不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
異常過ぎるものを見ながら・・・
こんばんはです。

昨日の七夕には東彦星様も織姫様も現れまへんでしたが、
本日はまさかの鈴カステラ・・・
失礼、燦々と輝く巨星のような頭の持ち主である前FRB議長が登場・・・

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そうですドビン・チャビン・ハゲチャビン・ベンジャミン・バーナンキが、
電話ながら朝からの黒銀、財務省、金融庁による3者会合に参戦し、
来週には訪日して安倍ちゃんマンと黒ちゃんマンと会談するようです・・・

ヘリコプター・ベンとも異名を取った鈴カステラおじさんだけに、
金融緩和への限界説が世界的なスタンダードとなる中で、
この期に及んでアベクロは何を企んでいるのやら・・・(笑)

まぁ来週のツルピカハゲ丸くんの襲来はともかく、
本日の3者会合については、今のところ市場はシカトしておりますが、
財務省のお祭り男こと宮川大輔(浅川財務次官)は、

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「今晩の雇用統計も含めて、緊張感を持って為替市場を注視する」
とも言っていたので、好意的に解釈すれば、
雇用統計がズンドコな結果となり、米利上げ観測後退でのドル安となった場合
為替介入でもして応戦するぞ!と言っているとも言えなくもないですが・・・

そもそも為替介入の効果自体も一時的でしょうから、
長い目では期待も出来ないので、さっさと財政政策を打って頂きたいものです

そして現在のマーケットを見る限り、
雇用統計が堅調な結果となって米利上げ観測が高まったところで、
足元で燻りが拡がりつつある英国の不動産バブル崩壊懸念、
欧州を始めとする金融機関の破綻懸念、EU離脱ドミノ懸念といったところが
鎮静化するのかどうかも怪しいところはありますからね・・・

今のところは銀行間金利もCDSもリーマンショック時ほどの動きはないので
雇用統計が堅調な結果となって米利上げ観測が高まり、
米債券安・ドル高へと転じることになれば、
これらの懸念を直接的に軽減する効果はなくとも
Brexit騒動以降にリスクオフモードが加速していた市場が、
巻き戻しの動きへのきっかけになる可能性はあり、
そうなれば結果的に株価が低迷しているだけでもある金融機関への懸念は、
和らぐことにもなりますが・・・

我が国にとっても、米利上げ観測が高まることで米債券安・ドル高となれば
いつも書いている良好な国内の需給環境とSQ通過も相まって、
円売り、先物買いという巻き戻しとなる可能性はあります・・・
ついでに参院選でも安倍ちゃんが勝利すれば、
国内の参院選に対する無関心過ぎる空気感はともかく、
海の向こうのイナゴの一部は、中身や空気感ではなく結果だけを見て
日本の政治は安定していると受け止める可能性も無きにしもあらず(笑)

以上はあくまで都合の良すぎるポジティブシナリオに過ぎず、
そうなったとしても来週からは米欧企業の決算シーズンが開幕し、
再来週からは国内企業の決算シーズンも開幕しますので、
需給面での巻き戻しを中心とするポジティブシナリオの時間軸としても、
賞味期限は短そうですが・・・
(来週は英中銀の金融政策委員会や欧米市場のSQもあります)

そして今夜の雇用統計が低調な結果となって利上げ観測が更に後退し、
下手をすれば利下げ観測なんてことになり、米債券高・ドル安が加速・・・
もしくは歪な米債券高・ドル高(ポンド安)が継続すれば、
海の向こうの巻き戻しのきっかけにもならず、
リスクオフモード継続による円最強高も継続するでしょう・・・

まぁとにかく、Brexit騒動をきっかけに、
様々なリスクが噴き出し(騒がれ)始めたものの、
リーマンショック時のような症状についてはイマイチ現れておらず、
それがマイナス金利を始めとする異常な金融緩和によるものなのか、
資本規制強化の効果なのかわかりまへんけど、
やはり無理矢理に麻薬で麻痺させているだけにしか見えず、
これまでのようにジワジワ弱っていくのではなく、
突然死を招くのではないのか・・・と思ってしまうだけに、
何ともこれまでには無い得体の知れん市場の動きと言わざるを得ないです。

素直に市場の耐久力?耐性?が強くなったと受け止めるべきなのか・・・
抗生物質のように耐性菌が出て来たのでは?と受け止めるべきなのか・・・
結局はわからないことには手を出さずという感じです。

そして市場の動きを見て判断するならば、
現段階で異常と言える動きとなっているものとしては、
世界的な債券高、ポンド安、世界的な金融機関の株安
(不動産株安、人民元安もありますけど)
これらが特に要注意と言えますし、
世界的な規模で言えばやはり債券が異常過ぎると言えますが・・・

そういう意味ではこれらに比べると円、金、原油、各国の株価指数は、
異常と言える水準では無いので(銀行間金利もCDSも)、
まだまだこれからやでと解釈するのか・・・
この程度の騒ぎやでと解釈するのか・・・
どう受け止めるのかは、あなた次第です(笑)

繰り返しになりますが、
個人的には債券、ポンド、金融機関株がヤバいとしか思えず、
特に債券はどないなっとんねんとしか言わざるを得ず、
金融機関は突然死するんじゃないのかと思うばかりです(不動産もかな)
得体の知れなさでは中国と言う大物も健在であり、
これまでなりを潜めていた原油が、
リスクオフモードに本格参戦することになれば、まさに火に油となります。

いやはや・・・以上の通り、得体が知れないので、
今夜の雇用統計を経て、市場がどう反応をするのか見極めるしかないです。

以上はあくまで個人的な見方であり、リスク許容度も人それぞれですから、
今が好機と捉える見方もありますが(数年単位の長い目では好機ですけどね)
どうもこれまでのリーマンショックを始めとする何チャラショック、
何チャラ危機、テロ、自然災害と比べても得体が知れないです(笑)

なんとか杞憂に終わり、明るい週明けになることを願いつつ、
本日は週末なのでこれにて失礼します。

良い週末をお過ごしください。


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コメント

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みずほ | URL | 2016-07-10-Sun 01:49 [編集]
またまたphotoがnice choiceですね。
ドビンチャビ。。じゃないバーナンキさんはどのくらいの日当で来られるのでしょうか。友情出演かな?
当初、アメリカの金融緩和も懐疑的な人もいたけどうまく対応できたと思いますが。
輝くのは外も中(頭脳)も。相当に頭いいですね~。
みずほさんへ
マーケット番長 | URL | 2016-07-10-Sun 07:15 [編集]
> またまたphotoがnice choiceですね。

ありがとうございます。

> ドビンチャビ。。じゃないバーナンキさんはどのくらいの日当で来られるのでしょうか。友情出演かな?

講演とかではとんでもない額みたいですからね。

> 当初、アメリカの金融緩和も懐疑的な人もいたけどうまく対応できたと思いますが。
> 輝くのは外も中(頭脳)も。相当に頭いいですね~。

やっぱりドーピングなだけに、
一定期間だけそれなりの量を集中投与して、
さっさと毛抜き・・・いや、薬抜きするからこそなんでしょうね。
すっかり中毒になっている日欧にはもはや・・・w

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