不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
良からぬ過去も振り返りつつ、今週のヤマ場へ
こんばんはです。

さあ今夜から・・・というか明朝から今週のヤマ場入りとなり、
今夜の米市場の引け後にアップルとキャタピラーの決算が発表されます。
(マクドナルド、ツイッター等、米決算は他にも盛り沢山ですけどね)

キャタピラーは御存知の通り、中国・新興国の景気を占うと共に、
コマツの親分(28日)や日立建機(27日)の決算の目安にもなり、
アップルはもはや説明する必要もないので割愛しますが、
ポケモンGOの恩恵についての言及があるのかは注目でおます。

キャタピラーの株価は足元で堅調に推移しておりますが、
ダウが過去最高値を更新する一方、両銘柄共に15年以降は右肩下がりなので
下値余地は意外と少なく、余程のドイヒーな決算を発表しない限り、
ショックを招くリスクは低いとは思いますが・・・

個人的にはリンゴが木から落ちるようにアップルの勢いが落ち、
ソニーや任天堂を始めとする日本の製造業に再び日が昇ることになれば・・
という思いもありますけど・・・個人的な願望はともかく、
市場目線では両銘柄ともに好決算であれば、当然ながらベストですが、
ベストでなくとも利上げ(ドル高)の影響が底打ちor織込み済となれば
何チャラショックにはならんでしょう。

そして米国は利上げに踏み切れるだけの企業業績だとの見方となれば、
現状の米債券高・ドル高という危ういチグハグな動きではなく、
米債券安・ドル高という真っ当な利上げモードな動きへの後押し材料となり、
明晩のイエレンおばさん率いるFOMCにおいても、
さすがに欧州等が落ち着かない状況下での利上げの強行は無くとも、
米債を始めとする過剰な債券高が和らぐと共にドル高が進み、
我が国は円安という恩恵がもたらされることにはなりますが・・・
(世界的な債券バブル崩壊という過剰な祭のきっかけになったら笑うけど)

ただ・・ダウを始め米株は2月安値からの右肩上がりで過去最高値圏であり
8月の中旬で約半年が経過し、45日前ルールという節目でもあり、
米SQやイエレンも出席するジャクソンホールもその頃に重なるので、
今週でほぼ一巡となる米企業決算と来週末の雇用統計を乗り切ったとしても
中旬以降の米株は需給面も含めた節目としては危うい気もします。

過去の歴史上、8-9月は良からぬことが起きがちな時期であり、
リーマンショックの前年には、引き金にもなったパリバショックも8月・・
現在も英米中が不動産バブルとも言われており、
欧州金融機関の燻りは既に露呈しており、今週後半には欧州金融機関の決算、
週末には欧州金融機関のストレステスト結果も発表もされるので、
パリバショックと同程度のものが起きそうな気もしなくはないです(笑)

まぁでもパリバショックの起きた07年とは違い、
銀行間金利も落ち着いており、今年は秋に大統領選も控えており、
米利上げもまだ一回だけですから、過去の歴史と同様、
8-9月にショックを起こすことはないのか・・・とも思いますが、
そもそもパリバショックの翌年の秋が大統領選であり、
その年の9月にリーマンショックが起きたわけですから、
今秋に大統領選が控えている云々という理屈は通じないですけどね。

しかもトランプ大統領誕生となるには、テロや混乱こそが追い風になるので
パリバショックどころかリーマンショック級のことや911テロ級のことが、
起きてもおかしくないとも言えます・・・
中東や欧州での政治の混乱やISの台頭でテロも多発してますからね・・・

おっと、今夜のアップルとキャタピラー決算について少し触れるつもりが
あまりにも堅調なダウを見ていたら(英国もですけど)、
いつの間にか壮大な良からぬシナリオを書いてました・・・(笑)

一応、不動産市場はバブルと言われながらも、変調をきたしている訳でもなく
腐ったミカン入りの証券化商品等が蔓延しているとも言われておらず
(情報が開示されない中国の理財商品の実態はわかりまへんけど・・・)
あくまで状況として当時と似ている部分が多いというだけのことです。
得体の知れなさとしては、当時の腐ったミカン(証券化商品)に対して、
今回は政治というどうにも出来ないリスクはありますけどね。

さて、そんな縁起でも無い話は頭の片隅に置いておくとして話を戻すと・・
今夜のアップルとキャタピラー決算を皮切りに(米5年債入札も)、
明日はわが国で任天堂、ファナック、三井住友、日産自、日立建機を始め、
決算の大盛ラッシュが開幕となり、海の向こうでは中国の工業利益、
欧州では英GDP、ドイツ銀行を始めとする欧州金融機関の決算が開幕、
米国ではFOMC結果、フェイスブック等の決算、耐久財受注、原油在庫、
北朝鮮の核実験も?という感じで、今週一発目のヤマ場と言えます。

それ以降も明後日はハゲバンク、コマツを始めとする大盛の決算、
欧州では独CPI、欧州金融機関とVWの決算、
米国ではアルファベット、アマゾン等の決算、米7年債入札、
週末には国内の月末の大盛経済指標、決算の一発目ピーク、GPIF運用報告
そして我らが黒光り銀行の金融政策決定会合の結果が発表され、
欧州ではストレステスト結果発表、欧州金融機関の決算、各国のGDP、
米国でもGDPが発表され、週明け2日には安倍ちゃんの政策が閣議決定、
3日には内閣改造といった感じなので、
今夜から来週まではヤマ場が継続すると共に焦点でもあると言えますけどね。
(来週末は雇用統計もあります)

とりあえず冒頭で書いた先行きの良からぬシナリオは、
昨夜からの米債の動きを見ていると、FOMCの結果次第とも言えますが、
恐らくFOMCは現状維持という結果になりそうですから、
国内としては週末に黒銀会合、来週に安倍ちゃんの政策発表が焦点であり
明確な方向感が出てくるのも黒銀会合か安倍ちゃんの政策発表以降でしょう。
従って今夜からのヤマ場入りというのは、
あくまでそれまでのヤマ場という短期的な節目ということです。

本日はアベクロの政策への期待が剥げ落ちたような動きはあるものの、
動き自体は昨夜の海の向こうから始まっていたことなので、
期待の剥げ落ちだけとは言い切れないです。

実際に現在の海の向こうでは、米短期債券安、米長期債・欧州債は堅調ながら
為替市場は円>ユーロ>ドル>ポンド>(新興国・資源国)となっており、
金は買われ、原油は売られており、欧州金融機関株は相変わらずであり
米株安を始め各国の株価は軟調であり、動きとしてはリスクオフでおます。
(薄商いですけどね)

そして我が国も本日は大きく下げたものの薄商いなので、
政策への期待の剥げ落ちという本気の売り圧力までは感じられないものの、
任天堂からの資金循環も無いので、買い意欲も見られず、
やはりポケノミクスだけなのかと言われても仕方ない動きでおます・・・
だけに、明日の任天堂の決算と指数寄与度の高いファナックの決算が、
決算発表後の値動きも含めて注目ということです。

まさか余程の「仰天堂」な決算、余程の「ファック」な決算とならなければ、
個人的には決算を受けて両銘柄と共に日本株はリバウンドとなり、
週末の黒光り銀行会合で黒ヘリが大編隊で飛来しなければ、
失望とまでは言わないまでも、出尽くし?安倍ちゃん待ち?
という売りになると見ております。

見ての通り、忙しいシナリオですから、アベクロの政策を見極めるなり、
せめて黒ダヌキの政策を見極めてから動くのが無難であり、
遅くも無いとは思いますので、あくまで気の短い勝負をするための、
想定しておくシナリオということであり、そのシナリオに乗るのであれば、
欧米債券、ポンド(ドル)、欧州金融機関株、金、油が、
先に述べたリスクオフの動きになっているのかを横睨みしながら、
ご自由に乗りこなして下さい。

ということで、週初に書いたシナリオと変わりはないということですから、
明日のスタンスについての詳細は割愛させて頂きます。

お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。



スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2017 不沈艦日記. all rights reserved.