不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
12日のヤマ場までは・・・な今週
おはようございます。

いつまで経ってもドーピングをする選手が後を絶たないながらも、
発覚すればそれなりの処罰を受けたり、メダルも剥奪される五輪に対し、
日本経済とか安倍ちゃんの経済対策というフィジカルが評価されるのではなく、
黒田ドーピングが堂々とまかり通り、それに対する処罰もなければ、
むしろ評価されるというスポーツの世界とは異なるマーケット・・・

さすがに今回の黒いドーピングに対してはやり過ぎだとしか思えず、
将来への憂いが募るばかりですが、そんなことを言ったところで、
市場で戦うには足元の現実を直視しなければならないので、
思考回路もドーピングモードにして割り切るべきなのでしょうけどね。

さて、一昨日の雇用統計を受けての週末の状況としては、
昨日書いた通りなので詳細は割愛しますが、堅調な雇用統計による
米利上げ観測(米債券安・ドル高・米株高)が主導する形で
動きとしては概ね世界的なリスクオンとなっております。

概ねというのは、リスクオンの動き自体は昨夜だけなので、
週明け以降も継続してこそ本物になるということであり、
リスクとしても金融政策に反するユーロ圏の債券安、煮え切らない原油、
不気味に下げ続けるモンテパスキ銀行(他の欧州銀行株も戻りは不十分)、
イマイチな商いの株式市場(夏休みで仕方ないとも言えますけどね)、
銀行間金利のジワジワ上昇の継続、
そしてユーロ圏以上に金融政策に反する過度な我が国の債券安、
褒められる内容とは言えない足元の国内企業決算(出尽くしという見方も)
というものは継続しているということです。

ということで、以上の週末状況等を踏まえながら、
今後のスケジュール等も加味しつつ、今後の見通しを占って参りますので、
まずはいつも通り、今週のスケジュールから御覧ください。
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国内 海外
8(月) 金融政策決定会合における主な意見(8:50) 中国7月貿易収支
 ※7/28-29分 人民元基準値発表(10:16)
6月国際収支・経常収支(8:50) 独6月鉱工業生産(15:00)
6月国際収支・貿易収支(8:50) スイス7月消費者物価(15:45)
7月貸出・預金動向(8:50) ユーロ圏8月センティックス投資家信頼感(17:30)
7月企業倒産 (13:30) 米7月米労働市場情勢指数LMCI(23:00)
7月景気ウォッチャー調査(14:00)
トランプ米大統領候補がミシガン州で演説
閣議、閣議後会見(10:00)  ※「米経済再生」の方策を発表
東京五輪に向けたバイオジェット燃料の 露・イラン・アゼルバイジャン3ヵ国首脳会議
 導入までの筋道検討委(15:00) リオデジャネイロオリンピック(5-21日)
経済財政諮問会議(15:20)
 ※金融政策、物価に関する集中審議 スペイン10年債入札
石原経財相会見(16:40)
木原、大塚財務副大臣就任会見(16:45) (決算)アラガン、タイソンフーズ
三木、杉財務政務官就任会見(17:00)
経団連がキューバ・メキシコ訪問(5-11日)
石井国交相がタイとベトナムを訪問(5-8日)
天皇陛下が「お気持ち」表明(15:00)
 ※生前退位について
 ※同日中に安倍首相がコメントを発表予定
(決算) 約200社
ホシザキ、ハーモニック、日製鋼、レオン自
ホトニクス、ブラザー、スクリン、パイロット
LIXIL G、三菱マ、東邦鉛、住友ゴム
カネカ、洋インキ、星光PMC、BML
日新薬、ロート、沢井製薬、日医工、東和薬
日清食、マルハニチロ、USS、第一興商
ケーズHD、アルペン、ゲオ、ラウンドワン
五洋建、西松建、シノケンG、日本エスコン
広銀、名鉄、藤田観、ファンコミ、HUG、長大
9(火) 7月マネーストックM2(8:50) 英7月小売売上高調査(8:00)
6月産業機械受注(11:00) 人民元基準値発表(10:16)
7月工作機械受注・速報値(15:00) 人民銀の公開市場操作(10:16)
2市場信用取引残高(16:00) 中国7月消費者物価(10:30)
中国7月生産者物価(10:30)
経団連がキューバ・メキシコ訪問(5-11日) 豪7月NAB企業景況感指数(10:30)
小池都知事と森五輪組織委員長が会談 独6月貿易収支(15:00)
独6月経常収支(15:00)
長崎平和祈念式典 ※安倍首相出席 仏6月財政収支(15:45)
英6月鉱工業生産指数(17:30)
30年債入札(12:45) 英6月製造業生産指数(17:30)
英6月貿易収支(17:30)
(決算) 約260社 米2Q非農業部門労働生産性・速報値(21:30)
ダイキン、大日印、横河電、JDI、WSCOPE 米2Q単位労働コスト・速報値(21:30)
ブリヂストン、資生堂、大塚HD、ペプチド 米6月卸売在庫(23:00)
タカラトミー、トラスコ中山、ハピネット、ムサシ 米8月IBD/TIPP景気楽観指数(23:00)
関西ペ、太平洋セメ、大王紙、日清紡、三井金 英国立経済研究所(NIESR)7月GDP(23:00)
千代建、コスモHD、リクルート、エンジャパン API米週間原油在庫統計(29:30)
大和ハウス、清水建、鹿島、奥村組、熊谷組
戸田建、ショーボンド、ライト工、鉄建、新日建 インド準備銀行政策金利発表(14:30)
東急、リゾトラ、ユニバーサル、共立メンテ 露・トルコ首脳会談
マクドナルド、ゼンショー、ハークスレイ 米下院選予備選
東京海上、第一生命、T&DHD、リロG ルセフ・ブラジル大統領の弾劾法廷設置を
九州FG、フィンテック、トレンド、COOK  承認する上院投票
じげん、イマジカロボ、日本通信 リオデジャネイロオリンピック(5-21日)
英中銀が4日に決定した国債買入を開始
米3年債入札(26:00)
(決算)ウォルト・ディズニー、コーチ、イェルプ
(休場)シンガポール、南アフリカ
10(水) 6月機械受注(8:50) 人民元基準値発表(10:16)
7月国内企業物価指数(8:50) 仏6月鉱工業生産指数(15:45)
7月都心オフィス空室率 (11:00) 米MBA住宅ローン申請指数(20:00)
6月第三次産業活動指数(13:30) ブラジル7月消費者物価(21:00)
気象庁エルニーニョ監視速報(14:00) 米6月JOLT労働調査(23:00)
プログラム売買状況(15:30) EIA米週間原油在庫(23:30)
米7月月次財政収支(27:00)
岸田外相がフィリピン訪問(10-12日) OPEC月報
経団連がキューバ・メキシコ訪問(5-11日)
相模原殺傷事件を受けた再発防止策 スティーブンス豪中銀総裁講演(12:05)
 を検討する「検証会議」 ASEAN高級実務者会合(10-13日)
 ※措置入院や施設の安全管理が焦点
リオデジャネイロオリンピック(5-21日)
(決算) 約410社
ルネサス、凸版印、アルバック、ノーリツ 米10年債入札(26:00)
朝日インテク、ニプロ、サイバダイン、メニコン
THK、平田機工、井関農、イワキポンプ (決算)
日ペイント、浜ゴム、洋ゴム、ゼニス羽田 ラルフローレン、マイケルコース
住友鉱、大平金、昭和シェル、エアウォータ
日揮、長谷工、高松G、大気社、三住建設
損保JPN、ソニーFH、アイフル、テンプHD
近鉄G、セイノーHD、鴻池運輸、ニチイ学館
空港B、ケネディクス、ネクスト、アコーディア
雪印、サンドラ、マツキヨ、ヤオコー、ワタミ
そーせい、ナノキャリア、リニカル、DWTI
DeNA、ネクソン、Dガレージ、アイサンテク
JIGSAW、FFRI、ロックオン、CRI、PCIHD
11(木) 山の日 英7月RICS住宅価格指数(8:00)
人民元基準値発表(10:16)
岸田外相がフィリピン訪問(10-12日) 人民銀の公開市場操作(10:16)
経団連がキューバ・メキシコ訪問(5-11日) 仏7月消費者物価・改定値(15:45)
トルコ6月経常収支(16:00)
(決算)カネミツ、ウィル、エンビプロH IEA石油市場月報(17:00)
米新規失業保険申請件数(21:30)
米7月輸出入物価指数(21:30)
EIA米週間天然ガス在庫(23:30)
ロシア4-6月期GDP・速報値
NZ準備銀行政策金利発表(6:00)
韓国中銀政策金利発表(10:00)
ウィーラーNZ準備銀総裁、議会出席(10:05)
フィリピン中銀政策金利発表(17:00)
メキシコ中銀政策金利発表(27:00)
チリ中銀政策金利発表(31:00)
ASEAN高級実務者会合(10-13日)
リオデジャネイロオリンピック(5-21日)
独10年債入札
米30年債入札(26:00)
(決算)
アリババ、ノードストロム、メーシーズ、コールズ
12(金) 対外対内証券売買契約等の状況(8:50) 人民元基準値発表(10:16)
投資主体別売買動向(15:00) 中国7月鉱工業生産(11:00)
中国7月小売売上高(11:00)
閣議、閣議後会見 中国7月固定資産投資(11:00)
岸田外相がフィリピン訪問(10-12日) 独7月消費者物価・改定値(15:00)
独4-6月期GDP・速報値(15:00)
伊方原発3号機、再稼働予定 仏4-6月期非農業部門雇用者・速報値(15:45)
蘭4-6月期GDP・速報値(16:30)
オプションSQ 伊4-6月期GDP・速報値(17:00)
2月安値期日 ポルトガル4-6月期GDP・速報値(17:30)
45日前ルール該当日(15日)の前営業日 香港4-6月期GDP(17:30)
ギリシャ4-6月期GDP・速報値(18:00)
金曜ロードショー「コクリコ坂」放映 ユーロ圏6月鉱工業生産(18:00)
ユーロ圏4-6月期GDP・速報値(18:00)
(決算) 約200社 国内企業決算一巡 米7月生産者物価(21:30)
日本郵政、ゆうちょ、かんぽ、MS&AD 米7月小売売上高(21:30)
電通、東映、アミューズ、学研、エボラブルA 米6月企業在庫(23:00)
東芝、マブチ、シチズン、Vテク、ヨロズ 米8月ミシガン大消費者態度指数速報値(23:00)
コカウエスト、東燃ゼネ、北越紀州、エナリス 米石油掘削リグ稼働数(26:00)
飯田G、オープンH、Jトラ、アドベンチャ シカゴIMM通貨先物ポジション(8/9時点分)
ユーグレナ、リプロセル、カイオム、大幸薬
青山商、ナフコ、ラオックス、物語、ひらまつ リオデジャネイロオリンピック(5-21日)
アカツキ、オープンドア、オプティム、DDS ASEAN高級実務者会合(10-13日)
ショーケース、Jプライム
英10年債入札
(決算)JCペニー
(休場)タイ
13(土) お盆(13-16日) リオデジャネイロオリンピック(5-21日)
ASEAN高級実務者会合(10-13日)
14(日) スカパーが国内用通信衛星打ち上げ リオデジャネイロオリンピック(5-21日)

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今週だけでなく、来週以降の重要なスケジュールも書いておくと・・・

 15日 4-6月期GDP速報値、45日前ルールの該当日
 19日 欧米市場SQ
 25-27日 ジャクソンホールシンポジウム(イエレンFRB議長講演)
 
という感じです。

まず海の向こうのきっかけとなりそうなイベントとしては・・・

 8日 中国7月貿易収支、米7月LMCI、トランプ演説
 9日 中国7月CPI&PPI、独6月貿易&経常収支、英6月貿易収支
    英中銀の国債買入開始、米4-6月期の労働指標、米3年債入札
    ウォルトディズニーとコーチ決算
10日 OPEC月報、米週間原油在庫、米6月JOLT労働調査
    米10年債入札、ラルフローレン決算
11日 IEA石油市場月報、新興国各国中銀の金融政策決定会合、
    米10年債入札、アリババと米百貨店決算
12日 中国7月経済統計、ユーロ圏各国の4-6月期GDP速報値
    英10年債入札、米7月小売売上高、米8月ミシガン大学指数、
    米石油掘削リグ稼働数、45日前ルールの該当日の前営業日
15日 45日前ルールの該当日
19日 欧米市場SQ
25-27日 ジャクソンホールシンポジウム(イエレンFRB議長講演)

国内のきっかけとなりそうなイベントとしては・・・

 8日 金融政策決定会合における主な意見、6月国際収支
    閣議、経済財政諮問会議、天皇陛下の「お気持ち表明」、決算
 9日 30年債入札、7月工作機械受注・速報値、決算
10日 6月機械受注、決算
11日 「山の日」で休場
12日 SQ、2月安値期日、45日前ルールの該当日の前営業日
    国内企業決算一巡、閣議
15日 4-6月期GDP速報値、45日前ルールの該当日

となりますので・・・

海の向こうは週を通して満遍なく重要イベントがあるものの、
12日は中国の経済統計、ユーロ圏各国GDP、米小売売上高が重なり、
国内でも明日には政策絡みの注目イベントもありますが、
12日に国内企業決算一巡というミクロ面(業績)での節目を迎え、
それと共にSQ、2月安値期日という需給面での節目を迎え、
さらに国内外共に12-15日に45日前ルールの該当日、
という大人の都合な需給面での節目を迎えることになり
国内のマクロ面では15日に4-6月期GDPの速報値も控えているので、
目先としては、大トリのようにジャクソンホールも控えておりますが
今週末12日から週明け15日までが、
国内外における需給面、ミクロ面、マクロ面での大きなヤマ場と言えます。
(11日の山の日明けでもあるだけに・・・)

ちなみに足元の国内の需給環境としても、
裁定買い残は約7500億円程度、信用買い残も2.1兆円程度と共に低水準
シカゴIMMの通貨先物の円買いポジは先週から僅かに増加したものの
円安余地が大きいことに変わりは無く、高水準な空売り比率も継続しており
何かきっかけさえあれば円売り先物買いが主導する巻き戻しが、
いつ加速してもおかしくない需給環境ではあります。

そんなところに現在は黒いドーピング注入でのETF爆買いまでが加わり、
先週4日の707億円お買い上げのインパクトと余韻も残っており、
しかも現状では発動条件も明確にはなっておらず、
いつどのタイミングで黒ナガスクジラが潮吹くのかもわからないので、
売りを入れるのも戦々恐々状態です・・・

恐らく日経の下値は16000円、為替だと1ドル100円となれば、
黒ナガスクジラが潮を吹くと共に安倍ちゃんの為替介入すらもありそうなので
今週は海の向こうが週末のリスクオンからリスクオフへと一転しなければ、
海の向こうが少々ザワつこうとも、我が国の異常な債券安が続こうとも、
それによる多少の円高になろうとも、そこが押し目くらいに考えて、
アホになって割り切るのが良いとも言えます。
我が国の異常な債券安懸念については、米利上げ観測による米債券安が主導し
世界的な債券安となるのであれば、金利差も含め懸念は薄れますのでね。

個人的にはアホになって割り切るのは12日以降、
もしくはジャクソンホール以降と思ってましたが、
雇用統計を受けた週末の動きを見る限り、
12日が需給面での大きなヤマ場でもあるだけに(マクロ、ミクロ両面でも)
今週はアホになるしかないと言わざるを得ないのかなというだけなので、
あくまでリスク許容度は人それぞれ異なりますから、
慎重に構えるのであれば、これまで通り・・・
海の向こうでの欧州金融機関株安、ユーロ圏の金融政策に反する債券安、
世界のマネーの潤滑油でもある原油安、安全資産の金の堅調ぶり、
国内ではユーロ圏以上に金融政策に反する過度な債券安、
それも要因と言える現状では企業想定為替レートを割っている円高、
これらが収まるまでは慎重に動くというのも選択肢ではあります。
そもそも安倍ちゃんの政策への評価はどこに行ったんや?
企業業績は低調やけど(EPSも変わらず)?というのもあるのでね。

ということで、明日を含む今週のスタンスとしては・・・

持ち越し短期勝負の方については、以上の通りなので、
週末のリスクオン状態が、全て一転する事態とならない限りは、
ひとまず週末の12日まではアホになって勝負すればいいでしょう。
そして黒ナガスクジラの潮吹き効果という黒い睨みがあるので、
アホになるのは主力大型株(特に値がさ)ほど好ましいと言えます。

慎重に構える方は、先に述べた欧州金融株、ユーロ圏債券、原油、金、
我が国の債券、円の動きがリスクオン状態なのかを見ながら動いて下さい。
(何気に銀行間金利の上昇も不気味ですけどね)

腰を据えて新たに参戦する方については、
12日以降もしくはジャクソンホール以降、
リスクオフとなった場合は潔く撤退するという覚悟だけは持って、
アホになれとは言いませんが、好きなタイミングで参戦すればいいでしょう。
数年単位で勝負する方も、中小型割安狙いの方も同様です。

新興市場については、黒ナガスクジラの潮吹きもあって、
主力大型株へ目が向いており、ポケモン祭が一服しようとも、
残念ながら現状では資金流入は見られず、再び資金がトンズラしているので
シンプルに商いの伴った上昇が継続するまでは、
自身で動きを把握している銘柄以外は、リスキーな勝負は避けた方がいいです
今週は10日のそーせいを始め新興の主力どころの決算もあるので、
それをきっかけに資金が戻ってくればいいのですが・・・という感じです。

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