不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
国内のモヤモヤと足元の動きを見ながら、来週を見据えつつ
こんばんはです。

来週からの国内決算ラッシュを控え、先陣を切って安川電機が決算を発表し、
1Qの着地は決して良いとは言えませんが(市場予想は上回ってますが)、
すでに承知済のことではあると言えます。
肝心の2Q&通期予想については据え置きとなり、
想定為替レートも1ドル105円、1ユーロ115円と据え置いており、
ひとまず下方修正ラッシュの口火を切ることはなく通過しております。

週末に発表を控える日本電産も含め、決算における優等生の面々ですから、
本番は来週からではありますが、ひとまず本日は優等生すらも・・・
なんてことにならなかったことは良しとしましょう。

ただし業績予想と共に決算発表後の株価の反応が重要でもあるので、
改めて嫌気されての下落となるのか、ユニクロの様に出尽くし上昇となるのか
今後の決算ラッシュに向けた参考にはなるでしょう。

現状の為替市場は1ドル105円、1ユーロ115円を割っていないので、
この水準を維持したまま、来週の国内企業決算へと突入すれば、
業績への懸念は和らぐでしょうから、アベクロの政策期待によって、
なんとか為替を下支えして頂きたいものです。

さらに本日は消費関連の国内指標も発表され、
6月の百貨店売上高は前年同月比3.5%減、
6月の全国コンビニ売上高は既存店ベースで前年同月比0.8%増
となりましたが、これまでに発表された百貨店、コンビニ各社の月次にて、
承知済みのことではありましたので、改めて材料視されることもないですが
百貨店、コンビニ以外の小売も含めた消費動向を見ていると、
デフレ消費が回帰している傾向が顕著になりつつあるだけに、
これまたアベクロにはしっかりと政策を打ち出して頂きたいものです。

そんな低迷する国内消費の穴埋め役となっている訪日外国人による消費ですが
本日は6月の訪日外国人数と4-6月期の訪日外国人の消費額が発表され、
訪日外国人数は前年同月比23.9%増と衰え知らずの堅調ぶりであり、
中国、台湾、韓国のお得意様も伸びを見せております。

しかしながら4-6月期の訪日客一人当たりの消費額については、
前年同期比9.9%減となり、1-3月期の同5.4%減から更に悪化し、
前年の10-12月期をピークに減少傾向が続いております。
特に中国人は4月からの関税引き上げや円高(人民元安)も影響しているのか
4-6月期は前年同期比22.9%減と渋ちん化がさらに進んでおります。

4-6月期の訪日客全体の消費総額については、客数が伸びていることもあり
前年同期比7.2%増(9533億円とプラスを維持しておりますが、
前年の4-6月期以降の推移は以下の通りです。

 2015年4-6月期 前年同期比82.6%増(8893億円)
 2015年7-9月期 前年同期比81.8%増(1兆9億円)
 2015年4-6月期 前年同期比57.1%増(8804億円)
 2015年4-6月期 前年同期比31.7%増(9305億円)
 2015年4-6月期 前年同期比 7.2%増(9533億円)

消費額は客数増でやや盛り返しているものの、
伸び率の鈍化は前年の4-6月期をピークに右肩下がりです・・・

以上の通り、国内消費が足元で失速すると共にデフレ化が進んでおり、
それの穴埋め役だった訪日客の消費も渋ちん失速傾向ですから、
客数増で補えなければ、厳しいと言わざるを得ないだけに、
消費の源である所得が増える為にも企業業績が重要なのですが・・・
来週からの国内企業決算にサプライズを期待しましょう(笑)

そしてこれまたアベクロの政策にも期待するしかないのですが、
成果を急ぐならば、消費に直結する可能性を秘めているポケノミクスこそが、
即効性のある経済対策なのかも知れませんので(笑)、
いっそのこと政府が任天堂・・・というかポケモンGOを支援するとか、
何やったら各地方自治体や道の駅と任天堂が組んで、
観光地や地元の物産店や飲食店等に御当地ポケモンを登場させ、
訪日客を含めた観光客?ポケモン客?を誘致することが出来れば、
それこそアベノミクスに替わって地方創生を成し遂げられるかも(笑)

何やら本日配信予定だったポケモンGOは、延期となったそうですが、
配信されたら社会現象のようにそこら中でプレーする人達で溢れるのか・・
かつてパズドラは電車の中やどこでも見掛けることがありましたが、
ポケモンGOはどうなるんでしょうね・・・(個人的にはやってみたいけど)
ちょうど夏休み入りでもありますから、
スマホを持った子供や学生が街に溢れるのでしょうか・・・
外回りの営業マンとかも・・・それはちと気持ち悪いけど、
とにかくどんな光景になるのか楽しみではあります。

ちなみに任天堂の株価については、今日も売買代金が最高記録を更新しており
パワー原理主義者の私としては、昨日までの商いを上回る下落ですから、
本日の商いを上回る上昇となるまでは危ういと見ておりますが・・・
まぁ配信が延期になったので出尽くしも延期という見方も出来たり(笑)
そして何より尋常ではない商いだけでなく社会現象にもなる可能性もあるので
パワーだけでは語れないかもしれませんけどね。
さらに本日は任天堂が下げようとも新興市場に資金が流れる動きはなく、
押し目に虎視眈々であったり、関連銘柄への連想ゲームが続いていたので、
恐るべしポケモン祭という熱気は今日も継続していたと言えます。

とりあえず明日は任天堂を始めとするポケモン関連銘柄と決算の安川電機は、
個別銘柄としては特に注目と言えます。
当然ながらコア30を中心とした大型やマザーズ、
本日プラスで引けたJQと2部もですが・・・

まぁ一応、本日の日経とTOPIXは反落となり、
商いも2.7兆円とそれなりには膨らんだものの、
先週初からの上昇局面における商いには及ばないですから、
これまたパワー原理主義者の私としては、大きく売りに傾いたとは言えず、
単なる一服であり、基調としては継続していると言えます。

従ってアベクロの政策発表と決算の1発目ピーク(約500社)の29日が
(GPIFの運用報告と欧州ストレステスト結果も29日)
大きな節目になるという目線が妥当だとは思いますが・・・

その前には・・・
27日の早朝にアップルとキャタピラーの決算、
27日の引け後には任天堂、ファナック、富士フイルム、三井住友等の決算、
27日の夜には真の主役でもある米利上げのさじ加減を決めるFOMC
28日の早朝にはフェイスブックの決算
28日の引け後にはハゲバンク等の230社の決算
というヤマ場もあります。

目先である今週のヤマ場としては・・・
今夜の原油在庫、明朝発表のインテルを始め今夜のてんこ盛り米企業決算
明晩のドラギナイト(ECB理事会)、てんこ盛りの米企業決算
週末の引け後の日本電産決算、週末の夜は欧州PMI、GE決算、
土日はG20財務相・中銀総裁会議といったところなので、
明晩のECB理事会が失望を招くリスク・・
あとはまさかの久々登場の懐かしいインテルショック(高値圏だけに)・・
これらがやや気掛かりかな・・・という感じです。

現在(19時)の動きを見る限り、本日がほんの押し目だったとばかりに
円安進行と共に先物は16800円に乗せておりますけどね(笑)

そして海の向こうもBrexit騒動で買われていた英欧米の債券が売られ
同じく買われていた円と金が売られ、逆に売られていたポンドがやや戻し、
欧州株、米先物も堅調、リスクON/OFFスイッチでもあるドルも堅調
ただし欧州銀行株は本日も低調なままであり、
Brexit前の水準には程遠く、債券もポンドも同様に程遠い水準であり
原油は今夜も低調なままであることから、「現時点」の動きとしては、
それなりにリスクオンながらも完全なリスクオンとまでは言えないです。

あくまで海の向こうも含めた状況ですから、国内目線だけで見れば、
円安基調さえ継続していれば、我が国はリスクオンですけどね。

以上の通りなので、今夜から今週のヤマ場へと突入しますが、
先に述べた29日までは、政策期待モードが継続しそうであり、
早ければ27日からのヤマ場まで・・・は継続すると見ておりますので、
それまでは割り切って波に乗ればいいでしょう。
言っても国内の需給環境だけは良好ですからね。

そしてできれば海の向こうの債券、欧州銀行株、ポンド、ドル、金、原油
を見ながら立ち回るべきだとは思いますが、
国内目線でシンプルに判断するならば、繰り返しになりますけど、
日本株は円安基調さえ崩れなければ、
下げれば押し目くらいの割り切り目線で構えておけばいいでしょう。
(一応、怪物級の任天堂の動きと影響も見ておくべきですけどね)

ということで、明日のスタンスについては、
結果的に変更はないので、詳細は割愛します。

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