不沈艦日記
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ピカチュウズデー
こんばんはです。

いやはや、Brexit騒動に対し、未だ得体の知れなさを感じる私としては
昨日からのアベノミクス・シーズン2のような上げには乗り切りれておらず、
屁をこきながらせこせこと日銭を稼ぐだけの2日となっておりますが、
本日の日本株はそれなりに商いを伴った大幅続伸となっただけに、
単なる巻き戻しだけではなく、本気の買いも感じる一日でおました。

とりあえず昨日からの海の向こうの動きを見ても、
Brexit騒動で異常に買われていた各国の債券が売られ、
安全資産として異常に買われていた円も売られたことで、
我が国としては円売り・先物買いという巻き戻しが加速しております。
(物色面でも売られていたセクターが巻き戻しております)

足元では8日時点の裁定買い残が約5000億近くにまで干上がっており、
シカゴ投機筋の円買いポジも過去水準近くにまで積み上がり、
信用買い残も2.3兆円という低水準、空売り比率も高水準が続いていたので
きっかけさえあれば・・・巻き戻しの余地は大きかっただけに、
そのきっかけが海の向こうでの米利上げ観測の再燃なのか、
英国の新首相誕生を含むBrexit騒動の収束観測なのか、
国内では参院選を経た安倍ちゃんの経済政策期待や
バーナンキの日本上陸による金融政策といったところなのでしょう。
(SQを通過したことも含め)

ただし米英欧の株価は薄商いでの上昇が続いており、
異常に売られていたポンドはチビッとしか戻しておらず、
同じく以上に売られていた欧州金融株の戻りもまだまだであり、
異常ではなかったものの安全資産として買われていた金は未だ高値圏、
遅れて売られていた原油も戻りは鈍く、
原油と共に市場のリスクON/OFFスイッチの一つであるドルについても、
堅調な雇用統計を受けての利上げ観測なドル高にはなっておらず、
現在は米債券安・ドル安というチグハグな動きとなっております。

以上の通り、海の向こうは株価指数が薄商いながらも堅調ではあるのですが
Brexit騒動で偏ったポジションからの巻き戻しは不十分なままです。

たとえ英欧日による金融緩和観測の高まりによって、、
チーム異常の面々である債券高、ポンド安は容認されたとしても、
欧州金融株の戻りは鈍く、チーム異常ではないものの金は踏ん張っており、
未だ根強い警戒感を感じると言わざるを得ないです・・・
銀行間金利もまだまだ低水準ながらもジワジワ上昇しております。

と言ったところで、我が国は巻き戻しが起きているのも事実であり、
本日はそれなりに商いを伴った上昇となっただけに、
過度な警戒やないのか!と突っ込まれても仕方ないですけどね(笑)

果たして我が国はアベノミクス・ジーズン2が始まり、
日はまた昇るのでしょうか・・・

bernanke.jpg

本日は任天堂のピカチュウ祭で賑わう中、
米国のピカチュウ(バーナンキ前FRB議長)が昨日から日本へ襲来し、
昨日は黒ちゃんと会談を行い、本日は安倍ちゃんとも会談をしたことで、
減りマネ・・・失礼、ヘリコプターマネー観測が高まり、
昨日のハゲマンデーに続き、ピカチュウズデーの様なお祭りとなっております

そもそもヘリマネなんて出来るのかという疑問もありますが、
もはや金融政策には限界があるというのが世界の常識となりつつあるだけに、
過度な期待は禁物だと思うばかりですが・・・
今回はタイミング的にも英中銀、ECBとの協調とも言えますし、
ついに安倍ちゃんも重い腰を上げて・・・というか、
次回の黒光り銀行会合がある7月末にタイミング合わせたのか、
もはや何本目か忘れましたが、経済政策を打つようですから、
金融と財政の両輪が廻り始めたという解釈も出来なくはないですけどね。

肝心の経済対策の規模については未だ不明なので、
事前に一部で囁かれていた太っ腹な20兆円規模となり、
さらにブラックホーク(黒いヘリコプター)までが飛んでくると、
将来のブラックホークダウン・・・
いや、Blaxit(黒銀の出口)懸念は残りますけど、
お祭り騒ぎとなり、アベノミクス・シーズン2の本編が始まるでしょうね。

さすがに黒いヘリコプターは無いとは思うのですが、
太っ腹な経済対策にさえなれば、少々黒い金玉政策がショボかろうとも、
失望売りにはならないでしょう。
当然ながら渋ちんな経済政策となれば、それこそ黒ヘリが飛んでこないと、
失望を売り招きそうではあります・・・
一応、月末は心配される国内企業決算ラッシュの真っ只中でもあるのでね。

いやはや・・・安倍ちゃんはどの程度の規模の政策を打って来るのか・・・
黒ちゃんもどんな一手を打って来るのか・・・

何やらガースー(菅官房長官)がピカチュウ(バーナンキ)から
「黒光り銀行はまだまだ打つ手が山ほどあると言われた」
という日銀の独立性もへったくれもないノールールな発言をしており、
まさに笑ってはいけない・・・いや、笑えないガースー黒光り銀行の様です。

とにかく来週半ばからの決算ラッシュが開幕するまでに、
こういったアベクロの政策期待が高まることによって、
企業の想定為替レート水準まで無理矢理にでも円安誘導できれば、
下方修正ラッシュリスクに対してもある程度は織り込み済にはなりますので、
先食い過ぎるような現状の政策期待もアリなのかなと思ったりもします・・

っつうか、すでに巻き戻しが起きているので、
来週半ば以降の決算ラッシュまで、もしくは政策が発表される月末まで、
ひとまず割り切って国内の巻き戻しの波に乗るべきなのでしょうね。

ただし足元では急騰と言える巻き戻しっぷりですから、
オーバーナイト等の気の短い勝負をする方は、十分にお気を付けください。

一応、今夜もBrexit関連イベントとして、
英中銀カーニー総裁の議会証言、EU財務相会合、ルー米財務長官の欧州訪問
米利上げ関連イベントとしては、
先日多少の騒ぎを起こしたタルーロFRB理事の講演、
セントルイス連銀総裁の講演、米10年債入札があります。

やや気掛かりなものとしては、つい先程に常設仲裁裁判所が、
中国の南シナ海支配について「歴史的権利はない」と否定する判断を下し、
フィリピン側の訴えが通ることになったことを受けて、
中国側は予想通り「受け入れない」とは言っておりますが、
先日は強硬に反対してた韓国のミサイル防衛システムの設置も決まり、
かなり孤立感が出てきているだけに、結び付けるのは強引かも知れませんが、
明日以降の人民元基準値の設定を始めとする人民元安誘導が、
配慮もクソも無くなる可能性はありますし、
週末にはGDPを始めとする経済統計も発表され、
ただでさえ利下げや預金準備率の引下げ観測もあっただけに、
適度な緩和策は良い効果をもたらすでしょうけど、
容赦のない緩和策を打ち出す可能性も無きにしもあらずですし、
まさかヤケッパチで世界を道連れにバブルを崩壊させることも・・・(笑)
まぁ飛躍した推測に過ぎないですけどね。
ちなみに明日は中国の貿易収支も発表されます。

そして明日は中国以外にもIEA石油市場月報、EIA米週間原油在庫
クリーブランド連銀総裁の講演、ベージュブック、米30年債入札があり、
明後日の寄り前は英6月RICS住宅価格くらいですが、
夜には英中銀の金融政策が発表されます。

ということなので、明日のスタンスとしては・・・
結果的に週初に書いた通り特に変更は無いのですが、
持ち越し勝負の方は上記のきっかけイベントにお気を付けください

まぁ巻き戻しの動きに対して、どこまで割り切って波に乗るのか、
どこまでリスクを負う(許容)のかということです。
私は未だ懐疑的なので、すっかり乗り遅れておりますが、
御縁が無かったと言い聞かしております(笑)

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