不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
明日に備えて
こんばんはです。

さぁ!いよいよ明日はジャクソンボールでイエレンGO・・・ではなく、
ジャクソンホールでのイエレンおばさんの講演でおます。


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何度も書いている通り、Brexit騒動から本日までの動きを見ると、
この間に安倍ちゃんマンと黒ダヌキの政策が出ようとも、
動くきっかけとなったのは7月8日のSQと米雇用統計、
7月21日のECB理事会、8月4日の米雇用統計、
そして需給面、マクロ面、ミクロ面の節目となった12日、
という海の向こうを中心としたベタ過ぎるきっかけばかりだったので、
またしても26日がホンマにきっかけとなるのか?
というベタ過ぎるが故の疑念は募るばかりではあります・・・

かと言って、市場の動きから見た不穏・・・危ういものとしては、
欧州銀行株が最も危うく、その次に危ういものとしては、
地味に上昇している銀行間金利、原油安、銅安、堅調な金、我が国の債券安
といったところですから、市場からの良からぬ兆しとしては、
素直に受け取るならば欧州銀行株なのでしょうけど、
何ともベタ過ぎるだけにねぇ・・・

とにかく日欧を始めとする過剰なドーピング注入によって、
リスクの症状を抑えているからなのか、
市場で囁かれている米英中の不動産バブルとか中国の理財商品等も、
イマイチ動きとしては深刻な症状が見当たらず、
だからこそ嵐の前の静けさの様な夏枯れ膠着相場となっているのか・・・

見方を変えると、政治(EU離脱ドミノ等)、テロ、戦争
といった金融市場とは直接的に関係ないリスクが潜んでいるのか・・・

何にせよ、くれぐれも最近のスポーツ界で蔓延る高度なドーピングと同様、
予兆も無く突然死を迎えるというサプライズがないことを願うばかりです。
昔のドーピングの様に、声が変わるとか、ヒゲが生えるとか、
ビーチクが膨らむとか、廃人になるとか・・・の症状が、
市場でも現れてくれるといいのですが、
金融版ドーピングも高度化しているからなのか、どうも症状が分かり難いです

そういえば本日は、売買代金が1.7兆円という激薄商いの中、
黒いドーピングが注入されたにも関わらず、日本株は下落・・・

ひえぇぇぇぇ!!!!大変だぁぁぁぁ!!!!

と騒ぎたくもなるのですが、2回目の黒いドーピング注入となった10日も
日本株は下げていたので、本日と買入のタイミング等に違いはあったとしても
今さらと言えば今さらだとは思いますし、
長期的には需給を引き締める効果があるのは間違いとも思いますが、
ここ最近、繰り広げられていた黒いドーピングを窺うような目先の睨み効果は
本日の動きによって、短期的(一日?)な睨み効果が剥げ落ちただけでなく
もはや発動条件すらもどうでもよくなったような気もするばかりです(笑)
(しつこいようですが、今さらですけどね。)

そもそも効果すら無かったんだとしても、
市場の心理としては、ちとよろしくないとは思うのですが・・・(笑)

しかもジャクソンホールという目先のヤマ場が明日に控えている状況で、
こんなこと(黒い睨み効果の剥落)が改めて意識されることになると、
ベタ過ぎる動きを加速させることにもなり兼ねず・・・
(もちろん株安を加速させる要因としてね)

まぁとにかく、明日は目先のベタ過ぎるヤマ場であるジャクソンホールです

イエレンおばさんから金融政策に対する具体的な言及が無かったとしても、
足元の米経済に対して強気な見方を示せば、
先週から続くFOMCメンバーの利上げ姿勢という前フリとも相まって、
市場は利上げに前向きだと受け止める可能性はありますし、
足元の米経済に対して弱気な見方を示せば、
市場は利上げに後ろ向きだと受け止める可能性はあります。
しかも市場は薄商いでの膠着状態が続いているだけに、
講演内容はともかくとしても、動くきっかけ(口実)となり得ます。
(他にも黒ダヌキやドラギえもんらも出席するようなので、
 イエレンおばさん以外にも、きっかけとなる候補者は多いですからね。)

果たして、どちらになるのやら・・・

利上げに前向きだと受け止め、米債券安・ドル高となっても、
これまで時間を掛けて地均ししてきたことで、
ドル高が重石となる米株(米経済)、原油・商品、資源国・新興国が
耐久力を示す堅調な動きとなれば、
ドル高による通貨安が追い風となる日英欧と共に
世界的なリスクオンとなりますが・・・

もしドル高が重石となる面々から悲鳴が上がったり、
欧州金融機関がトドメを刺されたり、症状が見えななかったものが突然死
なんてことになるとリーマンショック級とまでは言いませんが、
単純に世界的なリスクオフとなりますので、
日本株は定番のリスク回避な円ゴリラに襲われることになります・・・

一方、利上げに後ろ向きだと受け止め、米債券高・ドル安となれば、
ドル高が重石となる面々には歓迎され、欧州金融機関の負担も軽くなりますが
ドル安による通貨高が重石となる日英欧だけが軟調になる・・・

もしくは利上げも出来ないほどに米経済は弱っていると受け止められると、
少なくとも米英欧日という先進国がリスクオフとなる可能性はあります。

以上の通り、4通りのシナリオが考えられますが、
そもそも明日は何のきっかけにもならないという第五のシナリオとなれば、
黒銀会合とFOMCが重なる9月21-22日が最大のヤマ場となり、
9月2日の雇用統計、9月4-5日のG20首脳会議、
9月8日のECB理事会、9月9日のMSQ、9月15日の英中銀会合、
9月16日の米MSQといったイベントが、
21-22日に向けて右往左往するきっかけになるという感じでおます。
これもまたベタ過ぎる第五のシナリオではありますけどね。

以上が動くきっかけとなった場合の4つのシナリオ、
動かなった場合の第五のシナリオとなりますが、もはや明日を待つばかりです
(個人的には利上げに前向きだと受け止められることでのリスクオン
 という最初のシナリオになるのではとポジティブに見てますけどね。)

ちなみに足元の国内の需給環境としては、
黒いドーピングの短期的な効果は薄れたものの
裁定買い残、信用買い残、為替ポジ等の需給環境は良好であり、
海の向こうでは、皮肉なことではあるのですが、
週末にはハリケーンが米南部・メキシコ湾を襲う見通しであり
そうなると原油高になる可能性があるという皮肉な材料もあったりします。
(日本にも台風10号が週末から週明けに上陸するようですけどね)

ということで、明日のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上に書いたシナリオから、
自分に合ったシナリオに合わせて動けばいいのですが、
慎重に動くのであれば、明日を見極めてから週明けに動くのが無難でおます。

そしていつも書いていることではありますが、
米英欧の債券高、ドル安、原油安(銅を始め商品安も)、ゴールド高、
欧州金融株安(特にイタリアの銀行株)、銀行間金利の上昇、
これらの動きになっているのかどうかの横睨みも忘れずに。

腰を据えて新たに参戦する方についても、
動く判断としては持ち越し短期勝負の方と同様でいいのですが、
万が一、明日以降にリスクオフとなった場合、
現状は事が大きくなる可能性を秘めているので
有無を言わせず週明けには潔く一旦は撤退するという姿勢は忘れずに。
中小型割安狙いの方も同様です。

新興市場については、明日以降の主力大型株の動向が大きく影響しますが、
現状は資金流入とは言えない薄商いが継続しているので、
まずはシンプルに商いの伴った上昇が「継続」するまでは、
自身で動きを把握しているテーマ株等の銘柄以外は、
リスキーな勝負を避けた方がいいでしょう。

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