り、リスクが多いのも事実なので、
数年単位で勝負している方以外は、潔く一旦は撤退するという姿勢は忘れずに
中小型割安狙いの方も同様です。

新興市場については、主力大型株の動向も大きく影響しますが、
市場全体の夏枯れ相場が終わる様であれば、
先週からIPOの決定も相次ぎ、今週からIPOも再開され、
さらに政策絡みの官民イベントを始めネタは多いので、
新興市場にとって期待できそうな環境だとは懲りずに見ておりますが・・・
現実は資金流入とは程遠い商いなので、
まずはシンプルに判断し、商いの伴った上昇が「継続」するまでは、
自身で動きを把握しているテーマ株等の銘柄以外は、
リスキーな勝負を避けるのが無難ではあります。

お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。


スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2017 不沈艦日記. all rights reserved.