不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
ベタ過ぎる違和感はあるものの・・・
こんばんはです。

今回のリオ五輪は満足度が高かったからなのか、
屁こいて一晩寝たら、ポッカリと開いていた心の穴は埋まり、
すっかり五輪ロスからは立ち直っておりますが、
市場では五輪が閉幕しようとも、閉会式で安倍マリオが粋な演出をしようとも
一向に商いが膨らむ気配は無く、夏枯れ・残暑相場が継続中でおます・・・

そういえばロシアではゴリゴリのプーチン大統領が、
ガリガリガリ勉タイプのメドベージュフ首相に筋トレを指導した後、


kinntore.png

二人でゴリゴリの肉を焼いて食べるというBBQコントを繰り広げ、

bbq.png
kanpai.png

という笑ってはいけないクレムリンなVTRもあったり、
我らが小泉純一郎は米国に乗り込んでプレスリーを唄い上げ、
ブッシュ大統領夫妻が引きつった苦笑いを見せる迷シーンもありましたので、
安倍ちゃんマンにとっても砕けた演出は良かったのではと思うばかりです。
何よりあの演出も含め、世界的には好評価だったようですからね。

とりあえず昨夜は米英欧といった海の向こうも薄商いだったので、
日本だけがシカトされるというお寒い状態でなかったことは救いではあります

だからこそ国内からインパクトのある材料でも飛び出せば、
日本買いを招くことも出来そうなのですが、
これといって日本株全体が盛り上がる様な新味のある材料は見当たらず、
相変わらず黒い巨砲の動向にばかり気を取られている相場が続いております。

本日は前引けでTOPIXがマイナスだったこともあり、
黒い巨砲の3発目がぶっ放されるとの期待も高まり、
後場開始直後は16663円までピロピロと駆け上がったものの、
13時からの黒田院長の総回診(講演)が終わるのに合わせたかのように、
円高と共に雪崩式ブレーンバスターばりの崩落が始まり、
終わって見れば日経平均株価は16497円と100円安(0.61%安)、
TOPIXは0.47%安と終了・・・
売買代金も1.81兆円と夏枯れ・残暑の薄商い・・・

まぁでも、こんなペラ商いで707億円の黒い巨砲なんかぶっ放すようだと、
もはや中国を笑ってる場合ではなく、日本人民共和国と言われ兼ねず、
さすがに海の向こうからも呆れ果てられてもおかしくないですから、
本日は結果的に黒い巨砲が不発で良かったです。

とりあえず国内環境としては、賛否はあるものの、
黒い巨砲を含めた需給環境だけは良好なのは事実であり、
これの巻き戻しが起きるきっかけとなる新味の材料が無い状態なので、
現状は海の向こうからのきっかけ材料待ちという状況が続いております。

そんな海の向こうからのきっかけとなる主役の材料としては、
金融市場の総本山であるFRBによる米利上げのサジ加減ですから、
26日のジャクソンホールでのイエレンおばさん(FRB議長)の講演が、
目先のきっかけイベントとしてのヤマ場といえます。

講演内容に具体的な利上げのサジ加減に対する言及が無くとも、
市場は講演内容をどうにでも解釈してきっかけとする可能性が大いにあるので
目先のヤマ場には十分なり得るということです。

ジャクソンホールシンポジウム自体も25-27日まで開催され、
我らが黒田院長だけでなくドラギえもん(ECB総裁)をはじめ、
金融市場にとって影響の大きい要人たちも出席し、
あれやこれやディスカッションや講演が繰り広げられますので、
もしかするとイエレンおばさんではなく、他のFOMCメンバーであったり、
我らが黒田院長がきっかけになる可能性もありますけどね。

それにしても・・・これまでの日経平均株価の動きを見ると・・・

需給面、マクロ面、ミクロ面の節目だった12日から一服入りとなり、
次のヤマ場が26日のジャクソンホールというのも・・・
なんとも動きとしてはベタ過ぎるような気がしてならないと思うばかりです。

ついでにさらに遡れば、6月23日のBrexit騒動で世界的な株安となり
その後は7月26-27日に据置となったFOMC、
ETFの爆買いを決めた7月28-29日の黒光り銀行会合、
安倍ちゃんマンの新たな経済対策が閣議決定された8月2日
という重要なイベントもあったのですが、結果的には・・・
Brexit騒動後は7月8日のSQと米雇用統計で反発、
7月21日のECB理事会で一服、8月4日の米雇用統計で反発、
と言わざるを得ない動きとなっており、そして上記の12日で一服となり、
26日のジャクソンホールへと目が向けられているという現状です。

見ての通り、結局は海の向こうが動くきっかけとなり、
国内の需給環境が呼応するという流れになっているのが現実なので、
ベタ過ぎるとは思いながらも、まずは26日がヤマ場と見ておくのが、
賢明なのではないかなと・・・
そしてしつこいようですが、国内の需給環境だけは良好なので、
これまた呼応する形で、リスクオンになるのではと見ておりますが・・・

もし26日がきっかけとならなければ、
次は黒銀会合とFOMCが重なる9月21-22日が最大のヤマ場ですが、
その前には9月2日の雇用統計、9月4-5日のG20首脳会議、
9月8日のECB理事会、9月9日のMSQ、9月15日の英中銀会合、
9月16日の米MSQというものもあります。

いずれにせよベタ過ぎる動きのような気がするだけでなく、
過去を振り返ると9月は何かと良からぬことが起きますし、
8月も良からぬことが多い月ではありますから、
ついつい粗探しに勤しんでしまいます(笑)

ちなみに粗捜しとしてベタなところでは、
株価がリーマンショック以来の水準近辺となっている欧州金融機関であり、
とくにイタリアの銀行株は安値を割っているものが多く、
昨夜はデマだとは思うのですが(株価は全く動いてなかったので)
ドイツ銀行のキナ臭い話もあります。
他には中国の理財商品と地方債、米英中の不動産バブル、
まさかの日本の不動産バブル、産油国・資源国の財政、
米国の自動車サブプライムと学生ローン、EU離脱ドミノ、
テロを含む中東情勢等々といったところでしょうか・・・

いやはや、何か起きるのでは・・・と思う程に、
ベタな動きが継続しております。

ということなので、まずは26日のジャクソンホールでのイエレン講演が、
きっかけとなるヤマ場という見方に変わりは無いです。

ちなみに昨夜から米債券高・ドル安という利上げ先送り観測な動きであり
円最強高、油安、金上昇、英欧も債券高というリスクオフ風味な動きです。
ただし欧州金融機関株は反発していたり、本日の欧州株も反発、
ダウ先はドル安万歳なのか堅調な動きではありますが、
26日がヤマ場であることに変わりはないでしょう。
少なくとも我が国にとっては、米債券高・ドル安による円高圧力が続き、
我が国の債券安による金利差縮小での円高圧力もありますので、
同じく26日がヤマ場であることに変わりはないです。

従って明日のスタンスとしては、特に変更はないですが・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので、
ベタ過ぎますけど、勝負するのは26日以降として、
今週は26日まで慎重に動くのが無難です。

もし26日を前に米利上げ観測な動き(米債券安・ドル高)となったとしても
米株、資源国・新興国、原油及び商品、欧州金融株等が、
悲鳴を上げる可能性もありますし、いつも書いていることではありますが、
米英欧債券の債券高、ドル安、原油安(銅を始め商品安も)、ゴールド高、
欧州金融株安(特にイタリアの銀行株)、銀行間金利の上昇、
これらの動きになっていないのかどうかを横睨みはするのを忘れずに。

腰を据えて新たに参戦する方についても、
動く判断としては持ち越し短期勝負の方と同様でいいのですが、
26日以降を見据えるなり、数年単位で勝負する方については、
万が一26日以降、リスクオフとなった場合、
有無を言わせず潔く撤退する覚悟だけを忘れないならば、
好きなタイミングで参戦すればいいでしょう。
中小型割安狙いの方も同様です。

新興市場については、26日まで主力大型株が一服モードとなれば、
資金流入期待もありますが、残念ながら現状はそうでは無いので
まずはシンプルに商いの伴った上昇が「継続」するまでは、
自身で動きを把握しているテーマ株等の銘柄以外は、
リスキーな勝負を避けた方がいいでしょう。

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コメント

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Wow
みずほ | URL | 2016-08-25-Thu 18:58 [編集]
ラブラプーチンですね♪こんな笑顔、Wow(^_^;)
短い夏を満喫していただきたいと思います~。
みずほさんへ
マーケット番長 | URL | 2016-08-25-Thu 19:54 [編集]
> ラブラプーチンですね♪こんな笑顔、Wow(^_^;)

実はだいぶ前の映像なんですけどねw

> 短い夏を満喫していただきたいと思います~。

来週は安倍ちゃんとの首脳会談もあるので、
ぜひとも一緒に筋トレとBBQをやれば、
さらに親密になれるかもw

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