不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
ついにキナクサイ券が・・・と言うか騒ぎに・・・
こんばんはです。

本日はついに債券が・・・というか、先週の黒光り銀行会合以降、
すでに債券は大きく売られていたので、やっと騒ぎになったとも言えます。

それにしても大丈夫なのでしょうか(笑)

午前中は債券安(金利上昇)円高ではなく円安が同時進行となり、
株安も含めるとトリプル安だったので、ついに債券の暴落とともに、
我が国の終わりが始まったのか?と肝を冷やしましたが・・・

先週の黒銀会合で決めた鬼のETF爆買い(2倍:6兆円)圧力によって、
債券安よりも株高・円安が主導しているのか・・・
それこそ正常な市場で機能する株買い・債券売りなのか・・・
いやいやマイナス金利の撤廃を正式に決定することもなく、
言葉だけで観測を招き、タダで金利を上昇できたわけですから、
長い目ではええんじゃないの?
と頭のネジを外して債券安・円安を受け入れべきなのかとも思いましたが、
本日はお昼に10年債入札を控えていたので、
それまでは債券安・円安も十分にあり得ることであり、
ネジを外しちゃダメだと言い聞かせながら入札を待つことに・・

そして10年債入札は、当然のように低調な結果となり、
債券安もさらなる加速となりましたが、為替の方は円高へと転じましたので、
ひとまずネジを外してまで受け入れる必要はなくなり、
最悪の終わりの始まりという展開にはならずに済んだのかなと・・・
個人的には円高である限り、終わりの始まりにはならんと見ているのでね

ただしかつてのようなVaRショックが起きる可能性はありますし、
目先としては何より単純に円高が日本株の重石にはなりますので、
債券安・円高で一安心なんてことは言えまへんけどね。

まぁとにかく、週初も昨日も含め、これまで繰り返し書いている通り、
債券と為替の危うさ(債券安・円高)が解消されておらず、
せめて海の向こう(米英欧)も大きく債券安となれば、
世界的な債券売り・株買いだと受け入れることも出来るのですが・・・

何やら本日は海の向こうも債券が売られながらも株買いとならず売られており
特に欧州が顕著というか我が国に近い動きとなっているので、
金融緩和策の全否定モードと言わんばかりどころか
ついに債券バブルが弾けたのか・・・
と言わんばかりのキナ臭い動きとなっております。

できれば国内独自の材料である安倍ちゃんの政策を好感する形で、
日本株買いとなることで、足元の良好な需給環境からの円安を招き、
結果として株買い・債券売りとなるのであれば理想的とも言えますが、
本日の薄商いっぷりを見る限りでは、外国産イナゴの日本株買いどころか、
黒銀の鬼のETF爆買いやクジラ買いすらも感じられないですから、
(実際に本日のETF買いは347億円と微増程度・・・)
株買い(株高)・債券売り(債券安)・円安を受け入れるには、
少なくとも商いが伴わないとアテにならんと見ておいた方がいいでしょう。

そして繰り返しますが、株高・債券安・円安ではなく円高であるならば、
外国産イナゴには期待できないながらも、
黒銀の鬼のETF爆買いやクジラ買いによる無理くり上げも有り得るので、
株高・債券安・円高の際は商いが伴わずとも、
頭のネジを外して(割り切って)波に乗るというのもアリですが、
さすがこのパターンでは、余程の業績回復にでもならない限り、
上値は厳しいとしか思えないので
あくまで短期目線での割り切りですけどね。

何より先にも述べた通り、まだ黒銀は豪快な爆買いをしてないようなので、
実感としての爆買い効果はわからない部分はありますが、
さすがに今回決めた黒銀の爆買いは桁違いではありますから、
短期での割り切りはアリなのかなと言うことです・・・

もう一度言いますが、果たしてこれで大丈夫なんでしょうか・・・(笑)

安倍ちゃんの政策が功を奏して実体経済が回復し、企業業績も回復し、
所得も上がり、奇病のデフレも克服して頑強な日本経済となれば、
市場が異常な動きであろうとも、歪な動きの反動リスクがあろうとも、
何よりBlaxit(黒田出口)リスクがあろうとも、
十分に受け止められるとは思いますけど・・・
いかんせん実体経済の正常化スピードよりも、
あまりにも金融市場の異常化スピードのピッチが速いので、
しつこいようですが、大丈夫なんでしょうか・・・(笑)

まぁ過度な心配なのかもしれませんが、
異常な薬漬け(金融緩和)状態でビクともしなかった我が国の債券が
ついに動き出しただけでなく、本日は海の向こうでも同様の動きなだけに
どうしても心配にはなります・・・

そんな中、本日は引け後に安倍ちゃんの渾身の政策が閣議決定され、
真水がションベン程度やとの見方もあったりと、
今のところ政策を好感する動きは見えず・・・

同時にコスプレおじさん(麻生財務相)と黒ちゃんが、
政策についての会談をした上に思わせぶりな会見もしましたが、
これまた好感する動きは見えまへん。

さらに明日に最終決定する内閣改造人事についても、
すでに報じられているポストもありますが、
あろうことか石コロ伸晃が経産相を留任との悲劇的な人事が・・・
アマリンの棚ボタで就任しただけでなく、これといった成果もなく、
都知事選ではあのザマですから、どうしたもんかと・・・
まぁ明日の最終人事で市場がどう評価するのかわかりませんが、
今のところ好感する動きはありまへん・・・。

以上の通り、国内の状況としては、
需給環境だけは良好だと言わざるを得ないので、
いくら政策等の期待が高まらなくとも、下値は限られているとは思いますが
ついに本日は債券が火を噴いているので、
まさか明日以降も継続して終わりの始まりへと向かったり、
VaRショックや523ショックのような事態になると、
さすがに2月と6月の安値水準くらいは覚悟しておくべきでしょう。
そういう意味では、やはり業績が伴うことが必要なのですが・・・

ちなみに本日発表されたユニクロの月次を始め、
小売の7月月次については堅調ですから、いっそのこと外需よりも、
円高とともに内需拡大に注力した方がいいのかも・・・

ということで、国内の状況としては以上の通りですが、
海の向こうは株価だけを見ていると意外と平和にも見えますが、
肝心の米英欧の債券高、ポンド安、ドル安、欧州金融株安、原油安、金玉高、
というBrexit騒動で加速したリスクオフの基調は継続しております。
ただし本日は我が国と共に債券安へと動きながらも株安となっており、
何だか嫌な予感がするばかりです・・・

繰り返し書いている通り、Brexitの当事国である4日の英中銀会合、
米国は週を通して経済指標がてんこ盛りながら大トリの5日の雇用統計、
(昨日のISM製造業は50を超えているものの市場予想は下回り、
 利上げ先送り観測を強めることに・・・)
これらをきっかけに以上のリスクオフの基調から反転するのかどうか・・・
そして本日の債券安・株安が明日以降も続くのかどうかも注目です。

いずれにしてもダメならば、
週初にも書いた8月中旬以降が次の節目となりそうです。

明日のスタンスについては、基本的に変わりはないのですが、
以上のようなキナ臭さもあるので、改めて書きますと・・・

持ち越し短期勝負の方については、
基本的にはシンプルに債券安・円高が収まらない限りは、
その日限りの勝負に留めるべきです。
ただし債券安・円高であろうと株高となった場合は、
先にも述べた通り、商いが伴わずとも黒銀たちの押上げだと割り切り、
波に乗るのもアリと言えますが、さすがに上値は厳しいですから、
くれぐれもお気をつけください。
そして債券安・円安・株高となった場合は、
商いが伴わない限りアテにならないと見ておきましょう。
(商いが伴えば、この形が理想的ではありますけどねw)

腰を据えて勝負する方については、
新たに参戦する判断の目安としては短期勝負の方と同様ですが、
数年単位で勝負する方については、銘柄にもよりますが、
仕込み時であることに変わりはないので御自由にどうぞ。
中小型・割安狙いの方も同様です。
すでに腰を据えて参戦済の方については、
先に述べた通りのキナ臭いシナリオの可能性もありますが、
単純に商いの伴ったゴリゴリのリスクオフとなれば、
撤退を視野に入れた方がいいです。

新興市場については、以上のようなキナ臭さによって、
主力大型からの資金シフトや任天堂軍団からの資金シフトが見られ
徐々に商いも伴いつつありますので、
とにかくシンプルに、商いの伴った下落へと転じるまでは、
資金シフトの流れが継続していると見て勝負するのはアリでおます。
ただし以上のようなキナ臭さが爆発してリスクオフとなったり、
小売の堅調な月次等がポケモン効果だ!となって任天堂祭りが再燃すると、
また資金が抜ける可能性は十分にありますので、くれぐれも御注意を。
(個人的には週末のマクドの月次は注目だなと思うばかりです。)


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コメント

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| URL | 2016-08-03-Wed 11:28 [編集]
きのうはあの下げでETF買ってたらしいですが、株価上げる気はないんでしょうかね。
Re: タイトルなし
マーケット番長 | URL | 2016-08-03-Wed 11:32 [編集]
> きのうはあの下げでETF買ってたらしいですが、株価上げる気はないんでしょうかね。

6兆円増額の一発目が今日からなのかわかりませんけど、
まずはそれのインパクトがどれくらいあるのか
見てみないことにはわからないですね。

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