不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
クジラでもイナゴでもなく閑古鳥が鳴くヤマ場明け
こんばんはです。

過去最多のメダルを獲得した柔道の代表チームが帰国し、
讃える声も多いですが、言っても柔道発祥の国ですから、
金メダル以外は敗北という考えだけは忘れないようにして頂きたいものです。
まぁでも井上康生監督の下でそれなりの結果を出したので
個人的には井上監督の嫁さんである東原亜希の祟りに見舞われなかったことが
最も良かったことなのかなとも思ったり・・・(笑)
一時はマーケットでも祟り起こしていた東原亜希ですから、
今回の五輪を機に、魔力が消えることを願うばかりです。
ついでに個人的には、前監督の篠原が不憫に思えてならないです(笑)

さて、リオ五輪は猫ひろしが日本勢を食った日ニャー・・・
ではなく、ウサイン・ボルトを始めとする花形の陸上競技も始まり、
ゴリゴリの吉田沙保里アニキや伊調馨アニキが登場するレスリングも控え、
まだまだ五輪は盛り上がりを見せており、
私のテンションも上がりきったままですが・・・

マーケットの方はと言うと、
本日の売買代金は今年2番目の低水準である1.57兆円に留まり、
外国産のイナゴが飛来することもなく、
ヒッチコックのように閑古鳥だけが飛び回っております。

先週末の12日にSQ、2月安値の裏、国内企業決算一巡、
中国経済統計、ユーロ圏各国の4-6月期GDP、米7月小売売上高、
週明けの本日は寄り前に我が国の4-6月期GDP・速報値が発表され、
国内外共に最近は風化気味でもあるいわゆる45日前ルールの該当日
というように、12日から目先のヤマ場を迎え、
ベタではありますが、26日のジャクソンホールまでの方向感を決めるように
それなりに盛り上がるのかとも思ったのですが・・・

厳密には明日の16日以降の動き次第ではありますが、
我が国としては今朝にGDPが発表されただけに、
ヤマ場をほぼ通過したとも言えるのですが・・・

ちなみに4-6月期GDPに対しては、2期連続のプラス成長だとか、
市場予想を下回ろうとも政策期待が高まることになるとか、
ポジティブな解釈も見られますが、本日の動きを見る限り、
残念ながらそうとも言えず・・・

12日でほぼ一巡となった企業決算についても、
思ったほどに悪くないと評価されていたり
数値的にもEPSの低下を招いていないので、
いよいよ日本買いの口実となるのかと警戒・・・(笑)
失礼、期待していたのですが、本日の激薄商いからも、
残念ながら日本買いとは言えないです。

そして激薄商いだからこそ、ビニールプールではしゃぐ大人・・・
家庭用の湯船に浸かる曙・・ではなく池の中のクジラと言わんばかりに、
黒ナガスクジラのETF爆買い(707億円)による需給のタイト化と共に
足元の裁定買い残等の仮需面での良好な環境も相まって、
マクロ面やミクロ面(業績)からの商いを伴う日本買いにはならずとも、
需給面のみの大人の都合による商いも伴わない日本買いにすらもならず・・

まぁ円高が進んでいるにも関わらず、本日の日本株は小幅安だったので、
黒ナガスクジラの存在感による踏ん張りはもちろんのこと、
それ以外の良好な需給環境、マクロ面での良くはないからこその政策期待、
思ったほどに悪くない業績による数字上のバリュー面での魅力の維持・・・
これらが底割れをさせない下支え要因とは言えます。

ただし金融政策にそぐわない我が国の過度な債券安は継続しているので、
我が国の債券が戻すなり、海の向こうも債券安となれば、
金利差縮小による円高圧力も和らぎますが、
本日のように我が国の債券安が明日も継続するなり、
今夜以降も海の向こうがさらに債券高が進むことになれば、
金利差縮小での円高圧力が強まることになり、
さらに原油安等も含めてリスクオフモードまでが強くなると、
定番のリスク回避での円買い圧力も加わることになります。

もし・・・厳しい企業想定為替レートの1ドル100円割れになるようだと、
さすがに先に述べたような国内の下支え効果も薄れることになり、
黒ナガスクジラの効果すらも怪しくなってきます。

ただでさえ黒ナガスクジラの効果については、
個人的には今回の爆買い分だけでなくこれまでの積み重ね分も加わるので、
長い目での需給引き締め効果としては、間違いなく強力だとは思いますが
707億円の爆買い一発目となった4日は、効果てき面と言えましたが、
2発目の10日は日本株が下落しただけに、
一日としての効果・インパクトは、やや効力が薄れつつあるだけに、
1ドル100円割れとなって商いの伴う下落相場となった場合、
果たして黒ナガスクジラによって短期的に支えられるのかは疑問です。
まさか1日に1400億円という常軌を逸した爆買いをすれば、
実質的な一日での効果はもちろんのこと、
そこまでやるか・・・という市場への睨み効果は高まりますけどね。

それにしても8月初旬時点で、日経225銘柄の4分の1の企業で、
実質的に日銀が筆頭株主状態となっているのは如何なもんかと(笑)
もはや日本人民共和国と言われても仕方ない状態です。

くれぐれもこんなおかしな市場に対して、外国人が見切りを付けたことが、
薄商いの原因ではないことを願うばかりです・・・
そういう意味では45日前ルール明けとなる明日、盆明けとなる明後日以降
商いが膨らむことになるのか注目ですが、
次の焦点(ヤマ場)は26日のジャクソンホールですから、
南蛮人の夏季休暇明けと共に商いが膨らむことになれば、
日本市場に見切りを付けられたとは言えませんけど、
26日以降も膨らまないようだと、
本気で黒ナガスクジラの爆買いは考え直した方がいいかも・・・
そして過度な債券安も継続したままであれば、
いっそのことマイナス金利も考え直した方がいいかも・・・
それってテーパリングでは?と見られるリスクもありますけど、
長い目ではリスクを負ってでも考え直した方がいいでしょう。
安倍ちゃんマンがリスクを和らげるだけの政策を打つことも出来ますしね。

以上の通り、黒ナガスクジラへの憂いが募るばかりというのはともかく、
12日からのヤマ場を経て、1ドル100円割れにでもならなければ、
下値は堅そうではありますが、ベタながら26日のジャクソンホールまでは
上値を買うような展開にはならないと見ております。
そして1ドル100円割れにならなくとも、海の向こうの動きとして、
金融緩和を行っている英欧の債券高・通貨安はいいとしても、
リスクの火薬庫である欧州金融機関株安、上昇が継続している銀行間金利、
原油安(銅安も)、ゴールド高、特に我が国としては米国の債券高・ドル安、
これらの動きになるとリスクオフモードが強くなり、
我が国の下値の堅さも揺らいでしまいます。

ということで、明日のスタンスとしては、特に変更はないですが・・・

持ち越し短期勝負の方については、シンプルに以上の動きを見ながら、
26日のジャクソンホールまでは慎重に動くのが無難ですが、
もし私の見方に反して黒いドーピングによる問答無用相場となれば、
以上に書いたよろしくない市場の動きに注意しながら立ち回ってください。

ちなみに今夜から明後日の寄り前までという超目先のイベントとしては、
今夜は米8月NY連銀製造業景気指数、米8月NAHB住宅市場指数
45日前ルール該当日明けとなる明日は、7月首都圏新規マンション発売
英7月消費者物価、独&ユーロ圏8月ZEW景況感調査、
米7月消費者物価、米7月住宅着工、米7月鉱工業生産、米小売企業決算
明後日の寄り前は特にありませんが、引け後に7月訪日外客数があります。

腰を据えて新たに参戦する方についても、
持ち越し短期勝負の方と同様の判断で動けばいいのですが、
26日以降を見据えるなり、数年単位で勝負する方については、
もし26日のジャクソンホール以降にゴリゴリのリスクオフとなった場合は、
潔く撤退するという覚悟を持ってならば、
好きなタイミングで参戦すればいいでしょう。
(つまり私としては、26日以降は明るく見ているということですけどね)
中小型割安狙いの方も同様です。

新興市場については、26日まで主力大型株が一服モードとなれば、
そーせいを始めとする新興主力どころの決算を通過したのも相まって
新興市場へ資金が戻って来る可能性も期待できそうですが、
現状としては本日を含め反発が続いているものの、商いは伴っていないので、
まずはシンプルに商いの伴った上昇が継続するまでは、
自身で動きを把握しているテーマ株等の銘柄以外は、
リスキーな勝負を避けた方がいいでしょう。


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