不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
ジャクソンホールを受けた週末状況
こんにちは。

昨日はいつもの如くモーニングを食べようと、
近所のオサレカフェ・・・ではなく、掃き溜めの様な喫茶店にカチ込むと、
いつもの怪しげなエスニックなBGMとTVの音に混じり、
レジの横から「リーーン♪リーーン♪リーーン♪」と涼やかな音色が聞こえ、
音のする方に目を向けると、水槽の中で鈴虫が合唱をしており、
1cup250円と書かれた張り紙が・・・

いやいや・・・喫茶店に鈴虫って・・・しかも販売って・・・
っつうか、鈴虫の販売単位って1cupって言うんかいな・・・
色々とツッコミたくなる衝動を抑えながら、水槽に顔を近付けると、
地獄絵図のようにいるわいるわの鈴虫の大群・・・

そして無口過ぎるニヒルなマスターキャラなのに、
実は中国人だったことが最近判明した店主と、
ジャガイモに割り箸を刺したようなユルキャラ体形ということで、
私が勝手にジャガ箸さんと呼んでいる店主の嫁さんの方に目を向けると、

「トーストモーニングでええか?」と何事も無かったかのように聞かれ、
「あ、はい、トーストで」と答える素直なゴリラ男・・・

しばらくするとジャガ箸さんが、
煮詰まった醤油の様なコーヒーとトーストモーニングを運んで来たので、

「あの鈴虫は?」と聞くと、
「いるか?」とベテランのペットショップの様な態度で答えるジャガ箸・・
「いらんけど、なんでまた急に鈴虫を・・・」
「たまたま鈴虫屋さんと知り合って、販売することになったんよ」
「す、す、鈴虫屋?そんな商売あるんでっか?」
「私もよう知らんねんけど、あるみたいやで、あの●●さんの知り合いでな」
「そ、そ、そうでっか・・・」

なるほど・・・この喫茶店の常連であり、当ブログでもお馴染みでもある
数十年に渡り相場に巣食っている大証2部オヤジが噛んでいるようで・・・
新手のみかじめ料なのか、何なのかよくわかりませんが、
昨日から鈴虫の音が奏でられる風流な鈴虫喫茶となっております・・・
サラダにキュウリが入っていると複雑な気分にはなりますけどね。

ちなみに鈴虫ブローカーと化した大証2部オヤジは、
最近の香ばしい銘柄の賑わいもあってなのか、
米利上げもイエレンもジャクソンホールも黒い爆買いもへったくれも無く、
連日の様に上機嫌で朝から弟子と一緒にカツカレーを食ってます。
相変わらず中国がヤバいヤバいとは頻繁に言っておりますが、
あくまで理財商品や地方債、不動産バブルといった具体的な懸念ではなく、
自ら頻繁に中国へ足を運んでいることでの肌感覚のようですけどね。
もしかしたら中国へは鈴虫を仕入れに・・・んな訳ないか。


さて、仕手株に目を向ける大証2部オヤジとは違い、マーケットにおいては、
昨夜行われたジャクソンホールでのイエレンおばちゃまの講演にて
米利上げに対する姿勢をどう示すのかという点に視線が集中することに・・

金融政策への言及は出来ないとの意見もありましたが、
そんな意見など知るかボケッ!とばかりにイエレンおばちゃまは、
のっけから利上げに対する姿勢に言及し、
利上げ出来る環境は整いつつあると前向きな姿勢を表明し、
その後はフィッシャーFRB副議長が追撃するように、
改めて利上げへの前向きな姿勢を表明することに。

両名共に今後の米経済指標次第だとは言っておりますが、
現状としては利上げ出来る環境により近づいているとの認識であり、
先週から頻発していた他のFOMCメンバーによる、
利上げへの前向き姿勢と一致する結果となりました。

ちなみに先週以降に発言したFOMCでの投票権を有するメンバーの中で、
利上げ姿勢を示したのは、
昨夜のイエレンおばちゃま(FRB議長)とフィッシャーFRB議長を始め
NY連銀ダドリー総裁、クリーブランド連銀メスター総裁、
カンザスシティ連銀ジョージ総裁、ボストン連銀ローゼングレン総裁であり、
投票権を有する10名中の6名となったわけですから、
FRB内の票読みとしても利上げ色が強くなっているということです。
時期についても9月利上げの可能性が、講演前よりも高まっております。

そんな小難しい解説の詳細は、頭の良い人達の記事でも見て頂くとして、
脳みそ筋肉ゴリラとしては、市場の受け止め(反応)を見て、
判断するのが妥当ですから、昨夜の市場の反応を見渡すと・・・

肝心の米債券は債券安(米金利上昇)、ドル高となっており、
ゴリゴリの利上げ姿勢な動きと言えます。

しかしながらドル高が重石となる面々はというと、
米株は商いがやや膨らんだことは良いもののマチマチの動きとなり、
VIXもほぼ横ばいの13.65、
原油はほぼ横ばい、景気の鏡である銅もほぼ横ばいで軟調なまま、
その他の商品も軟調、CRB指数は小幅安と軟調なまま、
安全資産の金はほぼ横ばいと言える小反発となり、高値圏を維持しております

資源国・新興国はドル高による通貨安を始め、株価もやや軟調に反応し、
動きとしては資金流出の動きですが、水準そのものは心配する程ではないです

中国は当局のサジ加減次第なので、何とも言えないところはありますが、
相変わらず人民元安が進んでおり(債券高)、足元では株価もやや一服基調、
ちと気になるのはSHIBORの上昇であり、
月末恒例の動きとも言えるので、9月になって下がるのかどうかでおます。

以上の通り、ゴリゴリの利上げ姿勢な動き(米債券安・ドル高)なのですが、
ドル高が重石となる面々は、週明け以降、
これまでの利上げへの地均しの成果を示すような踏ん張りを見せられれば
世界的なリスクオン状態となりますが、昨夜の動きを見る限り、
大きく崩れてはいないものの、ややドル高を嫌う動きとなっております。

為替市場については、以上の通り、ドル高・新興国通貨安となりましたが、
主要通貨はドル>ポンド>ユーロ>円
というようにリスク回避で買われる円が最弱となっているので、
リスクオンな動きとも言えますが、先にも述べた通り、
安全資産の金は踏ん張っており、ドル高が重石となる面々は以上の通りなので
金融市場全体としてはリスクオンではないです。

そしてBrexit騒動を機に、再び金融緩和へと舵を切った英国は、
イエレン講演後に米債に引っ張られることなく金融政策通りの債券高を維持し
株価も薄商いながらも小反発(その後の先物は横ばい)で引けております。

我が国と同様、ゴリゴリの金融緩和真っ只中のユーロ圏は、
イエレン講演後に米債に引っ張られたのか、やや債券安となっており、
金融政策に反する動きではありますが、株価はドル高ユーロ安期待もあるのか
薄商いながらも反発し、南欧重債務国も概ね落ち着いております。

足元で危うい動きである欧州金融機関株は、
イタリア銀行株の低迷ぶりは変わりませんが、昨夜は概ね上昇しており、
昨夜の急速な米利上げ姿勢な動き(米債券安・ドル高)によって、
トドメを刺されるような動きにはなっておりまへん。
ちなみに銀行間金利のジワジワ上昇は継続しているので、
欧州金融機関は来週以降が肝心とも言えます。

最後に我が国ですが、米利上げ姿勢な動き(米債券安・ドル高)によって、
我が国の債券が売られているのがやや気掛かりですが、
昨夜は円最弱となったこともあり、イエレン講演後の先物は上昇しており、
シカゴ日経平均先物も16590円と堅調に帰って来ております。

ただしこの堅調ぶりが続くのかどうかは、
先に述べた米株、油を始めとするドル高が重石となる面々が踏ん張れるか、
我が国の債券も踏ん張れるか・・・次第と言えます。

とりあえず昨夜のイエレンおばさん講演を受けて、
日本株としては、繰り返し書いてきた通りのベタ過ぎる反発となっております
(市場の中では少数派の見方ではありましたけど・・・)

まぁ今夜未明(25時30分)には黒だるま親方も登壇するので、
発言内容次第では状況が変化する可能性もありますが、
以上のイエレン講演後の週末状況を踏まえながら、
来週以降の見通しについては明日の記事で改めて書きます。

引き続き良い週末をお過ごしください。

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コメント

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A | URL | 2016-08-27-Sat 11:53 [編集]
ジャガ箸さんw

2部オヤジさんは鰻の稚魚ブローカーにも手を染めたことがあるんじゃないかな、想像ですがw

騰がるといいですねぇ
わたしも念じております(。-人-。)
Aさんへ
マーケット番長 | URL | 2016-08-27-Sat 12:00 [編集]
> ジャガ箸さんw

もちろん本人には言っておりませんw

> 2部オヤジさんは鰻の稚魚ブローカーにも手を染めたことがあるんじゃないかな、想像ですがw

意外と相場一筋のようにも見えるだけに、
鈴虫はどういう意図なのかわかりませんがw
クワガタの繁殖やミミズの養殖でもやってたら笑いますけどw

> 騰がるといいですねぇ
> わたしも念じております(。-人-。)

まだ安心はできませんけど、
ひとまず無難には通過したという感じです。

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