不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
ベタ過ぎる動きが継続中
こんばんはです。

今日もセミが鳴いていない・・・気が付いたのは土曜日なので、
かれこれ4日間は全く聞いてないことになるのですが、
猛暑だからなのでしょうかね・・・
詳しいセミの生態はわかりませんが、ネットでざっと見た限り、
高温すぎると鳴かないとの情報もありますし、
私の地域だけでの局地的な現象でも無さそうですから、
近所のイノシシくんが雨の降る前に山へ帰ったり、
地震の前にナマズが暴れるとかの良からぬ予兆ではなく、
やはり猛暑なんでしょうかね。
それにしてもツクツクボウシの鳴き声を聞くことなく夏が終わるのは、
なんとも違和感を感じるばかりです。

そういえば違和感といえば、本日発表された首都圏マンション発売戸数が、
前年同月比30.7%減と8カ月連続のマイナスとなり
1戸当り価格は前年同月比5.0%減 1㎡単価は同5.2%減・・・
最近はマンションを売却したので、不動産屋とも話す機会があるのですが、
都市部ではバブているとも言っており、実際に私の物件も即売れだったので
何とも違和感のある結果だとは思いますが・・・
7月の近畿圏マンション発売戸数は前年同月比12.4%増と3カ月ぶり増
1戸当り価格は前年同月比7.4%増、1㎡単価は同6.9%増なので、
首都圏とは違うとも言えますけどね・・・

さて、セミが鳴くこともなく、閑古鳥だけが鳴いている東京市場・・・
本日は引け前の1分間で、何があったのかはわかりませんが、
一気に約2700億円の商いがあったものの(マザでも約300億円?)
売買代金は1.97兆円と2兆円割れでおます。

引け後に発表された12日時点(SQ日)の裁定買い残を見ると、
クリビツテンギョーの3.13億株まで減少しており、
売買代金も含めると、悪夢の民主党時代のような状況です・・・

もはや異人たちは安倍ちゃんマンの政策への期待を抱くこともなく、
日本株自体への興味を失ってしまったのでしょうか・・・
それとも中国のようなルール無用な黒光り銀行のETF爆買い大作戦に対し、
付き合い切れんと愛想を尽かせたのでしょうか・・・

それにしても・・・安倍ちゃんが経済対策を発表し、
賛否はあれど黒光り銀行がETF爆買いの追加金玉緩和に動き、
12日には国内企業決算が悪いなりにも想定の範囲内程度で一巡し、
マクロ指標は低調ながらも政策期待が高まるという解釈も出来ますし、
需給面では先に述べた黒い爆買いや低水準すぎる裁定買い残を始め、
良好だと言わざるを得ない需給環境な上に、
SQ、6月安値の裏、45日前ルール期限といった需給の節目も通過したので
いくら夏枯れだとは言え・・・という心配になる閑散な状況でおます。

そんな商いをはじめとする活気はともかくとして、動きとしては・・・
12日からのヤマ場をきっかけに一服モードとなっており、
本日は久し振りに日経が273円安(1.62%)、
TOPIXが1.38%安と大幅安となり、
本日は前引けのTOPIX職人の仕業なのか、黒い爆買いも炸裂せず、
ヤマ場からの動きとしては、シックリとくる動きではあります。

そして前回の黒銀会合以降続いているマイナス金利撤廃観測と共に、
海の向こうよりも債券安状態が続いており(水準よりも変動幅)、
昨夜は海の向こうが債券安となる一方、本日の我が国は債券高で始まり、
金利差拡大によって円高圧力が和らぐのかとも思いましたが、
残念ながら海の向こうが一夜明けて債券高へと転じて再び金利差が縮小し、
見ての通り、1ドル100円台円前半までの円ゴリラとなっております・・

さすがに100円を割れるようだと、黒電話が鳴るか(レートチェック)、
安倍ちゃんマンの為替介入もありそうですが、これらが無ければ・・・
我が国の債券が戻すなり、海の向こうがリスクオンになることで、
特に米債が我が国以上に債券安とならなければ、
円ゴリラ状態(円高圧力)が続くことになります・・・

もしくは黒い巨砲(ETF爆買い)をぶっ放して無理くりにでも株高にして
株買い・円売りモードのスイッチを入れるなりしないと・・・
それこそ一気にETFを1400億円くらい買えば・・・はともかく、
先にも述べた通り、足元の需給環境としては、
株買い・円売りの余地が大きいことだけは間違いなく、
何かきっかけさえあればスイッチは入りそうですからね・・・

ほんまに民主党時代の様に日本株への興味ゼロという事態に陥ってるならば、
もはやアテにはなりまへんけど・・・

とにかくきっかけとしては、ベタ過ぎるなぁ・・・とは思いますが、
26日のジャクソンホールでのイエレンおばさんの講演になりそうです。

その講演でゴリゴリの利上げ姿勢を打ち出すと、
動きとしては米債券安・ドル高となり、我が国は円安という恩恵はあれど、
米国自体が悲鳴を上げる可能性があるので、
年内に一度程度のソフトな利上げ姿勢に留めてくれるのが、
わが国だけでなく、海の向こうも含めて理想的ではあります。

久し振りにジャクソンホールシンポジウムへの注目が集まっているだけに、
嫌な予感がしなくも無いだけに、悲観的過ぎる利上げの先送り姿勢となれば
米国や新興国にとってはドル安(米債券高)万歳となる可能性もありますが
下手をすれば悲観的過ぎる利上げの先送り姿勢は、ドル安万歳とはならず、
単なるリスクオフになる可能性もありますからね。
いずれにせよゴリゴリの金融緩和真っ只中の我が国とユーロ圏にとっては、
通貨高が重石となりますし、金融緩和に動いたばかりの英国にとっても、
よろしくないことではあります。

以上の通り、日本株への興味が無くなったような閑散ぶり、
継続している債券安を始めとする円高圧力は気がかりですが、
動きとしては12日からのヤマ場をきっかけに一服していること自体は
違和感の無い動きですから、このままベタに26日のジャクソンホールまで、
一服か揉み合いモードが継続することが、最もわかりやすい動きであり、
今のところはそうなると見ております・・・
あまりにもベタ過ぎるだけに、懸命に疑いの目で見ており、
何かあるとすれば、黒ちゃんか安倍ちゃんきっかけだとは思いますが・・
それとも今夜の米CPIが堅調すぎる結果となって、
利上げだワッショイ!となることか・・・
とりあえず今日のところはベタなシナリオとしておきます。

ちなみに超目先である明後日の寄り前までのきっかけ候補イベントとしては、
45日前ルール期限明けとなる今夜は、米7月消費者物価、米7月住宅着工、
米7月鉱工業生産、米小売企業決算、明日の引け後は7月訪日外客数、
明晩はスペインの連立協議、週間原油在庫、FOMC議事要旨、
米小売企業決算、明後日の寄り前は7月貿易収支といったところです。

ということで、明日のスタンスとしては、特に変更はないですが・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので、
円高圧力の構図が継続している限り、26日まで慎重に動くのが無難ですが、
何かをきっかけに需給面での巻き戻し相場や黒い問答無用相場となれば、
海の向こうの動きとして、金融緩和中の英欧の債券高・通貨安はいいとしても
リスクの火薬庫である欧州金融機関株安、上昇が継続している銀行間金利、
原油安(銅安も)、ゴールド高、特に我が国としては米国の債券高・ドル安、
これらの動きになっているのかどうかを見ながら立ち回ってください。
どこまで許容するのかは人それぞれですが、しつこいようですけど、
せめて米債券とドルの動きだけはよく見ておきましょう。

腰を据えて新たに参戦する方についても、
持ち越し短期勝負の方と同様の判断で動けばいいのですが、
26日以降を見据えるなり、数年単位で勝負する方については、
もし26日のジャクソンホール以降にゴリゴリのリスクオフとなった場合は、
潔く撤退するという覚悟を持ってならば、
好きなタイミングで参戦すればいいでしょう。
中小型割安狙いの方も同様です。

新興市場については、26日まで主力大型株が一服モードとなれば、
そーせいを始めとする新興主力どころの決算を通過したのも相まって
新興市場へ資金が戻って来る可能性も期待できそうであり、
本日もマザは反発が続いていたり、引け間際に一気に商いが膨らみましたが
まずはシンプルに商いの伴った上昇が「継続」するまでは、
自身で動きを把握しているテーマ株等の銘柄以外は、
リスキーな勝負を避けた方がいいでしょう。



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